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Channel: パンチラ空間に引きずり込め~特撮子役の白いものハケーン~
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魔女先生#25「死刑台のネックレス」(1972年)

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空間のあるじ
久保田みどり(演・吉野比弓)
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おおざっぱでもないあらすじ(折田至監督/辻真先脚本)
いつもの書割城の中で相変わらず「血が欲しい~」と呟き続けて早や2ヶ月…。
まだ餓死していませんクモンデス。
しかし心なしか元気がありません飯塚さん。
クモンデスは魔法の壷に手を入れて掬い取る。
両手てんこ盛りの呪いの真珠が出来上がり。
呪いの真珠でネックレスを作り、さてどう使いますか思案投げ首。
…用途を決めてから作りませんか普通。
アンドロ仮面を打ち砕く決意も新たに、クモンデスは真珠を壷に戻す。

そんなわけで、5-Dの主要女組はイミテーションジュエリーにはまっている。
率先してるのは…え、ハルコですかそうですか…。
取り巻きの皆さんは、昭和の常識あるママゴンにストップをかけられて不満気味。
おしゃれは大人になってから…だそうだ。
大人になってからじゃ手遅れとヒロコは言うのだが…いやなんでもない。
ヒロコは今のうちからセンスを磨きたい、とみどりに振る。
だが、アクセサリーなど持たないみどりはうつむいて口ごもる。
井原は秀才みどりにおしゃれは関係ないと、助け船から突き落とす。
おしゃれに成績は関係ありませんよ、とハルコはフォローする。
…ところで、DVD1巻でハルコ役と間違って紹介されてる背の高い子の正体は誰?
ハルコの家から帰る4人は、ゴージャスなネックレスが羨ましくて仕方ない。
井原にヒロコに謎子役と別れて、みどりはネックレスを夢想する。
でも、私に似合うかしら…
キャプター11話を見る限りよく似合いますよ。
ふと道の脇を見ると、山羊の首にネックレスがじゃらじゃらぶら下がっていた。
駆け寄って触れようとしたら、不気味な羊飼いが角笛を吹いた。
山羊が消えて、みどりは前のめりに倒れこむ。
テレポートした山羊を発見したみどりは、今度こそネックレスに触れた。
無断で拝借、じゃらじゃらのまま首にかけた。
どんぴしゃりのタイミングで羊飼いは盗っ人の現場を押さえた。
否定しようとしたみどりの首に、ネックレスは巻きついて締め上げる。
気の迷いが命取り、羊飼いが高笑いする前で、みどりは倒れこむ。
締めっ放しのネックレスにもがくみどりに、羊飼いは逃れる唯一の方法をもったいぶる。
みどりの思惑関係なく、羊飼いは教えてしんぜることにした。
それは…
所変わって翌朝の東西学園…引っ張りますね辻先生。
上機嫌で生徒を迎える用務員さんだが、みどりは沈んで通り過ぎる。
用務員さんは追いすがって心配するが、逆に元気すぎる旗野先生に肩パンされて悶絶…。
教室でも、みどりはマフラーを巻いたままネックレスを隠す。
健康観察の点呼にも答えないので、月先生は風邪と解釈した。

休み時間、昨日のメンバーは月先生を鉄棒に連れ出す。
久々の大車輪をリクエストするのだが、みどりは目的が違っていた。
羊飼いいわく、ムーンライトリングを盗み出すのが逃れる手立てだと…。
月先生の手を引きながら、みどりはムーンライトリングを抜き取った。
月先生の挑戦を受けて、先客の二郎は引き立て役が気に食わない。
目的を達成して逃げ出すみどりに気づいた二郎は、別の解釈をして不貞腐れる。
かくして月先生はぶら下がったのだが…あっさり落下。
おかしいな、もう一度ぶら下がってみたが、回転どころか懸垂もできず滑り落ちる。
月先生はムーンライトリングに気づいた。
ハルコ達や二郎だけでなく、タツノオトシゴや進も捜索に乗り出す。
二郎はピンと来た。
みどりを探しに駆け去る。
逃げるみどりは旗野先生に正面衝突した。
もう授業開始ということで、旗野先生はマフラーを取って引き止める。
するするっとマフラーが解け、ネックレス剥き出しでみどりは正門を飛び出した。
ネックレスらしき物に首をかしげる旗野先生に、二郎がみどりの行方を尋ねる。
二郎は予想を洗いざらい旗野先生に話したようだ。
旗野先生には信じがたいが、みどりが血相抱えていたのは見てのとおり。
二郎に促され、2人も校外に飛び出した。
その姿を羊飼いはあざ笑う。
みどりは昨日の場所を目指す。
突然バルがテレポートして通せんぼ。
ムーンライトリングから発する緊急信号をたどってみれば…だそうな。
バルに図星を突かれて、みどりはうつむく。
バルは返還を説得する。
…さりげなく月先生の正体バラしてますよ牟田さん。
事情はよくわかっているので、みどりは泣き出しながら謝る。
みどりは洗いざらい白状しようとした。
ネックレスは許さない。
バルの目の前で、ネックレスはみどりを締め上げる。
何が何だか分からないが、バルは倒れこんだみどりに駆け寄る。
到達目前で羊飼いがテレポートしてきた。
バルを釣り出す作戦をあっさり暴露して戦闘開始。
のた打ち回るみどりそっちのけで杖を打ち合う。
羊飼いは正体丸分かりのナムダー召還。
東急鷺沼区の青蛙をバックにでんぐり返しでナムダー5体が現れた。
バルは杖をふるってあっさり撃退する。
所詮使い捨て妖怪なのに、バルは勝ち誇って調子付く。
羊飼いの杖でぽかんと一発やられて、ようやくバルは本務に戻る。
杖を打ち合ったところで、羊飼いが不意打ちの足蹴でバルに尻餅を突かせる。
フォールにかかるナムダーを打ち払い、バルは立て直す。
いつものことながらバルと互角、クモンデスは変身解除した。
ナムダーを放ってバルを封じ、クモンデスは打撃を加える。
ひとまず退散を図るバルだが、ナムダーはジャンプで先回り。
強行突破しかなさそうだ、バルは杖でナムダーを突き倒す。
クモンデスは糸を放ってバルを捕らえる。
動けない…バルはひっくり返る。
クモンデスは再び羊飼いに変身し、悶絶し続けるみどりに命じる。
ムーンライトリングを粉微塵にしろ、と。
バルは引き止めるが、羊飼いはみどりのネックレスを引っ張って締め上げる。
躊躇していたみどりだが、命に関わる拷問に耐えかねて走り出す。
それでもバルの前で立ち止まったが、みどりは走り去ってしまった。
祈るバルを踏みつけ、羊飼いは哄笑する。
勝負に勝った羊飼いは、以前捜索中の二郎を利用しようと一計を案じる。
…アイキャッチのBGM怖いよぅナベタケさん…。

鉄棒の下で途方に暮れていた月先生にムーンライトリングが差し出される。
届けたのは、みどり捜索中のはずの二郎…。
安心して去る一堂を見送りながら、偽二郎はほくそ笑む。
本物のムーンライトリングは粉微塵…のはずだ。
意味深に近づいてくるのは東急7200系つくし野行き。
みどりはレールにムーンライトリングを置く。
バルは相変わらず拘束されたままだし、月先生もすり替えに気づいていない。
そんな中、月先生は名誉挽回の大車輪に挑もうとしていた。
偽二郎は鉄棒を止めて跳び箱に誘う。
次の時間割は体育、月先生にはどちらでも構わない。
ということで、偽二郎は月先生やいつもの3人を体育倉庫におびき出す。
月先生と3人を倉庫に送り込み、しんがりの偽二郎は施錠する。
月先生が気づいた時すでに遅し、偽二郎は牙を剥きながらクモンデスに戻る。
月先生は3人を庇いつつ身構える。
3人の前ではアンドロ仮面に変身はできないが、ムーンライトp毒蜘蛛!
指輪に化けたクモががっつり月先生の指に牙を打ち込む。
即効の毒が回って、月先生は倒れこむ。
クモンデスは勝ち誇りながら月先生に歩み寄る。
一方、みどりはレール上のムーンライトリングを見つめていた。
羊飼いの言い分が正しければ、砕ければみどりの首は解放される。
しかし、バルの言うとおり、月先生の力が永遠に失われる。
力を失った月先生は…拘束されて鞭打たれていた。
3人は蜘蛛の巣ネットで阻まれながら拷問を見せつけられる。
進にハルコに竜夫は、腕を差し出して身代わりを志願する。
クモンデスにしてみれば、月先生をいたぶれば、3人の血も高ぶって成熟できるそうで…。
ヒロピンがお好きな口は楽しめるんじゃないかな。
一方、レール上のリングを前に葛藤中のみどりは、月先生の大車輪を思い出す。
月先生が力を失うとあって、みどりは頭を抱える。
決断を迫る7000系長津田行きが警笛を鳴らす。
みどりは線路上に立ちはだかる。
二郎と旗野先生がようやく鷺沼区に到達したばかり。
飛び込む気満々のみどりに2人は立ちすくむ。
最初の7200系と別編成のつくし野行きが突っ込む中、みどりは線路を飛び出した。
電車が去った後、2人は線路を渡ってみどりをたしなめる。
グモる気ゼロだったみどりはきょとんとする。
ムーンライトリングをかざして旗野先生に見せつける。
取り返すつもりで飛び込んだのに…いずれにしろ危険です。
みどりは不意に首筋の軽さを覚えた。
切れたネックレスは二郎が先に気づいた。
解放されたみどりは旗野先生にすがりつく。
ちっともわかんないが、旗野先生はみどりの無事を喜ぶ。
ここでようやくバルが糸を破って合流した。
月先生のピンチはバルもよく感知している。
みどりはバルにムーンライトリングを渡す。
三日月の先っぽに挿しまして、遠投…する力はバルに残っていなかった。
どこに投げても姫の脳波を感知して自走する、というので、旗野先生に打上げ係を譲る。
旗野先生の真心込みで飛んでけー…って調子こく旗野先生をバルはドツく。

杖は体育倉庫に墜落した。
月先生を拘束した糸はことごとく切断できた。
月先生は床に転がるムーンライトリングを拾い上げる。
リングがあればこっちのもの、即座に3人を体育倉庫からテレポートで飛ばす。
造成地に飛んだ3人は、ついて来なかった月先生を案じて探し始める。
一方の月先生、遠慮なくアンドロ仮面・ロー!
クモンデスの糸を振り払い、バルの杖を拾って反撃開始。
もろに突きを食らったクモンデスはテレポートで離脱する。
アンドロ仮面もテレポートで追う。
3人が捜索している造成地で鉢合わせした。
相変わらずアンドロ仮面圧倒的優勢。
バルの杖でなぎ払われ、クモンデスは土手をごろんごろん転げ落ちる。
下まで転げたクモンデスは、ナムダー5体を召還してけしかける。
杖で4体を撃破するうちに、クモンデスも登って鞭を振るう。
最後のナムダーと連携して2対1、ナムダーをあっさり撃破して1対1へ。
クモンデスは鞭を杖に絡めて接近戦に持ち込む。
振り切ったアンドロ仮面だが、鞭に足首を取られて崖下に滑り落とされる。
それでも立て直し、戦果確認に崖を覗くクモンデスにマントブーメラン。
崖の向こうにひっくり返ってクモンデスは爆発した。

勝利に喜ぶ3人だが、月先生のことを思い出して不安になる。
そんな3人の前に、月先生は変身解除して迎えに走る。
旗野先生とバルも、みどりと二郎を連れて合流する。
この段階で、バルが月先生の従者であることは公然のことなのね…。
杖を届けた功名を旗野先生はアピールしようとしたのだが…。
ふと気づくと昼休みは終わっていた。
月先生は慌てて学園に走り出す。
追いかける3人組とぼやく旗野先生も学園に向かう。
後ろめたさに留まるみどりだが、事情を知る二郎は励ます。
ようやく学園に向かったみどりに、バルも「くよくよするなよ」と呟く。
一方の学園では…
開かずの体育倉庫に校長先生と教頭先生が挑んでいた。
でも、用務員さんが難なく開けてしまいましたとさ。
閉じ込められていたはずの月先生たちも現れたし、骨折り損のくたびれ儲け…でした。

空間の詳細
常連にゃん太氏も気づいたようで…2度発動する。最初の首くくりシーンで、しゃがみ込んでもがくうちに、スカートの奥の白い三角形が一瞬覗き込める。わかりやすいのは事件解決後につき先生と合流するシーン。旗野先生が抱き上げて着地する瞬間、スカートがたくし上がってブルマのもこもこが現れる。
なお、クラスメイトのヒロコ(演・伊東ひでみ)もリング捜索シーンでうんこ座りで恥ずかしい布を披露しているが…これは…いやなんでもない。


あるじのその他の分布地
・河童の三平 妖怪大作戦#20「怪妖盲魔」(1969年)
・超人バロム1#9「冷血魔人クモゲルゲ」(1972年)
・イナズマン#16「約束に向って走れ!」(1973年)
ちょくちょく特撮に出ていた子役さん。忍者キャプター11話まで出演を確認したが、風忍敬太のクラスメイト役なので、残念ながら高校生とみなして除外した。でもかわいく成長したなぁ…。

トトメス#11「危険な幽霊」(1991年)

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空間のあるじ
川崎イツカ(演・石坂伊津佳)
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おおざっぱでもないあらすじ(佐伯孚治監督/浦沢義雄脚本)
今日はお彼岸です。
中島家も信心深い浦沢の歴代申し子たち…サナエよりむしろマナミが信心深かったり。
そんなわけで、ピラミッド型中島家の墓標を前にサブタイどん。
墓参りが終わったママも、姉妹に墓参りを勧める。
そんな折、イツカから電話がかかってくる。
午後から川崎家の両親が外出するので、暇人が暇潰しを要求してきた。
マナミは即刻OKする。
初めての川崎家…
両親に面通しして、送り出した。
行き先は墓参りかと思いきや…
信仰心ないから、墓参りは一切しないそうな。
イツカはお彼岸の概念すら持っていなかった。
…暇人の暇潰し…のつもりだが、庭先で鶯が鳴くくらいくつろぎ過ぎ。
暇人は客の前でごろんと転がって、面白いことを客に尋ねる。
マナミは中島家の変わったお墓を紹介することにした。
ということで、墓参り兼暇潰しに出発。
初めての墓参り…はしゃいだイツカは拍手を打つ…違うだろ浦沢。
まだまだ三寒四温、木枯らしに吹かれて2人は切り上げる。
無人となった墓地で木枯らしは吹き荒れて…
倒れた川崎家の墓標をあらわにした。
川崎家の幽霊出現。
お彼岸だというのにお参りにも来やしない。
目の前でイツカにトンボ返りされたとあって、ご先祖様は怒り心頭。
そんなこととは露知らず、川崎家ではケーキとジュースの準備中。
ジュースを注ぐイツカの背後で、窓が真っ暗になる。
幽霊キッチンに登場。
イツカは憮然と殺虫剤スプレーを手にする。
ぷしゅー!
…ということで、悲鳴を上げたのは幽霊の方だった。
客間から飛び出そうとするマナミに反し、イツカは全然動じない。
昔から燻煙して追い払ってたらしいよ。
ということで、呆れるマナミに動じずケーキを薦めるイツカであった。

幽霊は墓標に逃げ戻って嘆く。
これが子孫かと思うと嘆かわしい。
そこに信仰心人並みのサナエがティナを連れて、目の前の中島家の墓にやってきた。
ティナはピラミッド墓標をいたく気に入った。
狛スフィンクスにお手を求めるティナ…あああ中島家ウラヤマシスな川崎家の幽霊!
ティナは狛スフィンクスと戯れながら、ナイルの悪魔の奇襲を冗談めかす。
ティナはナイルの悪魔の効能を並べ立てる。
人間の何百倍ものパワーを身に着けると聞いて、幽霊は覗き見から身を乗り出す。
サナエもその危険性を確認する。
元気が一番な2人は、任務完了で駆け去った。
幽霊はいい話を聞いて、ナイルの悪魔を宿そうと決意する。
そうと決めたらナイルの悪魔探しだ。
幽霊は山を降りて、なまず池に到達した。
池が沸き立ち、幽霊はナイルの悪魔が潜伏していると確信した。
幽霊は釣り禁止のなまず池に釣り糸を垂れる。
狙い通り、魚型のナイルの悪魔がヒットした。
あっさり釣り上げ、幽霊はナイルの悪魔を鷲づかみ。
…そして焼き魚にするのか浦沢。
…焼け死んだら元も子もないぞ浦沢
熱くて悲鳴を上げるナイルの悪魔に迫りながら「いっただっきまーす!」
中島家でティナをもてなしていると、ピラミッドが即反応する。
ところが、幽霊がナイルの焼き悪魔を頬張って、反応は消えてしまった。
サナエが首を傾げつつCMへ…。

パワーアップした幽霊は、勇んで川崎家に向かう。
相変わらずの暇人たちは、こっくりさん中…。
そこに幽霊はピンポンを押す。
迎えに出たイツカが悲鳴を上げる。
マナミが飛び出す前に、イツカが飛び込んで背後に隠れる。
満を持して幽霊参上。
よくもお彼岸だというのに、お墓参りに来なかったなあああああ!
何者か問うマナミに、幽霊はあっさり正体を明かす。
イツカも今の今まで、ご先祖を燻煙してたとは知らなかったらしい。
イツカは家じゅうを逃げながら、殺虫剤を用意する。
ぷしゅー
パワーアップした幽霊は平然と浴びる。
効かないと悟ったイツカは、マナミに抱きつく。
自分とこの幽霊だろがとマナミは突き放す。
マナミは中島家に電話するが、出たのはティナだった。
お姉ちゃんは…外出中で~す。
呆然とするマナミそっちのけで、イツカと幽霊は家じゅうで追いかけっこ。
マナミはティナに魔よけのお札を所望する。
持ってるし…神社の娘…。
ということで、マナミはお札のFAX送信を求める。
かたかたかたかたピーッ!
そんな間にイツカは囚われた。
マナミは送信されたお札を幽霊に見せ付ける。
ところが…
いっけない、交通安全のお守りだった…とティナは後で気づいた。
予定通りです浦沢。
ということで、幽霊はFAXを真っ二つに引き裂いた。
打つ手なしで立ち尽くすマナミの前で、幽霊はイツカをちゃぶ台にフォールする。
なぜ墓参りに来なかったのか
→両親から墓の場所も聞いてないもん。
幽霊は矛先を両親に変える。
行き先を詰問する幽霊に、イツカはそれだけは明かそうとしない。
マナミはイツカの身を案じ、白状するよう促す。
実は…実は…カラオケボックス。
あんまりにあんまりな罰当たりに、幽霊は気絶してひっくり返ってしまった。
その頃、川崎パパは能天気にスーダラ節熱唱中…。
あんまりにあんまりな選曲だぞ浦沢。
怒髪天で目覚めた幽霊は、スーダラ子孫を成敗してやる気満々になる。
勇んで出て行く幽霊を見送り、イツカはマナミに責任を求める。
「とればいいんでしょ」…どうすんのよ…?

ステッキ片手に捜索中のサナエだが、マナミに出くわしてステッキを隠す。
マナミに事情を聞いて、サナエは驚く。
ということでカラオケボックス。
川崎ママは津軽海峡冬景色を熱唱中。
サビ終了直前、幽霊はドアから堂々乱入した。
マナミほったらかしで、サナエはビッグエコーへ。
ボックスをひとふひとつ探って発見。
コンパクトを償還して中を覗くと…
気絶した両親そっちのけで、幽霊がまた逢う日まで熱唱中。
その腹の中を探ると、魚のナイルの悪魔が泣き言を言う。
なるほど納得、イブンバツータ・スカラベルージュ!
トトメスはボックスにテレポート。
幽霊は何を血迷うを制し、また逢う日までを歌い切る。
とりあえず拍手するトトメスに調子こいて、幽霊はもう1曲を探す。
トトメスはもう1曲を促す幽霊のマイクを放り捨て、外に呼び出す。
要はカラオケ好きなのにカラオケに誘われなかった、ってことがカチンときたわけね。

キョンシーばりのかくかく突撃から戦闘開始。
幽霊はパワーでトトメスをボックスに押し付け、壁に叩きつける。
抱え上げて回して投げて…トトメスはボックスの屋根に着地する。
幽霊は鉄柱を折って抱え上げた。
この馬鹿力を封じるには…幽霊の頭をよくすることとトトメスは考える。
トトメスはステッキを振るい、教養番組アインシュタインを召還する。
アインシュタインそのまんま、城ヶ崎さんと松尾アナが生で幽霊にレクチャー開始。
…深夜番組と不思議コメディ、時間帯違いすぎるだろがよ…
お2人の相対性理論レクチャーに幽霊は聞き入る。
教養が身について、幽霊の馬鹿力が抜けていく。
幽霊は鉄柱を支えきれずに押し潰された。
はいお二人様、番宣お疲れさまでした…大友以外見ませんが。
トトメスはパピルスを放つ。
無抵抗の幽霊を縛り上げ、パワーの秘密がナイルの悪魔にあることを暴露する。
だって、ナイルは何でも知っているからね。
口から魚型の悪魔が飛び出し、幽霊は消えた。
ナイルの悪魔の言い訳に同情しながら、トトメスはピラミッドを開く。
あと40匹。
去ろうとする前に、イツカがビッグエコーに飛び込んできた。
折りよく、両親はよろよろボックスから這い出してきた。
イツカは両親に駆け寄って抱きつく。
トトメスは墓参りを勧めて立ち去った。
…ということで
川崎家は墓参りに向かった。
倒れた墓標も立て直したし、掃除もしたし。
じゃあカラオケ行くか。
立ち去る川崎家に幽霊は石を投げる。
子孫でもなんでもない、もう来るな、二度と来るなあああああ!!

空間の詳細
loc*st*138氏からの頂き物。追いかけっこ決着シーンで空間発動。ちゃぶ台にフォールされたイツカの太腿がばっちり開いて、ブルマの恥ずかしい布が丸見えになる。というかご開帳のためのアングルですこれ。


あるじのその他の分布地
今なお現役の舞台女優石坂いつか。活躍のほどはご本人ブログを検索されたし。ご本人いわく、91年デビューというからトトメスあたりから活動している。特撮ではほかに出演情報が見当たらない。

コセイドン#48「コセイダー トカゲ人間の恐怖」(1979年)

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空間のあるじ
逃げる群衆(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(深沢清澄監督/辻真先脚本)
宗方博士は、トカゲのリッキーを用いて電送装置の実験を進めていた。
リッキーは無事に向かいの電送ボックスに瞬間移動した。
生体電送の実験は成功だ。
そのタイミングで、恩師如月教授が訪れた。
電送ボックスのあるところ、問題なく生体が瞬間移動できるならば、画期的な移動手段となる。
如月は発明者の名誉を讃え、世評の絶賛を予言する。
恐縮する宗方と同様、如月も電送装置の開発を進めていた…のだが、失敗したらしい。
この場でその台詞が出てくるってことは…今回の奥村さんは…
気づかずに宗方は謙遜する。
如月は不意に商談を持ちかける。
白亜紀からコロニー間移動のために、如月に打診があったそうな。
奇遇にも、宗方も白亜紀の第37総合病院に打診していた。
娘みよ子が入院している病院だと如月は察する。
21世紀以上に先端医療が導入され、環境も劇的に良い白亜紀の病院である。
タイムワープをせずとも、21世紀の重症患者を白亜紀に電送できれば、重症患者の救命は進むだろう。
さて、その頃、みよ子の病室にゴウとモリが見舞いに来ていた。
みよ子は視力を失っていたが、明日には包帯が取れて回復するという。
朗報をナースから直接聞いた2人は、親子の再会に期待する。
その父の方は…
如月に装置を披露していた。
如月は混信の危険を確認する。
ボックスに複数乗り込まない限り、混信は起こらないことは宗方が確認していた。
完全な装置だと如月は太鼓判を押す。
これで横取り計画はばっちりだ。
如月は護衛ロボットを呼びつけ、宗方を抹殺する計画を本人に暴露する。
宗方が愕然とする間に、護衛ロボットが乱入してきた。
抗議する宗方に聞く耳持たず、如月は護衛ロボットをけしかける。
護衛ロボットの銃撃を宗方はかわしつつ逃げ惑う。
宗方は電送ボックスに飛び込んだ。
初志貫徹しかコマンドにない護衛ロボットは装置巻き添えの銃撃を浴びせる。
装置を破壊しては元も子もない如月はロボットを制止する。
時すでに遅く、装置は誤作動を起こして宗像を電送する。
行先はもう片方のボックスなのは如月には承知のこと。
行先のボックスに悠然と歩み寄る。
だが、悲鳴を上げて飛び出した。
現れたのはトカゲ人間だった。
如月は宗方がトカゲ人間に化けた理屈を図りかねて呆然とする。
トカゲ人間は、猛ダッシュで窓を破って飛び出した。
如月はロボットを追っ手に差し向ける。
ロボットの銃撃を浴び、トカゲ人間はばったり倒れる。
仕留めたと判断し、如月はロボット2号3号にボックスを運び出させる。
…3号…またジャンボーグA崩れですか…。

トカゲ人間は生きていた。
如月の証拠隠滅工作で研究所が爆破され、トカゲ人間は街に飛び出す。
いきなり飛び出したトカゲ人間を見て、街の人々はあっさりパニックに陥った。
トカゲ人間自身が、なぜ人々が恐怖するのか把握していなかった。
おののく人々に話しかけようとして、ようやくトカゲ人間は声を発しないことに気づいた。
慌てて口元に触れた時、トカゲ人間は人の形状と違った口に気づく。
振り返った店のショーウィンドーを見て、トカゲ人間はようやく全てを悟った。
とっさに飛び込んだボックスには、リッキーが取り残されたままだった。
如月が危惧していた混信が自分自身に起きてしまった。
落胆する間もなく、通報を受けた警官隊が発砲してきた。
トカゲ人間は逃げ惑う。
行く先々でパニックを起こしながら、トカゲの身体能力を駆使して逃げる。
こんな姿で殺されるのは御免だ…!
そりゃ東映鷹やピープロ虎だった人が、よりによって円谷トカゲで死んでは悲惨すぎる…。
どんどん増える警官隊に追い詰められる。
それでもトカゲ人間は、アパートのベランダ下に身を潜めてやり過ごした。
トカゲ人間は、みよ子の情に賭けることにした。
ということで、白亜紀に向けて密航開始!
「トカゲ人間の恐怖」とは…
「トカゲ人間による恐怖」だけでなく、「トカゲ人間が体験した恐怖」でもあった。

密航はタイムマザーに捕捉された。
到着予測時空に待機するコセイドン隊に警戒警報が発令される。
病室で相変わらず漫才を展開するゴウとモリは、テツに無理くり病室から引きずり出される。
テツは密航とは別件で、宗方研の爆発事故を伝えに来た。
みよ子を慮って病室から引っ張り出したのに、ゴウとモリはボルテージを上げる。
特に宗方の消息不明にはゴウも声を荒げ、テツはその口を全力で塞ぐ。
物騒な話をナースに立ち聞きされまいと、あっち向いてホイでやり過ごす。
そうとは知らない病室内では、みよ子が宗方の見舞いを心待ちにしていた。
みよ子がリッキーの話題を振ったので、ナースは問い返す。
リッキーとは…オオトカゲの一種ベンガルモニターに該当する。
一般的な女性はトカゲが嫌いなもの、怯むナースに反してみよ子は再会を希望する。
…ベンガルモニター…放映時点でワシントン条約絶滅危惧砧燹帖
そんなやり取りを3人は立ち聞きする。
リッキーどころか宗方を連れて来れるかどうかも分からない中、3人は悔しさを滲ませる。
帰途に着く3人は、院長と雑談する如月とすれ違う。
宗方の消息を心配する恩師とは、ゴウには到底見えなかった。
ファイタスに搭乗するなり、バンノ隊長は落雷しつつ密航者捜索を命じる。
愚痴りながらゴウとテツは1号を進める。
間もなく、2号に搭乗したモリは、乗り捨てられた密航船を発見した。
状況報告終了後、さっそくモリは怪物を発見した。
慌てふためくモリの悲鳴と同時に、横山メロらしからぬ間抜けBGMで漫才スタート。
あたふたボディランゲージ…なんざ通じるかボケェ!
…いいよCM中もやってなさい…
CM中に落ち着いたモリは、トカゲ人間の進行方向を病院と見抜いた。
おバカ漫才を盗聴していたゴウとテツは、苦笑しつつも迎撃に向かう。
その間に、モリは2号からの威嚇攻撃に着手する。
威嚇なので至近弾にもならない。
荒地を飛び越えたトカゲ人間は、2号の目視が効かない林に飛び込んだ。
のっぴょんぴょんな威嚇失敗の一報に隊長はおかんむり。
1号を差し向け、ハクアスの増援をほのめかしながら2号にダメ出し。
モリはぶすくれるが、しょうがないなあ…。

林を抜けて荒地に到達したトカゲ人間を1号は目視した。
停止してミサイル発射。
トカゲ人間が潜む丘の背後の崖を突き崩した。
生き埋め成功、意気揚々と前進するが、尻尾だけが残っていた。
テツは病院に進路を向けるが、ゴウは不意に停止させる。
下車したゴウは尻尾に取り付く。
一瞬のチラ見のうちに、ゴウはベンガルモニターの尻尾と見抜いた。
言われてみればテツも納得する。
みよ子が名指ししたリッキーの尻尾がまさにこれではないか…
都合よくゴウは辻褄の合いすぎる空想を抱く。
となれば病院にGOだ。
病院は乱入したトカゲ人間でパニックが起きていた。
如月のレクチャーを受けていた院長も呼び出される。
如月は宗方を仕留め損ねたと悟る。
そんな中、みよ子の病室が開かれた。
鉢合わせしたナースが絶叫を上げて気を失う。
包帯の向こうの世界で何が起きたのか、みよ子はナースを呼び続ける。
みよ子に歩み寄ったトカゲ人間は…
ハクアスで乗り付けたアルタシアが廊下で目撃していた。
…止めませんかお姫様…
アルタシアから効かされたゴウは推理を確信して病室に走る。
…トカゲ人間は、みよ子に触れずに家族写真に見入っていた。
みよ子はトカゲ人間の気配に気づいた。
バレたトカゲ人間は逡巡する。
先にみよ子が正体を当てる。
躊躇しながらも、トカゲ人間は手を差し伸べる。
手探りでトカゲ人間の手を取ったみよ子は、宗方の正体を看破した。
みよ子は一言も話さない宗方を不審がる。
顔に触れたら最後だ。
ゴウはトカゲ人間を呼び止め、みよ子から引き離す。
ゴウは筆談で室外にトカゲ人間を誘い出す。
みよ子を任されたアルタシアは、窓の外の銃口に気づいた。
遅すぎます…一発の狙撃はトカゲ人間の肩を打ち抜く。
ゴウがトカゲ人間を抱き起こすうちに、アルタシアが捕獲された。
…とことん役に立ってませんお姫様…。
ロボット3体を引き連れ、如月自ら窓から乱入する。
タイムGメンもろともトカゲ人間を抹殺…
「そうはさせんぞ!」
満を持してバンノ隊長自ら阻止に名乗り出る。
電送装置の盗用はお見通しだ。
如月は3体の護衛を受け、アルタシアを楯に引き下がる。
逃げ仰せられた直後、トカゲ人間は頭を上げる。
宗方の無事を確認した隊長は、総員を追跡に差し向ける。

ロボ2体に囚われたアルタシアを追うのはビックラジイーだけ。
ちっとも当てになりそうにない。
テツは人間大砲を決断し、ゴウは同意する。
ファイタスボンバー・ホップ!
ファイタスボンバー・ステップ!
ファイタスボンバー・ジャンプ!
賊の頭上を飛び越えて退路を断つ。
一気にロボどもを蹴散らし、アルタシアを奪還する。
アルタシアを庇いながら、ターーーイム戦士・コセイダー参上!
如月のコマンドから戦闘開始。
2号の銃撃をかわしてアルタシアを茂みに匿う。
OPインストに乗ってジャンプ一発、3体の輪形陣に飛び込んで格闘開始。
抜刀して存在感の薄い2号を斬り捨てる。
1号と3号の同時攻撃を向こうに回して殴りあう。
足を取り損ねた3号を放置し、1号に集中攻撃。
3号は支援放火を浴びせかける。
怯まず突撃、ジャンプと同時に3号の腕を切り裂く。
着地と同時に1号をメッ斬り。
1号と3号は折り重なって爆発した。
今度こそジャンボーグAよさらば。
手駒を失い、野望を打ち砕かれた如月はへたり込む。

宗方とリッキーの分離電送は成功した。
無事を喜ぶ幹部たちの下へ、戦闘員たちはみよ子を案内する。
ナースは宗方に目配せし、正面にしゃがませて包帯を取る。
ようやく元チーコのお顔が見えました。
もちろんチーコの回復した目は、宗方をしっかり捉えた。
祝福を浴びながら、父娘は抱き合う。
帰還するコセイドンのコックピットでは、円満解決を喜び合う。
それでも、ゴウが真っ先に気づいたのは笑い話になっていた。


空間の詳細
パニックシーンで空間発動。トカゲ人間と鉢合わせしたママと姉妹がたじろぐうちに、背中を見せた姉のホットパンツがお尻に食い込み、隙間から白い縁がはみ出して披露される。ホッパンが赤いので、狭い割にはくっきり見える。


あるじのその他の分布地
毎度毎度のことながら、エキストラじゃな。。。

ストロンガー#09「悪魔の音楽隊がやって来た!!」(1975年)

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空間のあるじ
公園で遊ぶ子供(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(内田一作監督/鈴木生朗脚本)
ある甲信地方の町に、有名な楽団が公演に来た。
…本物のチャーリー石黒と東京パンチョスですよ…森進一の師匠だ…。
ホールの二階席で、タイタンはつまらなそうに演奏を一瞥する。
タイタンは手鏡越しに、背後の茂を確認してほくそ笑む。
茂は地方都市に見合わないビッグバンドの公演を怪しんで調査していた。
第一部はつつがなく終了して幕が降りた。
休憩に入るや、タイタンは埃に咽びながら席を立つ。
茂はタイタンの演技に乗せられて気づく。
会場の監視はユリ子に任せ、悠然と会場を去るタイタンを茂は尾行することにした。
まんまとタイタンの術中にはまり、カブトローはタイタンの車を追って多摩川沿いを走る。
タイタンは行動開始を無線連絡する。
一方、幕間の会場では、市長がステージを訪ねていた。
チャーリーは社交辞令を受けて立つ。
そんなステージに、アゲハが一匹舞い込んできた。
市長そっちのけで、チャーリーはアゲハを見つめ、目の前を舞うアゲハを掴み取る。
そしてもぐもぐ…チャーリーにここまでさせますか内田監督。
チャーリーは急に八代声に変わり、奇声を上げる。
ああもちろん八代声は舟歌の姐さんではなくてメッサージュウの声ですよ。
びびりまくる市長の目の前でサタン虫がにょろりん…カマキリ奇械人分離。
バンドメンも一瞬でにゅの人たちに変身する。
逃げようと背中を見せる市長の足がにゅの一人にロックされる。
カマキリ奇械人は左腕のモーニングスターで市長を打ち倒し、右の大鎌で斬り倒す。
間もなく第二部、カマキリ奇械人とにゅの人たちは、再びバンドメンに乗り移る。
ごく普通に明るい聖者の行進に乗って幕が開く。
ユリ子は会場のシートに収まりながら監視する。
ユリ子はチャーリーの耳の紋章にまだ気づかない…。

さて、茂は郊外の造成地でタイタンの車を見失った。
タイタンが何者か知る絶好のチャンス、茂は深追いを決意した。
変ー身ーストロンガー!
そしてカブトキャッチャー発動。
…単なる赤外線ソナーですが…。
捕捉成功、追跡再開。
しかし、タイタンも一つ目に変身解除して後方を伺う。
タイタンはほくそ笑みながら迎撃に取り掛かる。
まずは毒ガススモークを浴びせかける。
「くそぅ、ジャーマンガスだ」は本郷猛…ストロンガーは平然とガスの中を追跡する。
タイタンは爆雷を落としてカブトローに踏ませる。
カブトローは爆炎に紛れて追ってこなかった。
タイタンは下車して勝ち誇りつつ哄笑する。
…と、毎度お馴染みテルミンじゃなくて口笛高く響き渡る。
真正面にストロンガーが立ちはだかる。
それでもタイタンは鼻で笑い、格の違いを見せつける。
悠然と特攻隊を召還する。
ロケットしょったにゅの人がぞろぞろ地下から這い出してくる。
いなして次々と自爆に追い込むストロンガーだったが…。
多勢に無勢、遂に4人にのしかかられる。
爆殺成功とみたタイタンは異次元に消えた。
Aパートで爆死してたまるか…ストロンガーは地中に逃げ込んでいた。
這い出したストロンガーは、タイタンを取り逃がして悔しがる。
一方の会場では…
ソチ五輪フィギュアSP直後には聞きたくないショパンのノクターンが流れ出した。
が…
チャーリーの指揮がヒートアップ。
珍妙な重低音のノイズが紛れ込み、会場の成人は皆悶絶する。
一方、子供たちは何が何だかきょとんとする。
チャーリーは社会的な身分そっちのけでタクトを振るう。
もはやノクターンの痕跡もない騒音に耳を塞ぎながら、ユリ子はようやく異常を察知する。
会場の異音は、屋上のスピーカーから街に流されていた。
シーズンオフのぶどう畑で、農夫達は発狂する。
子供を殺そうと、街の人々は児童公園に殴り込む。
会場でも、大人たちは子供たちに襲い掛かった。
音波洗脳大成功、モニタリングするタイタンもほくそ笑む。
大人と子供の同士討ちで、やがて人類は自滅するだろうと首領も満足する。
ようやく会場では、ユリ子がステージに飛び上がって制止しようとした。
無表情でばたばたするチャーリーに詰め寄るが、チャーリーはユリ子を突き飛ばす。
公衆の面前でえい・やあ・とう!
タックルは電波投げをチャーリーに放つ。
あっさりチャーリーが倒れて騒音は止まる。
身じろぎしない大人をすり抜け、子供だけが脱出を図る。
倒れたまま、八代声のチャーリーはバンドメンに音波発生を命じる。
騒乱再開、この隙にカマキリ奇械人はチャーリーから分離する。
遅きに失したタックルが構え、バンドメンが変身解除する。
カマキリ奇械人は単騎で乗り出し、モーニングスターを浴びせる。
大鎌でフォールし、モーニングスターでとどめの一撃を狙う。
そんな準備中に口笛高くやってくる。
無人の客席最上段に屹立するストロンガー。
「聞け悪人ども」省略の簡略口上から戦闘開始。
モーニングスターを逆手に取ってカマキリ奇械人をふっ飛ばしてタックルを解放。
タックルにはパニックの収拾を任せてカマキリ奇械人に対峙する。
モーニングスターを使って引っ張り合いと殴り合い。
にゅの人々はストロンガーにのしかかってフォールを狙うが弾き返す。
ユンボ置場に逃げ込んだカマキリ奇械人に追いすがる。
にゅの人をなぎ払い、ユンボの上からモーニングスターを振るカマキリ奇械人に迫る。
足元に潜り込んでしまえば、リーチの長すぎるモーニングスターは役立たず。
大鎌にも地を這ってのローキックで対応する。
懐に入ってしまっては、リーチの長い武器は意味がない。
「お前の力はそれだけか?」
…言いたくもなります。
挑発して電キックを浴びせかけるが、ここはリーチのあるモーニングスターで撃墜する。
かわしてかわして立て直し、ボディに連続キックを浴びせかける。
たまりかねたカマキリ奇械人は、大鎌をブーメランにして間合を取る。
モーニングスターでストロンガーを絡め取ろうとするが、電ショックを浴びる。
捨て台詞一つ残さず、カマキリ奇械人は離脱した。
逃げられた…口笛高~くやー…

何も知らないおやっさんもこの街にやって来た。
姿を見るなり逃げ出していく子供たちに首を傾げるばかり。
不貞腐れて農道を走っていると、ユリ子に出くわす。
ユリ子が保護していた男の2人も、おやっさんに怯える。
ユリ子に言い含められて、男の子たちはジムニーに乗る。
かくかくしかじかをユリ子から聞かされて、おやっさんはようやく納得する。
子供たちが潜んでいるという教会が見えてきた。
神父は神妙な面持ちで一行を迎え入れた。
神父には洗脳音波が届かなかったらしい…ということで、おやっさんとユリ子は安心する。
そんなわけはなかった。
神父が秘密の部屋に入ると、タイタンが待ち受けていた。
タイタンは神父に使命を促しながら浜田さんに化ける。
タイタンは茂の始末に向かうことにした。
そんなわけで、オフロードを行くカブトローにオートバイ部隊を差し向ける。
カブトローは6台の待ち伏せを受けた。
茂は部隊を蹴散らしつつ、擬似立ち乗りで変身ストロンガー。
変身前と変わりなく、部隊を蹴散らす。
あ…ウィリージャンプお見事!
ダートをこねくってスタックさせ、高台に登る。
バッテリーショート…って、中江さんの説明だとショートじゃなくブレーカー。
まあ、部隊のバイクはオーバーロードでイカレたので、カブトローは駆け去る。
その頃、おやっさんとユリ子はすっかりくつろいでいた。
子供たちに振る舞われた牛乳にもご相伴。
謙虚な聖職者を神父は演じ続ける。
ところが、紛れ込んだV3じゃなくて鬼やんまが一匹。
本能に負けた神父はやんまを一掴み、そしてもぐもぐ。
大人2人どころかすべての子供たちも凍りつく。
神父はそ知らぬ振りで慰めのオルガン演奏を買って出る。
ゲバコンドルの婆さんとは打って変わってホッとする演奏が始まったのだが…
それもほんの30秒のこと。
神父は鍵盤を鷲づかみに洗脳音波を発し出す。
今度は2人だけでなく、子供たちまで悶絶する。
ひゃっはーな神父はカマキリ奇械人の正体を垣間見せる。
気づいた時はすでに遅し、子供たちは2人を取り囲む。
子供たちが迫る中、カマキリ奇械人は神父から分離して演奏を続ける。
2人は子供たちの隙を突いて脱出を試みる。
しかし礼拝堂の出口はにゅの人らが待ち受けていた。
相手が子供では、おやっさんでも邪険に振り払えない。
自動演奏に切り替え、カマキリ奇械人はユリ子をモーニングスターで襲う。
ダメージを受けたユリ子はにゅの袋叩きに遭う。
おやっさんもユリ子もとうとうフォールされた。

カマキリ奇械人は、楽器を太鼓に持ち替えて川原に移る。
背中合わせに2人を十字架に架け、子供たちを煽り立てる。
洗脳されるままに、子供たちは十字架の下に枝を積む。
太鼓のリズムに合わせ、子供たちは輪を作って復讐の踊りを踊らされる。
カマキリ奇械人は子供たちに処刑を命じる。
子供たちは一斉にしゃがんで石を手にする。
火あぶりと思いきや石打ちですか…。
石つぶてを子供たちが振り上げたところで口笛高~く
カマキリ奇械人は慌てふためき、思わず太鼓を取り落とす。
音源が途絶え、子供たちは一斉に気を失う。
崖の上からストロンガーが現れる。
エレクトロンファイヤーで2人の拘束を切断。
2人に子供たちを任せてハイジャンプ!
アニキ熱唱OPに乗って戦闘開始。
睨み合いの背後から奇襲するにゅを返り討ち。
にゅ4体が飛び出して取り囲む。
まずは1体を撃破、及び腰の残り3体に飛び込んで一気に殲滅する。
カマキリ奇械人は大鎌ブーメランを飛ばす。
かわして収容したところで本格格闘へ。
モーニングスターの一撃を受け止めて引っ張り込み、カウンターの顔面パンチ。
追って大鎌の突きを抱え込み、懐に入ってキックを浴びせる。
よろけるところで電ショックを脚にチャージしてキック。
大鎌が焼き切れて吹っ飛ぶ。
やけっぱちでモーニングスターを振るが、飛ばす前に転がって懐に潜り込む。
連打でひっくり返して電ーキッーーク!
よろよろ着地したところにエレクトロンウォーターフォール!
ちゅどーん!
高見の見物がつまらんものになり、タイタンは葉巻をへし折って悔しがる。

いつものチャーリーとパンチョスが帰ってきた。
最前列で春のうららの隅田川を堪能するおやっさんとユリ子だが…
おやっさんは茂がいないことに気づく。
ユリ子も風来坊のことなんか知ったこっちゃない。
笑顔で音楽を堪能するユリ子と正反対、茂は次の敵を求めて走り出す。

空間の詳細
大人発狂シーンで空間発動。ぶどう畑から乗り込んだ公園で、滑り台の輪っか梯子によじ登ろうとしている女の子が大開脚で白いものを公開している。前を暢気に横切る男の子が邪魔だし、遠すぎるし、カメラがあっという間にパンしてしまうので、じっくりとは堪能できない。


あるじのその他の分布地
毎回毎回のことながら、エキストラじゃな。。。

おまけ
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幼少時代の某スクラッチ職員と巷で噂されている女児がこれ。果たして真相は如何に?

ネムリン#21「アッパレ桃太郎」(1983年)

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空間のあるじ
公園で遊ぶ子(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(坂本太郎監督/浦沢義雄脚本)
本屋で絵本を立ち読み中のネムリンをまこは発見した。
本屋さんに叱られるとまこは釘を刺す。
ネムリンは絵本をまこに預けて奥の方へ。
まこは絵本が桃太郎と知って首を傾げる。
一方ネムリンは…「本屋さんこいつです」
ということで、まこに濡れ衣着せて飛び去った。
無事に帰ってきたネムリンはいひひ笑い。
そんなネムリンをママが呼び止める。
お客さんだって。
タイムスリップおじさんでした…。
鬼が島にタイムスリップしたら、桃太郎から鬼に間違えられたそうな。
匿ってほしいと頼むおじさんだが、タイムスリップしてきたんでしょ?
…桃太郎もタイムスリップしていた。
公園で鬼を求めてさまよい歩く桃太郎をバックにぴんくになーあって~!
玉三郎と中山はそんな桃太郎を目撃する。

一方のネムリンは、とりあえず桃太郎に会ってみることにする。
そんなわけで、相変わらず鬼を探す桃太郎のもとにネムリンは到着した。
おじさんの無実を訴え、鬼が島に追い返そうとする。
桃太郎はネムリンをじっくり怪しがる。
鬼の手先に違いない、問答無用で抜刀。
ちょーっ!
ネムリンはひいひいで切っ先をかわす。
いくら落ち着けと言ったところで落ち着くわけなし。
ネムリンは飛んで逃げる。
一方、中山は女の子フリスビー遊びをにやにやしながら鑑賞中。
フリスビーが逸れたチャンスを狙って遊びに誘う。
ガン無視していたキモ男に呼び掛けられ、女の子たちは逃げ去っていく。
よだれたらたらじゃあ仕方ない…玉三郎は呆れる。
そんな間抜け時空にネムリンが飛び込んでくる。
中山の陰に隠れたネムリンを追って、桃太郎が駆けてくる。
啖呵を切る桃太郎を前に、玉三郎は唖然…。
ネムリンは玉三郎をけしかける。
叩っ切ろうと鍔鳴りする桃太郎に、玉三郎はにやにやしつつ歩み寄る。
目と鼻の先まで詰め寄りながら、玉三郎は禁断の金握りに打って出る。
おいなりもみもみもーみもみ、桃太郎でなくともはうはうになる。
けしかけられた中山も尻にキック&キック。
いやこれはマズイだろ、ネムリンは体当たりして2人を引き剥がす。
頭突きを浴びせて追い返す。
助けてくれって頼んだのは誰だよ…玉三郎はふて腐れて去っていく。
下品なやり口にネムリンが憮然としていると、桃太郎が呼び止める。
桃太郎は日の丸扇を打ち振るい、あっぱれ振りを称えるのであった。
なぜBGMが甲斐バンド?

ネムリンはあんパン牛乳セットで桃太郎をもてなす。
そういえば、犬猿雉は?
ネムリンが問うと、桃太郎はあんパンを握りつぶして悔しがる。
黍団子食い逃げされたんだってさ。
さらに豚や象や抹香鯨まで食い逃げしてくれたそうで…。
桃太郎はネムリンに泣きつき、鬼が島への同行を願い出る。
ママといい雰囲気のおじさんのもとへ現れる。
ネムリンも鬼が島行きを決意した。
それでは実行。
桃太郎は鬼を探して飛び出していった。
おじさんも野暮用を言い訳にタイムスリップしていった。
取り残されたネムリンは桃太郎を探そうとするが…
先に桃太郎の悲鳴が上がった。
飛んでいってみると、すんごくデジャブな格闘中。
おいなりさん握ってるのは玉三郎赤鬼だし、尻を蹴ってるのは中山青鬼。
ネムリンは飛び出して鬼を止める。
見た目はアレだが本物の鬼、頭突きも引っかきも動じない。
おいなり揉んでるっちゅーよりナマコ振り回してるような急所攻撃…
きゃんたま潰れる前におつゆが吹き出しそうな。。。
桃太郎は泣きを入れる。
ネムリンは放置された金棒に気づく。
角笛ぱらぱら。
金棒は桃太郎もろとも鬼を襲う。
赤鬼青鬼は逃げ惑う。
ネムリンは調子付いて追っていく。
桃太郎は扇を振り振りあっぱれの舞だが…
鬼は背後に回りこんでいた。
こっそり出てきて、残った金棒を手に忍び寄る。
ごいーん! 桃太郎撃沈…。
赤鬼青鬼は桃太郎をさらって行く。
振り切られたネムリンが戻ってみると、幟だけ取り残されていた。
呼んでも呼んでも返事は来ないのは視聴者がよく知っている。
ピンクになーあって~

いつもの断崖…
桃太郎を拘束し、赤鬼は青鬼のお酌で作戦会議。
ネムリンの角笛には要注意だ。
赤鬼は自分の角を折って吹いてみたが、鳴るわけがない。
あきらめて角を放り捨てた。
赤鬼は角笛ゲットを誓う。
一方のネムリンは飛びながら捜索中。
海中から風呂椅子拡声器が浮上した。
赤鬼は桃太郎と角笛の交換を持ちかける。
目覚めた桃太郎も泣きを入れる。
飲めない条件にネムリンは打ち震える。
そんなこととは露知らずのおじさんは…
背後に迫るパパにも気づかず、ママをディスコに誘惑する。
そんなわけで修羅場空間発動…
そんなこと知ったこっちゃないネムリンはアジトに達するが、鬼は不在だった。
洞窟を出て鬼を呼ぶ。
断崖の上から赤鬼が返事する。
赤鬼はおむすび山の切り株にネムリンを呼びつける。
切り株をはさんで交渉開始。
桃太郎の身柄を要求するネムリンに折れ、青鬼は桃太郎を引き立てる。
角笛と桃太郎は同時に交換だ。
ネムリンが角笛を切り株に置くと同時に、鬼は桃太郎を突き飛ばす。
下敷きになってもがくうちに、赤鬼は角笛をゲットする。
吹くとすすきが爆弾になる。
すすき爆弾をかいくぐりながら、桃太郎とネムリンは逃げ出した。
嵩にかかった赤鬼は、葛をロープに変えて2人を襲わせる。
ぎりぎりぎりぎり…たあーすけてー!
そんなこととは露知らず、おじさんは今度はまこを熱海に誘う。
洗濯物取り込み中のパパは、得物を投げつけて追い散らす。
あんまりにもいつもの大岩家であった…。

脱出成功で上機嫌な桃太郎だが、ネムリンは角笛を失った。
あっぱれあっぱれにブチ切れて、おいなりさんにドロップキック連打。
眠れねえっての、黙って踊れ!
よこでひょこひょこしてるのそっちのけで、ネムリンはうとうとする。
同時に角笛奪還を考えるが、鬼はお手製スピーカーで退去を命じる。
スピーカーに八つ当たりして海に落っことすのが精一杯だ。
他人事の桃太郎は、赤鬼が角を折ったことを口走る。
いわく、百恵のいない友和…そうでもなかったけどね友和さん。
角の折れた鬼…ネムリンはひらめいた。
ネムリンは反撃に打って出る。
またもオレンジジュースお酌中のアジトに堂々と乗り込む。
強気の桃太郎は成敗を吹っかけ、赤鬼も受けて表に出る。
洞窟前で退治する。
なのに、赤鬼の一吠えで桃太郎は縮み上がる。
赤鬼は折った角にかぶせた角笛を抜いてくわえる。
とたんにネムリンと桃太郎は笑い出す。
角のない鬼…物笑いになって赤鬼は不思議がる。
青鬼も言葉を濁しながらおかしいことはアピールした。
ネムリンは角の跡にからすうりを投げつける。
ないよりマシか…。
気を取り直した赤鬼は角笛を吹く。
合図に合わせ、桃太郎は扇を仰ぐ。
角笛の光線は扇の風で打ち返される。
光線はからすうりを直撃した。
見る間に発芽した。
お? お? お?
赤鬼が呆然としてる間に、からすうりは伸びて赤鬼をぐるぐる巻きにする。
ほどこうとした青鬼も巻き添えでぐるぐる巻き。
巻かれたまま、鬼は逃げr出した。
ネムリンは飛んで追う。
逃げ惑って締め上げられてへとへとの鬼の前に飛び込む。
ダウンした拍子に、赤鬼は角笛を取り落とした。
奪還成功。
腹いせにネムリンは鬼の頭を角笛で打ち、腹をトランポリンにして仕返しする。
あっぱれあっぱれ、ネムリン殿、日本一ー!

ということで、桃太郎がくれたお土産を大岩家に披露する。
玉手箱…って浦島太郎だろがよ。
玉三郎は鬼からの分捕り物と思い、まこも開けようと促す。
決心してネムリンは玉手箱の紐を解く。
手伝いを求められた玉三郎が蓋を取る。
どっかーん!
白い煙とともに…写真が飛び出してきた。
写真を改めてよく見ると、桃太郎のサイン入りブロマイド…。
破れ破れブロマイド…ということで、紙吹雪が舞い散りましたとさ。

空間の詳細
中山お誘い撃沈シーンで空間発動。中山の前でフリスビーしてる2人組の片方が、脚の下を抜こうと脚を振り上げた瞬間にスカートの中まで丸見えになってブルマの恥ずかしい部分が姿を現す。


あるじのその他の分布地
これまたいつものことながら、エキストラじゃな。。。

ロボコン#76「ハラドキリ!! 幼稚園バスがとまらない」(1976年)

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小川まゆみ(演・蝦名由紀子)
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おおざっぱでもないあらすじ(伊賀山正光監督/藤川桂介脚本)
物騒なサブタイに関係なく、小川家では普通の朝食時。
マミは小遣い値上げ交渉に掛かるが、ママさんはあっさり却下する。
ロボコンを引き取った時に、小遣い半額宣言して引き止めたのは誰だっけ…
こんな外交カードは手放さないのが主婦の強さですよ…。
お金が欲しいとぼやくシシムにママさんは誰でもそうだと答えるし、パパさんも同意する。
マミは大黒柱に言ってはならんことを炊きつけ、パパさんの逆鱗に…いやここのパパさんは怒りません。
お金というのは、血と汗と涙の結晶なんだ。
外で洗車中のロボコンは、それを聞いて感心する。
でもケッショーって何だ?
スピルバンの装甲コードです…時代が違うな。
そんなわけで、洗車ほったらかしでロボデキに尋ねに出て行った。
後始末するパパさんがお約束のずぶ濡れになろうとは露知らず。
ロボデキは辞書を引いて、「簡単に言うと『塊』」と解説する。
なるほど、血と汗と涙を混ぜて固めればお金になるんだ。
…こわっ…。
ハートマークゲットを確信して、ロボコンはロボデキに人工血液の製造を依頼する。
シラキュラス化しなくてよかったよ…。
面食らうロボデキほったらかしで、ロボコンは汗と涙を集めに飛び出した。
ロボコンはバケツ片手にロボメロを呼ぶ。
ご指名とあって、ロボメロは大喜びで降りてくる。
わくわくのロボメロだが、いきなりのご注文に困惑する。
ごたごたうるせぇロボメロにロボコンはグーを放つ。
どMなロボメロ、男らしいグーに感涙ぶしゃー!!
ロボコンはバケツをロボメロに押し付けて走り去る。
続きましてロビンちゃんに汗を所望する。
困惑するロビンちゃんにレッスンの続きを願い出る。
バレリーナ星人も発汗するんかいな?
首を傾げつつも、ロビンちゃんは早回しでレッスンを続ける。

シシムは帽子いっぱいに重いものを隠して、にやにやしながら帰ってくる。
懐に帽子を隠しまして、ママさんに背中を向けてカニ歩き。
あっさりバレてまさぐられ、帽子を落っことす。
みっちり100円が詰まっていた。
あんまりにも大量な100円玉にママさんびっくり。
一方、ロボコンは…
血液少々・汗少々・涙少々をフラスコに注ぎまして…
試料提供者たちが首をかしげる中、ロボコンは攪拌開始。
しかし、ママさんに呼ばれて渋々フラスコを預ける。
ロボコンもシシム相手のお説教に加わった。
お金はタダでもらうものじゃないの、働いてもらうものなの。
ということで、ロボコンともども、製作者に返還することになった。
製作者は…ロボチョイだった。
金属板を打ち抜いて100円を量産するのだが…
それホンマに白銅板だろうな?
ロボコンカーでシシムを連れて来たロボコンは、製造現場に出くわして面食らう。
ロボコンはお金の意義をとくとくとロボチョイに語る。
それは正論だが、別の正論がやって来た。
町田巡査は通貨偽造の現行犯を逮捕にやって来た。
お金を欲しがる人のためにと思っているロボチョイは面食らう。
…お金が増えるとね…レインボーマン2部でもよーくご覧ください。
ロボコンと町田巡査は意気投合、ロボチョイはしょんぼりお縄と相成った
…のだが、人間用手錠では小さすぎる。
ロボチョイは手錠を叩き伸ばして大人しく引っ立てられていった。
帰ってきた小川家では、実験の試料を見て大爆笑中であった。
ロボコンは返還完了とともに、ロボチョイの勘違いを笑う。
さあ笑われるのはロボコンの番ですよ。
パパさんは試料を指差して爆笑する。
何が何だかわからないロボコンは煙を吐くが、パパさんが比喩表現の真意を説明する。
ロボチョイと同レベルとマミに突っ込まれ、ロボコンも我に返る。
うらら~しつつCMへ。
…幼稚園バスはどこいった?

一方、町田巡査に搾られたロボチョイは、人の役に立つ方法を思案しながら釈放される。
そんな折にさかえ幼稚園の駐車場…
幼稚園バスが動かない。
運転手さんと引率の先生が困っているところにロボチョイが出くわした。
一声掛けたらびびった2人だが、ロボチョイのセールストークに引き込まれていく。
先生は修理を依頼した。
…止まらなくなりますよ。
ロボチョイは調子付いて修理に取り掛かる。
わー菊俊BGMも不吉な不協和音だわ~。
チョチョイのチョイでバス1周~!
一方、ロボコンは合気道の練習台をママさんに命じられていた。
逃げ腰のヘッピリ腰だが、蹴りをもらってリロリロン。
今度こそ…飛び蹴り食らってリロリロン…視界はアマゾンに変身しそう…。
フラフラのリロリロだが、ガンツ先生の緊急無線で我に返る。
ガンツ先生はロボチョイを引き合いに、ロボコンの頑張りを鼓舞する。
ロボコンは後期OPインストに乗ってママさんと組み合う。
今度はママさんを放り投げた。
まさかの劣勢にパパさんは止めに入るが、ママさんも本気スイッチが入ってしまう。
小川家総出で止める中、ママさんとロボコンの乱捕りは続く…。
一方、ロボチョイの作業は完了した。
ロボチョイは上機嫌でバスを送り出す。
ハートマークを確信してロボチョイは浮かれるが、末路は冒頭に予告済み…。

車内は前期OPをBGMに楽しい送迎なのだが…
ぼすん!
異音と同時に、フットブレーキが利かなくなった。
その頃ロボコンは…
毎日こんなんじゃ…と泣きを入れていたが、ママさんは追放をちらつかせて脅迫する。
強烈な一本背負いでロボコンは空を舞う。
転げ落ちた道路に町田巡査がチャリで乗り付ける。
巡査はロボコンを抱き起こし、一大事を教える。
ロボコンの馬鹿力が頼りなのに、意識朦朧では…
駆けつけたマミとシシムも炊きつけ、巡査はロボコンを揺り起こす。
当のバスの方は、大人がパニックする中、園児たちが怯えていた。
とりあえず、エンジンブレーキ→サイドブレーキ→キーカット→壁こすりしてみませんか。
そんなわけで、巡査は名誉挽回をダシにロボコンを叩き起こす。
頭を一発張られてロボコンは我に返る。
マミもシシムも、家に入れてもらえる絶好のチャンスを売り込む。
そうと分かれば、プロペラ・スイッチオン!
ロボコンは上空からバスを探す。
運転手さんはハンドル捌きだけでバスを逃がす。
発見したロボコンは着地して呼び止めるが、バスはすり抜けていく。
スイッチオンでロボコンカー。
全速力で追いかける。
追いつきそうだが止める術は…
ロボコンは反転してバンパーを後ろ手に掴む。
後ろに向けて前進するが、馬力の大きいバスは減速しつつも止まらない。
ロボコンカーの車輪が火を噴いた。
ロボコンは両手でバンパーにぶら下がって引きずられる。
バスは迷走して川沿いのダートに入り込む。
泥まみれのロボコンは離さない。
バスは架橋工事現場に飛び込んだ。
橋脚をかわしたら川に転げ落ちるのみ。
橋脚をかわすと、ロボコンは咄嗟に左手を伸ばした。
橋脚を捉えた左腕は伸び切ったが、ロボコンはバスを握る右手も離さなかった。
バスは寸前で止まったが、ロボコンは全身から火花を散らす。
乗客乗員はバスを降り、リロリロンのロボコンに感謝する。
我に返ったロボコンも跳ね喜ぶ。

恐怖の採点タイム…
自業自得の0点を食らってへこむロボチョイに続いてロ~ボコン。
採点前にガンツ先生も頑張りを褒める。
いい感じの反応にロボコンは大いに期待する。
ろ~ぼこん10てん。
ハートマークは血と汗と涙の結晶だから簡単にあげられないんだってさ。
ガンツ先生の鬼! うらら~
こっそり小川家に帰り着いたロボコンだが、一家勢ぞろいに嫌な予感で戦慄する。
毎日稽古を覚悟して残留交渉に臨もうとするが、パパさんは上機嫌で呼び込む。
パパさんとママさんは、警察表彰と保育園の感謝状を示す。
小川家の誇りとパパさんママさんは褒め称える。
うれしいうれしい、小躍りするロボコンだったが…
壁を突き抜けて庭先へ。
パパさんに叱られてうらら~ながらも喜ばしかった。


空間の詳細
古参常連総裁閣下からの頂き物。
ママさんとの乱取りシーンで2度空間発動。小川家総出で止めに掛かるカットにて、ミニスカートをひらつかせているうちに、白いもこもこの裾がちらちら現れる。投げ飛ばされてリロリロのロボコンに駆け寄るカットでは、段差を飛び降りた瞬間に重ね履きの赤ブルマが丸見えになる。


あるじのその他の分布地
・秘密戦隊ゴレンジャー#10「赤い風船! 風速100メートル」(1975年)
・アクマイザー3#14「なぜだ!? 一平がふたり」(1976年)
・超神ビビューン#13「ハニワが歩いた? 怪奇な足跡」(1976年)
・5年3組魔法組#24「ガンモの初恋」(1977年)
・快傑ズバット#29「父母なき子 涙の復讐」(1977年)
・バトルフィーバーJ#5「ロボット大空中戦」(1979年)
さすが70年代後期を代表する子役だけあって、出演作品は多い。79年の映画「ガラスのうさぎ」の入浴シーンは今となっては伝説の域に達している。その後もシャイダー14話やメタルダー12話などのゲスト出演はちょくちょくある。

スケバン刑事II#28「打倒サキ! 女子中学生ツッパリ組」(1986年)

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空間のあるじ
新田マミ(演・片岡みえ)
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おおざっぱでもないあらすじ(田中秀夫監督/土屋斗紀雄・山中伊知郎脚本)
蟹江敬三さんに捧ぐ…迷惑でしょうが。
個人的に、蟹江さんはカウラでもブニョでもなく、望月源治であり西脇であり粂八であり山崎五郎でした。
彼岸行き列車の終着駅には、宇津井さんと三浦さんが待っているかもしれません。
変幻自在に演じ分けた名脇役たちをありがとうございました。

梁山高校の正門前でヨーヨーが唸る。
…見事な中二病3人組でありました。
3人組はサキの評判を聞いて面通しの機会を狙っていた。
マミは下校するダセェ連中の中に、サキっぽい奴を発見する。
お約束どおりお京でしたがね。
3人はお京に詰め寄り、仁義を切る。
アホらしいとは思いつつ、お京も貫禄の仁義を切り返す。
たじろぐ3人とお控えを譲り合っているうちに、本物がやってくる。
勘違いに気づいた3人は、改めてサキに仁義を切る。
やっぱりきょとんのサキを前に、マミは名乗り上げる。
松田東中スケバン、人呼んでヨーヨーのマミ…ついでピストルのロンコとダンプのオタカが続く。
でっていうサキに勝負を求めてのご挨拶だそうで…。
あほらし…追っ払おうとするお京を引き止め、サキは仁義を切る。
お・こ・と・わ・り・だ with 目力アップ!
度肝を抜かれつつ、マミたちは引き下がる。
円満解決、スマイルスマイル、ってことでかひょーんかひょーんかひょーん!!
…とはならなかった。
ゲーセンにたむろしながら、マミは本気で勝負の腹を据える。
サキを倒せば一流のスケバン、どこの高校に行っても怖くない…ハードルが高すぎますが。
そんなサキの愚痴を西脇は茶化す。
サキはほとほと困ったもんだが、中二病なんざ水疱瘡みたいなもん、西脇は軽く流して指令に移る。
西脇は第一工科大学の下村教授の写真を差し出す。
バイオテクノロジーの権威らしい…「ん~、間違ったかなぁ」が極め台詞の二次元藪医者の声優ですが。
指令は下村の極秘警護。
青狼会が狙っていると暗闇指令は察知して、先手を打とうと考えた。
まあ、サブタイどおり下村の件は余談なのではあるが、ようやく本編開始。
サキは大学に入り込んで下村を探す。
大学にセーラー服…ちっとも極秘じゃありませんが。
サキは付かず離れず、外出する下村を追う。
下村を呼び止めた2人組の男、サキは一気に詰め寄ろうとする。
そこに転がってきたソフトボールを気にも留めなかった
…が、これが十数個ともなると話は別だ。
サキはボールの群れを飛び越える。
着地するなり、マミがヨーヨーを飛ばしてきた。
鞄で弾き返しても、マミは次のヨーヨーを放つ。
オタカが足止めボール入りのバケツをぶちまける。
飛び越えて下村に取りすがろうとするが、ロンコがモデルガンのライフルを振り回す。
鞄で防戦しながら、ロンコを肩透かしで振りほどくと、オタカと正面衝突してひっくり返る。
長居は無用だが、マミはヨーヨーでサキの足首を拘束する。
マミは紐を手繰りながら勝ち誇る。
ぷちん!
サキの堪忍袋と紐が同時に切れて、マミは盛大に尻餅を突く。
罵声を浴びせながらへたり込むマミをよそに、サキは下村に走り寄る。
取り越し苦労…本物の迷い人に道案内だった。
安堵と落胆の混じったため息をサキはこぼす。

マミの部屋にたむろって、3人組は作戦を練る。
オタカとロンコは現実を直視するが、マミはますます燃えてきた。
てんで相手にしてもらえないのも半端だからと妙なところでポジティブシンキング。
お初にお目にかかった時、サキは真剣に仁義を切ってくれた。
ならば全力でなければヨーヨーを出しはしない。
マミは死ぬ気でヨーヨーを出させる気になった。
マミは相棒のプラヨーヨーでスローガンを撃つ。
…「打とう麻宮サキ」は漢字で書いてください、「うとう麻宮サキ」に読めます…。
そうでなきゃ、豆だらけのズル剥けの我が手に申し訳が立たない。
その夜、サキは下村家の玄関先で張り込む。
薄暗がりの中、ペンライトで単語の自習…
見かねたお京が代わりを持ちかけ、好意に答えることにした。
その帰り道、背後から銃口がサキを狙う。
気づいたサキは退避しながら飛んできたBB弾を掴み取る。
ロンコの仕業なのは目星がついた。
狙撃失敗、ロンコが飛び出して闇討ち発覚。
オタカがリアカーを暴走させ、隙を突いてマミがヨーヨーを放つ。
プラヨーヨーが頭を直撃、予想外のクリーンヒットにマミが快哉をあげる。
ロンコが乱射し、オタカのリアカーとともに追い詰める。
足がもつれて倒れたサキは、思わずポケットに手を伸ばす。
ガキの喧嘩にマジになるこたぁあい、サキは踏みとどまる。
嵩にかかってマミはサキを煽り立てる。
頑として目力だけで拒絶するサキにマミは2人をけしかける。
オタカはリアカーを突っ込ませる。
立ち木に正面衝突させ、サキは片手でリアカーを押さえ込む。
オタカの怪力をもってしても、先は片腕だけで押し返す。
マミとロンコが助太刀に入るが、サキはぶん回して3人を吹っ飛ばす。
3人が立ち上がった時すでに、サキは看板の裏に消えていた。
てんで相手にされなかった3人は負け犬の罵りを上げる。
3人はマジだし、警護の邪魔だし、サキは溜息をつきながらCMへ。
絆創膏の手当てをしながら、雪乃はサキの愚痴に付き合う。
雪乃はお仕置きを提案するが、ムキになって付きまとうのは目に見えている。
サキはマミの意地っ張りには共感する。
昔の自分を思い出さずにいられない。
雪乃はとことん付き合うしかないと笑いつつ返し、サキも吹っ切れる。

翌日の尾行中、3人は隠れて先を待ち伏せすることにした。
ばらばらに分かれて隠れるところを探し…
オタカは練馬ナンバーのセドリックのトランクにもぐりこむ。
自「動」車ってどんな機械か知ってる?
早速3人組の黒尽くめが乗り込んで、セドリックは走り出す。
ちょっと走って下村の進路を遮って急停止。
一気に下村を社内に押し込んで走り出す。
不意を突かれたサキはタクシーを捜す。
その背後からマミがヨーヨーを放つ。
空気読まずに勝負を求める2人組にとうとう堪忍袋が破裂した。
ビビッて及び腰の2人を目力で黙らせ、サキは追跡のために走り出す。
しかし時すでに遅く、セドリックの行方は完全にわからなくなった。
当のセドリックは、人里離れた洋館に乗り入れた。
乗車スペースから人の気配が去ったところで、オタカはトランクから這い出す。
下村を拉致した連中が電撃トラップを起動している隙に、オタカは飛び出す。
何事もなく離脱成功…30分番組ですから…。
一方、サキらしからぬ大ミスに西脇も困り果てる。
平謝りのサキに電話が掛かる。
西脇に促されて出てみれば、お京経由で手掛かりの押し売りだった。
サキとお京は3人の呼び出しを受ける。
マミは得意満面で勝負を交換条件に切り出す。
調子付く3人を見かねたお京が一言申す。
本気出したサキに勝てるとでも…思ってないさ!
それでも真剣勝負したいとマミは願う。
「真剣勝負で戦わない限り、私達の明日はないって」
誰かさんが言ったことを赤の他人が言ったもんだから、お京は茶化す。
当の本人がよくわかっている。
交換条件とまったく逆、教授救出後の真剣勝負をサキは約束する。

では拉致会場へ。
乗り込むサキとお京を3人は尾行する。
及び腰の2人にお構いなく、マミは助太刀を決意する。
あああオタが蛇蝎のごとく忌み嫌うお邪魔虫なウザ子役オーラがぷんぷんと…。
潜入した2人は、不気味な洋館の中で及び腰。
飛び回るこうもりに腰を抜かす。
…青狼会のバイオ吸血コウモリ…ではなかった。
ただのコウモリに腰が抜けたお京に「根性なし」とサキの弁。
お京に肩を貸した途端、足首を引っ張られて今度はサキが凍る。
ゾンビの指じゃなくて古釘の頭がソックスを引っ掛けていた。
今度はお京からサキに「根性なし」のお返し。
そんなオカルト空間を抜けて、ようやくバトルフィールドに進む。
何の根拠もなく中腰で進むお京の背中が電撃トラップに反応する。
潜り抜けたところで刺客登場、応戦開始。
刺客を押し返して電撃トラップに浴びせかける。
門番をビー玉で撃破して先を急ぐ。
待ち伏せる刺客と交戦している最中に三馬鹿突入。
サキは制止してヨーヨーを放つ。
三馬鹿の目前で電撃トラップがヨーヨーを捕らえる。
鎖を伝ってサキも感電する。
気づいたお京がビー玉をヨーヨーに放ち、ようやくサキは解放された。
戦闘再開、刺客を倒し、三馬鹿を制して先に進む。
各地の刺客を倒して監禁部屋へ。
最後の刺客は、下村の首にナイフを突き立てて待ち受ける。
ヨーヨーだけを警戒した刺客は、お京のビー玉でナイフを取り落とす。
それではヨーヨーでぐるぐる巻きにしちゃってください。
ということで、下村に桜の代紋を示して任務完了。
お京に下村を託して約束に向かう。

両者挨拶から堂々の勝負開始。
サキが背中を向けたところで、マミはヨーヨーを放つ。
サキは背面投げでマミのヨーヨーを叩き割る。
ロンコが銃口を向ける間もなく、銃身に鎖を巻いて放り捨てる。
オタカがヌンチャクを構えるなり、手首を打ってヌンチャクを吹っ飛ばす。
とどめのヨーヨーで3人を巻きながら木に括りつけた。
「これでええが? ええがよね?」
あんまりな圧勝ぶりにお京が吹き出す中、参りました!
ようやくサキも笑顔を見せる。
なのに…
三馬鹿は梁山の正門で待ち受ける。
呆れるサキに、弟子志願のご挨拶と来た。
ええ加減にしいや! サキは鞄をふるって追い散らす。


空間の詳細
初戦勝負ありシーンで空間発動。紐を切られてマミが尻餅を突く瞬間、スカートの奥までばっちり見えて、ブルマの三角形が出現する。すぐにサキのアップに切り替わるので、見逃すかもよ。


あるじのその他の分布地
・「電子戦隊デンジマン」劇場版(1980年)
・「宇宙刑事ギャバン」#7「怪物がひそむ花びらに少女は口づけした」(1982年)
・「宇宙刑事シャリバン」#3「久美子との約束」(1983年)
・「宇宙刑事シャイダー」#15「渚のマリンブルー」(1984年)
テレビでは子役卒業とともに見なくなったが、現在もなお現役の舞台女優。吹き替え声優としても、チャングムのつまみ食い女官ノ・チャンイ、冬ソナのユジンの同級生コン・ジンスクなど、韓流をはじめ連続ドラマの脇役でちらほら聞ける。

ポワトリン#02「警視庁の女敏腕刑事」(1990年)

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村上モモコ(演・前田利恵)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(佐伯孚治監督/浦沢義雄脚本)
夜の帝国美術館…
水晶「摩天楼」を狙う泥棒約一名…覇悪怒組の出番…てことはないな。
コソ泥ドブイタチ男は手際よく摩天楼のケースまで到達した。
ただし、ケースを開いたところで警報ベルが鳴る。
階段の踊り場から巾着が飛び出し、ドブイタチ男の頭を直撃する。
渋いアングルで登場したのは、不思議常連柴田理恵…。
自称・警視庁の敏腕女刑事、本田警部は名乗りつつ手錠を構える。
かっこよく決めてサブタイぱぱーぱー
…でも三軒茶屋のおばちゃんなんだよな…
ドブイタチ男は警部にお構いなく巾着をほじくり出す。
警部は素に戻って巾着に取りすがる。
引っ張り合って「離せ、離せ」と呻いているうちに、ドブイタチ男はガチで離した。
たたらを踏んで階段に転げてきゅう…ああやっぱりワハハにカッコいい役は回ってこない。
警部をあしらったドブイタチ男は、改めて摩天楼のケースに取り付く。
それでは「ごきげんよう」
ということで、颯爽とポワトリンが現れた。
挑みかかるドブイタチ男を返り討ち。
あっさり目覚めた警部は初めてポワトリンと対峙する。
名乗り上げるポワトリンを憎々しげに警部が睨み据える中、ポワトリンは消え去る。
そんなニュースは新聞記事へ。
モモコが仕切る朝の村上家では、パパが特集を思いついていた。
いわく、美少女仮面ポワトリンは本当に美少女なのか?
当の本人が何気に抗議しているが、タクトに突っ込まれて誤魔化す。
そんな村上家に本田家からカズヤがやってきて朝ごはんを要求する。
…というのも、手柄を取られた警部がきいきい悔しがって、本田家は丸めて破った新聞だらけだそうで。
やっぱり不思議コメディだ、メインキャストは身近だぜぃ。

そんな折…。
女性エイト編集部に乗り付けたチャリから降りてくるのは…
向井博士じゃありませんか…ほんと仕事選ばないな。
ハリウッド芸能プロダクションの川崎社長は、パパに名刺を示して売り込みに掛かる。
川崎はポワトリンのマネジメント会社を騙り、パパに取り入る。
そうと知らない一般市民…。
下校中のタクトはポワトリン気分のユウコを痛い姉として仲間に紹介する。
3人が同調しているところに、すんごい金切り声と逃げる女と追う男が飛び込む。
タクトたちは逃げる女と追う男をつける。
角を曲がって見えなくなったところで、破壊音のあとに返り討ちの男が元来た道を逃げ去っていった。
助かった女は、伏し拝みながらポワトリンに感謝する。
ポワトリンと聞いて、タクトたちは一目見ようと足を進める。
するとポワトリンはいなかった。
代わりに、ポワトリングッズを売ろうと客引きする川崎の姿…。
タクトはじめ子供相手にちゃっちい仮面やダンボールのベルサーベルを見せつける。
一番高そうなのが、ロゴをプリントして適当にサインしただけのテェシャツだもの。
それでも一巻きほどの人だかりができた。
真っ先に買ったシンスケに釣られて、ガラクタは飛ぶように売れ出す。
そんな人だかりに出くわしたユウコは、劣化コピー商法にムッとする。
トランク一杯のガラクタはソールドアウト、川崎は颯爽とごきげんよう!
残るのはポワトリンになり切れていないタクトたちばかり…。
あからさまに怪しい川崎をユウコは尾行することにした。
…ら、先客がいた。
本田警部も川崎をマークしていた。
そんなわけで、川崎の件は警部にお任せすることにして、ユウコは引き下がる。
それよりあのバカどもだが、当然どっか行っちゃった。
さて、警部は川崎を見失ったが、あっさり川崎のチャリに気づく。
チャリの停まったビルには、Drスランプとダイナマンとロボ丸の東映まんがまつりのポスターが。
…貴重なのかゴミなのか微妙な古さだな…。
ビルの看板にハリウッド芸能プロダクションを確認し、警部はぴょんこしながら窓を覗き込む。
川崎は万札を勘定しながら甲高すぎる高笑い。
川崎自身の予想を上回るぼろ儲け…川崎は偽グッズの増産に精を出す。
甲高笑いしつつテェシャツにロゴをプリント中。
警部は拳銃片手に乗り込んだ。
グッズ偽造の現行犯で逮捕のチャンス!
しおらしく手を上げる川崎に満足する警部だが、川崎はふとにやける。
にやける意味は警部に伝わらなかった。
川崎のボディチェックに警部が集中していると、物陰からさっきの通り魔が現れる。
金属バットでこつん!
さすがワハハだ、警部は背筋伸ばしたまんま白目を剥いてソファに倒れこむ。
さらに通り魔に追いかけられていた偽被害者の女も現れる。
川崎と社員と夫人の零細プロダクション3人が集合し、警部捕獲を喜ぶ。
要は通り魔事件も偽グッズを売るサクラだったってこった。
川崎の狙いはどんぴしゃり…らしいのだが、一体何?
ぴろりろぴろりろぽん!

パパからポワトリンの芸能界デビューをリークされ、ユウコは戸惑う。
本人に見覚えがないものな。
困惑していると、川崎から村上家に電話が掛かる。
川崎はポワトリンの記者会を予告する。
そこに縛られていた警部は猛抗議する。
夫人と社員は警部にテェシャツの猿轡を噛ませる。
夫人いわく、ポワトリンの正体は警部なんだとか。
川崎が偽グッズを売っていたのは、小金稼ぎが目的ではなかった。
本物ポワトリンが抗議に乗り込んできたところをとっ捕まえてプロデュースしようという腹だった。
とっ捕まえてみれば、アイドル路線が無理そうなお笑い路線だったけど。
警部を檻に放り込んで、川崎はパパとの商談を続ける。
週刊エイトがポワトリンのデビュー会見を独占できるとあって、パパは上機嫌になった。
怪しすぎる…ユウコが相手を問うと、パパはあっさり名刺を見せた。
思いっきり顔写真入り名刺、ユウコはあっさり思い出す。
ユウコは警部の身の上を心配する。
公園でタクトたちに聞いてみたが、サッカー中のタクトたちは警部に気づかなかった。
一方、滑り台で遊んでいたモモコが目撃情報を持っていた。
モモコが明かしたビルのあたりに行ってみると、例のチャリを発見する。
確信したユウコが窓から覗くと、警部は部屋の真ん中の檻にいた。
皮算用中の夫人は、不意に川崎に寿司をねだる。
川崎は社員を見張りに残し、夫人を寿司屋に連れて行くことにした。
絶好の救出チャンスだ。
2人をやり過ごし、ユウコはオフィスの中を探る。
社員は社長命令に従って施錠した。
どうやって中に入ろうか…。
ユウコは名案を思いついた。
さすがまだ第2話、BGMもアクションもないままオリュード。
寿司屋の出前の一心太助になって、施錠を解かせることにした。
居眠り中の社員だったが、特上握りと聞いて跳ね起きる。
鍵穴から太助を確認、社長の気遣いと思い込んだ社員はあっさり解錠する。
乗り込んだ太助は寿司桶で社員を殴りつけて撃沈成功。
太助はブレスレットをかざして檻の鍵を開く。
警部を引っ張り出して猿轡と縄を解く。
警部は太助の正体を察する。
太助が頷いたので、警部は臍を曲げて折りに閉じこもる。
2度も助けられて面目丸潰れの警部は、檻の扉を掴んで立てこもる。
しょうがない…お約束のボディブロー。
そして、コスモマジック・メタモルフォーゼ。

川崎夫妻が帰ってきた。
伸びた社員は施錠したまま。
返事がないので呆れ果てる。
それでも、檻には除幕式の白布は掛けてある。
下準備はできてるじゃないか…と川崎は会見に備える。
パパだけを迎え入れ、川崎は高らかに除幕式を執り行う。
めくった幕はカメラを構えたパパを覆い尽くす。
檻の中でスタンバイしたポワトリンが満を持して登場。
マントを振るって檻をぶっ壊し、戦闘開始。
…と言っても川崎夫婦が相手ですからね…。
警部と社員はダンボールの奥に積んでましたから。
さすが2話だ、ポワトリンが許さなくても許してくれる世間の人はまだ決まってません。
外へ飛び出そうとする2人に手錠を掛けて檻に放り込む。
ところが、ようやく我に返った社員がポワトリンを羽交い絞めにする。
…のもほんの10秒足らず、目覚めた警部が段ボール箱の一撃で撃沈する。
借りは返しましたよ。
納得したポワトリンは笑顔でごきげんよう!
ポワトリンは印刷工場を訪れる。
パパの書いたポワトリン大活躍の記事を本田警部の記事に差し替える。
パパは仰天だが、ようやく警部の仏頂面もほころんだ。

空間の詳細
警部捜索シーンで空間発動。公園を見回すユウコのはるか後ろ、滑り台をよじ登るモモコが左脚を振り上げた瞬間に、スカートの中のブルマが出現する。かなり遠くて小さいが、とにもかくにもポワトリン名物のモモコブルチラの第一回目にはなるな。


あるじのその他の分布地
・うたう! 大龍宮城#11「カキ」(1992年)
ほかには刑事もののゲストにちょこっと出ていた模様…。

銀河大戦#19「起て! 荒野の勇者」(1978年)

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メロスの長女(演・玉山由利子)
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おおざっぱでもないあらすじ(依田智臣監督/江連卓脚本)
惑星シータ上空で水輸送船がガバナスの襲撃を受けていた。
水の星シータに水輸送船が訪れる必要はないとバルーはいぶかしむ。
とにかく異変だ、リアベ号は救出に向かう。
一足遅く、輸送船は撃沈された。
相手は新型戦闘機だが、仇打ちにハヤトとリュウは打って出る。
ギャラクシーランナーが1機撃墜して先制。
3機編隊をかわしてコメットファイヤーも1機撃墜。
調子づいたハヤトはギャラクシーランナーと並走して共同撃墜。
一方、リアベ号にも戦闘機が取りつく。
バルーは雲を抜けて低空退避を図るが、直撃弾を浴びる。
コックピットはスパーク、こんな時に限ってトントも機能停止する。
撃退完了で上機嫌の2人は、損傷したリアベ号に帰還して深刻な状況を知る。
自動操縦調整ネジが破損し、部品の数の割に致命的な被害を受けていた。
スペアのない特製のネジだけに、ハヤトとリュウは困り果てる。
ハヤトは不意にネジ職人メロスを思い出す。
名人の職人技を持つメロスなら、特注のネジでも再現できるはずだ。
バルーは過去にメロスと大喧嘩して散々な目に逢っていたので難色を示す。
しかし、世帯を持ってメロスも落ち着いたといわれているし、ハヤトは決断した。

メロスの宇宙船修理工場に着陸した。
だが、下船して工場に来てみれば、人の気配すらなかった。
砂埃の様子から、長いこと放置されてたのがありありと見える。
バルーのみならず、リュウも無駄足を予感する。
ハヤトはメロスに何か異変が起きたと確信し、町に向かった。
町に着いてみたが、子供の姿もどこにもなかった。
さまよっていると風で剥がれたポスターが降ってくる。
メロスの人相書きが入った指名手配所だった。
メロスがお尋ね者とは…ハヤトはいぶかしむ。
街角ではガバナスの役人が水を配給している。
バルーは辛抱できずに水を求めて行列に飛び込む。
役人たちは銃口を向けてバルーを制する。
水の配給を受けたければ銅山で働くか金1ポンド、と。
当然バルーは拒絶する。
逮捕しようと役人はバルーに挑みかかる。
そんな折に、行列の人々はメロスの登場を叫ぶ。
子連れガンマンが白馬を駆って乱入してきた。
メロスは1ポンドの財布を投げつけ、役人を追い散らして井戸に歩み寄る。
メロスは水桶から水をすくい、息子ジャックは革袋に水を汲む。
その革袋をビームが捉え、革袋は消え去った。
こちらもカウボーイ装束のガバナス将校ランプが銃撃した。
ランプはメロスの買収にかかるが、メロスは奴隷の道を拒む。
交渉の余地なし、ランプは決闘に挑む。
物陰からハヤトは飛び出そうとするが、リュウに制される。
早打ち勝負はメロスが制した。
ランプの銃が弾き飛ばされるや、手下のガンマンたちがわらわら5人湧いてくる。
メロスはライフル持ちの5人と対峙する。
メロスの足元への至近弾から戦闘開始。
倒れこみながらメロスは撃ち返す。
5人を追い散らし、1人を撃ち抜いて沈黙させた。
ジャックを呼び止める隙を突いて、バルコニーから狙撃種が飛び出す。
その気配を察して返り討ち。
勝負あった、ハヤトたちはメロスに歩み寄る。
メロスはバルーのことを覚えていたし、初めて会うハヤトも快く迎えた。
だが、ネジの再現は断った。
メロスに促されて去ろうとするジャックにハヤトは手を差し伸べる。
ジャックは隼人の手を払い、生死を分かつ者でなければ握手しないと拒絶する。
ジャックを馬に乗せたメロスに、ハヤトはなおも食い下がる。
奥さんと娘の消息を問うが、メロスは声を荒げて睨み返す。
「もはや生き返りはしない」と怒鳴り、メロスは馬を駆って去っていく。
最低限の情報を突き付けられて、ハヤトは愕然とする。
ハヤトとバルーは、町の人々にメロスの家族の事情を問いかける。
誰も答えずに立ち去って行った。
困り果てていると、ランプが丁寧にご中心に戻ってきた。
メロスの秘密を知れば、死ぬことになるという。。。
そう言われて引き下がれない。
3人の人相をじっくり見たランプは、3人がただの流れ者でないことに気づいた。
なるほどね…ランプは3人の始末を皮算用してる素振りを隠して立ち去った。
バルーが苛立って見送っているうちに、夫人が声を掛けた。
3人に会わせたい人がいるらしい。
ハヤトは乗ることにした。
一方のガバナス戦闘母艦…
イーガー副長は、西部の銅山が計画値の出鉱を達成できない事情を問い詰める。
奴隷の怠けぶりを言い訳するタイトン長官だが、コーガー団長とイーガー復調はテレポートして長官の前に現れる。
コーガーは抜刀し、タイトンの処刑をほのめかす。
食い下がるタイトンに言い訳無用とは怒鳴ったものの、2人はあっさりテレポートして消えた。
首の皮一枚つながって安堵するタイトンに、帰還したランプが手配書の確認を求める。
手配書どころじゃないタイトンは気が気じゃないが、ランプが読み上げる賞金首の名に反応する。
名誉挽回の絶好のチャンス、タイトンは眼の色を変えた。
銀~河~に敷か~…

夫人が手引きして面通しできたのは、教会に潜む市長だった。
市長はこの町に起きた出来事を明かす。
町の男達は、コップ一杯の水と一切れのパンで働かされている。
井戸は全てガバナスに管理され、川には鉱毒が流されている。
生命線を押さえられた市民は、奴隷になり下がっている。
抵抗できるはずのメロスでさえ、ガバナスと正面切って争ってもいない。
ハヤトはメロスの無関心ぶりが気にかかkる。
市長はかつてメロスが抵抗してきたことを明かす。
メロスの一家は協会に匿われ、市民が世話をしていた。
タイトンはメロスの抵抗力を奪うために、町じゅうの子供たちを捕らえて連れ去った。
子供の生命と引き換えにメロスの家族を引き渡すよう命じ、人々は従った。
脱走した一家は、ジャックを残して射殺された。
市民に裏切られたメロスは、もはや誰も信じようとはしなくなった…。
これはひどい…バルーのみならず、ハヤトも憤る。
市民を解放するには、どうしてもメロスの力が必要だと市長は訴える。
市長はハヤトに頼み込み、ハヤトも快諾する。
殺害されたメロスの家族は、市長の娘と孫でもある。
市長は婿と最後の孫の無事を3人に託す。

リュウとバルーは銅山の坑口に迫る。
これ見よがしに、子供たちを閉じ込めた檻が据えてある。
バルーは飛び出したがるが、やたらと多い歩哨を前にリュウは止める。
まずはじっくり作戦を練ろうじゃないか。
救出を誓って2人は引き下がる。
一方、ジャックは川の水を汲んでいた。
簡易な濾過器では、鉱毒の除去も量産もままならない。
ジャックはいっぱいの濾過水を見つめる。
その背後にランプ一味が迫っていた。
ジャックの悲鳴を聞きつめてメロスが飛び出す。
ランプはすでにジャックを拘束していた。
対峙したメロスにランプは交換条件を出す。
拒否すれば、ジャックを拘束した革バンドが天日で収縮し、四肢を締め上げるだけだ。
窒息まで5時間余り、その間にハヤトたちを殺して来い。
メロスに選択の余地はなかった。
…そんな裏工作は、プレアスターがピンポイントでモニタリングされていた。
原野を走ってメロスを探すハヤトの前に、メロスは自ら現れる。
ハヤトは事情を洗いざらい明らかにしつつ、決起を促す。
メロスは説得を拒んで抜刀する。
勝負を求めるメロスをハヤトは制するが、メロスには事情がある。
メロスの切っ先をハヤトはかわす。
同志に裏切られた悲しみを込めた切っ先をハヤトは白羽取りで受け止める。
すべて裏切りを差し向けたガバナスこそ諸悪の根源ではないのか。
白羽取りを振り切られ、ハヤトは飛び去る。
ハヤトも遂にサイを抜いた。
間合いを詰める両者を遮るために、プレアスターが現れる。
ソフィアはピアノの音色を光線に変え、剣を交わす両者に浴びせる。
戦意を光線で和らげながら、ソフィアは作戦を伝える。
まずはジャックを救うことで同志討ちを回避することだ。
事情が分かれば話は早い、ハヤトは救出を促し、メロスも乗った。

タイトンとランプは、人質の子供たちを広場に引き出した。
メロスとハヤトたちの身gはわりに全員処刑。
乗り込んだメロスとハヤトを指差し、交換条件として市民に2人の抹殺を促す。
市民たちはしぶしぶ得物を手に2人ににじり寄る。
いつか来た道の繰り返し、メロスは人々に向き直って挑発する。
負の連鎖を断ちたいハヤトは両者の間に割って入る。
事情が事情だけに、人々は引き下がれない。
そんな折、ジャックがメロスを制する。
ジャックは昔のように皆と遊びたいだけだ。
一緒に拘束された子供達も、迫りくる人々を止める。
子供達も、町の英雄を失いたくないだけだ。
人々は打ちひしがれて得物を下ろす。
ジャックはガバナスを倒すようメロスを促す。
ジャックですら真の敵を知っているではないか…裏切りを強いられた市民の辛さもわかってくれ。
ハヤトと市長に促され、メロスは逡巡する。
銃口が子供たちに向けられた。。
ハヤトは身代わりを志願し、ランプは快諾した。
ハヤトはメロスに和解を促して投降する。
メロスはハヤトを呼び止めて突撃する。
発砲…は手裏剣に阻まれて逸れた。
銀河の果てからやって来た、正義の味方、流れ星!
タイトンが攻撃を命じる間もなく、メロスが早撃ちで下っ端を討ち果たす。
ランクが銃を抜く前に、バルーがナイフを投げて弾き飛ばす。
となればハヤトも戦闘開始、メロスは子供たちの前に割って入る。
流れ星が拘束を次々に切り落とし、解放された子どもたちは親の懐に逃げ込んだ。
下っ端はバルーに任せて、流れ星とメロスはタイトンとランプを追う。
その退路に飛び込んできたのは、変幻自在に悪を討つ、平和の使者、まぼろし!
タイトンの切っ先を飛び越え、ランプの銃を蹴り飛ばす。
メロスの口上から仇討開始。
二丁拳銃を流れ星が突き上げ、がらん胴をメロスが?っ捌く。
倒れるランプをかき分け、タイトンの肩口からばっさり斬り下ろした。
メロスの復讐は終わった。
ジャックと市長を先頭に、市民はメロスに駆け寄る。
英雄メロスが帰って来た…。

市民が見守る中、ネジは再現され、無事に回路は回復した。
ジャックは改めて勇者としてハヤトに握手を求める。
ハヤトは固く握り返す。
和解の杯は、ガバナスから取り返した一杯の水。
川にはジャックたちが帰って来た。
それではリアベ号発進!

空間の詳細
脱走失敗シーンで空間発動。母と妹と一緒に駆け去るカット、ウェスタン調のひらひら付きミニスカートの裾から、白いもこもこが一瞬姿を現す。直後に残念な最期を迎えるので、純粋にハァハァはできないが、民族衣装だらけの銀河大戦で拝める貴重な白いもの。


あるじのその他の分布地
特撮畑ではない。アラカンが客演した新仕置人11話や森昌子が客演した銭形平次555話など、50年代後半の著名な時代劇に出演している。

燃えろロボコン#49「サンタ発見! 全員集合」(1999年)

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空間のあるじ
公園で遊ぶ子供(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(坂本太郎監督/山田隆司脚本)
世の中ではクリスマスが目の前。
栗原家でもツリーのセッティングは完了。
あとは栗原家のサンタに注文するだけだ。
ということで、サブタイ直後にロボコンは不思議がる。
プレゼントはサンタがくれるものなのに、なぜパパさんに頼むのかジュンに問う。
ジュンはパパがメッセンジャーだと答える。
それはパパがサンタの友達だから。
…予想の斜め上を行くファンタジスタでしたジュン。
サンタの友達がガンツ先生の他にもいると知って、ロボコンは感激する。
ロボコンもガンツ先生に長時間長持ちアルカリ電池をオーダーしたんだと。
ロボコンもファンタジスタでしたか…。
そんなファンタジスタの前に、物憂げなリアリストが…。
まりなはクレヨンセットをショーケース越しに眺めながらしょぼくれる。
ジュンはサンタさんへのオーダーかと思って声をかける。
まりなはすごい剣幕でサンタの存在をバッサリ斬る。
ジュンは毎年プレゼントをくれるサンタを認めるし、ロボコンも支援する。
しかし、実際に会ったか問われると…ないけど…でも…
まりなはすごい剣幕で駄目出ししつつ走り去った。

ロボコンとジュンはロボプルとロボイドに慰められる。
仮にまりなが正しいのなら、ガンツ先生がサンタに成りすましていることになる。
ロボコンも納得しかける
が、ロボイドいわく、ガンツ先生の巨体が煙突をくぐれるわけがない。
はまったガンツ先生を想像して、ロボコンはやっぱりサンタの存在を認める。
でも、ガンツ先生は怪力だから、玄関から強行突破できるとジュンは想像する。
ロボコンも自信がなくなってきた。
そんな折に「いるさ」と言ってのけたのは…
ぱらぱー・ぱっぱっぱぱーっぱぱぱぱらら~!
超大物特別ゲスト藤田まこと参上!
藤田さんいわく、サンタはサンタを信じる子供の所だけに現れる、と。
自信ありげな藤田さんが何者なのか、ロボイドは尋ねる。
サンタクロース…の親友の原田三太郎と藤田さんは名乗る。
中村とか安浦じゃなくって安心するやら残念やら。
三太郎はこれからサンタと一杯ついでにジュンのプレゼントを伝えておくという。
飲み屋のママさん、真野あずさじゃないでしょうね。
プレゼントをメモったところで、「まるで刑事みたい」とロボイドの弁。
しれっとよろけないでください藤田さん。
そんなわけで、栗原家ではパパさん主催のリクエスト大会なのだが…。
モモコのコート4万円也を失われた20年を理由に却下しつつ第二候補へ。
オサムはサンタの窮状は熟知しているので、ゲームソフトで妥協する。
一方、ジュンは三太郎に頼んだのでナシということで。
念のためと食い下がる現実のサンタだが、ジュンは三太郎を信じ切って応じなかった。

翌日の下校…
パパママを罵るまりなの声が聞こえてきた。
今夜のパーティは、ケーキ屋の仕事でお流れになりそうだ。
仕事から足を洗った西順之助…ライデン瓶のようにはケーキは甘くなかった。
目の前で喜ぶお客を見せ付けられたまりなは店を飛び出す。
公園でひとりしょげ返るまりなを見かねて、ジュンとロボコンは追う。
まりなが信じればサンタは現れると訴えるが、まりなは証拠を求める。
サンタが本当にいるなら連れて来てよ、と。
…この時点で見込み薄ですよ…どう挽回するのやら…。
ロボコンは相変わらず安請け合いのロボ根性。
そこで、ガンツ先生にサンタの居場所を教わりに来た。
問い詰められたガンツ先生は、師走の多忙を理由に取り合わないことにした。
しょげるロボコンにロビーナちゃんは探す手伝いを申し出る。
ならば探すまでだ。
しかし、町はサンタコスプレだらけ…ロビーナちゃんとロボプルは間違える。
中にはサンタコスの泥棒もおりまして…
鉢合わせしたロボコンと格闘になりましたとさ。
振りほどかれたサンタ泥棒がぶちまけたのは盗品の山だったとな。
ロボピーに逮捕協力ありがとうと言われましても…
目的達成ならず…がっくし。
サンタ装束のガンツ先生とすれ違っても、ありゃガンツ先生とロボコンばっさり。
すっかりやさぐれちまいました。
一方、まりなの行く先々はどこもかしこもクリスマス一色。
ため息をつくまりなにジュンとロボコンは中間報告して後半に賭ける。
まりなは怒って逃げ出した。
ジュンはまりなを可哀想に思い、探し尽くそうと意気込む。
そんなところに三太郎が現れた。
プレゼントのことは伝えたという報告で済ませるところだった。
切羽詰ったロボコンは、サンタの行方を問う。
三太郎も当然ながら黙り込む。
まりなの事情をロボコンは訴える。
三太郎はまりなの真意を理解していた。
サンタに会うことそのものはまりなの願いではない。
家族とパーティしたいのが真意だと打ち明ける。
ロボコンもジュンもようやくやるべきことに気づいた。
目指せ完売!
してやったりの三太郎であった。
ぱっ・ぱっぱー!

大入り満員のケーキ屋にロボコンたちは押しかける。
おまけのおもちゃは店外でロボガシャが引き受ける。
ロボピーとロボイドも行列誘導に加わる。
ロボケロとロビーナちゃんは客引きの声を張り上げ、ロボコンも町を回る。
ロボパチは記念写真をサービスする。
ロボデジが注文を受けてロボビンが配達。
Bパート開始2分と経たず、ソールドアウトに成功した。
その頃、まりなはお絵かきしながらうたた寝していた。
ママが起こし、パパがパーティに誘い出す。
抱っこで連れ出された庭は、ガーデンパーティの準備が完了していた。
ロボコンたちがクラッカーを焚きながらまりなを迎え入れる。
やっとまりなに笑顔が戻る。
ロボコンにエスコートされてスペシャルシートへ。
ロボモグがブッシュドノエルを差し出す…カレー味ってことないよな。
まりなが蝋燭を吹き消して大盛り上がり。
なのだが、ロボボスとロボゲタが乱入してきた。
が、今日はおとなしく、植木屋から借りたリアルもみの木のお届けだった。
じゃあロボケロの音頭でレッツパーティ!
まりなはジュンとロボコンに感謝する。
まりなは初めての楽しいクリスマスを満喫する。
そこに光る橇がやってくる。
低空に止まった橇から、サンタはプレゼントを渡すという。
袋から光の粉を一掴み。
降り注ぐ光の粉は、みんなの手の中でプレゼントに変わる。
まりなの手にも24色のクレヨンが乗る。
ジュンにも約束どおりのマフラーが、ロボコンにも電池が渡った。
ロボボス・ロボゲタ極悪コンビも、プレゼントがもらえて感激する。
本当にサンタがいて、まりなは感激する。
ジュンはようやく、見覚えのあるサンタの顔に気づいた。
思わず口にするロボコンに、三太郎サンタは目配せする。
みんな感謝しつつ、去り行く橇を見送った。
ジュンの帰りを待ちわびていた栗原家も、2人が帰ってパーティ開始。
ジュンとロボコンにもプレゼントは来たのだが…
ガンツサンタの件はモモコがバラしちゃうし、
パパさんの山は外れちゃったし。
まあ、とにかく、メリークリスマス!

ということで、ロボット学校は…
パーティをすっぽかされたガンツ先生がしょげ返っていた。
…というのはサプライズ。
ロボコンを先頭に時間差で乱入したのだが…
遅刻で全員0点!
ああ黒ガンツ先生発動しちゃいましたか。
…というのもサプライズ。
全員100点ということで、ロボット学校でもメリークリスマス!


空間の詳細
最古参nomr*r氏からの頂き物。公園しょんぼりシーンで空間発動。滑り台を降りてくる女の子のスカートがめくれ上がり、中身のブルマが丸見えになる。


あるじのその他の分布地
いつものことながら、エキストラじゃな。。。

ジャッカー#27「独裁者の野望!! 砕け! 死の収容所」(1977年)

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空間のあるじ
上田参謀の娘(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(竹本弘一監督/上原正三脚本)
註:この作品には、根本的な問題が存在する。
 敵怪人クロコダ「ク」ル総統は、誰がどう見てもクロコダ「イ」ル。
 だがしかし、上正さんの脚本も台詞もクロコダ「ク」ル。
 とある与太話によると、御大がデザイン画に書いた名前が「インド人を右に」級の達筆だったせいだとか…。
 そんなわけで、以下のあらすじはクロコダ「イ」ルに統一することにするってことでご了承を。

藤田技術庁長官の休日は穏やかに始まっていた。
戻ったり飛んだりの慌しいラジオ体操第一はともかく、4人家族でバドミントンを楽しんでいた。
クライムはいきなり藤田家に乱入し、一家もろとも拉致して去った。
ジャッカー現場に到着。
科学特捜隊幹部と承知で拉致したに違いないと番場は考える。
そんなわけでブルーバックのサブタイぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃーん!
長官の車はワックス塗りかけのまま、脱水機の洗濯物は干す間もなかった。
藤田家は完全無警戒の中を急襲されたに違いない。
じっくり調査している間に、クライムは特捜隊関係者を続々と襲撃した。
老若男女を問わず、家族もろとも幹部をトラックに押し込んでいく。
ジャッカーは救出作戦に乗り出す。
桜井を除いて追跡開始。
マッハダイヤが拉致トラックを発見した。
…めっさ目立つじゃありませんか…
無線連絡でハートバギーとオートクローバーが増援する。
やがて拉致トラックはモービルステーションに逃げ込んだ。
わかりやすすぎる待ち伏せモードだが、3人は乗り込む。
逃走中にのんびり給油中のクライム兵を襲うが、哨戒兵が銃口を荷台に向ける。
役割分担なしに団子状態の3人は打つ手なし。
負けだ…ということにして、あっさり投降、トラックに拉致された。
…と言うか潜入に成功した。
9号は「風と共に去りぬ」と通報する。
さて、どんな救出作戦になりますやら…。

トラックを降ろされた3人は、現場を観測する。
カレンが真っ先に藤田長官に気づく。
その他幹部連は強制労働中、その家族は投獄中。
東の感想は、まるで強制収容所。
いや、強制収容所そのものだった。
3人も衆人環視の中、資材運搬の強制労働に借り出される。
隙を突いて、長官は東を物陰に呼び止める。
長官は佐藤隊長・上田参謀・坂崎情報局長ら幹部の無事は伝達した。
東は何の目的で労働を強いられているか問う。
長官はあっさり収容所と回答した。
遠くを見れば、四駆に乗り込んだ現場長のクライムロボにクライム兵が敬礼しているところ。
よーく見慣れたローマ式敬礼とくれば…。
長官は下車したクロコダイル総統を紹介する。
ワニモチーフだからカッコいいのだが…
クライムロボ標準装備のブレストファイヤーが左側しかないのが不自然です御大。
クロコダイル総統はガス室の窯に潜り込んでいった。
東はさらに奥への潜入を決意して手首の拘束を断ち切る。
2人組の歩哨の片方を角に弾き刷り込んで撃破。
しれっともう一人とすれ違い、泡を食ってる隙にグーの一発で撃破した。
それじゃあ変装して窯の中へ。
地下通路を介して、奥の間に到達する。
面々はクロコダイル総統を前にして、ハイル・クロコダクルの詠唱中。
クロコダイル総統いわく、総統閣下の生まれ変わりだそうな。
…ヒトデからワニにえらい出世しましたな…。
歓声を上げるクライム兵に満足したクロコダイル総統は演説をぶつ。
クライムの世界征服を果たすため、邪魔者を世界から抹殺する。
ジャッカーと特捜隊を抹殺しようと鼓舞するので、東は呆れてうんこ座りの頬杖を突く。
クロコダイル総統いわく、ジャッカーと特捜隊の血を引く者は一人として生かしてはならぬらしい。
クロコダイル総統以下、オシヴェンツィームを絶唱する。
なにがオシベンチームだ…と呆れ果てる東だが、歩哨に見咎められて唱和して誤魔化す。
帰還したやさぐれハスラーには何のことかわからん呪文だった。
しかし、欧米人と学者には大いに心当たりのある単語だった。
ポーランド共和国オシヴェンツィーム市…ドイツ語表記アウシュヴィッツ。
大地からユダヤ人絶滅収容所のことと聞かされ、東はクロコダイル総統の目的を知って慄然とする。
ヒトラーを敬愛してやまないクロコダイル総統は、ヒトラーを真似ようとしている。
東から通報を受けた番場は桜井をスカイエースで差し向ける。
収容所の3人のみならず、収容所の面々は飛来したスカイエースに歓喜する。
東の連絡を受け、エースはコンテナを投下しようとする。
その寸前、ハーケンクロイツを背にクロコダイル総統は無線で制する。
指揮棒に合わせて高射砲が地下から現れた。
クライムが誇るロングロングカーン砲…だそうで…。
さらに、クロコダイル総統は投獄中の家族を広場に引き出す。
クライム兵の隊列は、広場の人々の足元に威嚇射撃を放つ。
たまりかねた3人は、隊列と人々の間に割って入る。
ロングロングカーン砲の対空砲火も始まった。
ほぼ直撃に近い至近弾がスカイエースを襲う…久我山の15センチ高射砲どころじゃない。
あまりにも必中率が高すぎるロングロングカーン砲を浴び、エースは無念の撤退を決意する。
スカイエースが逃げた…捕虜の人々は絶望する。
クロコダイル総統はガス室の仕上げを急がせる。
翌朝までに完成させ、ジャッカー「4人そろえて」ガス室送りだとか。
クロコダイル総統、残るエースを捉える策がありそうだな…。

その夜…
絶望する藤田夫人を前に、大地は地下道計画を明らかにする。
東は天井経由で作業場から獲物を拝借してきた。
ベッドを立てて目隠しして、ダイヤドリルの穿孔から掘削開始。
しかし、武闘派の面々は、ちんたらした土木工事が待てない。
大地は宥めすかすし、藤田も丸め込むが、佐藤隊長は柵の正面突破を提案する。
3人が止める間もなく、風見鶏の藤田が頷いて決行となった。
佐藤と部下2人が闇に紛れて柵に迫る。
一番槍を志願した隊員が柵に取り付くや、高圧電流で黒焦げになる。
サーチライト点灯、あっさり佐藤と部下は家族の目の前で蜂の巣になった。
…言わんこっちゃない…と言ったのは視聴者だけだけど。
止めてりゃよかった…カレンは無言で顔を伏せる。
一方、ロングロングカーン砲の写真を睨みながら、番場は困り果てる。
スカイエースの強行突破は不可能だ。
…ジャックタンクの可能性探ってみませんか…?
桜井はガス室の破壊だけは達成しようと意気込む。
人々の延命のためにも、番場も賛同する。
さて、いかにして潜入しますか?
一方、初志貫徹中の面々は、東と大地を先頭に、黙々と作業を始めていた。
さて、大脱走は果たせますかどうか…
キカイダー・だだん!…なぜキカイダーのアイキャッチに変えたんだろ?
気味悪いビッグワンの絵柄が消えて、先頭2人の掘削作業は続いている。
藤田が巡回の足音を聞きつけた。
ベッドを並べなおし、掻い出した土嚢を隠して寝た振りに掛かる。
だがしかし、先頭の2人には巡回の件は伝わらない。
坑口から漏れてくる2人の気配をカレンは案じる。
クライム兵は念入りに人数を点検する。
巡回は徐々に坑口へ近づいていく。
逆に、東は土嚢を坑口に届けに戻る。
気づかないまま東は坑口から頭を出した。
カレンは金切り声を上げて巡回の気を逸らす。
巡回はカレンに集まり、寝言と判断して牢を出た。
地上でも地下でも危機一髪を免れ、核抜き電気に重力磁力がばくばく…。
一息ついて、東と大地は作業を再開する。

夜明け…
桜井は収容所に肉薄する。
付近が地雷原だとセンサーで見抜く。
一気に地雷原と柵を飛び越えて身を潜める。
着地音に歩哨が群がる隙に、一気に屋根へ。
ガス室裏の歩哨の背後に飛び降りて瞬殺する。
表に回りこんで、足元を転がりつつ急襲、ガス室の扉に張りついた。
開いてみれば間違いなくガス室。
桜井は破壊工作に着手する。
一方、東と大地はゴールに迫っていた。
奴らの驚く顔を東は期待しつつ、最後の一突きを加えると…
「見せてやろうか?」
驚いたのは東と大地の方だった。
先読みどんぴしゃりのクロコダイル総統は、あざ笑いながらガス弾を坑口に放り込む。
一夜の努力がすべて水の泡…2人は無念のまま匍匐して引き返す。
一方の桜井も、爆破準備が完了した。
時限装置2分セット、起動。
しかし、扉が開かない。
覗き窓を開き、クロコダイル総統が高笑い。
こっちも無念、時限装置解除…すべてクロコダイル総統の掌の上だった。
クロコダイル総統のコマンドに従い、ガスの噴射が始まった。
残念…核サイボーグ機能停止…。

広場に引き出された3人に桜井が追加された。
得意げに罵倒するクロコダイル総統に3人は一斉攻撃を仕掛けるが、あっさり退ける。
ついでにガスに酔った桜井も投げ捨てる。
「失敗した、済まん」の桜井に「ヘッ、こっちも失敗したよ」と苦笑いの東。
無様だがかっけーな東。
そんな中にファンファーレが響き渡る。
クロコダイル総統が振り返ると、四駆に乗って颯爽と現れたちょび髭の番場
…いつ見ても加トちゃんペなのはどうしてですか宮内さん。
玉三郎と9号を引き連れ、ご丁寧にハーケンクロイツを掲げてやって来た。
夢にまで見た総統閣下の登場とあって、クロコダイル総統はローマ式敬礼で迎え入れる。
番場ヒトラーは胡散臭いドイツ語で返礼する。
番場ヒトラーは、ジャッカーの処刑を一目見に地獄から舞い戻ったという。
クライム兵の歓迎を受けながら4人に歩み寄る。
言いたい放題の番場ヒトラーに、フカシと分かっていても大地が仏頂面になる。
ガス室送りじゃ生ぬるい、ロングロングカーン砲の標的にするのだ!
ということで、番場ヒトラーは特注の砲弾を披露する。
これで4人をドカーン!
え・マジで? って顔しないの大地。
大感激のクロコダイル総統、いつもの断崖に4人を拘束した。
よーく狙って…発射!
ろーんぐろーんぐドカーン!
泡を食ってクロコダイル総統は駆け戻る。
「総統は相当な嘘つきだ!」
ここがガミラスなら、ボッシュート必至です上正さん。
加トちゃん高笑いで、番場ヒトラーはハーケンクロイツを掲げる。
正体を問うクロコダイル総統の前で、ハーケンクロイツをかざして白タキにチェンジ。
ジャッカー電撃隊行動隊長・番場壮吉…ずず~っ…よろしくぅ!
香り100%吸引済みのバラを顔面に食らって、クロコダイル総統はうろたえる。
この隙に断崖上の4人は解放されて、さっさとチェンジだ。
クロコダイル総統が断崖の下に帰ってくると、崖の上からパーカスも高らかに名乗りの儀。
ジャック、左足が崖際で怖いよう。
ということで、OPに乗ってクライム兵も整列。
「ハイル・クロコダクル」に「正義の力を受けてみろ!」
戦闘開始。
まずは個人名乗りまで費やしてクライム兵をなぎ倒す。
相変わらずキングの出番少なっ…
さあてクロコダイル総統戦だ。
鞭の打ち合いはエースと相撃ち。
4人がかりの電撃キック連発に持ちこたえる。
しょうがないな…ビィィィッグボンバー!
砲台完成、ビッグワン召還、はいビッグボンバー。
クロコダイル総統いわく「総統閣下、これよりお傍に参ります!」
筋金入りの信奉者だったことよ…。

捕虜が解放され、歓喜に沸く収容所だったが…
コンドールマンが沸いてきそうな暗雲と共に、火球が降りてくる。
ジャッカーの前に降り立った火球はシルエットとなる。
クライムの総支配者シャインと名乗る。
地球支配を宣告して、シャインは飛び去った。
クライムの大ボスが宇宙人と知って、ジャッカーはさらに決意を固める。
その実体は、単なる派遣シャインだったとはまだ知る由もない。

空間の詳細
スカイエース撤退シーンで空間発動。3人が走り去った直後、背後の人質の皆さんが立ち上がるまで、しゃがみ込んだスカートの奥で白いものが小さく富士山型に見えている。


あるじのその他の分布地
大部屋女優さんたちがいっぱい出演しているので、テロップから絞り込めなかった。

ロボ丸#43「カリント牧場の決闘」(1983年)

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空間のあるじ
海野ナナコ(演・富岡香織)
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おおざっぱでもないあらすじ(高橋勝監督/松本功脚本)
のんきにED歌いながらお散歩中のロボ丸だが、異様な殺気を感じた。
公園を歩いてくる、ギターを抱えた渡り鳥…早川健ではありません。
奴はギターを放り出し、転がりながら銃を撃つ。
ロボ丸が持っていた星型キャンディが砕けてしまう。
ぶすくれるロボ丸に、奴はカリントニュータウンの場所を問う。
変なの呼ばわりされてこけるロボ丸に、奴はさらにアンクル・ヒマダの行方を問う。
比間田会長のことを聞き出し、奴はマイペースに去っていった。
キャンディ返せ~のロボ丸をバックにサブタイぽよ~ん。

キッド川村は会長以下、グーチョキパーや子供たちに早撃ちを披露する。
おいてる空き缶はもとより、飛んでる風船もステッキに置いたリンゴもお見事。
ロボ丸とネクラゲは木陰からこっそり覗く。
会長は西部式ボーイスカウトの発足を思いつき、キッドを指導者として招いた。
キッドは本場テキサスからやってきた他称西部一の勇者にして正義の味方。
会長は防犯会長の肩書きをキッドに譲ることにした。
拍手喝采の最中だが、キッドはロボ丸の気配に気づいて発砲する。
撃たれたロボ丸は一目散に逃げ出した。
ロボ丸にウエスタンスカウト入団を薦めるネクラゲだが、ロボ丸は乗り気じゃない。
ロボ丸にはマンマル星から来た自称宇宙の勇者のプライドがある。
ロボ丸は正義の味方の肩書きを譲りたくない。
カリントニュータウンに正義の味方が2人もいたら計算が合わない。
ロボ丸は決闘を思いつく。
キッドのギターでフォークダンス中だが、キッドはネクラゲに気づいてナイフを投げる。
キッドは入隊費5000円・会費2000円をせびる。
撃墜されたネクラゲは、意に介さずに果たし状を差し出す。
自称正義の味方ナンバー1・ロボ丸はドジョウが原にキッドを呼びつける。
キッドは大喜びで受けて立つ。

そんなわけでドジョウが原…。
アイコさんの中継のもと、ナナコたちやグーチョキパーが見守る中で決闘が始まった。
背中合わせから離れて振り返る。
キッドはホルスター、ロボ丸はバッテンボーに手を伸ばす。
クレーが投げられた。
バッテンボーを抜いてる隙に、キッドはクレーを撃ち砕いた。
ナナコ以外は勝者に駆け寄る。
ロボ丸は余興と食い下がり、キッドはデスマッチの再戦を快諾する。
死ぬまでの真剣勝負と聞かされて、ロボ丸はたじろぐ。
なんだかあっさり射殺されそう…ロボ丸は他の対戦を求める。
ならばボーイナイフでハンカチ決闘はどうだ?
これなら鋼鉄の体で持ちこたえそうだし、返り討ちもできそうだ。
…と気づいたキッドが引っ込める。
そこでチョキットが分解スパナを投げ渡す。
…バラバラマンから掠めたのかい?
キッドは手のひらを返し、バッテンボーを変てこりんな棒と笑う。
完全的に頭にきたロボ丸は受けることにした。
ということでデスマッチ開始。
引っ張り合いから得物の打ち合い、そして転がし合い。
たまらずナナコは止めに入る。
ナナコが相手じゃな…キッドとロボ丸は決闘を中止した。
キッドはナナコを姫抱っこして慰める。
代わろうとしたロボ丸だが、野次馬にあしらわれて引き下がる。
ぺんぽこぺっぽんぽん・びよ~ん。

屯田博士はキッドとロボ丸の人気逆転をバランスの法則とからかう。
どうでもいいロボ丸は、博士とビデオでキッド対策を練る。
0.3秒の早業に負けてたまるか!
0.9秒…大負けです…。
何度練習しても程遠い。
困り果てたところにパラットがやってきた。
お金貸して欲しいんだ、ほんの僅か50000円。
パラットも高いとは思うのだが、キッドがそう言うんだから仕方ない。
50000円あれば、テキサスでキャンプできるんだってさ。
ナナコいわく、本来25万のところを8割引だとさ。
パパには痛い出費で難色を示すが、ナナコは行きたがる。
受付を遠目に、ナナコはテキサスに行きたがる。
ロボ丸はテキサスでなくても、マンマル星に連れて行く約束をする。
そのためには、バッテンソーサーが直らなきゃね…。
ナナコは期待せずに生返事する。
ロボ丸は不意に、テキサスに行く必要がないことに気づく。
カリントニュータウンを西部の町に変えてしまえばいいことだ。
テキサスに行けなくても悲しまなくていいし、正義の味方が複数いてもかまわない。
ロボ丸は酒場を訪ねたさすらいのガンマンを妄想する。
どう見ても悪役ですが…。
ナナコはナイスアイデアと考える。

一方、キッドは100万の入会金をゲットした。
さらに200万・300万を高望みする。
会長にも内緒の軍資金らしい。
会長はロボ丸をキッドに引き合わせ、テキサス行きの志願を告げる。
ヘナロボは白旗を掲げてぐっと我慢する。
ここで怒ったらプランが台無しだ。
ロボ丸はおだてながら交渉に入る。
西部の男は頼まれたら嫌だとは言わない…ことになってる。
ということで、キッドに保安官役を依頼する。
OKしたことにして、ロボ丸はガンマンを自称する。
はい?
ということで、妄想を公開した。
酒場でロボ丸と博士が早撃ち勝負。
博士がばったり倒れたところで、キッド保安官がやってきて「続けろ」
でドンチャン騒ぎ開始。
会長はナイスアイデアと受け取るが、キッドは渋い顔。
突然笑い出したキッドは、街づくりにはマネーが必要な現実を持ち上げる。
だからロボ丸は目の前の手提げ金庫を拝借しようとする。
100万取られてたまるものか、でキッドは口走る。
会長もロボ丸も唖然…。
テキサスに行く軍資金なのに。
この町が西部になれば行かなくていいの。
このださい町が西部になるわけないだろ。
なるよ。
…というわけで、金庫争奪綱引き開始。
夢とロマンと夢とマロンの引っ張り合いにキッドは痺れを切らす。
飛び出そうとしてテーブルにけつまづく。
取り落とした金庫はロボ丸の手に。
ロボ丸は金庫を持って逃げ出した。
立派なドロボーです。
かって知ったるカリントニュータウン、ロボ丸は電柱や壁に隠れてキッドをまく。
キッドは発砲してロボ丸をカキーンカキーン。
それなりに痛い目に遭ったロボ丸は、キッドを足止めしようとトラップを張る。
キッドはスルー、逆に自分のロープに足を取られる。
自滅したロボ丸に駆け寄ろうとしたキッドだが、会長や博士やグーチョキパーやポチを見て隠れる。
取りあえず、金庫を放棄して言い訳しながら脱走。
一同がロボ丸を問い詰める隙に、キッドは金庫を持ち去った。
そろそろキッドのテキサス詐欺も潮時だ。
キッドが車に乗ろうとしたところに、いどう交番のサイレンが。
小百合さんに追われたキッドは金庫を抱えて走り出す。
角を曲がったところで、追い回されるロボ丸に鉢合わせ。
はい正面衝突。

ということで、アメリカで前科10犯の詐欺を働いてきたキッドはお縄になった。
会長も実は騙されていたらしい。
アメリカに親類はいないはずだが、キッドが強く言うもので信じてしまったとか。
そんなわけで大手柄のロボ丸だが、ゴロー達に空気鉄砲を当てられる。
本当の正義の味方に拳銃はいらない。
いよっ、あ・バッテンボー!

空間の詳細
西部の町構想相談シーンで空間発動。階段に座り込んで構想を発表し終わって立ち上がる瞬間、太腿が開いて中の恥ずかしい白いものが丸見えになる。


あるじのその他の分布地
・太陽戦隊サンバルカン:準レギュラー・松田ルミ(1981年)
・大戦隊ゴーグルファイブ#12「嘘から出た砂地獄」(1982年)

カブタック#12「お掃除ふたりぼっち」(1997年)

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空間のあるじ
三鷹小百合(演・小出由華)
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おおざっぱでもないあらすじ(岩原直樹監督/西園悟脚本)
まずはスターピースのプロフィールおさらいからスタート。
効力を発揮する1年間のうち、とっくに2ヶ月が経過してしまった。
何の願いもかなわないうちに1年が終わってしまいそうだ。
銭湯でコブランダーはスパイドンとガニランを焚きつける。
そこでスパイドンは、とって置きのひみつ兵器を明かした。
自信満々にドレッサーから取り出しましたる掃除機1つ。
スターピースを見つけたら吸い取ってまえ。
一方のコブランダーは冷静に突っ込み返す。
外で見つけたら、電源はどうするんだよ?
あ…
スパイドンはあっさりぽこぽこ殴られる。
ガニランは酒を肴に取り成すが、コブランダーの怒りに油を注ぐ。
ガニランとスパイドンは叩き出されたが、例によってスターピース登場。
無人の銭湯で、富士山壁画から飛び出して掃除機に乗り移る。
掃除機は吸口を巨大化し、張り切って吸引開始。
自分よりでっかいドレッサーを吸いつけると、閃光を発して吸い込んだ。
ガニランの酒も腹の中。
次は何を吸おうかな…きょろきょろ掃除機をバックにサブタイコールカブ~。

放課後の朝日小…
小百合は譲にスターピースの残りかすを交渉中。
奇麗だし、対決に参加したので所有権も主張できるし、ちょうだい。
たしかに3個のスターピースは願いをかなえ終えて、役に立たない
…と勘違いされている。
しかし、何か引っかかる譲は簡単にOKできなかった。
小百合に粘りに粘られ、譲は生返事を残して帰宅した。
譲の部屋…
カブタックは立ったまま止まり木にしがみついて寝てるし…
譲はこっそりカブタックの段ボールを開く。
3個の残りかすあっさり発掘。
譲は残りかすを机に並べて改めて観察する。
どれも微妙に形が違う…。
どれを小百合に譲ろうか考えあぐねているうちに、カブタックが目覚めた。
別に隠す素振りもなく、気づいたカブタックに打ち明ける。
博士から大切に保管を命じられた残りかすとあって、カブタックは慌てる。
でも、譲は交換条件にプリクラご一緒の約束を取り付けていた。
昔懐かしたまごっちフレームでイェイの妄想中…。
カブタックがちょっと前向きになったことをいいことに、譲は話を強引に進める。
いそいそ準備する譲をカブタックは止めに追う。
その隙に、掃除機が忍び込んできた。
部屋を観察した掃除機は、上機嫌で吸引開始。
テーブルごとボードゲーム、棚の上の物も机の上の物も。
机の上に並べた残りかすも掃除機の中へ。
箱を用意して上機嫌で戻ってくる謙と煮え切らないカブタック…
ないし…
2人は大慌て。

公園で暇をぶっこいている中野美樹は、AP717に水鉄砲ぶっかけて暇つぶし中。
譲とカブタックは中野美樹に頼ることにした。
盗難事件と聞いて、中野美樹はメモを取り始めるのだが…
被害額がタダみたいなものと聞かされて、ナチュラルに知らん振りで去って行った。
まずブツの情報聞かなきゃダメだろがよ。
袖にされて絶句の2人だが、こっちの都合関係なく小百合が訪ねてきた。
「約束してたスターp「あんな所にスタン・ハンセンが!」
譲逃走…小百合は食い下がって追いかける。
事情を知ってるカブタックはあたふたしてる間に置いて行かれた。
一方、クワジーロの工事現場に、テントリーナが出前を届けていた。
その背後を歌いながら通り過ぎる掃除機が…。
掃除機はおが屑を吸い始めた。
昼飯中のクワジーロは感心するし、休憩中のテントリーナも同意する。
だがしかし、掃除機は大工さんたちの昼飯を吸引した。
とうとう大工さんまで吸い出した。
この騒動で、クワジーロは吸口のスターピースに気がついた。
そうと知らない譲は、次の公園で小百合に追いつかれた。
あくまでハンセンで逃げ切ろうとする譲を小百合は言葉攻めで追い詰める。
小百合はスターピースの出し惜しみと判断した。
逃げたと問い詰める小百合に逃げてないと言い訳。
じゃあ何してたと食い下がられ「息してた」…3年生かおまえは。
譲は深呼吸でこの場をごまかそうとする。
だが、リアルに呼吸する奴がこの公園にやってきた。
三輪車やら水鉄砲やらを吸引する音が小百合にも聞こえる。
が、タイミング絶妙で譲の呼吸と勘違い。
わざとらしすぎてダメ出しする小百合の横を「おそうじおそうじランランラン♪」
去りゆく掃除機のスターピースに譲も気づいた。
直後、掃除機が振り返る。
あーっ、小百合が引きずり込まれる。
譲も手を伸ばし損ねて吸いつかれた。
2人はあっという間に掃除機の中へ…。
そうと知らないカブタックも公園に着いたが、もう2人はいなかった。
そこにタイミングよすぎで蔵之助がクワジーロとテントリーナを連れて駆けつける。
3人からスターピース情報を聞かされた直後、あっさり掃除機発見。
水飲み場で水を飲んでいた。
ということで、捕まえろー!
の捕り物開始のところ、コブランダーたちが現場に出くわした。
ナイスチャンス到来、ということでいつもの光景へ。
コブランダーたちが割り込んで先行する。
のだが…
高架下を抜けた掃除機は、飛び出したトンボーグにあっさり捕獲される。
例によって「この勝負、私が預かる!」
「ひとーつ、ひいきは絶対せず!(←え?
 ふたーつ、不正は見逃さず!(←はい?
 みっつ、見事にジャッジする!(←えーっ?
 審判ロボ・キャプテントンボーグ、ただいま参上!」(←あーまたややこしいのが
そんなわけで、カブタックは譲を召喚する。
しかし、掃除機の中で譲は気絶中…。
弱ったカブ~、スーパーチェンジできないカブ~。
そんなカブタックの困惑に関係なく、トンボーグはボクシング対決を勝手に決める。
ぴよよぴよよぴよよぴよよYOU! ARE! KABUTACK!

そんなわけで、明日はどっちがチャンピオン・拳で語れ・男の情熱…
R1はカブタックVSガニラン。
心の準備ができてないカブタックに、ガニランは自信満々で攻めかかる。
一発でコーナーで顔面強打、いったーい悲鳴で譲は目覚めた。
譲は小百合を揺り起こす。
ここはどこか問われた譲は、的確に場所を言い当てる。
困っていると、小百合の足元をGが這っていく。
譲はスリッパアタックでGを追い散らす。
そんな心細い掃除機の中のことは関係なく、カブタックはガニランのパンチから逃げ惑う。
嵩にかかったガニランはスーパーチェンジ。
カブタックは反撃に出るが、あっさりアッパーを食らってリングの外に吹っ飛ぶ。
賞品の掃除機を乗せた台を直撃してダウンした。
突き落とされた掃除機の中で、2人は振り回される。
倒れた小百合に向けて、ドレッサーが倒れこんできた。
譲は身を呈してドレッサーの下敷きになる。
中身のないドレッサーは簡単に押し戻せたが、譲は手をすりむいた。
小百合はハンカチを巻いて手当てする。
感謝する譲に、小百合はスターピースの見返りと照れ隠し。
感応したスターピースの残りかすは、自ら光を発して存在を教える。
残りかすは光を壁に浴びせ、2人に映像を見せる。
恐竜の時代、原始時代、古代エジプト…
スターピースに記録されていた地球の歴史だった。
願いをかなえても、これだけの力を秘めている。
13個集めたら、地球全体に関わる凄いことが起こるのかもしれない。
…ラッキィ池田ですけどね…。
小百合はスターピースをねだったことを後悔する。
こんな大切なものは受け取れない。
そんな折、スターピースは外の中継を始める。
カブタックはなんとか8カウントでリングインした。
ここでゴング、カブタックはへろへろでイスに座る。
セコンドで蔵之助は譲の到着を信じてカブタックを励ます。
中継を見た譲はスーパーチェンジを焦る。
小百合はナイスアイデアを思いついて制する。
ガニランはお酒大好き…ならば…
そんなわけでR2開始!
小百合は吸い込まれた一升瓶と水鉄砲を使いこなそうと考える。
ホースを通してリングを観察。
ガニランはカブタックをロープ際に追い詰めてこっち向き。
譲は水鉄砲をガニランに向ける。
パンチの勢いでカブタックがスリップし、ガニランがロープにもたれかかる。
酒鉄砲発射!
ホース越しに酒を浴びたガニランは、勝負そっちのけで酒鉄砲を吸う。
べろんべろんべろん~!
千鳥足で棒立ちもままならないガニランをコブランダーは焚きつけるが、もう霞んでます。
逆に強気になってコブラを一喝。
上機嫌でリング状をよろんよろんし始めた。
唖然のカブタックはようやく譲と交信できた。
それではお待たせスーパーチェーンジ!

「ビーロボの一番星・カブタック!!」
「昼間っから星が見えるかって…あれれ?」
酔いどれガニランには分身の術に見えるらしい。
なのに強気で大振りが当たるわけない。
かわしてかわしてストレート。
コーナーに叩きつけられたガニランを励ますスパイドンに八つ当たりの一発。
ついでにコブランダーとトンボーグにもおまけを一発。
反動でカブタック側のコーナーに突っ込んで、今度はコーナーに八つ当たり。
カブタックに呼ばれて振り返るが、どーやらすっかり足にきてるようで。
ジャンプからのカブタックパンチで、ガニランはリングに沈む。
ガニランがお星さまくるくるを数えてるうちに10カウント。
ということで、掃除機が取り残された。
スターピースを外すと、掃除機は爆発した。
けほけほしながら、吸引したものがしっかり現れた。
譲は残りかすも回収してカブタックに示す。
僕も1つ持ってるカブ~。
だが、それはモドキだった。
白い粉がこぼれてカブタックしょんぼりカブ~。
クワジーロはガニランの唐突な弱体化を不思議がるが、それは2人の秘密…。
テントリーナは、2人をカブタックドームに招く。
残りかすは金庫に収納しよう。
牡羊座・水瓶座・魚座の残りかすは、すべて球体のフレームに収まった。
収納庫のことを知らなかったカブタックをデンデンローラーはからかう。
というか忘れてたらしく、テントリーナにもからかわれる。
小百合はもう欲しがらない。
ドームに来れば見られるし、13個揃った時が楽しみだ。
…ラッキィ池田ですが…
2人は納得したらしい。
ではプリクラは?
なし…じゃなくてみんなでということになったらしいよ。

空間の詳細
常連nomr*r氏からの頂き物。掃除機吸引シーンで空間発動。ごみ袋の中に墜落した瞬間、キュロットの隙間から黒々とブルマの影が姿を現す。


あるじのその他の分布地
・特警ウインスペクター#34「逆転ばあちゃん」(1990)
・鳥人戦隊ジェットマン#19「見えます!」鹿鳴館香の少女時代(1991)
・特捜エクシードラフト#1 「死の幼稚園バス」(1992年)
・ウルトラマンティガ#32「ゼルダポイントの攻防」(1997)
エクシードラフト出演から半年後、あの「ウゴウゴルーガ」がスタート、ルーガちゃんとして知名度を一挙に上げる。現在に至るまでの活躍は周知のとおり。

レオ#26「ウルトラマンキング対魔法使い」(1974年)

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空間のあるじ
梅田カオル(演・富永美子)
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おおざっぱでもないあらすじ(大木淳監督/田口成光脚本)
いつもの平和なスポーツクラブに、不穏な空気が訪れた。
テツオのママさんが退会を要求しに来た。
テツオは不満げだし、ゲンも教えたいことがいっぱいある。
テツオが体育嫌いを克服し、通信簿の5ももらえるように成長したのはママさんも織り込み済み。
これにてママさんの教育目標は達成、今度は習字を学ばせる「ことになっている」…だってさ。
そう言われると、ゲンは追求を緩めたくなるが、当事者は大いに不満たらたら。
ママさんの手を振り切って、マット運動の列に並ぶ。
きいいいーっ、なママさんだが、いいですよどんどん親子で戦ってください。
そんな折、東京103地区に星人が出現した。
MAC3人出動…ごめん松木以外印象ありません…。
ゲンもロディで合流した。
プレッシャー星人は団地に紛れ込む。
そこはテツオんち。
初志貫徹に失敗したテツオは、ママさんの愚痴を不満たらたらで聞き流す。
お説教を背にしながら半紙に向かった頃、プレッシャー星人は土足で踏み込んできた。
おわああああああああああーーーーーーーーーーーー!!
期待以上のリアクションで、ママさんはテツオの子供部屋に逃げ込む。
プレッシャー星人はサイコキネシスを発動する。
遊び心満々のプレッシャー星人、怯える母子の気配をドア越しに探る。
固まって反応なしの母子を待ち受け、プレッシャー星人はドアの前に居座る。
そんな膠着状態の中、ゲンを先頭にMACは乗り込む。
プレッシャー星人は子供部屋に乗り込み、母子を人質に取る。
サイコキネシスで母子を浮かべ、プレッシャー星人はあざ笑う。
たまりかねたゲンはプレッシャー星人に飛びかかる。
サイコキネシスが解け、ゲンは打ちのめされながらも母子を退去させる。
残る男2人がかりでプレッシャー星人を取り押さえに掛かる。
梶田の胸に突きを食らわせ、プレッシャー星人は逃げおおせた。
這い出しながらも、ゲンは母子を案じる。
ところがだ。
ママさんは心配する松木を振りほどく、松木をだぞ…全国のパパさんを敵に回しました。
お礼を要求するテツオに、ママさんはお礼不要とふんぞり返る。
MACが市民を助けるのは仕事ですから当然です!
…お客様は確かに神様ですが、貧乏神も疫病神も死神も神様です…。
かっちいいいーーん!

ステーションに戻っても、松木に慰められても、ゲンのイラット感は収まらない。
ダンは苦笑を禁じえない。
地球人に一喜一憂するようになったL77星人が地球人らしく染まってきたように思えてならない。
そう聞いて、ゲンはようやくほころんだが、逆にダンは喝を入れる。
敵は「宇宙の魔法使い」プレッシャー星人。
ダンでさえ知らない不思議な術を使うという。
ダンはプレッシャー星人が再び現れると確信する。
案の定、百子と猛と梅田兄妹の頭上に煙幕が上がった。
虹が煙になったようにカオルには見えた。
虹色の煙は地上に到達し、プレッシャー星人は実体化した。
プレッシャー星人が左手をかざしただけで、貨物駅に火柱が立った。
さらにプレッシャー星人は、サイコキネシスで辺りの建物を浮かせて揺り潰す。
4人は破片に追われて土管の影に逃げ込む。
プレッシャー星人は杖を振り、巨大人魂を操って類焼を起こす。
…手前のトラ7に見える「トカ」ってどこの無蓋車だよ…。
人魂に煽られ、4人は逃げ惑う。
そんなところにどんぴしゃりでマッキー2機編隊到着。
プレッシャー星人は杖から煙幕を吐いて待ち構える。
ゲンはロディで地上から迫る。
ところが、プレッシャー星人が杖で∞を描いてかざすと、マッキー2が空中停止した。
杖を回してファイヤー!
直撃されたマッキーはひょろろろろちゅどーん!
プレッシャー星人は杖を立て、杖を枕に空中で横になる。
小馬鹿にした余裕綽々の振る舞い、許せない!
レオーっ!!
杖枕を払いのけ、空中のプレッシャー星人を放り捨てて戦闘開始。
プレッシャー星人は軽々と浮いたようにジャンプしながらレオを翻弄する。
着地して杖をキャッチし、レオに挑みかかる。
一振りをジャンプでかわし、逆にキックを浴びせるが、プレッシャー星人はテレポートでかわす。
薄笑いは聞こえども姿は見えず…レオは探しあぐねる。
姿を見せないまま、プレッシャー星人は謎光線を浴びせかける。
光線の衝撃で硬直したレオの目前にプレッシャー星人は現れた。
プレッシャー星人は杖から新たな謎光線を浴びせかける。
直撃したレオは一瞬で縮小した。
人間等身大に縮小したレオにプレッシャー星人は迫り、杖を突いて威嚇する。
ファイティングポーズは取っても体格差は歴然。
しゃがみ込んだプレッシャー星人は、杖の先に風船を膨らませる。
プレッシャー星人はレオを握り、風船に封じ込めた。
ばいばーい赤い風船…
援護射撃もしないまま、ダンは飛んでく風船を見送りながら歯噛みする。
レオはどこまで飛んでいくのだろうか…。
太平洋を渡りそうな勢いで、赤い風船は飛び去っていく。
夜の海カーン!

MACの探査能力で「は」、レオの風船を見失ったし、
姿を消したプレッシャー星人の行方も探れなかった。
ステーションでダンは苛立ちを募らせる。
が…
河川敷の木に赤い風船が引っかかっていた。
テツオはトオルとカオルにゲンの捜索を持ちかける。
当然乗った。
意気揚々と出発した矢先、聞き分けのない一家の文部大臣が怒鳴り込む。
事情を伝えても動じる様子もなし「そういうことは大人に任せておきなさい!」
正論だが納得できない。
「たった1日遊んだだけで、目指す中学に入れなかった人もいるんですよ!」
…1日の遊びが不合格の根拠だとは実証されていません…。
ライフライン握られているんじゃ逆らえません…ドナドナド~ナ~…厳しいよなぁ。
同情しながら、トオルは川に石を投げる。
軌跡を追うと、風船が目に入った。
カオルにせがまれ、トオルは風船に手を伸ばす。
等身大の巨大風船は、標準サイズに縮小して引っかかっていた。
中のレオも手乗りサイズに縮小していた。
手が届かず、トオルは棒切れの力を借りる。
残念、ぼん!
拾いもん失敗、トオルとカオルはゲンを探しに立ち去る。
ぼん!の直後のちゃぽん!には、2人は気づかなかった。
浮上したクロールレオ人形…じゃなくてレオは一寸法師をBGMに岸を目指す。
だが、岸にはカマキリが待ち構えて上陸断念。
かぽかぽ流れてきたお椀に這い上がる。
お椀の船に気づかないトオルとカオルが走り去る。
とにかくちびレオは箸の櫂で五本松まで漕ぎ戻る。
五本松沖でステーションへシュワッ!
レオの声はすれども、ダンはレオを見つけ損ねる。
ようやく隊長席の足元に立つちびレオに気づいた。
ちびレオは悔しがるし、2分半のタイムリミットを大幅に超えたレオをダンは不思議がるし。
レオは巨大化する努力をしてみたものの、ことごとく失敗したらしい。
ダンにも戻す手段は思いつかないし、ちびレオがっくし。
溜息モードの瑳川さん、追い討ちかけないで下さい…。

一方、強制勉強中のテツオは、高笑い中のプレッシャー星人を窓の外に目撃する。
驚いているところに、おやつ運搬中のママが入室。
お約束の「星人だ」「何にもないじゃない」「変だなぁ…」
テツオくん、動物って移動するんですよ。
お約束どおり、ママが出て行ってからプレッシャー星人は間近にテレポートしてきた。
本格的に破壊活動開始!
ダンはちびレオを抱いてシビックを駆る。
MACの地上攻撃は、杖を振るって弾き返される。
サイコキネシスで浮かべたトラ7もどきを焼き払う…何したいんでしょう?
ダンはMACの限界を悟る…毎回のことですが。
結局身の程を思い知らされたママさんは、テツオに引かれて逃げ惑う。
転ぶし疲れたしもう年だし、ママさんはあっさり限界にたどり着いた。
テツオはママさんを引きずって土管の間に匿う。
それでも、プレッシャー星人はからかいながら追いかける。
テツオは囮を買って出る。
ああ母は弱し…あっさり振り切られて、テツオは表に飛び出した。
ところが、飛び出した途端に謎貨車ユキを踏み潰したプレッシャー星人に鉢合わせした。
言わんこっちゃない…。
腰を抜かしたテツオは、ママさんに救いを求めながら逃げ惑う。
ダンはテツオの窮地を目の当たりにした。
ちびレオは飛び出したが、ちびレオに何ができるだろうか…。
テツオは土管の際に追い詰められた。
プレッシャー星人は鉄柱で土管を掻き出してテツオに迫る。
あああやっぱり母は弱し、立ちすくんで絶叫する。
ちびレオはプレッシャー星人の目の前を飛んで撹乱する。
しかし、プレッシャー星人はあっさりちびレオを両手でキャッチした。
隙間をあけて覗き込むと、ちびレオはパンチで目を狙う。
しかし豆鉄砲、ちびレオは叩き落とされた。
テツオはMACが救出し、ダンは杖機銃を撃つが、プレッシャー星人はダンを亡き者にしようと迫る。
手が伸びる…傍に落雷!
そこに旧OPとともに現れたのは、あの父をも凌ぐ光の巨人。
ダンはキングだとなぜか気づいた。
必ずどこかにいると言われながら、まだ誰も出会ったことのない、不思議な力を持った伝説の人
…なのにどうして一監視員が知ってますか。
キングはちびレオを見下ろし、マントの中から打出の小槌を取り出した。
小槌を振るえば…ネガ処理した小槌の映像怖いよぅ…
♪鬼が~忘れた打出の小槌、振れば~不思議や一寸法師、一打ちごとに背~が伸びて 今は立派な大男!
光の巨人レオ大地に立つ!
プレッシャー星人は杖バーナーで迫るが、レオは連続バック転と側転でかわす。
キングはウルトラマントをレオに投げ渡す。
マントは雨傘に変形した。
レオは雨傘を回してバーナーを受ける。
弾き返された炎が光線化してプレッシャー星人を直撃。
慌てふためくプレッシャー星人を飛び越え、レオは雨傘をぶっすり突き刺す。
今では放送できません…。
棒立ちのプレッシャー星人を挟んでキングと対峙する。
マントを投げ返し、キングはマントを腕輪化してレオに渡す。
前と後ろから光線攻撃。
ちゅどーん!

マントを継承したレオは、キングと握手を交わす。
マントにはまだ不思議な秘密がたくさんあるらしい。
26くらいはあるかな…やっぱり立ち消えになるけど…。
キングを見送り、ゲンはテツオたちのもとに戻ってくる。
ママさんもやっとこ感謝の念を抱いたらしい。
よかったな、ゲンはテツオの肩を抱いて歩き出す。


空間の詳細
2度発動する。極大で長時間なのが、プレッシャー星人出現シーン。土管に向かって走り出すや、スカートがめくれ上がって白いもこもこが現れる。

あるじのその他の分布地
言うまでもなく人気声優の富永みーな。特撮作品はレオのみのようだが、翌年には「それ行け! カッチン」に出演している。声優デビューは翌年の「大草原の小さな家」の吹き替え。その後の活躍は衆知のとおり。まさか国民アニメの長男役まで登り詰めようとは…。

トトメス#17「次男の頭はゴールデンウィーク」(1991年)

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空間のあるじ
川崎イツカ(演・石坂伊津佳)
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おおざっぱでもないあらすじ(坂本太郎監督/浦沢義雄脚本)
ピンクマスクな森の女王は、世界一美しいと豪語するが、しずく占いはトトメスを推す。
手っ取り早く世界一になるために、女王はナイルの悪魔三兄弟を刺客に送り出す。
その一番手となった久保田のオッサン…じゃなくて長男をトトメスは封印した。
残された梅ちゃん次男と出川三男は復讐を誓う。
…え、三男て出川なのか~!! 今では見る影もない爽やかさ…。
長男の墓前でそれぞれ復讐を誓う2人だが、次男は不意に三男の鳩尾を殴りつける。
お約束の気絶を達成し、次男は出撃した。
…鼻からピーナツはご遠慮ください梅ちゃん。
横笛を吹きつつ去った墓前をアップしつつサブタイコール。
そんなこと関係なく、女王は美容室でメイクアップを済ませて再びしずく占いに臨む。
やっぱりトトメス…女王は泣き崩れる。

一方、世間様はGW。
ティナは神社の臨時収入でハワイ行きだそうだが…故郷とあんま変わんないぞ。
対する中島家は予定ゼロだが、ティナは元気が一番で聞く耳なし。
サナエは元気なんてどうでもいいし、ハワイに行きたいのが本音。
しかし、ナイルの悪魔にGWはないだろうし…しょんぼり。
トトメスにもGWはないのであった。
さらに中島家では、マナミがGW旅行交渉中。
イツカは家族で草津温泉、マナミも温泉をねだる…行先が浦沢すぎる。
中島家でまったりモードを決意しているパパとママはスルーに徹する。
スルーされてなるものか、マナミは帰宅したサナエに助け舟を求める。
GWに働いてる人もいるんだから、家でゴロゴロも幸せですよ…と。
感激のパパママに反して、助け舟にスルーされたマナミはうんざり…。
中島家を飛び出して公園へ…。
公園には思案中の次男がいた。
次男の後ろを通り過ぎながら、マナミは「せっかくのGW」を羨む。
次男はナイスアイデアを思いついたようで…
早速ピラミッドが反応する。
サナエはステッキ片手に捜索開始。
若い女の悲鳴が聞こえた。
Aパートなのにイブンバツータ・スカラベルージュ。
公園に倒れた女を発見する。
トトメスが抱き起こすと、女はいやな薄笑いを浮かべる。
はーい次男でしたよ。
次男は名乗りつつ立ち上がって襲い掛かる。
力比べをキックで振り切って関節の取り合いへ。
どっちもどっちの取り合い中に、マナミは愚痴りつつ通り過ぎる。
せっかくのGW中に働いてる人なんか…いた!
どっちもどっちのつかみ合いを振り切り、次男は横笛を突き出す。
トトメスの頭をを「せっかくのGW」にしてやろうというのだが…。
次男はベンチに飛び乗り、横笛を吹き始める。
さあさあ洗脳音波の出番ですよ。
ステッキを構えて警戒するトトメスだが、音が遮断できないとね。
ふわふわのくらくらの棒立ちになってしまう。
トトメスの脳裏にはケチャの音色とバリ島の光景が…
マナミは木陰からピンチを嗅ぎ取って交番に走る。
パトカー10台の応援を頼むが、相手はカツ丼だけが生きがいの働かないお巡りさん。
食事中ということで「警察の」応援を断った。
そんなわけで、トトメスの脳内世界旅行は続く。
アラウンザトトメス…力尽きたトトメスはステッキを取り落とす。
洗脳完了、次男は横笛を剣に変えて一突きに構える。
トトメスはかろうじてかわすが、腰が抜ける。
そんな上空から轟音と暴風が次男を襲う。
見上げれば…陸自からわざわざチヌークが応援に!
「警察は」お断りだが陸自はいいってか浦沢。
マナミはでっかい警察無線を次男に見せ付ける。
次男はステッキを拾って逃げ出した。
マナミは追いかけようとしたが、トトメスを見捨てていけずに留まる。
とりあえずお巡りさんにチヌークを引き払ってもらって公園に戻る。
トトメスも消えていた。
我を失ってトトメスはさまよっていた。
相変わらず脳内世界旅行は続いていた…もう働くなんて嫌!
ぽん・ぺぺぺぺぺぺぺん!

マナミはパパママに反省を告げる。
マナミも人のためにGWも働きたいというので、パパママはまたも大感激。
ご両親の感激ぶりに、マナミもあつかましくもらい泣き。
一方の次男だが、ステッキを使ってトトメスを逆探しようと思いつく。
しかし梅ちゃん、ナポレオン装束目立ちすぎです。
トトメスは近畿日本ツーリストでパンフを片っ端から漁っていた。
逆探成功の次男と目が合って、トトメスは逃げ去る。
しかし、取り落としたパンフを拾って足止めがかかる。
そんなピンチの中、マナミはイツカの草津行きを潰そうと追っかけていた。
遊び人イツカは働きたい人と遊びたい人の分別ができていた。
マナミの口車に折れずに追いかけっこは続く。
そんな公園にトトメスは紛れ込んだ。
木立を一周したイツカは、食い下がるマナミに次男を見せ付ける。
このGWにナポレオン装束で逆探ちゅか鬼ごっこ中…遊び人にしか見えない。
矛先を向けられた次男も、見覚えのある男前の女の子に気づく。
ナイルの悪魔と言い当てられた次男は、マナミを返り討ちにしようと横笛を吹く。
ああやっぱりマナミにも効果があったようで…。
草津節が聞こえてきたマナミは歌って踊り出す。
マナミの背に隠れたせいか元々遊び人のせいか、イツカは洗脳されずにあきれ返る。
マナミに釣られて、木陰に潜んでいたトトメスも釣られて飛び出す。
次男は剣を抜いてトトメスに挑みかかる。
トトメスもパンフを投げつけて間合いを取る。
次男の手首を取って接近戦…パワーが違いすぎて振りほどかれる。
転がりながら剣を避けるが、次男にフォールされる。
洗脳が薄かったか、マナには不意に我に返る。
マナミは次男が落としたステッキに気づいた。
イツカにステッキを投げ渡す役を押し付ける。
自分でやれば?…GW脳だから無理…
だめだこりゃ、イツカはステッキを拾って投げ渡す。
お約束どおりナイスキャッチ。
ステッキで剣を押し返し、ステッキの力でテレポート。
それでは改めて、雷雲を突いてトトメス降臨。

名乗りの儀を経て、次男は剣を横笛に戻して再洗脳を図る。
トトメスはパピルスを伸ばし、横笛をもぎ取る。
トトメスをGWに遊ばせたいなら…アメンホテップで大量のゴミ召還。
資源ゴミの雨あられを浴びて次男はひっくり返る。
ゴミの山を掻き分けつつ、これは観光地のゴミだと次男は気づく。
ナイルも何でも知っている…って、いつものことながらだからどうした浦沢。
そんなわけで、縛れパピルス!
女王を呼びながら、次男もピラミッドに封印された。
あと34匹。
マナミとイツカに、GWを奪う権利はないとトトメスは諭す。
だが、GWに遊びたくないか問うマナミにトトメスは言い淀む。
トトメスは答えきれず走り去る。
やっぱり脳内世界一周は続いていた。
それも楽しみのうち、トトメスは微笑む。


空間の詳細
ありがた迷惑な説得シーンで空間発動。ベンチに並んだマナミに迫られて逃げ出す瞬間に膝が開いて、ブルマの恥ずかしい部分が真正面から丸見えになる。


あるじのその他の分布地
今なお現役の舞台女優石坂いつか。活躍のほどはご本人ブログを検索されたし。ご本人いわく、91年デビューというからトトメスあたりから活動している。特撮ではほかに出演情報が見当たらない。

ゴーオンジャー#39「郷愁ノコドモ」(2008年)

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空間のあるじ
囚われる子供(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(佛田洋監督/會川昇脚本)
どこからともなく、祭囃子が聞こえてくる。
なぜか霧に覆われながら、神輿が町を練り歩く。
ちらほら映る屋台の数々…だが、さりげなく綿飴袋が…
般若がセンターのお面屋台が町を覗く。
祭囃子に誘われた子供たちは神輿を探す。
霧の中に見え隠れする神輿を発見、子供たちは追いかける。
霧を走り抜けると、そこは屋台が並ぶ神社の境内。
風車に金魚すくいに焼きそば…
よーく綿飴袋をご確認あれ。
ゴーオンロゴだが「ゴーオンジャー」じゃなくって…
お面屋台が覗き込んだところで、お面被ったテキ屋たちは一斉に子供たちに手を伸ばす。
子供たちはことごとく綿菓子袋に吸い込まれていった。
綿菓子袋のロゴは「蛮機族ガイアーク」…バックのマークもタイヤじゃなくて歯車だったりして。
わかっちゃいたけど上手く偽装したもんだ。
ということで、悲鳴を上げる綿飴袋を回収したヤタイバンキは、高笑いしながら霧に消えた。
…って言うかヤバイバの声だった人、ヤタイバンキが般若お面だから違和感なさすぎる…。
そんな事件が続き、ゴーオンジャーは捜査していたのだが…
霧が晴れたお寺に到達したウィングスは、タッチの差でヤタイバンキとすれ違う。
ウィングスをやり過ごしたヤタイバンキはあざ笑う。
ってことでべんべべんべべん・べんべべんべべん!
…という作戦について、キタネイダスは紙芝居で解説するゾヨ。
聞かされるケガレシアには目的がさっぱりでおじゃる。
子供たちを洗脳してお祭好きにして、大人になってもお祭三昧で社会は汚れるゾヨ。
名づけて「毎日がお祭わっしょい作戦」ゾヨ。
…戦隊は1年でおしまいです、ぼんぼん!
ということで、びー泣き中の子供たちを赤青黄が慰めながらサブタイっす。
お友達が急に走り出して消えちゃったと知り、ガイアークの仕業とは予想できた。
しかし、一気に大勢の子供を連れ去る手立ては、連にも予想できなかった。
一方、緑黒組は、お友達がお祭を探しに走り去ったという証言をゲットした。
…こいつらが突破口ですか…。
お祭の屋台を連想して軍平がニヤけていると、本当に祭囃子が聞こえてきた。
季節的には秋祭りがとっくに終わってる頃、軍平と範人はいぶかしむ。

町の和食屋のショーウィンドーにぺったり張りついた和服の子2人に誰もが注目する。
腹ペコで家が恋しい昭之助はむずがるが、晴之助は大事なお勤めを楯に意地を張る。
晴之助にも帰り道がわからないし。
ただ大事なお勤め…昭之助が背負った剣を守ることだけが行動原理だ。
そんな兄弟も祭囃子を耳にする。
昭之助の気を逸らそうと、晴之助は霧の中に消えていく。
とっくに来てやがりました緑黒…。
たこ焼き・お好み焼き・ウィンナー!
チョコバナナにベビーカステラ!
…粉もんと甘いもん、どっちがどっちの好みなのか丸分かり…。
任務そっちのけでエンジョイしようとする緑黒であった。
そんな中、例の兄弟は射的に挑む。
鉄砲のことはちんぷんかんぷん。
晴之助は小差を投げてD51ゲット。
兄弟に出くわした緑黒、和服にカツラまで気合入った子供と勘違いする。
晴之助は警戒しながら昭之助を連れ去る。
ゲットしたはいいが、昭之助にはD51を知らない。
追ってきた範人は汽車と紹介する。
「連れてってくれるんだ、行きたいところへ」
…運行ダイヤは決まってるし、レールのある所しか行けませんが…
そんなのんびりな相棒と違って、バルカが違和感を察知して現れた。
空は変だし、バルカの通信もスピードルたちに通じていないらしい。
ようやく範人と軍平も違和感を実感した。
ヤタイバンキがお面屋台の偽装を解く。
兄弟を逃がした黒緑に、ヤタイバンキは綿飴袋を見せつける。
「大きなお友達は、いらないッショイ!」
だったら結界に年齢制限つけとけ。
範人と軍平にお面を被せ、ヤタイバンキは綿飴袋を鉄板の下に詰め込んで店じまい。
テレポート…寸前にキシャモスが突っ込んで、謎空間をぶち破ってヤタイバンキを跳ね飛ばす。
赤青黄到着。
2人の反応を追っているうちに空間発見、ブルーの計算に基づいて、キシャモスを使ったらしい。
ひょっとこ青鬼のお面が外れないまま、範人と軍平はレッドに泣きつく。
突然登場した2人にビビッたイエローが遠慮なしにグーを食らわせる。
文字通りお面が割れて解放された2人に平謝りのイエローであった。
キシャモスでなきゃ破れない謎空間の質問に軍平が簡潔な説明をする。
これ見よがしに踊り狂うヤタイバンキが現れた。
もろこしマシンガンで先制攻撃。
5人を散らして去ろうとするところ、ウィングスがダブルのキックで押しとどめる。
緑黒がレッツゴーオンする暇もなく、7対1の乱闘開始。
木陰に隠れていた兄弟は、乱闘の隙に逃げ出そうと走り出す。
昭之助は、停車中のキシャモスに気づいた。
範人が教えたD51の機能を思い出す。
(線路あるところ)どこでも行ける乗り物のはず。
そんな2人を呼び止めたのは、デンジグリーンとメガブルーの狛犬一対。
狛犬は兄弟の剣を狙って迫る。
昭之助は一目散にキシャモスへ走り出す。
一方のヤタイバンキは、焼きそばを焼き上げて攻撃態勢に入る。
焼きそば投げて…ただの爆弾でした、拘束索じゃなかったんだ…。
戦況悪化に関係なく、昭之助はキシャモスに搭乗した。
晴之助も止めに乗り込むが、故郷に帰りたがる昭之助を止める気をなくした。
ヤタイバンキが焼きそば爆弾第2波を準備する中、キシャモスは発車の咆哮を上げる。
搭乗した兄弟に気づいた軍平は、範人を呼んで阻止に走る。
2人はキシャモスに取り付いた。
戦線離脱に怒るレッドだが、ゴールドは2人に暴走キシャモスを任せることにした。
子供の行方を知らない面々が残ったので、シルバーが問い詰める。
リクエストに王子、ヤタイバンキは鉄板を開いて見せつける。
体内収納じゃ攻撃不能、それを知りつつヤタイバンキは煽り立てる。
躊躇する面々にヨーヨー爆弾。
一方、キシャモスに乗り込んだ2人は兄弟を威嚇する。
バルカがキシャモス語を翻訳して事情説明。
キシャモスは兄弟を故郷に帰そうと志して走っている。
で、範人が尋ねてみると、その故郷は「サムライワールド」。
マジですか、と2人は絶句する。
次元の壁を破らねば行けない並行世界だが、キシャモスをもってしても突破不能。
衝突、無念…2人と兄弟は放り出された。
一方の戦闘は、口から火炎放射でゴーオンジャー焼きの完成!
駆け去るヤタイバンキを追う力は残っていなかった。

ソウルが抜け落ちて抱っこサイズに縮んだキシャモスを拾いながら、昭之助は落胆する。
構造は範人が説明して安心させる。
では軍平は、兄弟がサムライワールドから来た事情を問う。
「実は…」と晴之助が語り始めたところでガイアークの方は…
凱旋したヤタイバンキを大臣のお歴々が褒めちぎっていたぞよ。
ところがそこに狛犬が乱入してきた。
サムライワールドからやって来た雷々劔と獄々丸。
「探し物」の協力依頼と、見返りの助っ人志願を押し売りする。
順調な滑り出しを見せる「毎日がお祭ワッショイ作戦」発動中に水を差されたくないゾヨ!
しかし、誰もが気づいていながら言えない致命的欠陥を獄々丸は喝破する。
計画完成まで何年掛かるんだ?
幼稚園3年に小学生6年に中学高校6年に…指折り数えて仰天ゾヨ!
今頃気づいたでおじゃるかと申されるが、知ってて知らん振りしてたでしょ。
そんなわけで、敢闘したヤタイバンキはキタネイダスの八つ当たりでとんだとばっちり。
ぶち壊しておいて、獄々丸はキタネイダスに兄弟の捕獲を依頼する。
雷々劔もケガレシアに兄弟の剣の効能を吹き込む。
ケガレシアはあっさり乗ったようでおじゃる。
それじゃあレディGo→あららガンパードがウィナーでしたか。
ガイアーク中に2人は兄弟から事情を聞いたらしい。
ガンパードいわく、剣を悪者から守るために次元の亀裂を抜けてヒューマンワールドに来たという。
だが、雷々劔と獄々丸もヒューマンワールドに到達してしまった。
しつこく兄弟を狙うどんな事情が剣にあるのか、軍平は案じる。
一方の範人は、兄弟に共感して激励の飴を差し出す。
堅物の晴之助に止められて涙目の昭之助に寄り添い、そっと袖の下に飴を差し入れる。
晴之助は剣を守り続ける覚悟はあるが、本音では帰りたいだろうと範人は思う。
そんな重大な剣…剣…軍平には見覚えがあった。
劇場版見た視聴者もね。
剣に突進する軍平を振り払い、晴之助は警戒する。
晴之助は2人も剣を狙う者と判断して昭之助の手を引く。
追いすがる2人の前にヤタイバンキが割り込む。
ならばレッツゴーオン!
剣の話なので、ソード構えて戦闘開始。
一方の兄弟は、あっさり大臣コンビと鉢合わせした。
ケガレシアはサムライワールドからの客とねぎらうでおじゃるし…
キタネイダスは次元の壁の破り方を知っているゾヨ…
ゴーオン緑黒相手とは正反対、昭之助どころか晴之助までもが警戒を緩める。
昭之助に寄り添ったケガレシアが剣に手を伸ばすでおじゃる!
一方の戦闘は、相変わらずヤタイバンキが圧倒する。
鉄板に押し付けられて顔面じゅうじゅうなブラック…えぐすぎる。
グリーンもりんご飴のイミテーションに和んでいるうちに、チョークを取られて放り投げられる。
たいがいやばいので、赤青黄+ウィングスが銃撃しつつ合流。
イエローは油売ってた2人を問い詰めるが、ボキャ貧緑と蛮機獣殲滅最優先の黒じゃあね…。
しかし、7人揃っていながら、お面のリモート攻撃でゴーオンジャーは出鼻をくじかれる。
ブラックは兄弟が心配でならないのだが、ヤタイバンキすら倒せていない…。
その兄弟は…突然に晴之助がキタネイダスの口車に乗っていた。
いい調子と見たケガレシアは、昭之助から剣を奪おうと口車を押す。
しかし昭之助はむずがってケガレシアを突き放す。
弾みで袖の下から飴が飛び散る。
兄弟でかき集めるうちに、晴之助はキシャモスの10番ソウルを発見する。
昭之助が懐に入れっぱなしにして忘れていた奴…晴之助は自らの懐に隠す。
ケガレシアは飴を踏み躙って剣を迫る。
範人の親切が身にしみた昭之助は抗議するが、キタネイダスはヤタイバンキが倒してるものと呟く。
こんな時に馬脚は出るもの、晴之助は昭之助を連れ去る。
ヤタイバンキは輪投げでゴーオンジャーを拘束し、チョコバナナ爆弾を炸裂させる。
ブラックは、ヤタイバンキの弱点を一撃で破壊するしかないと考える。
しかし、一撃の破壊力はない。
困りながら立ち上がるところに、兄弟が戻ってきた。
晴之助は10番ソウルを投げ返す。
キシャモスの突破力なら申し分なし、レッドはカンカンバーを緑黒に託す。
グリーンはカンカンバーを天に突き上げ、クロッシングドドンパ!
たーま屋~か~ぎ屋~の花火大会に、ヤタイバンキは戦闘どころじゃなくなった。
足元がおろそかに、鉄板が開いて綿飴袋が覗けるくらい開く。
カンカンバーは10番ソウルセット済みのブラックに、連結カンカンマンタンガン!
轢殺…
飛び散る綿飴袋を回収すると、子供たちは解放された。

はいはいそれじゃあ産業革命VS炎神合体!
ところが、せっかくの3機勢ぞろいなのに、霧に取り込まれる。
ヤタイバンキのお祭空間に無事に到達したのはガンバルオーのみ。
エンジンオーは射的の的に、セイクウオーは金魚すくいに出されていた。
同時に救出しないと各個撃破されそうだ。
ならばガンバルオーを各個制御するっきゃない。
バルカの左腕でセイクウオーを掬い上げ、ガンパードの右腕でエンジンオーの拘束を狙撃する。
3機揃っちゃいましたよ~
ぼっこぼこのタコ殴り、グランプリフェスティバルで後の祭りー!!

ヤタイバンキを倒し、剣を守れたと思い込むゴーオンジャーは兄弟と剣の無事を喜ぶ。
昭之助は真の敵の存在をほのめかす。
そもそも剣の由来は何なのか、連は改めて問い直す。
晴之助は烈鷹の名を挙げる。
サムライワールドの烈鷹…劇場版に登場した流れ炎神じゃないか。
愕然とする面々の前で、ビル街に火の玉が落ちてきた。
惨状に駆けつけてみれば、石化した炎神大将軍がビルに突き刺さっていた…。
サムライワールドに、炎神大将軍に何が起きたのだ?
謎解きは次回。

空間の詳細
アバンの誘拐シーンで空間発動。神輿を発見して駆け出す子供たちの中に、ミニスカの裾から黒スパをはみ出して走っていく女の子が一人いる。平成21世紀だから黒いものなのは勘弁して。。


あるじのその他の分布地
かわいい子だけど、毎度のことながら、エキストラじゃな。。。

ペットントン#28「宇宙からきたオミッチャン」(1984年)

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空間のあるじ
野原小百合(演・川口智子)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(加藤盟監督/浦沢義雄脚本)
畑家の朝は遅い。
そんな朝っぱらから、小百合は庭で待ち受ける。
早起きペットントンと待ち合わせ。
さあ、行きますか、というわけでほっぺにチュ。
トントントントン膨らんだペットントンに掴まって、朝の空に飛び出した。
そんなこととは露知らず、畑家ではお婆ちゃんの気まぐれ早朝体操が始まった。
パパとママを叩き起こしてネギ太も強制起床。
ペットントンのベッドはもぬけの殻。
「小百合ちゃんが・大空で・空気の朝が・ペットントン・おいしいからって…ふふふふ・ふふふふ…」
そんなわけで、公園に着地しながら強烈キャラをサブタイで紹介。
朝の空の空気を吸うのが小百合の夢だったそうな。
小百合はペットントンの夢を問う。
地球のすべての生き物と友達になることじゃなかったっけ?
答える間もなく、小百合はもう一つの夢を明らかにする。
それはね…スターになること。
というか、すでに艶姿涙娘のイントロがかかってるのでバレバレですが。
本格的に歌い出す小百合をよそに、ペットントンは異変に気づく。
羽根つきのいちごショートなUFOが煙を吹いて降りてくる。
小百合そっちのけで、ペットントンはいちごショートを追う。
いちごショートは錐揉みしながら広場に墜落した。
おそるおそる、ペットントンはいちごショートに近づく。
扉はどこかな…
べろべろばああ!
奇っ怪なおっちゃんがジャンプしてペットントンの前に着地する。
逃げを打つペットントンにおっちゃんは明るく詫びながら引き止める。
おっちゃんはマイク片手に、ミッチャン星からやってきたミッチャン星人であることを自己紹介。
ついでにペットントンにマイクを差し出す。
ペットントンも躊躇なく名乗り返す。
ミッチャン星人はペットントンのことを知っていた。
ETが宇宙じゅうから集めたUFO一杯の植物を食い尽くして捨てられた宇宙生物
ってことで有名らしい。
ペットントン本人が認めたので、ミッチャン星人は虫取り網を構えてペットントンを追う。
ペットントンでかいし素早いし抵抗するし。
ミッチャン星人もハイジャンプで追いかけるが、ペットントンは草をかぶってやり過ごす。
やり過ごせるわけがない。
ミッチャン星人は葉っぱついでにペットントンの髪をむしって「いで、なにすんのよ…」
ペットントンは穴を掘って土遁の術を試みる。
さらにかって知ったるお台場の土塁を飛び越えて、ミッチャン星人を切り通しに墜落させた。
ペットントンに振り切られるし、腰はしたたか打ちまくるし。
しかしミッチャン星人は身だしなみを整え、カメラ目線の営業スマイルで自己紹介。
その名もオミッチャン。
ペットントンを捕獲して、ミッチャン星のスーパースターに仕立て上げようと考えている。
オミッチャンは悪徳芸能プロダクションのマネージャーだそうです。
どうぞよろしくとオミッチャンは営業スマイルを振りまくが…
ガチで最終回までよろしくなキャラになろうとは、浦沢どころか視聴者も思惑通り…。

ペットントンが帰ったころ、オミッチャンは畑家に電話してきた。
母さんあっさりオミッチャンの電話をペットントンに取り次ぐ。
ペットントンは怯えるが、ネギ太が手を引いて受話器を取らせる。
怯えさせるだけさせといて、オミッチャンは公衆電話を切った。
事情を聞いた父さんと母さんは鼻で爆笑だし、ネギ太も熱じゃないかと言い出す。
病気じゃないし、猛抗議中のペットントン
…だったのに、食後のランニングを強制するお婆ちゃんが乱入し、畑家の面々は散り散りに逃げ去る。
取り残されたペットントン、テーブルや花籠に八つ当たりだが…。
いわくありげに取り残された花籠…いやな予感が…。
花籠キックに直撃されたピアノが悲鳴を上げる。
自動演奏しながら歌ってるってことは…
ジャーモラーに備えて隠れるペットントン
に反して、オミッチャンが透明解除して実体化した。
こんなちっこい地球にいたってツマンナイ…と迫りつつ説得開始。
壁に張り付いて嫌がるペットントンの手を引く。
手を振り切ってオミッチャン再び尻餅。
ペットントンは書斎に逃げ込んでバリケードを張るが、
オミッチャンは不気味モードでテレポートしてきた。
エレキギターをかき鳴らし、歌のレッスンを強制する。
振り切って振り切って、ぐるんぐるん回して放り捨てた。
玄関目指して走るペットントンだが、玄関ドアいっぱいにオミッチャンのドアップが!
子供部屋に立てこもるが、ドアを抑えないと入り込まれそう。
しかし、オミッチャン本人は窓一杯に現れる。
レトロ写真機もろとも子供部屋にテレポート。
ブロマイド撮影を迫られ、ペットントンはオミッチャンをぽかぽか殴って振りほどく。
脱出しようとドアを開けたら、オミッチャンが待ち受けていた。
振りほどいてマグネシウムフラッシュぼん!
ぽっぽろぽっぽんぽんびよ~ん!
CM後、ペットントンは物干し台から手を伸ばしてようやく家から脱出した。
一息ついて、友達の輪。
でもペットントンひとりの友達いないの輪…。
「オミッチャンから逃げるには?」
なぜかジャモラーが頭をよぎる。
こんな時に限ってジャモラーが襲ってこないのは何故だろう?
ペットントンはジャモラーを呼ぶ。
出てこないうちにオミッチャンのテレポート完了。
凍りつくペットントンとにひひ笑いのオミッチャン。
…に挟まれた洗濯機から、満を持してジャーモラー!
オミッチャンが尻込みする間に、ペットントンはジャモラーを呼ぶ。
ペットントンはスーパースター役をジャモラーに押しつける。
あっさりジャモラーは快諾した。
ということで、ペットントンはオミッチャンにジャモラーを引き渡す。
ノリノリのジャモラーだが、オミッチャンはあっさり洗濯機にポイ!
洗われよ守護獣…ちゅか丸洗いOKなのかジャモラー。
ぐるんぐるん回されたジャモラー怒ったあ。
というわけで、オミッチャンとジャモラーが遊んでいるうちに、ペットントン脱出。

ペットントンは小百合に匿ってもらおうと考えた。
ところが、小百合はチャンスと考える。
握手で祝福されても、ペットントンは嫌がる。
世の中にはスターになりたくてもなれない人がたくさんいる。
小百合はスーパースターの道をペットントンに諭す。
ペットントンが別れを惜しむ気持ちもわかるが、スターの方が楽しいと小百合は考える。
それでも拒むペットントンを自信がないものと小百合は判断した。
激励されてペットントンは困り果てる。
一方、オミッチャンはいちごショートの修理を完了していた。
皮算用しながら大金持ちを妄想する。
小百合は嫌がるペットントンを引いていちごショートを訪ねた。
初顔合わせで、オミッチャンは小百合を気に入った…ようだ。
そんなこととは露知らず、逃げを打つペットントンを小百合は引き止める。
小百合に促され、オミッチャンも2人掛かりでペットントンを引く。
ペットントンは腕を伸ばして2人に尻餅を突かせる。
反動で立ち上がってペットントンに肉薄。
オミッチャンもろともペットントンを腕で縛り上げる。
しっかり結んでしっかり背負って、いちごショートの中にポイっとな。
窓越しにペットントンを眺めながら、小百合は安心して去ろうとする。
オミッチャンは小百合を通せんぼ。
じろじろ凝視、そしてスターになる気を尋ねてみる。
ある気満々で小百合が答える。
ならばミッチャン星へアブダクション!
スキップスキップらんらんらんを小百合は振りほどく。
小百合は地球でスーパースターになりたいの!
…先生になっちゃいましたけどね。
そうはいくか!
オミッチャンは大ハンマーを振り上げて実力行使に出た。
逃げ回る小百合を助けたいペットントンだが、いちごショートの扉は開かない。
土手を駆け上り、ハンマーをかいくぐっている頃、ペットントンは扉に体当たりする。
渾身の一撃で、ようやく扉が倒れてペットントンも転がり出る。
小百合は土手の最上段へ、しかしオミッチャンは大ジャンプで最上段に待ち受ける。
一撃をかわし、段ボール橇でまた来た道を滑り戻る。
しかし、たどり着いたのは石積み防空壕の屋根の上。
小百合は追い詰められた。
ペットントンがくらくらしている隙に、オミッチャンは外れた扉をサイコキネシスで呼ぶ。
当て逃げされて我に返ったペットントンはドアを追う。
追いつけない。
ペットントンが叫んだ時すでに遅し。
浮いた扉は小百合の鳩尾を直撃した。
背後で待ち受けたオミッチャンが小百合をキャッチし…損ねた。
絶叫しながら、小百合が土手を転がり落ちていく。
被せるようにオミッチャンの高笑い…本来の目的忘れてませんか。
それと、これペットントンですよね、マシンマンやジュウレンジャーやバンキッドじゃないよね。
ホニホニカブーラ・ターイムステッキ!
巻いて巻いてどこまで巻くか…
扉が戻って橇が戻って土手も駆け下りて…ペットントン脱出の直前まで!

ペットントンは体当たりで扉を倒す。
ただし、転がって失神せずに踏みとどまる。
小百合を叩き落した扉を踏んづけて抱え上げる。
小百合は石積み防空壕の上に追い詰められたとこ。
ペットントンは扉を放り投げる。
今度はオミッチャンの鳩尾にがっつり突っ込んだ。
一撃に耐えるオミッチャンだが、2発目の直撃を浴びて防空壕をすんごい勢いで墜落していった。
役目を終えた扉は反動でいちごショートまで振り戻り…
ちゅどーん!
我に返ったオミッチャンは、煙を吹くいちごショートに愕然とする。
助かった小百合の激カワスマイルと正反対、オミッチャン気絶~ことん。
ということで、2人は上機嫌なスキップで現場を去るのでした。
その夜…
野原先生は小百合の話がさっぱりわからずに、畑家に相談の電話をかけていた。
父さんの長電話を遠くに聞きながら、ネギ太はペットントンの話を信じることにした。
上機嫌のペットントンだったが…
お婆ちゃんのお休み前の体操強制発動に畑家は大騒ぎであった。
一方…オミッチャンはいちごショートの修理に悪戦苦闘中。
それでも、ペットントンをスターにする野望はあきらめないんだとさ。
さてさてどうなりますことやら…。

空間の詳細
いろんなシーンで空間発動。アイドル妄想シーンでコスの裾から白レオタの逆三角形がちらちら見える。ペットントン捕獲シーンでも、尻餅突いた瞬間に裾からサイドが現れる。
圧巻なのが、クライマックスの土手転げ落ちシーン。ミニスカートが翻って白いものが丸々一回転丸見えになる。大ピンチなので純粋には興奮できないけど。


あるじのその他の分布地
特撮畑ではない。「うちの子にかぎって…」の芹沢朋子の役で有名。末期にはモモコクラブにも所属していた。引退して今は小学校の先生…いいないいな生徒さん。

ジャンボーグ#43「殺し屋ロボット 必殺の罠」(1973年)

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空間のあるじ
囚われた子供(演・Uncredit)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(黒田義之監督/安藤豊弘脚本)
とうとうババラスまで倒されてしまったサタンゴーネは怒り心頭。
毎度恒例の「必殺作戦」の発動を命じる。
そんなわけで、隕石が火山に落ちてきた。
ということで白いサブタイ。
…隕石そっちのけで何とも平凡な和也の一日が続いていた。
和也たちは草野球の皮算用をしつつ、野球広場に向かっていた。
そんな折、お仲間が面白げなニュースを持ってきた。
団地に映画バスが止まっているそうな。
貧相なピエロが子供たちを映画バスに招いていた。
結局、和也たちは野球そっちのけで映画バスに駆け寄った。
ピエロが入場無料を切り出すものだから、和也たちは勇んで乗り込む。
みんな乗り込んだところで、ピエロは営業スマイル終了。
辺りをチェックして乗り込むや、扉に錠前をかける。
やいのやいので施錠に気づく子は誰一人いない。
ピエロは再び営業スマイルで子供たちを着席させる。
一番乗ってます和也…。
ピエロは子供たちを「夢の世界」に案内するという。
エルム街の悪夢っぽいと感づくのはブラウン管の外の人だけ。
フィルムスタート。
不気味な炎が映し出されたスクリーンにピエロが立ちはだかる。
360度回転しながらふっふっふっふ…
はーいグロース下っ端でした。
和也の音頭にしたがって脱出を図るのだが、下っ端グロースの面妖に押し戻される。
席にうずくまる子供たちに催眠ガススプレーぶしゃー!
ここは密室、ハンカチなんぞ当てても役に立たない。
原理を熟知して誘拐馴れしている和也でも、昏倒は免れなかった。
通報を決意しながらも、和也は意識を失った。
下っ端グロースの合図でバス発進。
ジャンボーグA&9が人質に弱いのは実証済み、サタンゴーネは高笑い。
ところが予想外のアクシデント…
交差点をショートカット右折する二輪とバスがかち合った。
運転手は急ブレーキを踏む…律儀な…。
和也だけがシェイクされた弾みで目を覚ました。
脱出してPATに…
折りよく、エンストしたバスのセルが回らない…チャンスだ和也!
一方、通報が一向に入らないPAT本部…
野村は怪電波をキャッチした。
村上隊長は熊井をつれて行動開始。
一方、バスのセルは相変わらず。
運転手は下車してチェックすることにした。
この隙に和也は開いた運転席から飛び出した。
朦朧として運転手に歩み寄って鉢合わせ。
迫る運転手の股をくぐって蹴り飛ばし、バスをくぐって走り出す。
こんな時に留守番下っ端が役に立ちません。
和也は公園の土手に駆け上がり、すすきの茂みに潜り込む。
運転手は和也が落とした靴の片っぽに気づ…かなかった。
茂みから手を伸ばして回収成功。
あらぬ方を向いているうちに、和也はすすきを這い出して脱出に成功する。
ということで何とか無事に電話ボックスから通報。
電話を受けた野村は、隊長そっちのけで留守番のナオキと茂子さんに事情説明。
そんなわけで、バモス2台は公園へ。
PATに知られたと気づいたサタンゴーネは、人質の回収を急がせる。
バスを発見した隊長・熊井・野村の目の前で、バスは下回りのジェットエンジンで空に浮く。
ナオキがジャンカーで乗り付けた時すでに遅し。
PATはハンターQで追撃することにした。
ナオキは姑息なグロースに正々堂々の対決を決意してジャンセスナへ向かう。
サタンゴーネはAの追撃に期待する。
その時こそ何度目かのAの最期だ、はあっはっはっはっはー!

無事帰還した和也はなぜかキレて茂子さんを責める。
逃げ出したんじゃなくて通報を選んだことを訴え…誰か責めたのかな、カットしたシーンで。
茂子さんは理解して慰める。
和也はようやく落ち着き、Aの到来を待ち望む。
来ましたよ。
ハンターQはバスの背後にぴたりと付ける。
行く手の黒雲から機銃の光が襲ってきた。
何が黒雲に潜んでいるか分からんが、間違いなくグロースの戦力だ。
ハンターQ分離攻撃開始。
しかし、黒雲からの銃撃はバスも巻き込みそうな弾幕を張る。
巻き添えにもできず、ハンターQは離れて付かず離れずを強いられる。
挑発するように火の玉がバスの回りに放たれた。
PAT打つ手なし…。
見かねたナオキはジャンを加速し、ジャンファイト!
一気にバスへ肉薄する。
バスをキャッチ!
その瞬間…
サタンゴーネは自慢のジャンキラーJr.を紹介する。
紹介だけかい!
着地体制に入ったAの背後から、ようやくジャンキラーJr.が現れた。
くジャンキラーJr.は腹を開いてガトリングを連射し、Aの背中に炸裂させる。
撃墜されたAは、錐揉み墜落しつつも着地点で転がって衝撃を逃がす。
Aは立ち上がり、バスを腹の収納スペースに匿う。
いや相手はあのジャンキラーの改良ロボなんだから余計危険だろがよ。
やがてジャンキラーJr.も着地してAと対峙する。
パワー・スピード・テクニックは折り紙つき、サタンゴーネはけしかける。
…肩のゴテゴテ邪魔そうだな…。
ジャンキラーJr.の乱打から戦闘開始。
案の定、Aの腹の中では子供シェイクの作成が始まった。
収納スペースは真っ暗…子供たちの不安は増幅する。
防戦一方のナオキは事態のマズさに気づいて反撃に出る。
Aの重いパンチでジャンキラーJr.が怯む。
しかし、深追いの一撃をかわされ、ふらついて鉄塔につまずいたAが転ぶ。
見かねた隊長は援護射撃を命じる。
背後からハンターQ2機ぶんの奇襲を食らい、ジャンキラーJr.は標的を変える。
腹バルカンで対空砲火…え、熊井直撃食らいました?
ハンターQ2号がよろけたのを目視したナオキはハンディングフラッシャーで掩護する。
ナオキはAパート終わってないのに、とどめを決意する
…だから相手はジャンキラー系ロボだっつーの!
ジャンサーベル抜刀。
ところが、ジャンキラーJr.も鎖鎌を抜き出す。
鎖分銅を弾き飛ばし、剣の間合で白兵戦へ。
隙を突かれ、ジャンサーベルが鎖分銅に絡め取られる。
ジャンキラーJr.は間合を詰めながら鎌を構える。
モニタリング中のサタンゴーネも気合十分で死刑執行を命じる。
絶妙なタイミングで、隊長は鎖を切断する銃撃を浴びせる。
もんどりうってジャンキラーJr.は変電所に突っ込んだが、Aもダメージを負った。
逆ギレのジャンキラーJr.が鎌を振るい、ハンターQ1号はざっくり斬られて不時着する。
…ってことでタピオカ。

仲間を心配して茂子さんの車で送られてきた和也も現場到着。
劣勢のAに声援を送る。
ジャンキラーJr.が倒れているうちに、首やサーベルの鎖をむしって走り寄る。
ところが、ジャンキラーJr.は肩のゴテゴテを発射する。
邪魔くさい飾りと思いきや普通にミサイル、カウンターを食らってAはよろける。
いい加減離脱してバスを解放しろよ!
2発目の肩ミサイルが直撃し、ナオキは深刻な事態を悟る。
エネルギー回路損傷…
みるみるエネルギーゲージが回って、Aは仰向けにダウンした。
念願のAを倒したとあって、サタンゴーネは上機嫌。
9を倒す瞬間を夢見てジャンキラーJr.を撤収させる。
…ええ、確かに「転倒した」んですが、撃破も破壊もしてませんね…。
ドリル回転で地中に消えたジャンキラーJr.を見送り、熊井や和也は信じがたい光景に動揺する。
泣きじゃくる和也に気づかず、ナオキはフライトリターンを試みる。
だが、リターンすら不能なほど消耗していた。
ナオキは残量僅かなエネルギーをバスの解放に使い果たす。
腹から引き出したバスを傍らに置き、Aは遂に停止した。
和也は仲間を案じてバスに向かおうとし、茂子さんから引き止められる。
一方のナオキは、9に乗り換わることを決意する。
バスに地球人の意識が向いている隙に、ナオキはAの靴底から地上に降りる。
すっかりご無沙汰の飛行場まで走る走る…ものの10秒ほど。
そしてジャンカー再び登場。
そんなインターバルのうちに、PATは救出活動に乗り出す。
…てことは、ジャンカーが来ない方が救出活動には好都合なのよね。
ドアを開き、どんどん外に出して一斉に野村が誘導。
…そういえば、エンコしてから下っ端グロースどこ行った?
バスから全員脱出したところで、サタンゴーネ自ら降りてきた。
Aに歩み寄りながら、再びジャンキラーJr.を呼び出す。
やっと粉々に打ち砕くことにした。
隊長と熊井は時間稼ぎの銃撃で2体を足止めする。
その間に、子供たちを茂子さんに預け、野村も戦線に戻ってくる。
だが、ジャンキラーJr.は腹バルカンでAもろとも隊長と熊井を巻き添えにする。
隊長が至近弾に被弾する。
構う熊井と野村を振り払い、A死守を命じるのだが…
硝煙の中からいきなりファイティングスターが現れてジャンキラーJr.を襲う。
浜田前隊長以外、生き残ってるPATメンバーっていたっけ?
ということで、コックピットの大写しを見てみれば…
SGM安田ああああ!!
ということで、サタンゴーネがいくら命じようと、ファイティングスターは食い下がる。
安田も9が来るまでと割り切っての全力発揮。
戦況を確認したナオキは改めて、ジャンファイト・ツーダッシュ!

♪走れ~走れ~ジャンジャンジャン!
AにジャイアントスイングをかけようとするジャンキラーJr.に9が踊りかかる。
さすが怪力9、ジャンキラーJr.のやられっ振りが半端ない。
倒れたジャンキラーJr.に乗りかかって殴る殴る。
「おのれー・またしても邪魔を!」
…サタンゴーネ様、あんた9を返り討ちにする気満々じゃなかったですか?
と吠えた途端、9に睨まれてびびりますか…。
よそ見の隙に9は振り落とされるが、勢いを利用してサタンゴーネにキック一発。
変電所にもろ突っ込んでびりびりの口だけ大将サタンゴーネ様であった。
及び腰のジャンキラーJr.を攻める攻める。
子門御大「うわおーっ!」と同時にキックがクリーンヒット。
よろんよろんのジャンキラーJr.をブーメランカットでぶん回し、ダイナマイトパワー!!
ちゅどーん!
ギャラリーは大喜び、サタンゴーネは無言で空に逃げ去った。
♪Aが戦う鳥ならば・9は希望の星なのだ
9はAに駆け寄り、目から目にエネルギー光線を注ぐ。
Aは立ち上がり、逆に9が膝を突く。
Aの無事を目の当たりにして和也たちは歓喜する。
Aは9に肩を貸し、PATに目配せするや、9もろとも飛び去った。

ということで、PAT本部では安田が紹介された。
殉職は勘弁してくださいよ…
安田は和也にお土産を用意していた。
わくわくしながら箱を開けると…
安田フィギュアが飛び出すびっくり箱だったとさ。おしまい。


空間の詳細
古参の総裁閣下から頂き物。脱出シーンで空間発動。土手を駆け登るカットにて、吹き上げる風に煽られてロングスカートが巻き上がり、白いものの前が丸出しになる。ただし、土手を登る関係上、雑草がざわわざわあ邪魔してる上に遠いので見つけにくい。

イメージ 2
あるじのその他の分布地
例によって、エキストラじゃな。。。

大龍宮城#43「ムツゴロウ」(1992年)

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空間のあるじ
回想の小学生(演・小林麻衣子)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(坂本太郎監督/浦沢義雄脚本)
四馬鹿は絶望中…。
国語算数理科社会に音楽まで宿題が出たとあっては、週末は最悪だ。
すっかりしょげ返っていると、リヤカーを引いた幼稚園ルックのおっさん登場。
宿題で困っている小学生を探しては「危ない者ではありません」
自分で言う奴は危ないっての、とマサヒコに突っ込まれても動じない。
おっさんは宿題洗濯童子を名乗る。
宿題洗濯童子いわく…
リヤカーに乗っけた洗濯機で宿題を洗い、乾燥機にかければ宿題の完成だとか。
見た目フツーの洗濯機と乾燥機…信じられへん。
宿題洗濯童子は澄んだ瞳をアピールして信じ込ませようとする。
濁ってる…黄色い…肝臓悪いんじゃない…飲みすぎ?
話が進まないので、宿題洗濯童子は決断を迫る。
決断は料金次第…ということで聞いてみる。
無料です。
商談成立。
宿題をしたがる洗剤を入れまして、ドリルやノートを放り込みまして、じゃぼじゃぼ…。
そんな様子を鯨大王と珊瑚王女は盗み見する。
どっかで見たことあるような…。
珊瑚王女は、龍宮城の科学者だったムツゴロウだと気づく。
そんなわけで、初心者にはお勧めできないサブタイどん!
…岡部さん、相変わらず最後の食い方ナレーションは淡々…
うん、ムツゴロウの蒲焼うまかとよ。
乾燥完了、宿題の出来上がり。
ドリルを開いてみると、確かに宿題はばっちりできていた。
鯨大王は、ムツゴロウを使って乙姫を捕まえる名案を思いつく。
むへへへへ…頼もしいんですか王女さま?
はーいミュージックスタート ♪四番~g(JASRAC
ノリノリで歌ってる場合じゃないと気づいた鯨大王は行動開始。

その頃、浦島家…
焼きそばは焼き上がったが、乙姫は気が晴れない。
崩壊した龍宮城を平和なハープで復活させることは失敗した。
復活を実現できる選ばれし者の存在が気になって仕方ない。
そんなタイミングで電話が鳴る。
電話ボックスから、鼻をつまんだ鯨大王。
ムツゴロウが宿題洗濯童子をしている情報を洗いざらいリーク。
勉強がいけない龍宮城の習慣上、乙姫は悪事とは思えない。
鯨大王いわく、小学生の偏差値を下げ、満足な義務教育を受ける妨げになるという。
言われてみれば…乙姫も口車に乗りかける。
ムツゴロウを懲らしめる依頼に乙姫は承諾する。
ところであなた、いったい何者?
「私は、鯨大王ではありません!」がちゃ
…さすが期待を裏切らないぜ浦沢。
で、さすが乙姫気づかないぜ。
そこに四馬鹿が有頂天で帰ってきた。
わけを問う乙姫にあっさり真相を明らかにする。
ドリルを見せびらかして証明完了。
さらに残り全部洗濯させようとマサヒコは口走る。
満場一致。
公園集合を決定して散っていった。
タローたちの偏差値がダダ下がりするのは乙姫にも見えている。
乙姫はムツゴロウを止めることにする。
そんなわけで、四馬鹿が出直してきた公園。
我先な四馬鹿を宿題洗濯童子が整然と仕切る。
そろそろ乙姫が来ると睨んで、鯨大王と珊瑚王女は相変わらずつつじの陰。
妄想開始~
毅然と現れた乙姫は、ムツゴロウと格闘するであろう…
すると、四馬鹿はきっと宿題洗濯童子をかばって助太刀するであろう…
乙姫が逃げてくれば、鯨大王はつつじの陰に乙姫を匿いまして…
「やっぱり頼りになるのはパパとママね」
これにて親子水入らず…と見せかけて捕獲しちゃえ!
妄想終了・へっへっへっへ~
では本番です。
乙姫は妄想どおり、ムツゴロウに宿題の洗濯をやめるよう訴える。
正体を喝破され、ムツゴロウはハイテンションに何者か問う。
乙姫はスルーして藤棚の影へ…。
ムツゴロウがきょとんとしているところへ、お召し換え完了して再登場。
「人生は二度ない、三度ある。崩壊した龍宮城のあるじ・乙姫!」
ムツゴロウは仰天しつつ伏し拝む。
あっさり土下座に「だめだこりゃ」な鯨大王であった…。
ぱーぱーぱーぱーぱっ・しゃらりん!

CM中、ムツゴロウは龍宮城崩壊の日を乙姫に打ち明ける。
 砂浜に打ち上げられたムツゴロウは、通りすがりの小学生カポーに救われた。
 暖を取っているうちに、男の子は何の気なしに今日の宿題を女の子に問う。
 ムツゴロウと笑って話していた女の子は、突然顔を伏せて泣き出した。
 男の子は謝り倒すが、つられてしゃがみこんでしまった。
 「宿題なんて大嫌いだ!」
 男の子も泣き出してしまう。
 ムツゴロウは、宿題に苦しむ日本の小学生を救いたいとこの時決意した。
…ということで…
 ムツゴロウはけほけほになりながらも、宿題をしたがる洗剤を完成させた。
小学生の偏差値を下げ、満足な義務教育を受けさせない
って邪な発想ではなかったと知った乙姫は安堵する。
ムツゴロウは名を貶める者を問うが、「私は鯨大王ではありません」では…。
しかし、ムツゴロウは「私は鯨大王ではありません」の言い分は実感した。
この四馬鹿を見ればね。
ムツゴロウは考えをあっさり改めた。
ムツゴロウは宿題洗濯童子廃業を宣言、四馬鹿に自力解決を勧める。
しかし、キヨシは宿題をムツゴロウに突き出す。
続けて三馬鹿も押し付ける。
ムツゴロウ脱兎…
どこまでも追っていく四馬鹿に乙姫唖然…。
つつじの陰の馬鹿夫婦も予想外の展開に呆然…。
珊瑚王女に計画を確認された鯨大王、すごすごと「修正します…」
…できるんかいな?

公園まるまる使っての捕り物中だが、変装鯨大王は四馬鹿を通せんぼ。
鼻眼鏡におかっぱカツラの変装鯨大王は、怒りの矛先を変えさせる。
ムツゴロウを廃業させた乙姫こそ真の敵なのですよ、と。
変装鯨大王は四馬鹿を煽り立てる。
「乙姫をやっつけろ~」「お~!」
…あっさり乗ってきやがりましたこいつら。
180度回転!
一方、ムツゴロウは駐車場まで逃げ延びた。
宿題洗濯機は失敗だ。
問題は小学生が宿題にどう打ち勝つかだ。
ムツゴロウは小学生が宿題をしたくなる方法を考える。
洗剤を改良…そうだ!
さすが設定上は科学者…。
一方の鯨大王は…やっぱり珊瑚王女とつつじの陰へ。
あとは乙姫がつつじの陰に逃げてくれば…
ということで、四馬鹿はベンチでくつろぐ乙姫を取り囲む。
払っても払っても宿題の束。
乙姫は逃げ出した。
鯨大王の思惑通り。
5人はつつじの周りをぐるんぐるん。
タイミングを見計らって、鯨大王は乙姫をつつじの陰に引き入れる。
四馬鹿行っちゃいましたよ~。
ということで、久しぶりの親子ご対面です。
鯨大王の筋書き通り、乙姫は親心に感激する。
ところがだ…
にじり寄るそばから四馬鹿の悲鳴が響き渡る。
飛び出した乙姫とずっこける馬鹿親…。
つつじの陰から這い出てみれば、四馬鹿と鉢合わせ。
「宿題温泉童子が…」
はぁ?
宿題を強制する奴がいるらしい。
汽笛を上げながら、ムツゴロウはリアカーを引いてきた。
木桶メットにリアカーにはお風呂。
乙姫の前に躍り出て名乗り上げる。
宿題をしたがる洗剤を改良し、宿題をしたがる入浴剤を作ったとか…。
それでは実演してみますね…。
ということで、宿題温泉童子は実験体を追い回す。
呆れながらも、乙姫も5人を追う。
いらん邪魔が入った鯨大王は、珊瑚王女を突き飛ばして再修正にかかる。
今度は宿題温泉童子の前に変装鯨大王が通せんぼ。
宿題を無理強いするのはよくないと説得する。
宿題温泉童子が名を問うと「私は鯨大王ではありません!」
…さすがだ浦沢期待を裏切らないぜ…
怪しいと感じた宿題温泉童子はおかっぱヅラを没収する。
鼻眼鏡も没収しまして、マントも没収いたしまして…。
そんなわけで、乙姫は見た!
…気づかなかったのか乙姫~。
やっとこ全貌を把握した乙姫を珊瑚女王ががっちり抱きすくめる。
珊瑚女王は丸藤商事と手を組んで龍宮城を復活させようと説得する。
龍宮城を崩壊させた丸藤商事は不倶戴天、乙姫は拒絶する。
すっかり丸藤商事に取り入った鯨大王も加わってくる。
龍宮城を追われた魚や貝も、社員として幸せになれる…はずだ。
乙姫はきっぱり首を横に振る。
こりゃ見捨てておけようか…
タローたちは馬鹿親に踊りかかる。
ムツゴロウがあたふたしてる間に乱闘乱闘…。
やがて鯨大王と珊瑚王女は逃げ出した。
それでも四馬鹿は追い続けるのであった。
親子喧嘩をいぶかしむムツゴロウに、乙姫は親子でも戦わねばならないこともあると告げる。
やがて四馬鹿と両親は、風呂を挟んでにらみ合う。
乙姫は平和なハープを手にする。
奏でると、光の粒が飛び出して、風呂桶に飛び込む。
風呂の湯のしぶきは両親に降りかかる。
効能はばっちり、宿題をしたくなった。
ちょうど6年生の宿題がいっぱい目の前にあるしね。
黙々宿題に取り掛かる両親を前に、首をかしげるムツゴロウと乙姫でありました。。。
♪ グッバーイ・今日はこれで・グッバーイ・お別れです

空間の詳細
表記のとおり回想シーンで空間発動。ムツゴロウと雑談中から男の子の何気ない一言で泣きじゃくるところまで、ずーっとしゃがんだポーズなのだが、最後にムツゴロウ視点で正面からのカットになる…と。ミニスカートの中で閉じた膝の付け根に銀杏の葉っぱ型のブルマが現れる文字通り彼女の右足が手前に立ちはだかっているが、大事な部分はばっちり見えている。

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あるじのその他の分布地
90年代初期に活躍していた子役さん。特撮畑ではなく、この頃の2時間サスペンスや世にも奇妙系の出演が確認できる。

ロボコン#59「ジャジャジャジャーン! 泣いてくれるなおっ母さん」(1975年)

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空間のあるじ
大山みどり(演・佐久間真由美)
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おおざっぱでもないあらすじ(山田稔監督/藤川桂介脚本)
大山家の3人兄妹とロボコンは、サッカーに興じていた。
はじめのキックがルーズボールになる。
ベンチで休んでいた男の子が取ってくれた。
今度はロボコンのキックがやっぱり男の子に届く。
男の子が返すキックをトラップし損ねつつサブタイぱっぱらぱっぱっぱー!
ロボコンは男の子を誘おうと持ちかけ、はじめは快諾する。
ということで、4人+1体でサッカー再開。
男の子に主導権を奪われながらもいい感じ。
そんなところに町田巡査のチャリがやってくる。
男の子は慌てて木陰に隠れ込む。
気づいたみどりにシーッをくれて、男の子は息を潜める。
町田巡査は、3年生ぐらいの野球帽を被った男の子の行方を問う。
思いっきり心当たりのあるロボコンはジローン。
初めは木陰を見るが、向こうはシーッと返してくる。
はじめはシラを切ることにした。
町田巡査は通報を言付けて漕ぎ出した。
去ったところで、はじめは当人に問いただすことにした。
男の子はあっさり家出を打ち明ける。

ということで、ロボコンが訪ねるなり、お母様はアキオの居場所を問い詰める。
カットしたシーンで事情を知たロボコンは、逆ギレしつつ勉強漬けのお母様を責め立てる。
お母様も普段のアキオの慌てぶりを根拠に勉強の大切さを喚き返す。
勉強ばっかりでかわいそうと返すロボコンに、お母様は親の義務を振りかざす。
このまんま遊んでいたら、ますます慌てんぼになるばかり。
交渉決裂、ロボコンは煙を吹き、お母様は尻餅を突く。
アキオが家出したくなるのもよく分かる。
ロボコンは壁を突き破りつつ退散した。
一方、公園では、大山兄妹がロボクイを呼んでいた。
夕べから飲まず食わずのアキオに食わせなくちゃ。
アキオは兄妹の親切ぶりに感じ入る。
はじめもみどりも、勉強に関してはパッとしないもんだから、アキオの気持ちもよく分かる。
安全圏からバラさないのマココ、やがてわが身ですよ。
目玉焼き完成…ところで付け合せの千切りキャベツはどこから?
マココのリクエストで、兄妹もご一緒することにした。
みんなで家出したくなっちゃったみどりであった。
…1日2日なら大冒険だが、やがてサバイバルになりますよ。
公園は平和だが、はじめにはアキオの家の方が心配だ。
心配どおり決裂していようとは思いもよらず…。
手ぶらで帰ってくるロボコンは、ロボカーとロボイヌに合流した。
ロボカーには人助けの材料運びを、ロボイヌには町田巡査の足止めを依頼する。
いつにも増して張り切ってますロボイヌ…。
一方、お母様は被害の模様を町田巡査に電話する。
真っ赤な怪物が探りにきたということは、真っ赤な怪物はアキオを匿っているとお母様は見抜く。
まあ…見抜くわな…。
真っ赤な怪物といえばどうしてもロボコンとしか考えられずに、町田巡査は町を行く。
首をかしげているうちに、ロボイヌが脇道から飛び出す。
がっしゃーん…
毎度毎度の功名争いの仲、互いにああ言えばこう言うの応酬で膠着~。
手伝いをロボイヌに持ちかけられ、町田巡査は突っぱねる。
食い下がる振りをしながら、ロボイヌは町田巡査の針路に立ちふさがる。
足止めばっちり効いてるとこで、ロボコンは交渉決裂をアキオに伝える。
勉強しか頭にないお母様を再確認して、アキオはガッカリする。
かと言って、大山家に匿うわけにもいかないし…。
そんなわけで、ロボコンはかなーりレアな手回しを披露する。
アキオの隠れる家を作るよ、ということで、ロボカーとロボトンがやって来た。
兄妹は資材を下ろし、大山家からキャンプ道具を持ち出すことにした。

その頃、大山美容室…
鏡を磨く由美子しかいないところに、町田巡査がロボコンを訪ねてきた。
「家出少年の件で…」
皆まで聞かず、由美子はママさんに告げ口しようと飛び出した。
町田さん、縄のれん千切ったんなら隠さないの。
パパさんとママさんは揃って子供部屋に乗り込む。
…がっちり籠城中。
ロボコンが扉を押さえている隙に、兄妹は家出用具一式を準備する。
窓からポイポイ。
一方、扉が静かになった。
諦めたと判断したロボコンが油断した隙に、隣の部屋から時間差突入。
窓に取り付いた兄妹を引き戻す。
ということで、家出失敗…。
アキオを助けようと考えたのは分かった。
だがしかし、親目線では両親の心配振りに同情する。
パパさんはけしからーんの一撃、ママさんもお座りを命じる。
そんなこととは露知らず、ロボトンの小屋作りは順調に進んでいる。
ロボペチャまで通りかかった。
景気づけのおチューをロボトンに…ああああロボトン大暴走で木っ端微塵。
ロボカーは呆れるし、ロボペチャは懲りてないし、でもロボトン怒ってないし…。
アキオは自分で小屋を作ることにする。
潰れた小屋を建て直し、トンカチ捌きも鮮やかに屋根板を打つ。
塗装までばっちりできた。
間もなく完成ですが、アイキャッチです。
子供部屋で説教中、町田巡査は美容室で暇をぶっこく。
ドライヤーイスに座ったら…漏電びりびり…。
そんなことは関係なく、ロボコンはアキオの事情を説く。
朝から晩まで勉強漬けと聞いて、パパさんはアキオの言い分も理解する。
みどりは親が勉強を押し付ける理由をママさんに問う。
ママさんは子供の将来を案じて即答する。
マココに振られたパパさんは、遊び呆けていた子供時代をバラしてママさんに睨まれる。
だから安全圏から的確な質問しないでよマココ。
遊んでいてもパパさんみたいに立派なサラリーマンになれるんだとマココは痛いところを突く。
…オイルショックまではね。勉強してもフリーターな平成不況が待ってますが…。
パパさんが言いくるめられそうな空気を読んで、ママさんが仕切りなおす。
同情はするが家出はいかん、とパパさんは着地点を見つけ出した。
パパさんは匿った所を問いただす。
ロボコンは説教部屋からん逃げ出した。
パパさんママさんに知られる前に、アキオを避難させなくちゃ。
プロペラスイッチオン!
ローター音に気づいた町田巡査は、美容室を飛び出して追跡する。

ロボコンが公園に到着した頃、ロボイヌは町田巡査を待ち伏せする。
ロボイヌは家出少年発見のガセネタをちらつかせる。
重要参考人追跡中の町田巡査は動じない。
ロボイヌは口八丁で「警視総監賞頂き・勝手にすれば」と見捨てる。
総監賞に釣られた町田巡査、ロボイヌを追って脱落決定。
一方、パパさんママさんは、すごい勢いで町へ行く。
ただし、行先はアキオの家らしい。
兄妹はパパさんママさんの一言申すの効果に期待する。
さてロボイヌは、土管置場を指し示す。
町田巡査が覗いたら…家出わんこが鎮座していた。
家出「人」情報でないと知って、町田巡査はぼやくのだが…。
そのすぐ脇をロボコンが小屋を引いて通り過ぎていった。
ロボコンの引く手綱を取って小屋の扉に鎮座したアキオまでばっちり目撃した。
チャリで追跡←ロボイヌキック
がしゃーん! さすがの町田巡査もキレ出した。
ロボイヌは大山家を呼び止め、大捕り物を伝える。
大山家も参加するようです…。
ロボイヌいわく「これでいいのだ」…いや、思惑が絡みすぎて破局だろ。
町田巡査は、パパさんママさんの一言申すを伝えるが、ロボコンは騙されないつもりで突っ走る。
突っ走りすぎてスピードが落ちなくなっていた。
アキオもハイスピードに怯え出す。
止めてと言われても止まれない。
アキオはとうとう綱を離した。
小屋は惰力でフェンスにぶつかって止まった。
アキオは無傷で小屋から這い出してくる。
やっとこ止まった小屋とロボコンを愚痴りながら、町田巡査は追いついた。
ふと小屋を見て、たいした出来栄えに感心する。
たいした才能と町田巡査も認めた。
やがて大山家一同も到着。
町田巡査は小屋とアキオをパパさんママさんに紹介する。
パパさんママさんは感心の溜息…。

パパさんママさんはお母様と対決する。
あわてんぼで成績が悪いまんまのアキオにお母様の方がカッカして、さあどう攻めたものか。
あわてんぼなお母様はアキオを匿うパパさんママさんに詰め寄る。
パパさんは受け流し、アキオの才能を明らかにする。
ママさんから小屋の出来栄えを聞かされて、お母様は冗談と受け付けない。
外堀は埋まっても籠城中な戦況を、障子の向こうから聞き耳立てる
…うちにロボコンが転がり込んだ。
お母様は小屋の件を信じる気毛頭なし。
ならば論より証拠、じゃじゃじゃじゃん!←ここでサブタイ使うのね…。
泣いてくれるなおっかさん、庭を見ておくれ。
縁側に出たお母様は絶句する。
改めてロボコンと兄妹は遊び解禁を訴える。
試験の成績がすべてじゃないとパパさんも一言添える。
皆に促されてアキオは姿を現した。
怒り心頭を覚悟してアキオは一言謝る。
意外や意外、お母様は満面の笑顔で無事に帰ってきたアキオを抱きしめる。
よかったよかった
…と思ったらG出現!
ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ! 客間大粉砕・さらに生垣貫通なり!!
平謝りのパパさんだったが、お母様は平然としたもの。
このくらいアキオなら簡単に…おーっほっほほほほ!
違う…何かが違う…アキオ本人と大山家の皆さんは絶句する。
ということで、自信のないロボコンの採点だが…
ろ~ぼこん90点。
予想外の高得点に小躍りだが、お小言にうらら~。
帰ってみると、大山家は勉強タイム。
昼と言ってることが違うよう!
大山家の子供は遊びすぎ、集中的に勉強だ!
パパさんの手のひら返しにロボコンは階段から転げ落ちる。
抗議に下りてくる兄弟だが、パパさんは伝家の宝刀を発動する。
「よそはよそ! うちはうち!」
これには兄弟揃ってうらら~であった。

空間の詳細
食事シーンで空間発動。アキオと並んで体育座りで座り込む瞬間に、白い三角形が現れる。これにてロボコンでの佐久間空間は完結しました。


あるじのその他の分布地
・仮面ライダー#32「人喰い花ドクダリアン」(1971年)
・好き! すき!! 魔女先生#14「アンドロ仮面登場」(1972年)
・キカイダー01#4「怪奇! 幽霊ロボット消滅」(1973年)
・がんばれロボコン レギュラー・大山みどり(1974~76年)
・アクマイザー3#33「なぜだ!? ザビタン釜ゆで」(1976年)
・ぐるぐるメダマン レギュラー・高坂マミ(1976~77年)
・怪傑ズバット#5「花売り少女と白い粉」(1977年)
一般ドラマファンには、1960~80年代の「ケンちゃんシリーズ」中盤のトコちゃん役として、特撮ファンにはズバットの超高高度クレーン吊り(ズバット以前に01でも吊られていた)で有名な彼女。ロボコンでは続々と白いもの発動中。
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