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Channel: パンチラ空間に引きずり込め~特撮子役の白いものハケーン~
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ロボタック#38「チェリーからの挑戦」(1998年)

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空間のあるじ
なっちゃん(演・塚田唯花)
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おおざっぱでもないあらすじ(渡辺勝也監督/山田隆司脚本)
いきなりアルカデルトのアベマリアをBGMに始まるこのお話…。
ああね、本放送時はクリスマス回でした。
ツリーのデコレーションが着々と進む教会に赤い車が向かっていた。
運転手は桜子。
到着するなり、桜子は飾りつけ中の子供たちに取り囲まれる。
大歓迎を受けて、桜子はプレゼントを子供たちに手渡す。
一番ちっちゃいなっちゃんはシスターの陰に隠れるが、促されて車に寄る。
なccなんは特別に、桜子はなっちゃんを抱いて車に乗せる。
横には超巨大テディが待ち受けていた。
ぷーたんをゲットして、ようやくなっちゃんは笑顔になる。
……
桜子はシスターと一緒に岬の墓に向かう。
桜子には20回目の母の命日。
何か決意があるようだ…。

帰ってきた桜子は、トラボルトに温泉旅行のチケットを差し出す。
友達と旅行に行けなくなったということで、譲ることにしたそうな。
ダークローとカバドスは大乗り気だが、トラボルトは一喝する。
赤のランドツールがゲットできていないのに。
まだ最終章でもなし、1回ぐらいパスしても…とお気楽な2体。
怒鳴り倒すトラボルトだが、突然一理あると考え直す。
ということで、ゴープラ社の社員旅行と相成った。
バスの出発は15分後ということで、3体は下調べなしで駆け出して行った。
さあ桜子は黒のランドツールを睨み返すのであった。
一方、こっちの方は…
カメロックがミミーナから映画チケットを渡されていた。
もちろん願い下げのカメロックだが、ロボタックはお付き合いを勧める。
しかし、試練の書が…
「99の敗戦を乗り越えて勝利を掴め」
という赤のランドツール4回戦、ということで、ロボタックとYSTが引き受けてGO!
梯子を外されたカメロック、しかも抱きついたミミーナの胸・胸・胸ーっ!
いやああああああーっ!
カメロックは逆発情してミミーナを押し飛ばして逃げ出した。
あああ追わないのミミーナ?
ということで、ジャードックに全員集合。
ここでも、杉さんも空っぽガマ口をぶら下げて嘆いていた。
パチンコ敗戦記録3ヶ月を更新中。
雄たけびなんか知ったこっちゃない面々のところに、唐松警部とモグラッキーが訪ねてくる。
怪盗チェリーが白と黒のランドツールを狙っているという。
警察に届いた予告状には、明日の正午に頂くと書いてある。
杉さんはバカバカしくて予告状を放り捨てる。
白のランドツールはロボタック、黒のランドツールはトラボルトが持っている。
同時刻に同時に盗むなんて絶………………対に無理、と杉さんは考えた。
杉さんは明日のパチンコに備えて爆睡モードに入った。
これまで一度も予告を違えたことのないチェリーのこと、唐松警部は疑わない。
99回取り逃がした実績があるだけに、確信は強い。
ということで、YSTと2体は、99の敗戦を乗り越えるのは唐松警部ではないかと考える。
今度こそチェリーを逮捕できれば、唐松警部が勝者になる。
なるほどね、モグラッキーも逮捕に協力的になる。
当の本人も、100敗目回避にやる気満々。
ということで
シャードッグ探偵社はがっちり警察に取り囲まれた。
一方のゴープラさんたちは…
温泉目前で呼び戻された3体はたいそうおかんむり。
警官隊無用のバリケードを構築してモグラッキー以下を押し返す。
ということで立てこもりデ~ス。

屋上で監視するスピーダムは、差し入れ持参のミミーナと警官隊の押し問答に気づく。
スピーダムの口利きでミミーナ入場。
差し入れに手を出すロボタックだが、時間前とあってカメロックはピコピコハンマーで止めに入る。
1分前、トラボルト達も不安になってジシャックチェンジ。
黒のランドツール死守を誓いながらぴろ~りろ~バウ!
CM明けて30秒前。
唐松警部がカウントダウン、そしてゼロ。
突然、黒のランドツールがバラバラに砕けて崩れた。
まじまじと見たランドツール跡にはチェリーのカードとボールが。
温泉旅行中にすり替えられていたとは3体には思いもよらず、ダークローは狼狽する。
おまけにトラボルトは時計のセコンド音に気がついた。
ボールが爆弾だと気づいて、トラボルトはダークローにパス。
ダークローはカバドスに押し付けるが、いちばん馬鹿はどうすりゃいいのか大パニック。
さりげなく「食っちゃえ」とかダークロー言ってますけど
ガチで食いかけたカバドスをトラボルトは外に追い出す。
持って走ってるうちにちゅどーん!
爆発音を聞きつけた唐松警部は窓から覗く。
ひっくり返ったカバドスとダークローを手当てするモグラッキーの無線越しに、トラボルトの遠吠えが聞き取れた。
みんな無線に気を取られていると、ミミーナが悲鳴を上げた。
白のランドツールも消えていた。
慌てる面々の中で、唐松警部は面々を制する。
部屋を出入りした者は一人もいない…ならば犯人はこの部屋にいる。
警部とロボタックとカメロックとミミーナと警官隊…怪しむ要素は誰にもない。
透明人間でも幽霊でもなけりゃね。
…ミミーナが差し入れバスケットを抱き締めてるってことは…だよね…。
ミミーナは気味悪がってカメロックに寄り添う。
抱きつきながら胸・胸・胸…?
カメロックは瞬時に偽ミミーナを見破って突き飛ばす。
いきなりのご乱心をロボタックは見咎めるが、カメロックはあっさり切り返す。
「ミミーナの胸はそんなに柔らかではない!」
いや~ん(*^o^*)普通言えません。
ということで、チェリーはあっさり変装を解く。
チェリーは煙玉を破裂させて脱出を図る。
どさくさ紛れにワンダシードをむしり取って窓から飛び降りた。
警官隊と格闘しつつ離脱する。
気づいたスピーダムとマイトバーンは追跡する…まさかワンダシードが敵の手にあろうとは…。
警官隊を蹴散らしながらの逃避行、スピーダムとマイトバーンが詰め寄ってくる。
その道中、ミミーナが車に閉じ込められていた。
ロボタックとカメロックの前で、ミミーナはようやく脱出する。
ミミーナをpカメロックに託し、ロボタックはチェリーを追う。
モグラッキーも地中からチェリーを先回り。
飛び出してラッキードリル発射。
チェリーはバスケットを放りあげ、バック転でドリルをかわしてバスケットをキャッチ。
さらにカードを投げてモグラッキーのバイザーを跳ね上げる。
眩しいで~す・モグラッキー脱落…。
発砲する刑事にバスケットを投げつけ、チェリーは間合いを詰めてダウンを取る。
スピーダムとマイトバーンが迫ってきた。
チェリーはバスケットを覆面パトカーに乗せ、刑事から蹴落とした銃を取る。
発砲に2体が怯む隙に、チェリーは覆面パトカーを奪って走り去る。
惨状を目の当たりにしたロボタックはジーシャーック!
バスケットの中身を確認してほほ笑むチェリーの前に、ダークローとカバドスが飛び出す。
2体で覆面パトカーを押しとどめる。
押しても駄目なら引いてみろ。
バックされて突っ伏した2体が起き上がるや、チェリーは2体を轢いて突破した。
残るはロボタックとトラボルト…

ダートを走る隙に、ロボタックは切りとおしから覆面パトの屋根の飛び移る。
ハンドル捌きで振り払っても食い下がる。
段ボールを突破したその先で、トラボルトも待ち受ける。
温泉旅行とランドツールの恨み心頭のイナズンバー発動。
しかし、至近弾に持ちこたえ、チェリーはトラボルトも跳ね飛ばす。
これで覆面パトは再起不能、チェリーとロボタックが飛び出すや爆発した。
チェリーとロボタックは廃工場へ。
ロボタックはRKバー一振りで白のランドツールを弾き飛ばす。
逃げを打つチェリーにカメロックはカメラズーカを連射する。
チェリーはロープを飛ばしてカメラズーカを奪い取る。
逆襲の乱射の隙に、ランドツールに駆け寄る。
タッチの差で、ロボタックがRKバーでランドツールを弾き飛ばす。
ランドツールはモグラッキーがキャッチした。
白のランドツール奪還、5体はチェリーを取り囲む。
チェリーは微笑み、ワンダシードを見せつける。
スピーダムとマイトバーンに強制摂食。
不完全ワンダシードで逆転合体マイティワンダー参上。
3体は強制解除をもくろんでワンダホンを出す。
だが、チェリーはモグラッキーに先制攻撃、ワンダホンを吹っ飛ばす。
マイティワンダーはマイティキャノンを乱射してカメロックも倒す。
残るはロボタック、キャノンをかわすが、組みつかれて投げられる。
マイティワンダーは折れた鉄塔を投げつける。
ダウンしたロボタックにマイティキャノン・スタンバイ。
ロボタック地震覚悟したところで、強制解除741発動。
誰がワンダホンを…
颯爽とワンダホンを翳しつつYST参上。
チェリーは今度こそ遁走した。
解除完了、我に返ったスピーダムとマイトバーンはロボタックを救出する。
ロボタックはYSTに感謝する。
これでめでたし…とはならなかった。
チェリーの高笑いが響く。
白は頂戴できなかったが、黒のランドツールはチェリーがゲットした。
終わってしまってやってきたトラボルトたちは、がっくし肩を落とす。

引き上げながら、チェリーがランドツールを狙った目的を面々は想像する。
ハラッパ国に売りつけるため…もっと高い金目のものはたくさんある。
ロボタックにはわからないが、深い事情があるだろうとは予想できた。
気を引き締める面々だが、パチンコ屋から杉さんの雄叫びが聞こえてきた。
呑気に遊んでた杉さんにカケルが詰め寄ると、案の定また負けたそうな。
これで100日連続記録達成。
破産決定でしょぼくれる杉さんんをよそに、ロボタックは1個だけ球を発見した。
最後の1個ちんじゃらじゃら
案の定、いきなり333出やがりました大工の源さん。
ということで、ロボタックを追い出して杉さんは台を打つ。
大勝利だあ!
ということで、赤の巻最終章の試練の書ゲット。
いっぱい存在した99連敗者でしたが、いちばん無難な人が当たりでした。

チェリーは祭壇に黒のランドツールを捧げる。
マリア像に祈りを捧げたチェリーは、仮面を放り捨てる。
これで「あの男」とハラッパ国に復讐ができる。
桜子は母を呼ぶ。
あの男とは何者か、復讐を決意した事情とは…
謎を残してもうちょっと続く。

空間の詳細
教会訪問シーンで空間発動。桜子さんが抱き上げた瞬間、ワンピースがたくし上がって、白いものの右半分が丸見えになる。。


あるじのその他の分布地
ほかの出演履歴は発見できなかった。。。

月光仮面#3-01「生きている怪獣」(1958年)

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空間のあるじ
木の実(演・山田のり子)
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おおざっぱでもないあらすじ(船床定男監督/川内康範脚本)
いきなり台風の夜から始まり始まり。
四国に上陸した台風25号が列島縦断、関東を直撃する。
政府は防衛庁主導で関東に特別警戒令を発令する。
台風情報が連発する中、アナウンサーも目を剥く情報が流れ込む。
海保から特別通達。
東京港に投錨したあらすか丸が遭難寸前にあるという。
南極帰りのあらすか丸は、南極でマンモスコングを捕獲して収容していた。
体長15mの変成ゴリラとして広報済みのマンモスコングゆえ、アナウンサーは驚いた。
マンモスコングは水陸両用ともいわれる。
あらすか丸が難破した場合、マンモスコングが東京に上陸して暴れる恐れがある。
政府は射殺を念頭に置きながら、動物研究者と検討中であるという。
1000馬力の怪力にコンクリを貫く牙…という報道は、明らかに射殺前提の原稿じゃないか…。
テレビ史上初の巨大怪獣は、そうとも知らず船倉の檻の中で揺さぶられていた。

そんなラジオを聴いていた祝探偵事務所の皆さん…
改めてマンモスコングの捕獲経過に聞き入っていた。
大友の予想通り、政府は射殺を決定した旨発表された。
祝は憮然としつつ呟く。
たちまち繁と木の実はマンモスコングを哀れみ、政府を責め始める。
五郎八は万一の被害を説いて納得を求める。
祝から見れば、万一のことは一般論として2人にも理解はできていることだ。
感情として残酷なことに納得できないことが祝にはよくわかる。
南極から勝手に連れ去ってきたのは人類の方ですからね。
連れて来た事情を五郎八はしどろもどろで説明する。
研究のためなら珍獣を好きなだけ捕獲していいわけだ?…と反論されて、五郎八は数の多寡で誤魔化す。
なら少しならいいのかと木の実から詰め寄られて、五郎八は認めるのだが…
五郎八がマンモスコングの身だったら納得できるのかと繁に問われて万事休す。
人と怪獣を同一視しては困るのだが、祝は人ほど恐ろしいかも知れぬと助け船から叩き落とす。
それでも、マンモスコングはガヴァドンやシーボーズとはわけが違…まだ存在しないな。
祝はゴモラやヒドラになりかねないマンモスコングの危険性は承知している。
しかし、いきなり射殺せずとも、再び眠らせて台風をやり過ごす手もあると考える。
ゆっくり時間をかけて納得した五郎八に2人は吹き出す。
マンモスコングは水陸両用、あらすか丸が沈もうと浮かんでいようと、眠っていられる。
繁と木の実は祝に助命を願う。
一介の探偵にできることといえば…
松田警部経由で執行役の海自を動かすことだ。
祝は早速警部に電話する。
しかし、一歩遅かった。
警部に届いた情報では、あらすか丸は射殺を待たず沈没したという。
残念…祝は受話器を置く。
泣き出した木の実を前に一同は困り果てる。
あらすか丸もろとも沈没では手の施しようもない。
木の実はマンモスコングを哀れみつつ、さりげなく「五郎八さんが死ねばよかったのよ」
いや五郎八さん乗り突っ込みしてる場合じゃないでしょ。
五郎八をからかいつつも、祝は五郎八に目配せする。
しょうがない、五郎八は猿の真似で泣いた烏を笑わせる。
おどけて見せても痛く傷ついた五郎八は、事件に期待して空元気を出す。
どんぴしゃりで電話が掛かってきた。

警部からの折り返し。
30分ほど前に15名の集団脱獄が発生したという。
凶悪犯ばかり12名が捕まっていない。
祝も現場に向かうことにした。
電話を切る前に警部へ緊急報告が届く。
空港税関が押収していた機関銃2挺弾薬200発・拳銃15挺弾薬370発が外人2名に強奪された。
もし不正なことに使われれば…と祝は危惧するが、公正ならその筋の者が使います。
祝は最大570名の人命を心配する。
この台風直撃中に強行する事情を祝は考える。
でも、台詞とフィルムの口が合ってませんね、元の台詞は何でしょう?
押収したのは今朝のこと、台風の隙を突いて奪還しに来たと警部は考える。
警部の迎えが来るまで一服しながら、祝は脱獄と強奪のつながりを予感する。
脱獄者15名と外人2名全員ぶんの火器じゃないですか…。
ラジオをつけてみると、脱走者4名が新たに確保され、さらに4名ぶんの死体が発見されたという。
残り4人…あれ?ラジオによると3人だそうで、都内潜伏の恐れが出てきた。
ラジオはマンモスコングの死体発見を報じた。
石川島に打ち上げられていたという。
放送局宛に全国から射殺反対の抗議が殺到した旨報告があり、これでマンモスコングの危険は去った。
…はずであった。
安全宣言以上に、局が抗議の意を汲んで聴取者の感銘を報道したことに祝は安堵する。
警部の車が到着し、祝は迎えに出る。
羽田の件が報道されない事情を確認する。
当然ながら報道管制中。
脱走の件は、外部からの手引きが想定された。
警部も羽田の火器が脱走者の手に渡る可能性を感じていた。
意見が一致したところで、祝はさらに黒幕がいるような気がした。
何者か分からないが、気違いに刃物を持たせる何者かがいるようだ。
祝はもっと大きな事件になるような気がした。
しかし、570発の弾丸だけで済まなくなるとは思いもよらなかった。

台風一過の朝、五郎八がやって来たものの、祝の姿はなかった。
机に残された朝刊に五郎八はぎょっとする。
「怪獣マンモス・コングの死体何者かに盗まる!」
朝刊の読み方がめっさタケダアワーです…アクロマイシンVねぇ…。
五郎八はひとり目的を想像する。
食うでもなし、毛皮でもなし…先生じゃなきゃわから…いないし…。
「ちょうど その頃」…のテロップが…
東京某所の廃墟に死体があるとテロップが教える。
廃墟に寝かされた死体の脇で、何者かがうごめいていた。
白衣のドクターに、Xマークの服を着込んだ男たち。
ドクターは殺し屋ジョーに耳打ちする。
ジョーはマンモスコングの蘇生が可能かドクターに問う。
ドクターは造作もないように答える。
2万ボルトの電圧でも掛けてやれ。
懸念材料は原子構造体だけとドクターは豪語する。
ジョーは羽田でゲットした銃器で原子構造体の実験をすることにした。
通電蘇生開始。
ものの1分で、ぐるぐる巻きに拘束されていたマンモスコングが身を揺すりだす。
呼吸再開、鎖を引きちぎろうと揺さぶり、上半身の自由を取り戻して跳ね起きる。
後ずさりしながら、ジョーと片割れはマンモスコングを銃撃する。
意に介さず、マンモスコングはジョーを睨み返す。
不死身となって甦ったマンモスコングの蘇生成功、ジョーは満足しつつ頷く。
計画実行に向けて脱獄者の召集を命じる。
三々五々配置に付くうちに、マンモスコングはすべての拘束を自力ではずして立ち上がる。
ここでジョーは檻の格子を落とした。
囚われたマンモスコングは当惑し、格子に迫るジョー達を威嚇する。
揺すっても揺すってもしなるだけ。
ジョー率いる国際暗殺団、いったい何をもくろんでいるのであろうか。
1クールにわたる戦いが始まる。
…あ…「?」のおじちゃんの出番なかったな…。

空間の詳細
総裁閣下からの頂き物。ラジオニュース聴取シーンで空間発動。つんつるてんの裾から白いもこもこが溢れ出して丸見えになっている。


あるじのその他の分布地
さすがに古すぎて、他の出演情報を見つけられなかった。

5年3組魔法組#35「ステキー鬼姫先生」(1977年)

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ミコ(演・尾崎ますみ)
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おおざっぱでもないあらすじ(田口勝彦監督/富田祐弘脚本)
5年3組はおんぶ競走を始めた。
ハテナマン・ミコ組とガンモ・ショースケ組はともかく、
ぽっちゃりちゃんを背負ったチクワはふらふら。
よーいドンなわけだが、上空に運悪くベルバラが…。
ベルバラはミコを落としてすり替わる。
曽我さんがスリムといっても1.5倍増量、ハテナマンはフラフラだし、ミコも追いかける。
ハテナマンはとうとうベルバラを振り落とす。
改めてミコが乗り込んでレース再開。
腰を打って立てないベルバラはおんぶを所望するが、ミコはレースが大切。
くやじいいいっ! ピッ!
魔法組3人は逆回しでバックを強制される。
巻き込まれたぽっちゃりちゃん大迷惑です。
3組は激突してひっくり返った。
ベルバラを罵りながら立ち上がるが、ミコだけは目覚めなかった。
5年3組全員駆け寄り、ベルバラは予想外の惨状に逃げ去った。
気付いた珠純子さんが駆け寄り、ミコを姫抱っこで保健室へ連れ去った。
初めて見る人ではないだろうに、あの人は誰?状態。
そんなわけでサブタイどずん。
大慌てのカンザブローは保健室に怒鳴りこむ。
脳震盪で寝てます、お静かに。
…と静まったカンザブローだが、こっそり窺う魔法組に気付いて大爆発。
乙竹先生がやんわりと追い返したあとで、ミコが目覚める。
とりあえずカンザブローは安心した。
ミコは顔を隠して反省する。

学級会では危険な遊びの禁止が議題に挙がった。
おんぶ競争・チャンバラ・靴取り・すいらん本かん・はさみっこ・電気鬼…
危険かおい? どこが?
さらに相撲が追加された。
ガンモから豪快に投げられた奴がさっそく提案、さらに多数決で承認。
野球とゴム飛びも追加…フライを追って激突した2人が提案、やっぱり承認。
竹馬・バドミントン・リレー…きりがなくてカンザブローがストップをかける。
カンザブローが熟慮を求めるが、5年3組は全部禁止でいいという。
少数派の魔法組が困惑する中、回復したミコが教室に戻ってくる。
堪りかねたミコは止めに入るが、相撲モヤシは「2階から飛び降りるくらい危険」とほざく。
ミコは食い下がるが、抗議中に意識が遠のく。
ミコは早退決定、乙竹先生が送ることにした。
かえってダメ押しになってしまった。
無念のミコのポケットに、ハテナマンはこっそりMJバッグを潜り込ませる。
万一の時は医者を呼べるように…なんだが、ミコが別の用途を考えるのよね。
…ということで、遅ればせながら乙竹姫子先生の紹介です。
純子さん以来久しぶりです小野さん。

ミコは禁止だらけで残念がる。
ルールさえ構築すればなんてことないのだがね…ということで、乙竹先生は改善を誓う。
見送りついでにユリ1本をプレゼントしてくれた乙竹先生をミコは気に入った。
床に就いていると、部屋の外に気配を感じた。
寝たふりしていると、ベルバラが見舞いに現れた。
だが、乙竹先生の一輪にケチをつけてポイしたので、ミコはバンノーダーを取り出す。
アバクラタラリン・理科室の…
シーツをすっぽり被ってベルバラを待ち受ける。
寝顔観察…はい理科室の骨格標本とご対面です。
追っかけられたり抱きつかれたり踊ったり…あわあわでベルバラは逃げ出した。
わっわっみんなでぱるぱれ~

さて学校。
いくらカンザブローが発破をかけても、5年3組はどんよりしている。
授業中誰も一言も喋らない。
元気出せと言われても、元気の出し場がありゃしない。
楽しい遊びが全部禁止…ミコは責任を感じる。
いやいや民主主義の自業自得です。
禁止したはずの5年3組が自ら首を絞めて活気を失っていた。
校庭でも、5年3組はおろか全校児童の姿もない。
しょんぼりしていると、音楽室から定番の乙女の祈りが聞こえてきた。
駆けつけてみると乙竹先生の演奏だった。
気付いた乙竹先生は音楽室に魔法組を招き入れる。
モヤシ大嫌いの乙竹先生はオクラホマミキサーのLPを掛ける。
さあ踊るべ。
そんな乙竹先生をミコは乙姫様のように感じる。
乙竹先生は前任校ののびのび振りを紹介する。
ちょっとの擦り傷にへこたれない田舎の小学校だ。
ということで、ハテナマンは今すぐ見に行くことにした。
魔法組はマジッカーでひとっ飛び。
北東小学校に到着。
鬼ごっこと竹馬が交錯し、竹馬から男の子が叩き落とされるが、男の子は平然と乗り直す。
相撲を取れば、豪快な投げの打ち合いが繰り広げられる。
誰も非難する連中はいない。
ミコは一大決心をする。
擦り傷も瘤もへこたれない子供であるべきことを5年3組に証明してやる。
その手段は…「2階の窓から飛び降りる」
…おいおい違うだろ…。

帰郷したミコは、公園のアーチに登って予行演習に取り掛かった。
魔法組は止めるが、ミコはちゃんと計算はしていた。
メタモライトを使ったトリックだ。
猫に変身してやり過ごす気だ。
ハテナマンは納得したが、ガンモには理解の範囲を超えていた。
猫はどんな体勢からもうまく着地できるしね…という再現フィルム登場。
ああなるほどね、ガンモも把握してリハーサル開始となった。
アバクラタラリン・猫になれ・そして元に戻れ
飛び降りたミコのスタントは空中で猫になり、着地してミコに戻る。
…バレバレですが実験大成功。
ただ、真似る奴やカンザブローの大爆発が心配だ。
それでも、ミコは覚悟は承知で本番を待つ。
しかし、その夜…
ベルバラはミコの部屋を訪ねる。
MJバッグを開き、中身を偽物にすり替える。
寝入って気付かないミコに代わり、MJくんが抗議する。
聞く耳持たず、ベルバラはMJくんの口にガムテを貼ってしまう。
明日の本番、どうなりますやら…ミコ大ピンチとは当人も知らない…。

乙竹先生の体育の授業が始まった。
第1クールではちょうちんだったブルマがショーツ型にリニューアルされてる…。
覇気のない返事に喝を入れ、チャンバラを指導する。
チャンバラは禁止…ととりあえずチクワは言うが、乙竹先生は「剣道」に訂正して続行する。
しかも新聞紙竹刀だし。
女の子がそれでも「ぶちっこ禁止」で食い下がる。
乙竹先生はあきれ返る。
ここで教室から見学中のミコが相槌を入れる。
ミコは5年3組の意気地なしを責め立てる。
ミコはさっそく飛び降り宣言、もちろん乙竹先生は止める。
騒ぎを聞きつけたベルバラやカンザブローも校庭に集まってくる。
ミコは絶対の自信を持って窓の桟に登る。
カンザブローは教室に駆け上がって止めようとする。
ベルバラは階段に画鋲を巻いて邪魔をする。
手すりを這い登ろうとするカンザブローだが、手すりにも画鋲の群れ。
転げ落ちて針の山…うわあ痛そう…。
止めようとする多数派にまぎれて、ミコを煽る魔法組。
そこにベルバラが現れて真相を明かす。
となれば止めなきゃ!
だが、魔法組の声はミコに届かない。
知らないままミコは飛び降りた。
同時に乙竹先生は気合一発で飛び出す。
変身できないまま、ミコはメタモライトを取り落とす。
ミコ人形まっさかさま。
着地点に到達した乙竹先生が姫抱っこでキャッチした。
超人的なキャッチにハテナマンは魔法を使ったのかと思った。
乙竹先生は合気道だと即答する。
驚いたベルバラは乙竹先生を試そうと魔法をかける。
が、先に殺気を感じた乙竹先生の一喝で、ベルバラはひっくり返った。

ミコが目覚めるなり、乙竹先生は怒り狂う。
魔法組全員、授業終了まで校庭に立つべし。
カンザブローも厳禁を厳命してそこまでにした。
改めて5年3組に禁止したことを問い直す。
もちろん本音は遊びたい。
よーし、魔法組以外思いっ切り遊んで来い!
朝礼台の5人以外、校庭で遊び回る。
ルールを守り、遊びを選んで伸び伸び過ごせることを2人の先生は願う。
乙竹先生に感謝するカンザブローだが、乙竹先生は魔法組に手柄を譲る。
ミコは乙姫先生を超えた鬼姫先生がますます好きになった。
心配掛けてごめんなさい…それでも笑顔のミコだった。

空間の詳細
いろんなシーンで空間発動。いちばん分かりやすいのが本番飛び降りシーン。教室の手すりをまたぐ時に、真下からスカートの中のブルマを逆さ撮りで眺められる。他にも気絶シーンや北東小学校到着シーンなどでもブルマが拝める。


あるじのその他の分布地
・キカイダー01#6「魔術師対ゼロワンの秘密能力!!」(1973年)
・仮面ライダーX#18「恐い! ゴッドの化け猫作戦だ!」(1974年)
・ザ・カゲスター#29「カラスガー 死の四次元作戦!」(1976年)
・UFO大戦争 戦え! レッドタイガー#7「吼える超高層ビル」(1978年)

ロボコン#88「ヒエヒエリン!! 北海道へ行くぞ」(1976年)

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空間のあるじ
小川まゆみ(演・蝦名由紀子)
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おおざっぱでもないあらすじ(畠山豊彦監督/押川国秋脚本)
ロボコンは上空からパパさんの車を探す。
それにはわけがありまして…
小川家でもパパさんを待ちわびていた。
だが、下車したパパさんは浮かない顔…
北海道旅行を決めたのはいいが、飛び込み同然で予約が取れない。
マミとシシムはあからさまにがっかりモード。
来年こそはとパパさんは慰めるが、先送り感ぷんぷんで2人はむくれる。
ママさんも北海道に未練たらたら、新婚旅行のやり直しが…
ママさんが箪笥の奥から婚約指輪を出してきたことにパパさんも気づく。
指輪を収納…となれば、パパさんにはとどめの一撃…。
お通夜気分の小川家の真ん中で、ロボコンは北海道に行かせたいと願うのだが…
思い出しましたよ。
去年の夏に行った深川の桜山レジャーランド。
ということで、園長さんに直談判。
太っ腹な園長さんの一存で、小川家は万々歳となった。
皆さんベタ褒めでロボコンも上機嫌。
そんなわけで、レッスン中のロビンちゃんを強引に呼ぶ。
ガンツ先生の許可が…しかしロボコンはガンツ先生のえこひいきをお見通し。
ところが、ちゃんとモニタリングされていました。
甘えるな、頼るな、一人で行け…うらら~!

ということで東京港。
最新のさっぽろ丸だあああああ!
ところが…パパさんは課長が急病で明日出勤が決まってしまった。
パパさんは千歳に直行することにする。
が、新婚旅行の時とまったく同じパターンでママさんはおかんむり。
パパさんは小川家をロボコンに任せて無念の直行へ…。
さあてさっぽろ丸は苫小牧を目指す。
上甲板で海を堪能するマミとシシム…に反してママさんしょんぼり。
励ますわが子に空元気。
空気を読んだか読まないか、ロボコンは赤上げて白上げてで気を紛らわす。
…案の定、「白上げないで」から崩れました…。
とりあえず、ママさんも爆笑できた。
そんなこととは知らないロボメロは、ロボコンを追いかけようと慌てていた。
小川家前で町田巡査を待ち受ける。
フェリーなのか飛行機なのか…どっちもです。
ということで、町田巡査に八つ当たりしてロボメロは飛び立った。
そんなこととは露知らず、さっぽろ丸ではプールを堪能する小川家…。
ママさんはロボコンのお気遣いがありがたい。
だが、調子に乗ったロボコンがプールにどぼん寸前。
ママさんは腕を取ってストップしたが、逆に引っ張られてお約束のどぼん!
一方、パパさんも千歳に着いた。
懐かしーいダヴィンチヘリの全日空、しかもボーイング727だぁ!
てことで、小川家は苫小牧から深川駅へ車で直行、どんぴしゃりでパパさんも国鉄にて到着。
ところが、ロボデキも降りてきた。
押しかけ家庭教師を口実に許可をもらったそうで。
そんなわけで桜山へGoだ。
これが市営遊園地か…と驚くほど充実の風景…。
かって知ったるレジャーランド、園長さんに歓迎される。
さあ来ましたよ、今なお保存中のC58に連結したSLホテル。
ホテルの中はオロネ10そのまんまで旅気分も盛り上がる。
ここでママさんは婚約指輪を取り出す。
新婚旅行の時は、嵌める間もなかった指輪をパパさん自ら嵌める。
これにて新婚旅行のやり直しは完了。
でも子持ちです…新婚気分のパパさんママさんはからかわれて照れまくる。
いい話なのにアイキャッチはいつものように元気よく!

ではロボコンの案内でレジャーランドの番線再開。
…2000年に閉園してますけどね…今は緑地公園。
そんなわけで、BパートはDC-3喫茶室から。
そこに久々の由美子が駆けて来る。
第2クールとは正反対の歓迎ムード、ここの従業員ということだそうな。
ロボデキもミニ新幹線の運転手を買って出て堪能していた。
レジャーランドから遥かに見下ろす石狩川に小川家は行くことにした。
ママさんは河原から川にちゃぷんと入る。
入ってしまってから、指をを嵌めっ放しなことに気づく。
パパさんに預けたいが、届かない。
ロボコンは腕を伸ばして指輪を預かる。
どんなもんだ…てけてけてけてけ…
足を走る黒い影…。
G------------------------------!
ロボコンは川に飛び込んで足を洗う。
ああやっぱり指輪がちゃぷん…
ママさんは指輪を追うし、パパさんは助けに飛び込む。
パニックしながら上陸したロボコンに、マミは正体を教える。
はさみむし!
………亜寒帯な北海道の野ッ原にGがおるかヴォケ!…すすきのにはおるけどな。
きっとロボコンはコオロギ幼虫を見ても発狂します…。
指輪消滅…パパさん大激怒、ごめんじゃ済まない。
シシムはかの有名な相場を無視して「また買えばいい」とロボコンを庇う。
相場に関係なくプライスレスな価値を突きつけて、ママさんも絶望する。
そう言われちゃ、ロボコンは探し当てることを約束する。
畳の上じゃあるまいし、相手はあの大河石狩川だってば。
ロボコンは何とかの一つ覚えで為せば成る。
しょうがない、パパさんは小川家を層雲峡に誘うが、ママさんは気が気じゃない。
川に踏み込もうとするところを引き止めて、ロボコンは皆さんを車に向かわせる。
どんと構えて送り出してみたものの、ロボコンにも自信はなかった。
腕を伸ばしてじゃぼじゃぼじゃぼじゃぼ…。

そんなわけで、小川家は層雲峡へ到着した。
とりあえず絶景を堪能していたが、家族写真を…シシムが消えていた。
熊牧場を捜し歩いてみたが、シシムの姿は見当たらない。
一周して駐車場に戻ってみれば、シシムは車内に籠城していた。
ロボコンがいないなら層雲峡も見ない腹づもりだそうな。
そのロボコンだが、一押し二押し三に押しでじゃぼじゃぼ…蟹に挟まれましたよ。
ということで、小川家は上川から深川へ逆戻り。
牧場のホルスタインにとりあえず和んだが、ロボコンは相変わらずじゃぼじゃぼじゃぼ。
とうとう小川家が戻ってきた。
もうだめ…ロボコンはママさんに泣きつき、罰として石狩川に投げ飛ばすよう求める。
もう十分、ママさんはロボコンを許す。
悪気があったわけじゃないのは分かってる。
指輪のダイヤは自然に帰りたかったと割り切ることにする。
パパさんの念押しにもママさんは迷わなかった。
ロボコンはかえって意地でも見つけようとする。
こんな幕引きじゃ気が済まない。
ならばお任せ、パパさんとママさんは苦笑しながら戻っていく。
ロボコンはママさんに喜んで欲しい一心…のところに助け舟かお邪魔虫か…。
降下してきたロボメロに迫られて、あーうざっ。
突き飛ばしたら、ロボメロの傘が吹っ飛んで川の中へ。
あああまた拾わなくっちゃ。
のところだが、ロボメロはオートコントロールの投げキッスで傘を呼び戻す。
ロボメロが傘を振ってかざしますと…
傘に溜まったお魚とともに、指輪も河原にこぼれ落ちた。
あったー!
途端にロボメロに感謝するのだが、調子こいたストーカーはチューを迫る。
いやああああーーーーーーっ!!

ではテレビ中継で理不尽タイム。
無断旅行のロボメロ0点と手伝いご苦労のロボデキ80点は軽ーくね。
ということで、自信満々のロボコンであった。
ろ~ぼこん0点。
見つかったのは偶然、なくした奴の責任は当然…うらら~。
パパさんは、なぜ捜索を止めさせたのかママさんに問う。
ママさんは北海道効果でゆったりできたからだと考える。
ふと夫婦2人でゆっくり歩く楽しみを実感した
…のだが…
コブつき+うるさい赤いのが小川家には存在するもので。
場内カートに誘うロボコン、やっぱり空気読めずに取り残される。
夫婦のあっかんべ~に腕組み思案するロボコンであった。

空間の詳細
常連総裁閣下からの頂き物。船上シーンで空間発動。上甲板に駆け上がって深呼吸している間に、スカートがはためいて前の白い逆三角形が姿を現す。


あるじのその他の分布地
・秘密戦隊ゴレンジャー#10「赤い風船! 風速100メートル」(1975年)
・アクマイザー3#14「なぜだ!? 一平がふたり」(1976年)
・超神ビビューン#13「ハニワが歩いた? 怪奇な足跡」(1976年)
・5年3組魔法組#24「ガンモの初恋」(1977年)
・快傑ズバット#29「父母なき子 涙の復讐」(1977年)
・バトルフィーバーJ#5「ロボット大空中戦」(1979年)
さすが70年代後期を代表する子役だけあって、出演作品は多い。79年の映画「ガラスのうさぎ」の入浴シーンは今となっては伝説の域に達している。その後もシャイダー14話やメタルダー12話などのゲスト出演はちょくちょくある。

BLACK#23「マルモの魔法の力」(1988年)

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空間のあるじ
襲われる町の人(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(蔦林淳望監督/鷺山京子脚本)
酔いどれ親父は、男と女のラブゲームも高らかに、チャリ酒気帯び運転中。
ゆったり自損事故で引っくり返り、消えたヘッドライトに八つ当たり。
放り捨てられたチャリは、茂みから現れたアンモナイト怪人の光線を浴びる。
さあチャリが復讐を始めましたよ。
歩道橋をよろばいながら駆け上っても、無人チャリはびよんびよん登ってくる。
頂上でチャリはウィリーして親父を転げ落とす。
下まで転げたところで、声をかけた親切なカポーを振り切り、親父は逃げ出した。
むっとするカポーだが、今度は下り階段を跳ねてくるチャリに気づいて一目散。
ということで、某芦田さんの某ドラマとは全っ然関係ないサブタイだだだっ!
このアンモナイト怪人は念動力使い。
三幹部の皆さんは作戦会議らしからぬ雑談を始める。
ダロム様いわく、絶滅を免れ生き残った人間への怨念をアンモナイト怪人に発散させるそうな…。
アンモナイトと人類が地球上でかち合ったことなんかございませんがね。
そんなわけで、アンモナイト怪人は無差別に念動力を発動する。
手近なところで小学校の教室で。
飛び交う椅子に教室は手頃な感じにパニック発生。
さらに町でも、いろんな物が飛び交っていた。
カートにポストにバス停にフラワーポットに、いろんな物に人々が追い回される。
…いかん…浦沢系不思議コメディを見続けたせいで個人的には笑ってしまう…。
そんな騒ぎに杏子と克美も鉢合わせする。
克美は取り残された迷子を発見して保護に走る。
確保した直後、丸テーブルが飛んできて、2人は女の子を抱えて逃げ惑う。
そんな修羅場にようやく光太郎が出くわした。
何が何だか分からないが、3人に向かってカートが突っ込んできたのは理解した。
ジャンプ一発で割り込んでカートを受け止める。
3人を退避させ、辺りを探ると、あっさりビルの上に怪人を発見する。
疑問符不要、ゴルゴムの仕業だ。
ビルに駆け上がった光太郎は、アンモナイト怪人の触手に導かれて深追いする。
背後からの奇襲で叩きつけられ、触手でなぎ払われる。
光太郎が立て直す好きにアンモナイト怪人逃走。
光太郎はショート変身し、ジャンプ一本で追いつく。
対峙するBLACKの背後から、密かにドラム缶が転がってくる。
予想外の足払いに続いて、ドラム缶が宙を舞って襲い掛かる。
ドラム缶に邪魔されてアンモナイト怪人に接近できない。
念動力を封じるには…BLACKは思案する。
アンモナイト怪人が光線を放つ瞬間をBLACKは目視した。
光線を浴びて飛んでくるドラム缶を蹴り返す。
次の光線を避けると、縦積みドラム缶に命中する。
アンモナイト怪人がBLACKを羽交い絞めにするや、ドラム缶は突撃してきた。
念動力の発信源見破ったり、BLACKは反撃に出る。
振りほどき、ドラム缶をかわして、アンモナイト怪人の首にフックを一発。
あっさりと頭部がもげて飛んでいった。
ついでに、念動力が切れてドラム缶も落ちてきた。
戦意喪失、頭を失ったアンモナイト怪人は悶絶しながら遁走した。
さて、飛んでったバナナじゃなくて頭はどうなったか…

丘の上に立てたポチの墓にシゲルはやってきた。
生きてた時と同じように、水を一杯とカステラ一切れを捧げていると
…ぼて!
すごすぎますバイタルチャージしてないパンチなのにこの飛距離。
シゲルが唖然としているうちに、アンモナイトそのまんまの頭部は手のひらサイズに縮小する。
おそるおそるシゲルが近づいてみると、アンモナイトは煙を吹き続ける。
シゲルはポチの水でアンモナイトを冷やす。
シゲルが掴み上げて生死判定していると、アンモナイトはびくっと跳ねやがりました。
アンモナイトは口を開け、濡れハンカチから水を飲む。
…野口さん、そこ口ちゃう、頭の蓋や。
ついでにカステラをつまんでやると、もぐもぐする。
シゲルはいたく気に入った。
…言うほどかわいくはないがな。
シゲルはアンモナイトを飼うことに決めた。
命名、丸まってるから…マルモ。
アンモナイト自身、いたく気に入ったらしい。
シゲルは大喜びで駆け出した。
…飼い方知ってるはずもなし、オウムガイだって素人には難しいのに。
ということで、無様に逃げ帰った胴部に三神官はおかんむり。
震え上がった面汚しを処刑しようとダロム様が手をかざしたところ…
高らかな笑いと共にビルゲニアが現れて三神官を煽り立てる。
ビルゲニアは抜刀し、ビームを胴部に浴びせかける。
頭部のあったところに鉄仮面をこさえる。
…見た目ウニ怪人かナマコ怪人ですが…。
三神官はすっかり忘れていたが、アンモナイト怪人には脳が2つある。
突っ込まれて思い出したダロム様は、平静を装いながら失われた超能力の脳を挙げる。
もう片方の戦いの脳はビルゲニアが説明する。
なるほど、超能力の脳を補完するために戦いの脳が倍増していることにダロム様は気づく。
ビルゲニアは倍増した戦いの脳を煽り立てる。
超能力と共に理性を失ったアンモナイト怪人は、命じられるままに飛び出した。

さて、シゲルの家では…
掃除中のママがテーブルの下の箱に気づいた。
開けてびっくりアンモナイト。
当然ながら飼育禁止令発動。
「どうして? おとなしいのに!」とシゲルは食い下がる。
理由は「気味悪い」ってズバリ明言されただろがよ!
ライフラインをしっかり掌握されている以上、天敵にかなうはずもない。
シゲルは家を飛び出しながら、誰もが経験する程度に母を罵る。
箱の中でマルモが聞き届けていようとは思いもよらず…。
丸もが目を光らせた。ママが危ない!
…掃除機をママの足元に転がして、派手にズッコケさせた。
そんだけです、さーすが鷺山先生ナイス。
もっと危険な、アンモナイト怪人胴部が迫っていようとは思いもよらず…。
シゲルは空地にたどり着き、マルモを抱いて溜息をつく。
「どうしてお母さんは『捨てろ』なんて言うんだろ?」
だから「気味悪い」っつってんだろがよ。
あなたタランチュラの放し飼い平気ですか? あたしゃ虫篭の中でも願い下げですよ。
とはいえ、むにゅむにゅ懐いたマルモはシゲルにはかわいいらしい。
それはそうと、腹の虫は正直だ。
シゲルはたこ焼きたこ焼きを妄想する。
まさかマルモが聞き届けようとは。
ぼむっと煙が晴れたら、たこ焼き一皿が目の前に現れた。
本物だけどどうしてここに…とシゲルはいぶかしむ。
あっさりマルモはむにょむにょアピールする。
半信半疑のシゲルは、ジュース召還でマルモを試してみることにする。
ジュースジュースでオレンジジュース1杯召還成功。
…ポンジュースの数倍薄そうな色なんですけどね。
ということで、シゲルはマルモの魔法を確信する。
CM中シゲルとマルモはたこ焼きを堪能していたのだが…
やっとこ胴部はマルモを察知した。
背後のトタン壁をぶち抜き、胴部は触手を振り回してシゲルを追い散らす。
例によってたまたま通りすがりの光太郎は、胴部に飛びかかる。
胴部の吠えた「頭を返せ」を疑問視しつつ、蹴り一発を浴びせてシゲルを確保。
シゲルをビルの陰に匿い、胴部が追ってこないことを目視。
怯えるシゲルだが、自己紹介に加えて、懐のマルモを見せつける。
その正体は一目瞭然。
シゲルが胴部に狙われる元凶なわけで、光太郎はマルモを預かろうとする。
シゲルは光太郎をじっくり観察し、マルモの敵と認識した。
ゴルゴムの怪人として念動力パニックを発生させたことをシゲルは知らない。
シゲルの知るマルモは、魔法を使う謎の生物に過ぎない。
わからず屋から逃げ去るシゲルを光太郎は追う。
追いついた光太郎は、ポチの墓に案内される。
マルモを発見した実況見分だ。
シゲルは何の気なしに、マルモの魔法ならポチが生き返ると考える。
マルモがシゲルと仲良しの証拠、マルモが危険でない証拠になるはずだ。
マルモの力は念動力、蘇生はできないのは光太郎はお見通しだ。
マルモ自身は快諾する。
シゲルの手から落ちながらも、全身全霊の念動力を発動する。
墓標が揺れて地下がうごめく。
光太郎はマルモが死を賭して蘇生を演出していることを見抜いた。
煙を吹いて悶絶するマルモを目の当たりにし、シゲルは泣いて止める。
マルモがシゲルを慕っていることは光太郎には十分伝わった。
だが、マルモを守って欲しいと願うシゲルには返答できない。
胴部は背後に迫っていた。
奇襲を察知して迎撃、そしてシゲルとマルモを逃がす。

胴部の頭突きで吹っ飛んで、立ち上がりながらふんっ・変ー身!
仮面ライダー・ぶらあっ!
アンモナイト胴部はお構いなしにパワーで押してくる。
鉄仮面頭突きは岩をも砕く。
一撃をかわしただけで、戦闘能力の異常成長をBLACKは見抜く。
この隙に、シゲルはビルゲニアと鉢合わせしていようとは知る由もない。
警戒しながら鉄仮面を叩き割る。
と同時に、火球化したビルゲニアが飛んでくる。
ビルゲニアはマルモを胴部に投げ渡す。
たちまちアンモナイト怪人は再生した。
気絶したシゲルを放り捨ててビルゲニアは消える。
完全体のアンモナイト怪人は触手でBLACKを殴り、岩に光線を放つ。
岩を避けながらの格闘戦、BLACKは劣勢に立つ。
アンモナイト怪人に踏み躙られ、BLACKはバトルホッパーを呼ぶ。
気を取られたアンモナイト怪人に足払い、ついでにウィリーの体当たり。
BLACKは搭乗し、2本連続のウィリーアタックを浴びせる。
アンモナイト怪人は岩を飛ばすが、これまたウィリージャンプで弾き返す。
BLACKはアンモナイト怪人抹殺を決意し、シゲルに詫びる。
バイタルチャージ完了・ライダーパァーンチ!
戦いの脳を収納する肩を直撃する。
とどめのライダーキックが頭部を再び弾き飛ばす。
胴部はあっさり炸裂した。
BLACKは気絶から醒めないシゲルに駆け寄る。
マルモは目と鼻の先に転げていた。
マルモは立ち上がってシゲルを念動力で揺り動かす。
目覚めたシゲルは駆け寄るが、BLACKは制する。
全力を使い果たしたマルモは、粉となって散った。
泣きじゃくるシゲルを見つめながら、BLACKはマルモを守れなかったことを詫びる。

シゲルはポチの隣にマルモの墓標を立てる。
光太郎は、シゲルがマルモの最初の友だと確信する。
マルモは誰にもかわいがられたことはなかった…あの三神官では無理な話だ。
シゲルに出会って、マルモは初めて友情を実感したに違いない。
マルモが彼岸で仲間と達者で暮らしていることを光太郎は期待する。
そこに杏子と克美が捨てわんこを連れて来る。
それでは、ペット死別回恒例の二代目就任式で万事解決。
生命あるものをいとおしむ愛の心の強さを推しつつ次回に続く。

空間の詳細
町のパニックシーンで空間発動。学校シーンから町シーンに切り替わってすぐのカットにて、なぎ倒される男の向こう側を走って逃げる親子連れの子が、スカートをひらつかせながら重ね履きの白いもこもこを露わにしている。


あるじのその他の分布地
いつものことながら、エキストラじゃな。。。

ジャイアントロボ#17「赤富士ダムを破壊せよ」(1968年)

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空間のあるじ
分教所の生徒(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(小西通雄監督/松田寛夫・安倍寿脚本)
あのガソスタ爆発バンクで有名なあのサタンローズちゃんが再登場ですよ。
ということで、OPのバックは懐かしい3話の回想。
相模湖でボート遊びしていたカップルは、突然湧き出してきたサタンローズに出くわした。
恐怖のあまり落水したカップルもろとも、サタンローズは相模湖の水を一気に飲み干す。
おわっ、いきなりドアップの笑顔は勘弁してくださいアンミツさん、こわっ。
ドクトル・オーヴァはレッドコブラに「どえらい騒ぎ」の期待を告げる。
あれ…レッドコブラが剥き歯じゃない…。
レッドコブラは水遊びの目的がさっぱりで困惑する。
サタンローズが水に弱い設定…って3話にあったかな?
ちゅか相模湖の底から沸いてきましたけど?
どう見てもガラの悪いチンピラの会話です。
そんな司令室が暗転、ギロチン帝王の通信が届いてオーヴァはかしこまる。
オーヴァプラン第1号作戦(サタンローズ発芽)は全宇宙の期待通り成功を収めたことを報告する。
帝王は激励し、オーヴァは第2号作戦の成就を明言する。
…さてさて、どんだけ地道な小作戦なんでしょうか。
輪転機…
大作と南は現場の調査に向かった。
湖底の荒野にぽつんと見慣れた植物が…
一方、国防会議では、東支局長がBF団の布石と推測して述べる。
幕僚は証拠を求めるが、あのサタンローズを見れば一目瞭然なのに、支局長は沈黙する。
幕僚は長官に爆破命令を求め、事態の収束を図ろうとする。
長官は沈黙するが、翌朝に爆撃を実施することになったらしい。
支局長は憮然としつつ帰還する。
その道中、レッドコブラ直々にビルの上で待ち伏せていた。
狙撃用意。
あんたなら一発で殺れそうですよ。
しかし、レッドコブラは運転手にハンドルを切らせ、自損激突事故で済ませる。
頭の包帯に腕を吊っただけで、支局長は生還する。
BF団の仕業かどうかは…回収した銃弾を調べてみれば分かるかもしれない。
銃弾をテーブルに置いた途端、オーヴァの声が響く。
無条件降伏とサタンローズの活動を予告して、銃弾は喋り終えた。
銃弾を開いてみると、マイクロテープが仕込んであった。
BF団の挑戦状、しかと受け取った。
ならば、安井博士に再び協力を仰ごう。
ということで、使命を果たしたレッドコブラに、オーヴァは博士の拉致を命じる。
久々に博士のかわいいお孫ちゃんに会えるかな…?

ということで、レッドコブラは安井研究所に乗り込んだ。
毎回毎回先頭でご苦労酸ですヒゲ団員。
ご同行願っているうちに、南と大作も遅れて到着した。
ヘッドライトのハイビームで門番の機銃掃射を散らして手榴弾攻撃。
一気に突入して書斎内で戦闘開始。
南のキックで先制し、カーペットを引っ張って全員転倒。
団員にカーペット被せて袋叩き、そして博士を確保する。
南が扉の脇で増援を倒し、部屋の中の団員は大作の麻酔ガスで眠らせる。
レッドコブラは葉巻手榴弾を浴びせて脱出した。
BF団撃退、2人は眠らせた博士を起こす。
…かわいい孫役の小林千恵ちゃんは今回出ません…がっくし。
偵察写真を一瞥した博士は、サタンローズと一発で見抜く。
1990年まで、視聴者は毎年1回は出会う羽目になりますけどね。
ユニコーンがサタンローズと確証を持てなかった違和感を博士に問う。
休眠しながらエネルギーを蓄えている状態と博士は考える。
いきなり巨大化して活性化した3話とは事情が違うらしい。
ならば、爆撃で殲滅できるか支局長は問う。
言語道断、サタンローズに熱エネルギーをくれてやるだけで、成長を促すだけだ。
支局長は国防省に作戦中止を進言する。
取次官は憶測+無名研究家の珍説を取り合わない。
聞く耳なしの縦割り行政、博士はいじける。
…ちゅか、3話の戦訓がまったく生かされていないのは帝国陸海軍と変わりませんな。
かくして総攻撃が始まった。
…あのね、ブラックバードは爆撃機じゃなくて偵察機なのよ。
無武装のはずだけど攻撃開始。
第1波攻撃で、サタンローズは触手を伸ばして開花する。
ひひひひゃはははは!
第2波攻撃に向けて、サタンロースは花から火炎放射、頭から大噴火。
溶岩弾をぶち撒き、ブラックバードは続々と撃墜された。
世界にたった32機しかないブラックバード、どうしてくれやがりますか。
防衛軍は第2次攻撃隊を出すのだが、デルタダガーじゃあな…
空爆をことごとく退けたところで、帝王が通信する。
第2号作戦大成功をオーヴァは高らかに報告する。
高笑いしつつも、帝王は第3号作戦の発動を命じる。

相模湖周辺に緊急避難命令発令。
支局長は博士に助言を請うが、博士も手がつけられない。
支局長は南に現場の避難誘導指揮を任せ、大作にロボ随伴でサタンローズ監視を命じる。
ジャイアントロボ発進・ま"!
あっという間に元相模湖へ。
サタンローズは旺盛に溶岩弾を飛ばしまくる。
大作は交戦命令を要求するが、支部長は博士のない知恵が湧き出るまで待機を命じる。
支部長は博士に食い下がる。
サタンローズが弱れば急所の口を開くはずだ。
しかし、地熱を吸収して成長している現状では弱体化しそうにない。
…確か3話では高電圧で弱体化できましたけど?
サタンローズの成長ぶりから考えるに、溶岩弾の到達範囲は関東全土に達するだろう。
支局長は国防長官を呼び出す。
国防省ではミサイル攻撃を検討していた。
…有人攻撃すら駄目なのに無人攻撃なんか効きませんよ。
支局長はこれ以上の餌を戒め、東京神奈川の全員避難を確約させる。
難色を示していた長官もようやく頷きながら後半へ。

湖岸の山林に着弾し、火災が発生した。
見かねた大作は指示を求めるが、絶望した博士からは何もアイデアが浮かばない。
皮算用中のオーヴァとレッドコブラに、帝王はしつこく進捗状況を尋ねる。
今や3号作戦はクライマックス中とオーヴァは大言壮語。
一方、避難は遅々として進まない中、南たちユニコーンは懸命の誘導を進める。
禿山に分教場の生徒を誘導してきた南は、点呼で2名足りないことを知る。
分教場に引き返す先制を引き止めるのが精一杯。
残ったゴローとカズミは、分教場を守ろうと踏み止まる。
不二香ちゃん、これ悪魔くんじゃなくてジャイアントロボですよ。
が、火勢は下の階段まで迫っていた。
一気に無謀な勇気がくじけ、2人は分教場に這い上がる。
分教場も延焼、2人は煙に巻かれる。
大作はロボを降下させて2人を手に乗せる。
救出完了、南は指示を支局長に求めるが、初めから打つ手なしの支局長は警戒続行が精一杯。
国防省のぼんくらどもも今さら乗り込んで、ロボの前線投入を求める。
溶岩弾を止める術がなければ、ロボでも止められない。
支局長は頑として動じない。
…ロボって3000度までは耐熱能力が実証されてますけど…
痺れを切らした大作も交戦許可を求めるが、煮詰まった司令部の面々は決断しない。
ひひひひへひゃはははは!
勝ち誇るサタンローズだったが、大作は赤富士ダムの存在に気づいた。
できたばっかりだが、上流のダムを決壊させて相模湖に流し込めば…。
大作の思いつきは…
博士はちゃっかり自分が気づいたかのように対抗策の全プロセスを一瞬で思いついた。
「直ちに赤富士ダムを破壊せよ!」
ま"!
メガトンパンチ一発で水が溢れる。
2発の大穴で相模湖に濁流が押し寄せる。
ひひひへひゃはははは?
歩かないサタンローズがもぞもぞしているうちに、ロボは一気に相模湖へ飛来する。
着水したロボは、サタンローズが口を開くまで待つ。
待てないサタンローズは、花を伸ばしてガスを放つ。
…ロボは生物じゃないからガス無意味ですよ。
溶岩弾が撃てないサタンローズは触手でロボに挑みかかる。
振り払って振り払って…口ぷはあ!
ロケット砲スタンバイ、じゃき・じゃき・かん・かっかっかっか!
連射
ひひひひゃはは…あーっあーっ…ま~っま~っあああ…ああああ…
ちゅどーん!
地球人たちは歓喜する。
一方、天国から地獄に落とされたオーヴァは次を誓う。
帝王はボソッと却下する。
モニターにすがりついて慈悲を乞うオーヴァに、帝王はモニター越しの爪光線を放つ。
「消えよ、オーヴァ」
本当に足元から頭に向けて、悲鳴を残してオーヴァは文字通り消えてしまった。
「余の命令を果たさぬ者」として見せしめを見せ付けられて、レッドコブラは震え上がる。
でもその後ろのヒゲ団員、17週連続で「余の命令を果たさぬ者」になってますが…。
そんなこととは露知らず、使命を完遂したユニコーンは見送られつつ相模湖を去る。

空間の詳細
分教場避難シーンで空間発動。分教場前の石段を駆け下りる生徒の中で、スカートの中を露わにしながら降りてくる子がこの子。大混乱のごちゃごちゃの中で見つけにくいのが残念。


あるじのその他の分布地
いつものことながら、エキストラじゃな。。。

大龍宮城#24「ウツボ」(1992年)

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偏差値の低そうな女子中学生(演・誰?)
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おおざっぱでもないあらすじ(岩原直樹監督/浦沢義雄脚本)
いきなり公園のホームレスからスタート。
タローいわく、竜宮城のウツボは生きる希望を失っていたとか…。
ということで、とてもモチーフらしからぬ寂しい幕開けでありました。
岡部さん、「食べると意外においしい」ってあっさりしすぎ…。
ウツボはふらふらと魚屋を訪ねる。
「私をお刺身にしてください」
…ウナギ目は生で食いたくないなあ…。
ということで、にこやかな魚屋の大将は、ウツボにバケツをひっくり返す。
「タコ!」と怒鳴りつける大将だが、それウツボの餌…。
しょんぼりウツボはねぐらに戻って天を仰ぐ。
すると、空から異様な音が聞こえてきた。
帽子サイズのアダムスキー型未確認飛行物体が現れた。
未確認飛行物体は、ねぐらの裏に墜落して煙を噴く。
ウツボが恐る恐る回り込んでみますと…
未確認飛行物体をかぶった怪しい人影が…
けほけほを振り払う宇宙人とウツボの目が合った。
あああディアブルのなれの果て…鋼牙さんには会わせられないその姿…
ということで、UFOは立ち上がり、ほわんほわん呟きながら回転する。
唖然とするウツボにUFOは怪光線を放った。
気絶…UFOはにやつきながら歩み寄る。

そんなこととは露知らず。
四馬鹿は下校中の公園で♪メソ~メソクヨクヨす~る~な~
ところが、フィニッシュのジャンプで水たまりにどぼん!
あーあ、泥跳ねが中学生4人組に…
やっちまった四馬鹿は恐縮して平謝り。
だがしかし、相手は中二病全力発動中のお姉ちゃん。
「あたしたちが偏差値偏差値の低そうな女子中学生だからって馬鹿にしてるんでしょ」
はい…?
インネンもいいところで、ズボンずり下げの刑が即決定。
ということで、お姉ちゃんたちは四馬鹿に躍りかかる。
呆然、逃げる間もなく四馬鹿はとっ捕まる。
棒立ちのマサヒコは背後からズボン一気下ろし。
トオルは膝まで下ろされたまんま逃げ惑う。
四つん這いのキヨシもつるんと強制脱皮。
タローはがっちりロックされて引き下ろされる。
たーすけてー!
来た…
自販機の陰から現れたのは、正義の味方・ウツボ王子。
面妖なウツボ王子の登場にお姉ちゃんたちはのけぞる。
四馬鹿は逆にほっとする。
…のだが…
四馬鹿はあっちこっちに噛み傷を作って帰ってきた。
手当てしながらも、乙姫は下手人がウツボだとは信じられなかった。
龍宮城のウツボは乱暴者ではなかったはずなんだけど。
本物のウツボはダイバーや釣り師じゃなくてもヤバいことは知ってます。
四馬鹿は乙姫に噛み傷を見せてぶすくれる。
乙姫は四馬鹿の悪戯を予想するが、正反対なのはブラウン管のこっちでは確認済み。
助けてくれると思いきや、がぶっとやられて四馬鹿はふて腐れる。
疑いを解かない乙姫に痺れを切らし、四馬鹿は飛び出して行った。
かつてのウツボをよく知る乙姫は、裏に何かあると直感する。

乙姫は公園にやってきた。
誰もいない。
ホタテのブレスレットで乙姫はウツボを探る。
自販機の陰から、ウツボがよろけながら飛び出してきた。
二の腕を押さえて倒れ込んだウツボに乙姫は駆け寄る。
ウツボはすぐに乙姫と気づく。
事情を聴くと、ウツボは四馬鹿にやられたことを告げる。
この公園で名乗り上げた途端に返り討ち…
だとか。
どっちの言い分が正しいのか、乙姫は思案する。
ウツボに背を向けたのが運のつき…乙姫ー後ろ、後ろーっ!
ウツボはにやつきながら、乙姫の両肩をめきめきロックする。
本物はともかく、龍宮城のウツボにはない怪力に乙姫は怪しむ。
座った眼を見て、何者かに操られていると見抜いた。
案の定、頭上に未確認飛行物体が現れた。
未確認飛行物体は着地するなり煙を吹いてUFOに変身する。
UFOは赤いバラ一輪を差し出しながらひざまずく。
「おとしめ、あいしてる!」
江戸っ子かよUFO…
乙姫が問うと、おとしめに恋した未確認しこう物体UFOと名乗る。
UFOは一目ぼれを回想する。
先週のこと…
花壇で出会った乙姫に一目ぼれして、花食っちゃいましたとさ。
乙姫が困惑していると、UFOは爆弾発言
「おとしめの赤ちゃんを産みたい!」
グリーンサイですか。
ウツボが乙姫をロックし、UFOはほわんほわん回りだす。
UFO乙姫に突進!
乙姫は悲鳴を上げつつ後ずさり。
たまたまウツボの足を踏みにじる。
ウツボの手が離れた隙に脱出
…ということは
UFOはウツボの体内をすり抜けた。
受精大失敗…
UFOもウツボもイってしまわれた…。
UFOそっちのけで、乙姫はウツボを案じる。
その間に、UFOのおなかは立派にご懐妊してしまった。
大失敗にかかわらず、ウツボはおなかに近寄るし、UFOはおなかに触らせるし。
でもやっぱり我に返ったUFOは、ウツボを跳ね飛ばして逃げ出した。
お父さんになっちまったウツボはUFOを追う。
来るな、来るなーっ!
ぱーぱーぱーぱーずっちゃ~

ということで浦島家…
ご懐妊をご両親に伝えたのだが、両親は乙姫の病気を心配する。
その割に、あっさりとお出かけの初志貫徹+お留守番お願いね。
頼りにならねぇ子育てのプロだよこいつら!
誰も信じてくれないと乙姫は愚痴るが、信じるのが無理なのが浦沢ワールド。
ぴんぽ~ん
お客さんかと思いきやUFO、乙姫は悲鳴上げつつダイニングに逃げ込む。
UFOはウツボに追いかけられて匿ってもらおうと押しかけてきたそうな。
乙姫が把握できないうちにウツボも乱入。
UFOは乙姫を盾に逃げ惑う。
きゃあきゃあな乙姫はUFOを振り切って離脱。
外に飛び出した乙姫を追ってUFOが…を追ってウツボが…。
乙姫は交番に忍び込み、婦警さんに化けてUFOをはぐらかす。
うまくいったと思ったが、UFOの呻き声が聞こえてきた。
行ってみれば、もう産気づいてました宇宙の神秘。
ウツボは何が何だかわからない。
乙姫は陣痛とあっさり見抜く。
のけぞって苦しむUFOを前に、乙姫は取り上げることにした。
ウツボにお湯を用意させる。
ウツボはよろず屋に走り、ポットを拝借する。
ポット抱えて戻ってみれば、乙姫は抱っこサイズの卵を差し出す。
ウツボは卵を抱いて感慨深い。
乙姫はぐったりしたUFOの汗を拭う。
即座に目覚めたUFOは、早速おとしめの子を所望する。
ほわんほわんと交尾のダンスを始めたので、乙姫は一目散に逃げ出した。
逃げる乙姫と追うUFO
取り残されたウツボは、卵に人生の転機を感じ取る。

四馬鹿は乙姫と絶交の決意を固めていた。
満場一致で賛成…したしょっぱなから、乙姫の悲鳴を耳にする。
「UFOが、私の赤ちゃんを産みたいって…」
はい~?
四馬鹿は疑いの横目で乙姫を睨む。
乙姫も四馬鹿に見切りをつけて逃げ出した。
トオルは成人病検査と言い訳して去る。
マサヒコは隣の子の宿題をほのめかす。
タローはキヨシを振り向くと…はるか遠くに後ろ姿。
ということで、梯子を外されたタローだが…
乙姫助けていい思いしちゃおう。
ということで、いつもの野外ステージ。
UFOが目の前にテレポートして、乙姫は尻餅を突く。
迫るUFOから尻餅後ずさりで逃げる。
カオルさんには見せられませんゴンザさん…。
ほわんほわんほわんほわん
突撃ー乙姫は固まる。
UFOは乱入者に突き飛ばされる。
タローと思いきや、トオルだった。
一歩遅れて残り三馬鹿も到着した。
なんだ、みんな来てたとタローはがっかり。
四馬鹿は乙姫の前に立ちはだかる。
UFOは逆ギレしつつ反撃をほのめかす。
ぴぽぴぽぴぽぴぽ円盤機銃発射。
バックステージに駆け込む四馬鹿を追い立てる。
ステージを一周して、舞台袖に追い詰められた四馬鹿にUFOは迫る。
とどめを逸るUFOだが、あの歌に手を止める。
正装した乙姫のえら呼吸…。
龍宮城の魚介類に効果てきめんのラブラブラブ、UFOには効くかな?
効いてるし…
ということで
「人生は二度ない、三度ある。崩壊した龍宮城のあるじ・乙姫」
UFOは突然関西弁で正装をほめちぎる。
ますます産みたくなって突進。
乙姫はマントを投げて目隠しする。
もがいているうちに玉手箱の笛をぽろろろろ。
お仕置き光球に襲われて、UFOはあちあちあち!
円盤が過熱して、UFOは熱がりながら逃げ去る。
公園の滝で円盤を消火し、UFOは未練を叫ぶ。
いずれまた会おう、ほわんほわんほわん。
円盤は飛び去っていった。
また頭痛の種が…乙姫げんなり…。

一方、ウツボは卵を鯨大王と珊瑚王女に披露する。
鯨大王はウツボのおめでたを祝う。
こうしてウツボは生きる希望を手に入れた。
♪ グッバーイ・今日はこれで・グッバーイ・お別れです

空間の詳細
不思議コメディ恒例ズボン降ろしシーンで空間発動。マサヒコに襲い掛かった画面左端の三つ編みねぇちゃんがスカートを翻し、お尻部分の白いものを一瞬披露する。ここ四馬鹿の恥辱プレイシーンのはずなのに、四馬鹿より先に白いものを見せつけていたという、本人には残念な出来事であった。


あるじのその他の分布地
いかにも浦沢が好きそうな「偏差値の低そうな女子中学生」は、中島紀江・大山澄子・増沢美和子・原田郁恵のクレジットが判明している。あるじは老け顔だが、増沢と原田が間違いなく現役中学生の世代なので、高校生じゃないと判断した。クレジットの順序から判断すると、台詞も先頭だし並び順も勘案すると中島の可能性が高いが、誰が誰やらさっぱり…。

ペットントン#40「ガン太に恋したお人形」(1984年)

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空間のあるじ
遊園地のお客(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(坂本太郎監督/浦沢義雄脚本)
雨ですが、ペットントンはトコロテンいただきますと上機嫌。
だがしかし、お箸の国の人じゃありません…
にゅるんにゅるん悪戦苦闘していると、セロリ婆ちゃんから麦茶の催促。
ぐちぐち言いながらお座敷を訪ねると、婆ちゃんいないし真っ暗だし。
ペットントンが困っていると、後ろの襖がぴしゃりと閉まっておどろおどろな笛の音が…。
雷も鳴るし、窓には蝙蝠、お爺ちゃんの仏壇が勝手に開いて人魂が飛ぶし。
びびりまくるペットントンが振り向くと…
ええセロリお菊さん登場です。
きゅう~…こてん
ということで、敬老お化け大会の予行演習は首尾も上々、お婆ちゃんは高笑い。
…とは露知らず、ネギ太はガンちゃんと相合傘で下校中。
ここぞとばかりにネギ太にいちゃつくガンちゃんであった。
畑家前で解放されたネギ太ではあったが、ガンちゃんはウィンクを放つのであった。
ではではサブタイパーパパーぱぱっぱらぱぱぱぱふぁんふぁんふぁんふぁ~ん
キモキモで不機嫌なネギ太に反して、ガンちゃんのハートはほっこりのようで…。
ダイニングの冷やしソーメンにも目もくれず、ネギ太は部屋に引きこもる。
心配するトマトさんだが、ペットントンはソ年頃だからでどうでもいいモード。
そんな中、電話が。
ジャンケンに負けたペットントンはネギ太に取り次ぐ。
電話ボックスからガンちゃんのラブコールだった。
ネギ太は受話器を叩きつけ、ガンちゃんからの電話無用を言いつける。
相手がガンちゃんなもんだからトマトさんは心配するが、ガンちゃんだもん。
一方のガンちゃんは、ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん!
公園で踊り狂っていると、ぽつんと落ちていた濡れ人形に気がついた。
微妙な手作り感の人形をしばし見つめたガンちゃんだったが…
お持ち帰りを決意したようだ。

次の日…
ガンちゃんは門で待ち伏せしていた。
放課後いつものところ…ネギ太はうんざり。
そして毎度のように肩を組みたがるガンちゃん…暑苦しいよネギ太でなくても。
放課後…来たよネギ太…。
待ち構えたガンちゃんは箱を差し出す。
プレゼントのタイミングでも何でもない、ネギ太はいぶかしむ。
ガンちゃんは「気持ち」ということで、箱を渡してかっこよく去る。
結局、もらっちゃった…。
畑家で開封してみると、あの人形。
ペットントンはかわいいと前向きだが、ネギ太は怒りを増幅させる。
ガンちゃんの本心やいかに?
ネギ太は「小百合に相談」することにして、上機嫌で飛び出した。
下心丸見え…ペットントンは呆れながら人形を放る。
ところが、落ちた人形が悲鳴を上げた。
むっくり起き上がった人形が微笑んで、ペットントンぎくり!
では野原病院…
肝心の救い主は、ガンちゃんの好意を察してネギ太を諌める。
野原先生はプレゼントの真意を不思議がるが、救い主はお見通し。
コーラをぶ~した野原先生に、小百合はとどめを放つ。
ガンちゃんの談話「ネギ太の子供は、俺が生む!」
コーラ波動砲2発目噴射…
ネギ太より野原先生が撃沈されたようだ…
一方の畑家…
びびるペットントンを鎮めてぬいぐるみのリリーは名乗る。
リリーは身の上話を始める。
ぼろぼろで誰も相手してくれない。
ペットントンは否定するが、さっき投げ捨てたことを突っ込まれてぐうの音も出ない。
だが、大切にしてくれた人が一人いたらしい。
誰か問いかけようとしたペットントンだが、トマトさんが帰ってきた。
リリーはぱたんと倒れて死んだ振り。
ネギ太の所在確認を終えてトマトさんが去ると、リリーはむくっと起き上がる。
改めて尋ねようとしたら、今度はナス夫さんがただいまー。
ペットントンはリリーをあやしてはぐらかす。
ナス夫さんが去ったところで、ペットントンは問い詰める。
「それは…それは…」ぽっぽろぽっぽんぽんびよ~ん!
あああああああわかっちゃいるけどイライラするううううううう坂本お!

場所を変えて公園…
CM中にガンちゃんの件を聞いたペットントンは身の上話に聞き入る。
ガンちゃんはコインランドリーに直行してリリーを洗濯機にかけた。
乾燥終了、ガンちゃんは夜なべをしてリリーの破れを繕った。
髪をすいてにっこり微笑むガンちゃんであった。
とはいえ、拾った人形をプレゼントするガンちゃんをペットントンは不思議がる。
それには関係なく、リリーはガンちゃんに恋したらしい。
信じられへん、困惑するペットントンをリリーは責め立てる。
ガンちゃんにタメ口ってあんた何様扱いにペットントンは困り果てる。
そんな折も折、ガンちゃんがやってきた。
死んだ振りのリリーは放っておいて、ペットントンはガンちゃんに耳打ちする。
いい話に興奮したガンちゃんは、恋する女の子の行方を尋ねる。
ペットントンは指差すのだが…
人形を目視したガンちゃんは怒りだす。
「どうして俺が宇宙生物にからかわれなきゃいけないんだよ」
そして一発逆転のデッドボール
「あれデパートで高かったんだぞ」
ガンちゃんはネギ太に受けなかったと判断した。
抱き上げてポイして「新しいの探そう」
……どうしましょう……
リリーに駆け寄りながら、ペットントンはガンちゃんを引き止めるのだが…
行ってしまった…
ペットントンが振り返ると、リリーも姿を消していた。
ペットントンはリリーを探し回る。

リリーは子供遊園地のミニ新幹線を見つめていた。
ペットントンは園内を探し回る。
ミニ新幹線のレールに寝転がったリリーを発見する。
走ってくわえて、腕が伸びーるでミニ新幹線を一跨ぎ。
ところが、口の中からリリーが消えていた。
今度はカート広場に寝転がっていた。
ペットントンは飛び込んでリリーに覆いかぶさる。
ところがやっぱり、おなかの下からリリーは消えていた。
噴水に向かうと、リリーは池にぷかぷか浮いていた。
腕を伸ばして引き上げる。
ベンチに連れ戻すと、リリーは泣き出した。
ペットントンもどう慰めていいのやら。
むに…
終盤に来てようやく友達の輪召還。
一人きりで「ガン太を懲らしめるには、ガン太を懲らしめるには…」
さてどんな知恵が沸きましたかな。

ガンちゃんは壁を相手に一人キャッチボール中。
ペットントンはガンちゃんを見つけ、誘い出す。
ひとり寂しさに酔っているガンちゃんだが、ネギ太がいると吹き込まれて顔色を変える。
ということで、ガンちゃんは畑家へ。
入ったところでペットントンは含み笑い。
家の中はカーテン締め切って真っ暗闇…
ようやくガンちゃんは異変に気づく。
薄明るいダイニングの明かりが消えて、燃えるろうそく1本がぽつん…。
ガンちゃんの真後ろで炊飯器がぱくぱくして1ビビリ。
それでは本命の笛太鼓がひゅーどろどろ
リリーお菊さんがふんわり現れ、うらめしながらガンちゃんに突っ込む。
わあああああああ!
では点灯。
効果覿面にペットントンはふくみ笑い。
リリーはやりすぎの気がするが、ペットントンはいい薬と笑い続ける。
一方、ネギ太は小百合とローラースケートでいちゃいちゃ中。
全国の男子を敵に回しているところにガンちゃんが逃げてきた。
ネギ太に泣きつくが、信じるはずもない。
見苦しく食い下がるガンちゃんを小百合が止めに入る。
お化けなんかいるいない、カッとなったガンちゃんは小百合の背を突き飛ばす。
ここは狙ったような下り坂…。
32話で華麗に滑った小百合をもってしても止められない。
ここは坂の住宅街。
買い物帰りの若奥様や配達の八百屋を突き飛ばして小百合は滑っていく。
リリーを連れたペットントンは、転がるみかんで事情を知る。
小百合はどんどん加速する。
ロード中の柔道部員10人がかりでも止め切れずにはじき倒される。
ベビーカーを押す奥さんと鉢合わせして、ようやく小百合は止まった
…のだが
代わりにベビーカーが転がりだした。
気づいた奥さんが追いすがるが、転んだ傷で倒れ込む。
ベビーカーの行く末は池袋線。
お約束のように2000系がやって来た。
ホニホニカブーラ・ターイムステッキ!
巻いて巻いて巻いて巻いて…ガンちゃんが突き飛ばす直前まで巻き戻す。
リリーは責任を感じて小百合を助けて欲しいと願う。
了解、ムニムニザボレ!
突き飛ばされた小百合は、ほんの数メートル先でペットントンに正面衝突。
ついでにお口がちゅっとね…。
…なにこの役得…
とんとん勃起じなくて膨らんだペットントンは空に舞う。
呆れた3人は喧嘩も忘れた。
ペットントンと一緒に舞い上がったリリーは地上を見下ろす。
雨上がりの虹を前に、リリーはしばし失恋を忘れた。

空間の詳細
遊園地の捜索シーンで空間発動。あっちこっちに出現するが、空間が見えるのはミニ新幹線乗車シーン。ミニ新幹線にまたがって乗っているので、白い恥ずかしい部分が出現する。


あるじのその他の分布地
いつものことながら、エキストラじゃな。。。

河童の三平#01「妖怪水鬼」(1968年)

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空間のあるじ
三平の友達(演・白村奈保美?)
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おおざっぱでもないあらすじ(田口勝彦監督/伊上勝脚本)
片田舎に「河童屋敷」と呼ばれる洋館があったげな。
河原家の母息子が2人で住んでおったげな。
で、三平は仲間を屋敷に招待して遊び呆けていた。
母ちゃんはお仲間を丁重に迎える。
ただし、三平には真顔で「あのお部屋に近づけてはなりませんよ」
三平も威勢よく返事する。
母さんが去ったところで、お仲間は河童屋敷の謎を問う。
あの部屋の件では散々母さんに脅されている三平は拒否るのだが…。
開けました…
蜘蛛の巣まみれの物置をかき分けて入ってみると、奥の納戸が勝手に開く。
中には河童の像が突っ立って、3人は震え上がる。
銅像だと気づいた三平が真っ先に立ち直る。
お仲間は、銅像が巻物を握っていることに気づいた。
三平が抜いて見ますと、「河童国道案内の書」。
開いてみると、「南の壁にこの像をむけよ、さらば道は開けん」
…と64代前のご先祖三右衛門のお言葉か記してある。
三平は母ちゃんの言いつけをすっかり忘れて、率先して像を南に向ける。
すると、たちどころに壁に扉ができる。
立場逆転、及び腰のお仲間を率いて、三平たちは扉を開く。
下へ下への階段が続いている。
三平は逃げ腰のお仲間を差し置いて、階段を下っていく。
言わんこっちゃない…時空がゆがむ。
階段が抜けて、三平は落っこちた。

森の中で叫んでみると、池の中から化け物が沸いて出た。
三平が母ちゃんに助けを呼ぶ。
妖怪は再び池に沈み、母ちゃんの呼び声が聞こえた。
アマゾンに変身しそうな絵ですが…
…という夢だったのさ。
目覚めた三平が考えあぐねていると、枕もとの長老様が怒鳴りつける。
ここは河童の国じゃ!
三平は祭壇に寝かされ、河童たちに取り囲まれていた。
三平は信じる気ゼロで笑い飛ばす。
だって、河童にはお皿があって、こんな(変顔)してるの。
長老様は門番に杖を向けると、門番は河童の姿に戻る。
長老様も変身解除、お皿つきの姿で三平を取り押さえる。
三右衛門は言葉巧みに河童を地上に連れ出し、富を築いたという。
河童はカッパ64代まで祟るので、はい三平が該当者、と。
なるほどね…じゃない、いい迷惑の三平は抗議する。
長老様は陪審員に三平の判決を求める。
人権蹂躙…聞く耳なし、尻子抜き決定。
三平は尻子抜きとは何か問う。
長老様はアクションつきで丁寧にご説明。
いやああああああーー!
大事なところを押さえる三平の無様な姿をカン子姫は物陰からくすくす笑う。
六兵衛さんはたしなめるが、カン子は面白がって押し問答。
ちっとも深刻に見えない絵と音楽で刑場へ。
長老様は本番前に、先に捕らえた人間でデモンストレーション。
ギロチン型の拘束台に固定して、尻子抜きの棒をぶっすりと。
棒の管を伝って飛び出した人魂が壷の中へ。
お尻の貞操があああああ。
引っ立てられた三平は、台に押し付けられながらも暴れまくる。
そんな折に、地下を何者かが走ってきた。
地を割って、夢に出てきた妖怪が河童の国に現れた。
妖怪は執行河童を触手で絡め取る。
絶好のチャンス、三平は逃げ出す。
妖怪は触手を振り回して柱をなぎ倒す。
長老様は妖怪が水鬼だと気づいた。
触手に絡め取られた河童が水を吸われる。
その河童はからからに干からびてしまった。
どさくさ紛れの脱出にしっぱいし、三平は亀裂に足を踏み外す。
六兵衛さんを振り切り、カン子は三瓶を引っ張り上げる。
なにの水鬼は2人に迫ってくる。
見かねた六兵衛さんも手伝って脱出成功。
水鬼は、逃げる河童たちに触手を伸ばす。
しんがりのカン子が囚われた。
六兵衛さんは追いすがるが、水鬼は触手で六兵衛さんを捕まえ、放り捨てる。
きゅう…
今度は三平が追いすがる。
触手にしがみついて引っ張るが、あっさり振り払われてきゅう!
もうや~めた・ぷう!

目覚めてみれば、河童たちが死屍累々…。
尻子抜きを免れて、三平は長居は無用と逃げを打つ。
が、六兵衛さんの気配に凍りつく。
カン子を呼び続けながら六兵衛さんも目覚める。
退散しようとする三平を六兵衛さんは引き止める。
水鬼が襲ってきたのもカン子がさらわれたのも、みーんな三平のせいらしい。
関係ないし水鬼って何なの?
ということで、水が大好きな水鬼をレクチャー。
河童が吸われて三平がほったらかしなのは…
水鬼の口に人の水は合わんのかもしれんと言われて三平はふてくされる。
火をつけて燃やせばいいことと三平は考える。
が、六兵衛さんにはちんぷんかんぷん。
どうやら河童は火を知らないらしい。
困り果てるが、六兵衛さんに火をねだられて、三平は張り切る。
人間社会にはどこにでも火はある、人間社会に戻してくれるってことだ。
ところが、六兵衛さんにそんな高等術はない。
長老様にしかできない技なんだな。
ならば長老様に掛け合うしかないな。

長老様は孫の無事を祈るばっかり。
火とやらがあればカン子を救えると聞いて、長老様は乗り出す。
ここぞとばかりに、三平は死刑の撤回と人間社会への帰還を条件に示す。
強気の三平に長老様はそのまんま逃亡を心配する。
信じる気ゼロの長老様に見切りをつけ、三平はふて腐れる。
見かねた六兵衛さんが身代わりを申し出る。
六兵衛さんの身を案じて、三平は帰還を約束する。
長老様は呪文を唱えて巨大河童の手を出す。
三平は河童の手に乗って地上に飛ぶ。
ちょうど河童屋敷の裏、三平はマッチを取りに屋敷に入る。
ところが、屋敷の中に母ちゃんの姿がない。
探してみると、三平の葬式に備えて祭壇がしつらえてあった。
そりゃないぜ、三平はさらに声高く母ちゃんを呼ぶ。
祭壇が揺れて、お供え拝借中の偽神父が顔を出す。
偽神父いわく、母ちゃんは寺に行ったとか。
寺に飛び出そうとした三平は、扉で顔を打つ。
おわかりかな、偽神父は自称人畜無害の妖怪いたち男を名乗る。
いたち男は三平が河童の国に戻るか監視しにきたそうな。
母ちゃんに会ってからと三平は答えるが、母ちゃんが引き止めるのは目に見えている。
いたち男がメッセンジャーになるってことで、三平は祭壇のマッチを掴む。

河童の国で、三平はマッチの炎を見せ付ける。
初めての火にびびりながらも、六兵衛さんは白骨岳へ三平を促す。
ここにきて、長老様は三平に河童の妖力を授けることにした。
六兵衛さんに促され、三平はありがたくお受けすることにした。
それでは長老様は河童の妖力88手を与える儀式を始める。
ぐるんぐるん回って三平はひっくり返るが、伝授完了。
ぽかーんとする間もなく、長老様は発動ポーズを伝授してめでたしめでたし。
では六兵衛さんと白骨岳へ。
逃げ腰の六兵衛さんを引き止めて水鬼を呼ぶ。
六兵衛さん、裏返った声で勇ましい台詞です…。
声に反応して水鬼が地を割って現れる。
水鬼は全身を地上に出して歩み寄る。
三平は早速妖力を試してみる。
水手裏剣、細い触手はいくつかへし折れた。
続いてマッチをすりまして…湿ってやがる。
すってすってすってすってすって…
さっきの妖力でマッチが湿りましたかね。
あっという間にお徳用の底が見えてきた。
水鬼は三平に触手を絡めてくる。
右手の水を吸い上げられて干からびる。
引きずられながらも、岩にしがみついて踏みとどまる。
六兵衛さんが岩で触手を叩き潰し、三平は自由になる。
何か燃えるもの、燃えるもの…
六兵衛さんは「燃える水」を思い出した。
六兵衛さんは封印された度に駆け戻る。
六兵衛さんは高札に詫び、護符を破って鎖を解く。
井戸いっぱいの石油をごくごくと…おええ~っ。
たぷたぷの腹を抱えて三平のもとへ。
当の三平は、岩陰に隠れていた。
水鬼は岩山を叩き潰して三平を潰そうと狙う。
危ういところで六兵衛さんが戻ってきた。
六兵衛さんは水鬼に特攻する。
河童王国に栄光あれ~。
触手に巻かれていく六兵衛さんも、からからに干からびる。
六兵衛さんがぽい捨てされたところで、三平はマッチをする。
今度はつきました。
ぽい…ぼんっ!
よく燃えてます水鬼…。

六兵衛さんを担いでいると、足元の河童にけつまずく。
カン子に違いない、三平は2つの河童の干物を池に放り込む。
カン子復活、続いて六兵衛さんも復活。
図に乗る三平が池に落ちたところで、六兵衛さんはカン子を連れ去る。
冷てえなぁ…雨も降ってきたし…。
そんなわけで、三平は祭壇のお茶から人間世界に戻ってきた。
いたち男が爆睡中。
叩き起こして母ちゃんの行方を問う。
あっさりといたち男はとんでもない事実を口走る。
母ちゃんは記憶を失って町に出て行ったという。
妖怪の祟りかもしれない…。
小林さんの簡潔な説明を受けて、三平の旅が始まった。

空間の詳細
河童の国突入シーンで空間発動。一歩降り立とうとする女の子を階段の下から見上げると、スカートの中がカメラに収まって白い逆三角形が一瞬現れる。


あるじのその他の分布地
他の出演情報は得られなかった。河童の国の女は少ないし、お母さんとカン子ちゃん以外の女優でクレジットされるべき子は彼女だけのはずだが自信はない。。

ライダー特番「全員集合! 7人の仮面ライダー!!」(1976年)

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空間のあるじ
後楽園ゆうえんちの客(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(武谷祐三・阿部征司・田口勝彦構成)
岩石大首領の大爆発から1週間…
「レッツゴーライダーキック」に乗って、あの7人が帰ってきた。
おやっさんは7人を懐かしみ、子供たちに活躍を講釈する。
みんなにも見せたかった…
1号のパンチ・2号の大車輪投げ・V3遠心キック・パワーアーム・ライドルスティック
大切断・エレクトロンウォーターフォール
…標準装備と必殺技が混在してますおやっさん
…遠心キックってテレビバエ+イカファイア戦だけだし。
おやっさんの講釈に興奮した子供たちは、ライダーに会いたがる。
せがまれたおやっさんは、後楽園のライダーショーに連れて行くことにする。

大入り満員の野外ステージでは、デルザーっぽいのと7人ライダーのアトラクションの真っ最中。
ステージ中央でポーズを取る1号を前に、おやっさんは猛を思い出す。
悪夢の改造完了から始まって、レッツゴーライダーキックに乗ってベレー戦闘員と猛の格闘戦。
そして猿島でのコブラ男戦、ライダーキックが決まって、おやっさんいわく「強し、力の1号!」
…おやっさん…(T_T)
続いてゲバコンドル戦、トカゲロン戦…めっちゃ六郎声の旧1号ばっかりです…いいの?

続いて滝と抱き合わせで、回想はサボテグロン戦に進む。
ということで、ロンカメに乗って颯爽と一文字隼人の初NG変身!
キノコモルグの脱出戦やらカニバブラー戦やらのガールスさんを交えながら、2号を思い出す。
カニバブラー戦のピンチを切り抜け、ドクガンダーとの空中戦
「技の2号、必殺技が怪人どもに炸裂する!」
…おやっさん…(ToT)
ゾル大佐が正体を現し、2号は狼男を撃破する。

となれば、帰ってきたライダーに乗って、本郷は死神博士と対峙する。
イカデビル変身に真っ向勝負のライダー変身!
ライダー隊編成を経て、バラランガ・イモリゲス・富士山再生軍団を撃破。
そしてガラガランダを撃破し、地獄大使の爆破でショッカーは消滅する。

…おやっさんは肩を叩かれて我に返る。
振り返れば、猛・隼人・風見・結城。
羽田に帰国したら鉢合わせした無印組とV3組
ついでにおやっさんに会っていこうと意気投合したらしい。
それはいいとして、「風見『さん』」はやめてくれよ結城…。
おやっさんは懐かしみ、4人のセンターに立つ。
おやっさんの回想はゲルショッカー篇に進む。
話を振られた隼人も回想する。
猿島の結成式、ダブルライダーとエイドクガー戦、ナメクジキノコ戦、ショッカーライダー戦…。
まだまだ続く。ワシガマキリ戦、ガラオックス戦、サボテンバット戦。
ブラック将軍の爆死をもって、ゲルショッカー戦は幕を閉じた。

おやっさんは風見に言うてはならんことを切り出す。
忘れようたって忘れようがない風見家の仇ハサミジャガー…。
風見はデストロンとの死闘を思い出す。
まずはダブルライダーとカメバズーカの一戦に割り込んで名乗り上げるV3から。
ダブルライダーの捨て身攻撃を経て、プロペラカブト戦での変身へ。
イカファイア戦から戦闘開始。
マシンガンスネーク戦、ハンマークラゲ戦、ナイフアルマジロ対策特訓
ノコギリトカゲへのドリルアタック
…序盤怪人ばっかり…
そんなわけで、デストロンはドクトルGを派遣する。
伝説のスタントなしロープウェー戦を挟んで、カニレーザーを撃破。
続いて思い切りはしょって、キバ男爵とツバサ大僧正を連続撃破。
V3のほぼロンリーバトルにも終わりが見えてきた。

ということで、おやっさんは結城にも言うてはならんことを切り出す。
「最も卑怯で最も残忍な幹部」と結城はヨロイ元帥を談じる。
ついでに「最も情けない幹部」と視聴者は付け足しますがね…あの甲羅崩し…。
結城は硫酸プールの処刑を思い起こす。
ライダーマンへの換装は視聴者ならはしょっても衆知のこと。
ライダーマンに変身し、結城の復讐が始まる。
オニヒトデにネットアーム、シーラカンスキッドを相手にV3と共闘。
だがしかし、尺の都合と活動期間の短さで、ライダーマンはプルトンロケットに乗り込んだ。
感動の4号ライダー授与式の余韻もないまま、画面いっぱいにXがライドルを振る。

そんなわけで、引き続きX篇に回想は進む。
パニック轢殺から戦闘開始。
ヘラクレスに投げ飛ばされたXは、イカルスの前に着地して格闘する。
遁走したイカルスに代わってアポロガイスト着地。
ビビューンじゃなくてズシーンの人の火の玉アタックをやり過ごし、Xキックで撃破する。
そこでGODは早々にキングダークと悪人軍団を送り込む。
でも回想シーンは思い切りはしょってキングダークと最終決戦。
しかも、キングダークを撃破した一寸法師戦法に突入しないうちに回想終了…。

おやっさんは敬介を懐かしむ。
今頃どこにいることやら…
「おやじさん、俺を呼んだかい?」
敬介本人に呼ばれて歓喜のおやっさんに、同行したアマゾンがお茶目を被せる。
「俺は呼ばれなかったよ(´ー`d)」
予想外の再会に、おやっさんは敬介以上に喜ぶ。
2人も風見から吹き込まれていたらしい。

そんなわけで、おやっさんと初邂逅のカマキリ獣人戦から回想開始。
前期変身に始まり、突き落とされたおやっさんをキャッチ。
ヘビ獣人を皮切りに、ワニ獣人に踊りかかり、クロネコ獣人を首ちょんぱ
十面鬼ゴルゴスとの最終決戦、まさひこやモグラのこともついでに思い出す。
ガランダーに敵が代わっても死闘は続く。
イソギンチャク獣人戦、モモンガ獣人戦を経て、ゼロ大帝と対峙する。
影武者以上に激ヨワな本物大帝をメッタ切り、さすがにスーパー大切断の瞬間は遠慮した。

続いてストロンガー篇に回想は進む。
改造完了、茂は試運転の変身に挑む。
そして戦闘回想はいきなりデルザーな荒ワシ師団長戦から。
で、思い出したかのようにブラックサタン戦へ逆戻りしてカマキリ奇械人撃破。
タックルも思い出したよ。
一方のストロンガーは、一つ目時代のタイタンを撃破する。
しかし、即座にシャドウが現れて格闘開始。
さらに百目タイタン撃破、今となっては何だったんだのデッドライオンと組み合う。
後半のデルザー篇へ。
鋼鉄参謀を撃破し、タックルがドクターケイトと相打ちのウルトラサイクロンで散った。
そんなわけで、悲しみを乗り越えて茂はデルザーを倒したのだ
…と一気に回想は終わった。

観客は騒然とする。
ステージ上では、7人ライダー着ぐるみが反撃を受けて打ちのめされていた。
本物6人ライダーは異変を感じて走り出す。
…あれ、いつの間にか猛がいない!
いぶかしむおやっさんの背後から茂が現れる。
ステージ上の怪人は着ぐるみではなくて本物の奇械人と茂は喝破する。
おやっさんは観客を避難させ、この隙に7人ライダーは舞台裏で変身を遂げる。
さあ戦闘開始だ!
上手から1号2号の順にステージ上に並んで再生ブラックサタンと対峙する。
Xがいち早くステージを飛び降りて戦闘員をなぎ払う。
アマゾンはアルマジロンと一騎打ち。
ストロンガーは戦闘員を投げ落とし、ライダーマンもヘビ女に立ち向かう。
総崩れの再生怪人はバックステージへ、ライダーも追う。
しんがりのカニ奇械人をV3が取り押さえてぶちのめす。
サメ奇械人を先頭に、再生怪人はアジトに到達した。
飛び込んだ1号・2号・V3の背後の玉座から、聞き慣れた笑い声が…。
扉が開いて…堀田先生、仕事選びましょうよ…。
狼長官とアリジゴクを従え、「Meは、暗黒大将軍!」
…小物臭ぷんぷんです…。
V3に従者を差し向ける。
その手前で、1号がサメ奇械人、2号がメカゴリラを撃破する。
その頃、ストロンガーはブブンガーを撃破していた。
アマゾンはヘビ女、Xはアルマジロンを投げ捨てる。
3体まとめてステージ中央で爆死!
地下でも4体積み上げて撃破完了。
地上部隊も降りてきて、7人ライダー勢ぞろい。
「7人のエネルギーを合わせて、必ず貴様を倒す!」
見得を切るストロンガーだが、なんぼ堀田先生でも7人分いらんと思うぞ。
抜刀して構える暗黒大将軍だが、7人ライダーは岩石大首領を倒した握手を交わす。
玉座が爆発~。
子供たちを人質にして大金を奪う、そんなしょぼい暗黒大将軍のもくろみは消え去った。
それでは4年後に会いましょうゼネラルモンスター。

ということで、7人ライダーは子供たちを見守る。
おやっさんと握手を交わし、おやっさんを円陣で取り囲む。
「戦え! 七人ライダー」インストをバックに、エンドロールでも激闘が続く。
ゲルショッカー期のED、ムササビードル戦、ハリケーン期のV3ED、ライダーマン対戦闘員
XのED、ヤマアラシ獣人戦、そしてデルザー戦闘員を蹴散らすストロンガー。
1期ライダーの勇姿、オンタイム視聴者は忘れない。

空間の詳細
後楽園ゆうえんち到着シーンで空間発動。おやっさん達が入場してからスタンドを巡るカットの中で、座席でスタンディングしているちっちゃい子がワカメちゃん状態でもこもこを丸出しにしている。

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あるじのその他の分布地
毎度毎度のことながら、エキストラじゃな。。。

ペットントン#45「どこいったセロリのUFO」(1984年)

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空間のあるじ
野原小百合(演・川口智子)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(坂本太郎監督/浦沢義雄脚本)
斎藤晴彦さんに捧ぐ…捧げられたくないキモブログですが…。
まさか2週連続でペットントンをうpせざるを得なくなろうとは予想だにせず…。
バラバラマンにしてセロリ婆ちゃん、そしてザ・グレートデンキや宇宙刑事の人間体…。
もちろん「大都会」屈指の名エピソードIIの19話「別件逮捕」をはじめ一般ドラマや舞台の数々…。
今回はそんなセロリ婆ちゃんの婆ちゃん炸裂なエピをお送りします。
「宇宙旅行をしたいな…」
どうぞお気をつけて行ってらっしゃい…。

お婆ちゃんがオミッチャンのUFOに居候して長いこと。
相変わらず早起きのお婆ちゃんに、朝からオミッチャンは悩まされる。
追い出そうったってうまくいくはずもなし。
オミッチャンは三つ指突いて機嫌をとる。
朝ごはんを要求されてぽこぽこドツかれる有様。
あのクソ婆さんとつぶやきたいオミッチャンだが、お婆ちゃんは地獄耳。
その場を誤魔化しつつサブタイぱーっぱぱー。
畑家では、ママさんが連れ戻しを言い始めた。
世間様の噂が立つ頃だし。
とはいえ、パパさんじゃ言うこと聞くわけもない。
ママさんはネギ太のご機嫌を取りつつ、お迎え役を押し付ける。
ううんううんううん!
…じゃ…ペーットーントン
やぁやぁやぁ!
満場一致でママさんに押し付けられた。
全部食われた飯盒を磨きながら愚痴愚痴中のオミッチャンをママさんは訪ねる。
オミッチャンの猛抗議で食後の朝寝を邪魔されたお婆ちゃんが飛び出してくる。
嫁姑感動の再会、ひしっ。
日課の嫁姑戦争ができずに張り合いがない2人であった。
ママさんはUFOでの暮らし向きを問う。
ところが、お婆ちゃんはつらそうな芝居を…。
ママさんの矛先はあっさりオミッチャンに向く。
ああやっぱりお婆ちゃんが一枚上手。
否定する間もなく、ママさんは銀だらいと瓦でオミッチャンを襲うのであった。

そんなこった関係ないネギ太は、ガンちゃんとキャッチボール中。
夏休みも半分終わったのに遊び呆ける2人を小百合は心配する。
宿題の山がそろそろ気にかかってきて、小百合はブルーなのだが…。
ペットントンも「さあね…」モード。
一方、ママさんが去って一息つきながら、オミッチャンは愚痴をこぼす。
ペットントンが畑家に住み着いてる間隔が理解できん。
そんなオミッチャンに手のひらを返したお婆ちゃんが上機嫌で呼ぶ。
お詫びに肩揉んでやる。
いやな予感がしてオミッチャンは断るが、強引にお婆ちゃんは揉み始める。
案の定、パパさんがばっちり見届けていた。
お婆ちゃんがこき使われてるとママさんに聞いたパパさんは確信する。
足元のスコップを振りかざしてオミッチャンに挑みかかる。
ごい~ん!
嫁も嫁なら、亭主も亭主だ…きゅう!
パパさんは偉い剣幕で連れ戻そうとするが、お婆ちゃんは心の整理を口実に居座る。
今度こそオミッチャン大ショック!
一方、公園の池で涼みながら、小百合は2人に宿題を尋ねる。
ガンちゃんはやる気一切なし。
立たされてるうちに秋になって忘れ去られるさ…。
納得するネギ太に小百合はため息をつく。
そんな暢気空間に、へろへろのオミッチャンが逃げてきた。
オミッチャンはペットントンに泣きつく。
悲しい話を聞いて欲しいらしいので、ハンバーガーを条件にガンちゃんが飛びつく。
金欠オミッチャンは願い下げだが、肝心のペットントンが乗ったので痛い出費。
ハンバーガー4人前が消えていく前で、オミッチャンは泣きの演技。
熱演ですが、ペットントンしか聞いていません。
視聴者もガラス越しの映像だし無音なので聞いてませんけどね。
一方の畑家でも「心の整理」とは何なのか理解不能で困り果てていた。
そこでなぜチューにいくパパさん…平然とビンタするママさんひでぇ…。
熱演終了(泣 どう、感動した?
「ごちそうさまでした!」
…くやしーっ!
ペットントンだけは、お婆ちゃんを連れ戻す方法を考えていた。
ようやくオミッチャンはホッとする。

ペットントンは昼寝中のUFOに忍び込む。
起こしてお家に帰(ぼこ! 寝ぼけながら、お婆ちゃんは殴り返してくる。
揺り起こせばぽこぽこ、足を狙えばキック、だめだこりゃ。
やきもきしながら外で待つオミッチャンは神様仏様お稲荷様に祈るのだが…
ペットントン退場…はひはひ・こてん。
ペットントンにすがりつき、オミッチャンは天を仰いで嘆くのだった。
第2弾、ペットントン腕伸ばーす。
手だけで揺り起こそうとするのだが…
急にペットントンは痛がり出す。
オミッチャンが飛び込んでみれば…
ペットントンの腕は、あっちこっちに引っ掛けられて結ばれていた。
オミッチャンだけでなくペットントンも痛いよう!
畑家に逃げ戻り、パパさんとママさんにほどいてもらうっきゃない。
ママさんはもう勘弁だが、パパさんは心の整理とやらに頭を痛める。
そんな中、小百合がオミッチャンの一大事を伝えに来た。
はてさて何でしょう?
ぽっぽよぽっぽんぽんびよ~ん…引っ張るなぁ…。

オミッチャンは石を抱いて公園の池に身投げしようとしていた。
ネギ太とガンちゃんは引いて止めるが、いつまでもつやら。
生きてりゃいいことあるはずだが、お婆ちゃんが出て行かなきゃ…
オミッチャンが錘石を投げ込んだところでペットントンが到着する。
小百合も加わってオミッチャンを取り押さえるが、錘石に引きずられてロープがするする。
一緒に道連れと聞いて、3人はあっさり納得して手を離す。
ロープがピーン!
3人は手を振りながら「さよーならー!」
…めっさ浦沢ちっくな絵でどっぽーん!
ふにゅー! よし、ホニホニカブーラ・ターイムステッキ!
戻して戻して錘石がオミッチャンの手に戻ってきた。
錘石を切り落としまして、オミッチャンを池の柵に連れ去りまして…。
柵に雁字搦めに縛り付けてムニムニザボレ!
引き続いて友達の輪!
「セロリを連れ戻すには?」
期待するオミッチャンだが、あれ?反応なし。
駆け寄る3人を交えて友達の輪!…駄目だぁ…。
小百合は助っ人を呼びに行く。
近所のおじさんおばさん5名を交えて、セロリを連れ戻すには…
むに…考える力が足りない。。。
ガンちゃんが高校生大学生10人ほどを呼んで、セロリを連れ戻すには…
駄目駄目、もっと。。。
ネギ太が助っ人を探しに走るが、ぬか喜び4回経験者は魂が抜ける。
さすがネギ太だ、ウン10人連れてきたぞ…10歳未満ばっかりだけど。
うじゃうじゃすぎて、オミッチャンはすっかりやさぐれる。
かくして最終回を来週に控え、史上最多50名オーバーの友達の輪!
「セロリを連れ戻すには?」×5
遂に友達の輪が光った。
エキストラの皆さん、万々歳の大合唱でよかったね!
………それにしても恐るべし畑セロリ。

お爺ちゃんの遺影と位牌を前に上機嫌な3時のおやつ中。
ペットントンは再び訪ねる。
聞く耳持たなそうなお婆ちゃんを前に、ペットントンは下手に出る。
ペットントンは銭湯にお婆ちゃんを誘う。
風呂なしUFOああくっさ~。
言われてみれば、お婆ちゃんも気になりだす。
かくして2人は富士の湯へ。
男? 女? …聞いていいのかペットントン?
斉藤さんじゃなくってセロリ婆ちゃんだから、躊躇なく女湯へ。
ペットントン男…でも子供だから強引に女湯へ…
わくわく…
フルチン坊や1人だけでした…当たり前だけどがっくし…。
最終皆目前、遠慮なくペットントンもフルチン坊やの水鉄砲を浴びながら湯船にとぷん。
上がろうとするお婆ちゃんを引き止めつつババンババンバンバン。
ところでオミッチャンは…縛られたまんまでした…。
へろへろになるまでのぼせ上げて、ペットントンはカキ氷屋にお婆ちゃんを誘う。
氷イチゴ食ってる隙に電話で打ち合わせ。
セッティングOKのようで…。
ならば家に帰るだけ。
ペットントンは自力で膨らみ出す。
氷イチゴは食いかけだが、お婆ちゃんを捕まえて空に浮く。
絶景に感動するお婆ちゃんだが、このまんま拉致されないか疑いを抱く。
だが、4ペットントンはUFOに向かうと答える。
ならば安心、あとはペットントン任せ。
目を閉じて「もーいーかい!」のうちに、畑家の物干し台に着地した。
「もーいーよ!」
騙されたと気づくや、お婆ちゃんは臍を曲げる。
ペットントンは庭を指し示す。
UFO搬入済み!
ネギ太たちの悪戯にパパさんママさんはおかんむり。
お婆ちゃんも同調する。
いいじゃない、畑家の庭のUFOに家出するんだから問題ないじゃない。
…どっちも願ったり叶ったりではあるなぁ…。
しかし、せっかくの家出気分ぶち壊し。
お婆ちゃんはUFOを乗っ取って宇宙に家出しようと、物干し台の柵をまたぐ。
ペットントンが引き止めるうちに、柵もろともオミッチャンがテレポートしてくる。
勝手にUFO運びやがって。
オミッチャンは柵を物干しの柱に叩きつける。
どおん・どおん・どおん、ぐらり!
もんどりうってお婆ちゃんとペットントンが墜落する。
UFOの天井を突き破って、いちごショートが火を噴く。
扉が倒れて、けほけほのお婆ちゃんとペットントンがよろよろ出てくる。
あわあわ棒立ちのお婆ちゃん、ネギ太に引かれてはたかれるペットントン
そしてやっぱり涙涙のオミッチャンでありました。

空間の詳細
オミッチャン身の上相談シーンで空間発動。池のほとりにしゃがみ込んでオミッチャンに泣きつかれている間、真正面からタイトミニの中が見通せる。白い逆三角形が丸見え、


あるじのその他の分布地
特撮畑ではない。「うちの子にかぎって…」の芹沢朋子の役で有名。末期にはモモコクラブにも所属していた。引退して今は小学校の先生…いいないいな生徒さん。

ブースカ#39「百トン旋風ワッショイ!」(1967年)

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空間のあるじ
祭の見物人(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(川崎徹広監督/小野勝也・上原正三脚本)
おみこし大レースが始まる。
ブースカが投げたおみこしを大作チームとメチャ太郎チームが受け止める。
町長は2チームを呼び寄せる。
明日に迫ったおみこし障害大レースに向け、町長はスポーツマンシップを訴える。
その後、今年の優勝商品を発表。
真昼商事の会館プール自由開放と聞いて、参加者の目の色が変わる。
大作チームはブースカをあてに皮算用。
しかし、おみこしのデコレーション中、チャメゴンが大失敗。
チャメゴンはけちょんけちょんに罵られる。
仲間割れしそうな空気をメチャ太郎は察してほくそえむ。
今年は兄ちゃんの発明品もあるし。
そして、チャメゴンを引き込もうと相談する。
ふてくされて去っていくチャメゴンをさっそくスカウトする。
ぷんすかチャメゴンはメチャ太郎のスカウトも蹴って立ち去った。
その足で、メチャ太郎は兄ちゃんに助っ人を求める。
兄ちゃんは池のボートをいじっていた。
兄ちゃんはおたおたするメチャ太郎を一喝しながら上陸する。
サングラスを取ると…いいんですかイデ隊員こんなところで遊んでて。
兄ちゃんはチャメゴンコントローラーの完成を告げる。
あとはチャメゴンにセンサーをつければOKなのだが…。
兄ちゃんはチャメゴンを呼ぶよう命じる。
そこにチャメゴン本人が現れる。
兄ちゃん以下は土下座しながらチャメゴンをおだて上げる。
きょとんとするチャメゴンを丸め込もうと、兄ちゃんは一芝居打つ。
今年のお祭りにチャメゴンを招待したい。
兄ちゃんは三宝にお土産を載せて捧げる。
さあどうなりますやら…。
一方の屯田家…
夕食の席にチャメゴンが戻らないので、ブースかはやきもきする。
自分ばっかり持ち上げられてチャメゴンの立場がないのをブースかは気にしていた。
そんな折、ようやくチャメゴンが帰ってくる。
コントローラーのバンドを巻いているのに気づかれない。
外では兄ちゃんがコントロールを始めた。
操られたチャメゴン「アシタノレース、メチャタロウタチニカタセル」
「ブースカニマケナイ、マケルモノカ」
捨て台詞を残し、チャメゴンは食卓を立った。
心配するブースカをよそに、大作は裏切り者を見限る。
実験大成功、チャメゴンは自在に操れる。
そんなわけで、ブー冠作戦に移ることになった。
池のボートを漕いでいるブースカに兄ちゃんのモーターボートが肉薄する。
兄ちゃんは投げ縄でブー冠を奪おうとした。
投げ縄は見当違いの岸の木立に引っかかり、兄ちゃんはターザン状態で吹っ飛んだ。
ブー冠作戦第二段。
夜になって、夜店を回るブースカを付け狙う。
磁石銃で一気にブー冠を引き寄せたい。
しかし、夜店を右往左往するブースカを捉えにくい。
夜目が利くチャメゴンに磁石銃を預ける。
射的で百発百中を披露しているブースカは気づかない。
兄ちゃんの合図で磁石銃発砲。
はずれ…跳ね返った磁石を食らって兄ちゃんは池にどぼん。
ブー冠作戦は失敗し、メチャ太郎は膨れる。
しかし、勝つ気満々の兄ちゃんは、明日の相撲大会に賭ける。
ブースカとチャメゴンの大一番のどさくさに紛れて、ブー冠を狙おうとする。
マイナス60度のアイスボックスでブー冠を冷やしてしまおう。

そうとも知らず、相撲大会が始まった。
兄ちゃんはブースカに八百長を仕込む。
勝つ気満々のブースカは乗らないが、兄ちゃんは兄弟の情に訴える。
百トン力でチャメゴンはペチャンコ…と言われたら、ブースカの力も鈍る。
ブースカは困ってしまった。
そんな中、結びの一番、ブースカとチャメゴンの取組が始まる。
四つに組んだものの、ブースカは悩みに悩む。
そんな中、兄ちゃんはチャメゴンを操り、ブー冠を狙う。
2回のぶちかましで、ブースカは砂被りにぶっ倒れる。
兄ちゃんはどさくさ紛れにアイスボックスをブー冠に被せた。
あっという間にブースカしおしお。
メチャ太郎たちに担ぎ出され、神社に預けられた。
真夏に行火で暖めるが、しおしおのブースカはくしゃみ中。
大作はブースカ抜きでおみこしレースに向かう。

大作チームとメチャ太郎チームのレースが始まった。
カブで先導する兄ちゃんは、コントローラーをいじる。
操られたチャメゴンは網に化けて進路をふさぐ。
遠回りして遅れた大作チームは必死に追う。
鉄橋工事現場の行き止まりに気づいた兄ちゃんは、抜け道を探り出す。
代わりに偽看板を立て、大作チームに鉄橋をよじ登らせる。
偽看板とは露知らず、大作チームは仮設階段を上っていく。
一方のメチャ太郎チームは川に到着した。
兄ちゃんはチャメゴンをボートに変身させる。
メチャ太郎チームは労せず川を渡る。
対する大作チームは、川にもまれて悪戦苦闘。
兄ちゃんはチャメゴンにおみこしを引っ張らせて時間稼ぎ。
その隙に、目隠しジャングルのトラップを作り上げる。
偽トラップに到達した大作チームは唖然とする。
チョロ吉は回避を提案するが、正々堂々の大作は偽コマンドに従う。
よろよろの大作チームに対し、メチャ太郎チームは休憩所の瓶牛乳で小休止中。
休憩所のおじさんは、棒立ちのチャメゴンをいたわる。
ブースカと兄弟喧嘩中なのもお見通し、汗を拭いてやりながら諌める。
おじさんはチャメゴンのバンドに気づいた。
バンドをおじさんがはずした途端、チャメゴンは我に返る。
おじさんはへろへろでやってくる大作グループをチャメゴンに見せる。
何も覚えていないチャメゴンだが、大作チームの危機はわかった。
おじさんは兄ちゃんがコントロールしていたことに気づいた。
シラを切ろうとする兄ちゃんだが、瞬間湯沸かし器チャメゴンには通じない。
チャメゴンは兄ちゃんを突き飛ばし、ブースカめがけて走り出す。
神社に駆け込んだチャメゴンは、寒さを訴えるブースカを前に困惑する。
ひたすらパニクったあとで、光線を使うことを思いつく。
ひよっ!
光線の投射で、ブー冠が復元した。
ブースカが立ち上がり、チャメゴンはほっとする。
誤るチャメゴンを覗き見る町長と父ちゃん、一安心と頷く。
まだ大一番中のブースカに的確な事情説明。
プリプリのキリリンコ、兄弟は飛び出した。

ブースカは一ッ飛びで大作チームに合流する。
メチャ太郎がゴール寸前と、走ってきたチャメゴンが伝える。
大作チーム再び出発。
ブースカは大団扇で大作チームを扇いで加速させる。
まだまだ差は大きい。
ブースカは百トン旋風でおみこしを吹き飛ばす。
大作チームがキャッチできるかどうかは能力次第。
ブースカはメチャ太郎チームへ仕返しに向かう。
兄ちゃんはメチャ太郎チームをトラックに乗せた。
気づいたブースカのえ~いでトラックは黒煙を吹く。
メチャ太郎チームはけほけほしながらおみこしを下ろす。
追いかける大作チームも、ようやく落下してきたおみこしをキャッチする。
ゴール目前、ブースカはえ~いでメチャ太郎チームを足止めする。
追いついた大作チームと喧嘩みこしになった。
着地したブースカも兄ちゃんも、勝負そっちのけで応援する。
ブースカが大団扇を振るうと、担ぎ手もろとも2つのおみこしが宙に舞う。
どちらも浮いているとは思いもよらず。
我に返って、同時に落ちてきた。
ゴールテープをまたいで落ちてきたのは、メチャ太郎チームだった。
町長は大作チームの戦いぶりを称えつつも、勝負は白黒はっきりつける。
しかし、メチャ太郎はプールを大作チームに譲る。
譲り合う両者のいがみ合いが始まりそう。
ブースカは両者に使用権を求める。
町長はそれを認める。
兄ちゃんは卑怯な手に恥じ入り、両チームは一緒に会館プールを楽しんだ。

空間の詳細
いろんなシーンで空間発動。
ブースカとチャメゴンの相撲勝負シーンにて、見物客が2人ほど白いものを披露する。一人目は立ち見のワンピースの子がお尻のもこもこを、二人目は桟敷に体育座りで三角形を見せてくれる。
神輿のゴール前でも、体育座りの子が三角形を見せる
のだが、いずれにしても小さすぎてあんまり堪能できない。


あるじのその他の分布地
毎度毎度のことながら、エキストラじゃな。。。

大龍宮城#23「ナマコ」(1992年)

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空間のあるじ
小学生(演・Uncredt)
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おおざっぱでもないあらすじ(岩原直樹監督/浦沢義雄脚本)
いきなりですが、女の子の前に怪しい男が立ちふさがる。
浦島太郎の乙姫装束の男は、女の子ににじり寄る。
男は龍宮城の乙姫を名乗り、照る照る坊主な乙姫人形を押し売りする。
買わないと、玉手箱を開いちゃうそうな。
玉手箱を開くとどうなるか…日本人の常識が待っている。
予想できた女の子はしゃがみ込む。
ということで、女の子は押し売りされた。
で、タローのナレーションに入るのだが、なぜか「青島幸男に捧ぐ」だそうで…。
…………あんま驚かないタメゴロー
てなわけで、嬉々として駆け去る乙姫装束のナマコをバックにサブタイコール。
ああ岡部さん、食い方はやっぱ酢の物ですか…。

という知らせを亀山さんから乙姫は聞いた。
タクシー仲間が玉手箱で脅されて料金踏み倒されたらしい。
八百屋さんも商品持ってかれたり、食堂もライスと御新香のサービスさせられたり。
乙姫は捕まえて懲らしめる気満々になる。
ブチキレ気味の乙姫を亀山さんはログマイタコタで鎮める。
それでも膨れっ面の乙姫だった。
そこで、立ち聞きしていた鯨大王が代わりを買って出る。
乙姫は魚介類のためにすべきことがたくさんあるんだから。
…鯨大王は遊び呆けてますけどね。
たまに頼もしい旦那ぶりに、珊瑚女王も乙姫に自重させ、ようやく乙姫も納得する。
では四馬鹿ご帰宅です。
鯨大王は四馬鹿を見込んで揉み手で頼むには…
金田一タローは女の子に事情を尋ねる。
ポワロキヨシはドライバー、コロンボマサヒコは八百屋、…えーと食堂のトオルは何だ?
ということで、のんびりパター磨いてる鯨大王に珊瑚王女げんなり…。
四馬鹿探偵は偽乙姫の似顔絵を完成させる。
鯨大王は一目でナマコと見破った。
そこで改めて…といきたかったが、珊瑚王女はそんくらい鯨大王に発破をかける。

しぶしぶ訪ねた文化住宅…。
立て付けの悪いドアを開けてみれば、ナマコは乙姫装束で人形制作中。
乗り込んだ鯨大王は、人形を投げつけてこれでも成敗中。
平謝りだったナマコだが、連打を浴びてにじり下がるついでに玉手箱を手にする。
いきなり形勢逆転…と思いきや、鯨大王は平然と近寄る。
ナマコの玉手箱は真っ赤な偽物、鯨大王は平然と蓋を取る。
ところが、箱は煙を吹いて、鯨大王はひっくり返る。
ああびっくりした…鏡を確認して高笑い。
余裕綽々の鯨大王だが、ナマコは空箱でボコッとやる。
鯨大王が転がったところで、おなかの大きい奥さんが戻ってくる。
鯨大王を横目に、奥さんはぐちぐち文句を垂れ流す。
ナマコの昔話をくだらんものと人間の奥さんは嫌味たらたら。
こんな奴と結婚するんじゃなかった…と言われようと、ナマコはぐうの音も出ない。
バブル崩壊中とはいえ、平成らしからぬ貧乏暮らしに奥さんは嫌気がさしていた。
奥さんは気晴らしのカラオケに飛び出していった。
気絶した振りで一部始終を聞き届けた鯨大王は、ナマコをねぎらう。
権威ゼロだが思いやり一杯の鯨大王、ありがたいお言葉にナマコは泣き崩れる。
ぱーぱーぱーぱーずっちゃ~!
そんなわけで、鯨大王はナマコの馴れ初めを問う。
結婚する前のホステス時代は、甘~いお言葉をくれたものだったのです。
お水さんの営業トークってそんなもんですよと気づいたのは式の後だった。
飯炊きはナマコで奥さんはテレビ見はまっちゃってるし
洗濯はナマコで奥さんは爆睡こいてるし
そのくせ大飯食らいときたもんだ。
鯨大王はストップかける。
どっかで聞いたことあるような…
思い出した。
「ハイそれまーでよー!」
それを聞いて、ナマコは押入れを探る。
奥さんのレコードケースを掘り出すと、植木さんのドーナツ盤が出てきた。
鯨大王は、奥さんの生き様がまさにこの曲そのものだと気づく。
信じがたいナマコに鯨大王は生歌で1番と3番を示す。
奥さんの口説き文句そのまんま。
エドさん、本題のサビをノリノリでご披露する。
ナマコはその先を知りたがる。
プイと出て行ったその先は…「ハイそれま~で~よ~」
捨てられると知ってナマコは大いに落胆する。
鯨大王は鯨大王で、捨てられる前に捨てるのをお勧めする。
すっかり及び腰のナマコの背を押し、鯨大王は煽る。
…あなたも珊瑚女王にはかないませんけどね。
でも…ナマコは奥さんのお腹の子に未練がある。
ご懐妊の奥さんを捨てるのも忍びない…これには鯨大王も一理あると考える。
そんなこんなで、カラオケボックスに到着した。
狙い撃ちがうららーららー響くボックスを覗いた鯨大王はナマコを呼びつける。
ノリノリの奥さんであった
…ノリノリ?
曲がりなりにも女体のくびれらしきものが…
ナマコがボックスを点検すると、ダミーのクッションが放置されていた。
ふざけやがってふざけやがってふざけやがってコノヤロー!!!
ナマコは乱入し、奥さんを抱えて飛び出した。
煽っといて土壇場でオロオロの鯨大王に「捨てます!」
ごみステーションにポイしたものの、鯨大王は最後の覚悟を問う。
泣~けて~くぅ~るううううう!
鯨大王にすがり付いてナマコは泣きじゃくる…。

所変わって公園…
しょんぼりブランコをこぐナマコは途方に暮れる。
見守る鯨大王だが、ちょっくら励ますか。
♪あっちーへ行ーってもh(JASRAC
呆気にとられていたナマコも、つられてホンダラホンダラ踊りだす。
公園の皆さんもホンダラホンダラ踊りだした。
これで元気になったかな?
ということで、公園にやってきた四馬鹿…脱兎…
四馬鹿は乙姫に一大事を知らせに戻る。
ナマコと鯨大王は、乙姫人形の押し売りを再開した。
2人が公園の人々を追い回していると、聞こえてきた美しい心…。
でも乙姫様、鯨もナマコも魚ではありませんてカキに突っ込まれますよ。
そんなわけで、「人生は二度ない、三度ある。崩壊した龍宮城の主、乙姫!」
鯨大王は人形売りの手伝いを乙姫に頼むが、乙姫はマントを振るう。
乙姫はお怒りモードで横笛を構える。
深いわけを鯨大王が説明したいところだが、取り付く島なし。
ぽ~ろっぽぽ~ぽぽぽ~ぽぽ~
お仕置き光線でアタタタタ。
親相手に聞く耳なし、鯨大王の言い訳にもう一回吹こうと構える。
ところが、乙姫のおじさんを呼ぶ声が…。
最初の被害者がお仲間を連れてきた。
お友達も乙姫人形が欲しいそうだ。
あらあら、予想外の言葉に乙姫は問いかける。
女の子いわく、かわいいの一言。
よくよく見れば「そう言えば私に似てないことも」
暗に言い切っちゃいましたね乙姫…1年で養殖成功と言われているとは露知らず。
風向きが変わったので、鯨大王は改めて許可を求める。
ぽ~ろっぽぽ~ぽぽぽ~ぽぽ~
乙姫人形には乙姫公認シールが貼り付けられた。
ナマコは感謝する。
乙姫は自らみかん箱に座って女の子たちを呼ぶ。
「今日は特別10円」
原価割れに愕然とするナマコだが、乙姫は「小さなことからコツコツと」と諭す。
それキーボーです青島じゃなあい!
ということで、青島に捧げつつ♪グッバーイ・今日はこれで・グッバーイ・お別れです

空間の詳細
最初の脅迫シーンで空間発動。玉手箱の結末を予測してしゃがみこんだ瞬間、太腿の隙間からブルマの食い込みがちょこっと姿を現す。もろズームなのはブルマ本体を画面下に見切らせるためさ…近すぎても堪能できない典型例。


あるじのその他の分布地
後半に入ると、ほぼ全キャストがエンドロールで流されるのだが、残念ながらまだ前半。せっかくかわいいのに誰なのか明かされなかった。

タロウ#26「僕にも怪獣は退治できる!」(1973年)

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空間のあるじ
逃げる縁日の客(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(深沢清澄監督/阿井文瓶脚本)
八幡様の夏祭りだ!
放課後どきになって、露天にはお客がちらほら集まりだす。
お面売り…タロウお面はしっかりと、下段の某変身忍者お面はさらっと見切れてご紹介。
おかめお面の男の子とすれ違った健一は、竹雄を縁日に誘う。
竹雄は帰って勉強と素っ気ない。
健一はからかうが、竹雄はうんと勉強して東大行ってお父さんみたいな社長になるそうな。
…東大とは社長ではなく小役人になる学校です。
そんな話がかみ合わない道すがら、小学生に絡むdqn中坊3個に出くわした。
竹雄は目を逸らして知らぬ振りを勧める。
健一も目を逸らすが、小学生の泣き声に耳を奪われる。
中坊が小学生から奪ったタロウお面を無造作に放り捨てる。
もちろんタロウお面は健一の足元へ。
タロウお面を拾った健一から、竹雄は嫌な予感を覚えるのだが…
嫌な予感的中、全視聴者のエールを受けて健一は啖呵を切る。
…ブラウン管のあっちとこっちではボコられることもありませんし。
逃げを打つ竹雄そっちのけで、健一は3個に挑みかかる。
払っても払っても3対1。
勝てっこないのが読めていた竹雄は無駄な努力に舌打ちする。
やがて、紙芝居屋が通りかかった。
紙芝居屋の一喝だけで、3個は一目散に逃げ出した。
紙芝居屋が健一を抱えていると、竹雄の方から先に「父ちゃん」とネタ晴らし。
父ちゃんは健一を見捨てた竹雄を責める。
だがしかし、竹雄は学校で教わった喧嘩不当の道徳を振りかざす。
それはともかく、中坊に勝てっこないという一言に父ちゃんはガチでカチンと来る。
何だか非常に気まずい雰囲気を察した健一は、強がって見せようとする。
そんな折に、光太郎と北島が乗ったウルフがやって来る。
健一のボロボロ振りを見咎めた光太郎に「転んじゃった」と取り繕う。
タロウお面を小学生に返しつつ、卑怯者への道から救ってくれたタロウに感謝する。
紙芝居屋はZATが八幡様あたりをパトロールしてるとあって少々心配する。
いやいや日常のパトロール、お祭会場に怪獣が出たら困るし。
ということで、紙芝居屋は健一を八幡様に誘う。
どこが社長なのか驚く健一に反し、真相がバレた竹雄は陰に隠れる。
それはともかく、健一は紙芝居が好きなので即答する。
北島は紙芝居を懐かしがるし、光太郎はテレビ世代をアピールして若作り。
紙芝居屋は自作のオリジナル紙芝居を披露してるとあって、北島は感心する。
そんなノスタルジックな面々の中で、竹雄だけはリアルにしょげ返る。
真相を知った健一が笑いものにしてるものと竹雄は被害妄想。
気にしてない健一は、むしろ紙芝居を低く見る竹雄に閉口する。
竹雄は白鳥"船長"の息子にわかりっこない庶民の不満を垂れる。
そもそもタロウを気取って無茶をした健一のせいでこの始末…
むくれる竹雄に軽く謝りながら、健一は竹雄の手を引いて八幡様に向かう。

そんなわけで、猫八師匠入魂の八幡様由緒記「妖怪むかで伝」の始まりだよ
 見渡す限りの原っぱに村ができた。
 そんな村に、大きな山を七巻き半する大むかでが住み着いた。
 大むかでは毎年1人の人身御供を求めてきた。
健一は嫌がる竹雄を無理くり連れて訪れた。
ぶすくれる竹雄は置いといてむかで伝再開。
 旅人が事情を知ってむかで退治を買って出る。
 旅人は大弓をこしらえてむかでの山に向かう。
 むかでは火を噴きながらあざ笑う。
むかでになりきった猫八師匠入魂の変顔に約一名を除いて大爆笑。
この約一名、空気読めずにやさぐれて悪態をつく。
ところがだ…師匠の物まねに合わせて、空が急に掻き曇る。
狛犬さんの目が光って、薄闇はあっという間に晴れたのだが…
根拠はないが何でもないことにして、紙芝居の続きだよ。
 旅人は矢を放つ。
 神通力の籠もった矢に撃たれ、むかでは天に跳ねて悶え苦しむ。
…はずだったのだが…
山が割れてムカデンダーが覚醒した。
ムカデンダーは八幡様にまっしぐら。
境内はあっという間にパニックとなった。
紙芝居のお客たちはしゃがみ込んで動けない。
師匠はムカデンダーの気を引き、その隙にお客の避難を竹雄に託す。
無謀もいいところ、竹雄は引き止めるが、師匠は飛び出していった。
竹雄はそれでも父ちゃんを案じて追いかける。
父ちゃんは本殿に駆け登り、大矢を槍にしてムカデンダーに立ち向かう。
ムカデンダーの足元で大矢を振り、参道から脇に引き付ける。
小馬鹿にしつつ見下ろしていたムカデンダーだが、触手を振って威嚇に転じる。
かわし損ねた父ちゃんは尻餅を突く。
それでも立て直して大矢を突き出す。
ムカデンダーはにべもなく触手で振り払う。
まだまだ、父ちゃんは食い下がる。
竹雄は勝てっこない父ちゃんに退避を促す。
そかしその一方で、健一の避難勧告には乗れない。
何だかんだ言いながら、父ちゃんを放っていけない。
そんな中、ようやくウルフが到着した。
健一に状況を説明された光太郎は誘導を北島に託し、現場に向かう。
銃撃しながら詰め寄る間に、ムカデンダーは綿飴を吐いて父ちゃんを絡め取る。
絡め取られた父ちゃんに本命の火炎放射が襲い掛かる。
至近弾で大火傷。
たまらず竹雄と健一も父ちゃんに駆け寄る。
威嚇射撃でのけ反らせながら、光太郎は父ちゃんを抱え上げる。
3人がかりで木陰に匿ううちに、ムカデンダーは本殿を踏み潰す。
誘導を終えて増援に来た北島に父ちゃんを託すことにした。
朦朧とした父ちゃんを竹雄は呼ぶ。
父ちゃんは手を差し伸べる。
自業自得の大火傷を責め立てる竹雄に父ちゃんは言い聞かせる。
男には、自分の損になると分かっていても、人の為に働かなきゃならん時があるんだよ
気絶しかける父ちゃんを竹雄は呼び止める。
父ちゃんが死んだら一人ぼっち…
父ちゃんはそんな時こそ逃げないのが男だと訴えながら気を失う。
もう限界、北島は父ちゃんを背負う。
光太郎は竹雄を病院に促すが、竹雄は拒絶する。
ムカデンダーが倒されるのを見届ける。
竹雄がムカデンダーを仇と認識しつつアイキャッチ。

ということで、ホエールに相変わらず主翼がねじくれたコンドルがついてきた。
攻撃開始。
例によって例のごとく、百発百中なれどいかんせん火力が…。
連射連射でムカデンダーの足が止まった。
それではZAT恒例珍作戦発動、今回は「首吊り作戦」
ホエールとコンドルをチェーンで結節し、くりんと一巻き。
あとは2機で引っ張るだけ。
ムカデンダーはずるずる引っ張られてバックする。
作戦順調…と思ったら、光太郎が異変を察した。
ムカデンダーは自らの意志で首ちょんぱ。
跳ね上がった首から空中でチェーンがすっぽ抜ける。
落下した首をボディがキャッチして元の木阿弥。
…ムカデに自切能力なんてありません…
これじゃあ何回吊ってもすっぽ抜けるだけ。
破れかぶれの銃撃に転じるのだが…
すれ違いざまに触手でぶっ叩かれて2機とも恒例のアレ…。
ムカデンダーのヤロー、落下傘に火炎放射しやがりますか。
こんな時に着火してしまうのが南原の宿命…副隊長にキャッチされて墜落は免れた。
定員の2倍で増速した落下傘にムカデンダーが突っ込む。
光太郎は援護射撃でムカデンダーの気を逸らす。
ムカデンダーは光太郎に照準を買えて突進してきた。
思う壺と光太郎は考えたが、ああここで健一と竹雄が駆け寄ってしまう。
2人を逃がす間もなく、ムカデンダーは火炎放射を放ってきた。
踏み止まってかわした、退避命令。
健一は手馴れたもので駆け出したが、竹雄はあっさり倒れ伏す。
光太郎が竹雄を抱えて、何とか草むらに退避した。
目標を見失ったムカデンダーは町に向かう。
ZATは阻止の銃撃を始めたが、いかんせん…
光太郎は触覚を破壊すればいいと考えたが、果たして方法は…
光太郎は先回りに飛び出した。

そんなわけで、光太郎は火の見櫓によじ登る。
ガスタンクを尻尾でサーブしながら遊んでるムカデンダーが正面に来た。
右の角を狙撃…成功!
しかし、よろけながらも立て直したムカデンダーは、火の見櫓に綿飴を放つ。
光太郎が拘束されたところで、ムカデンダーは火の見櫓をへし折ろうと叩きつける。
さあて救出の好機を待つZATのもとに、招かれざる健一と竹雄が到着する。
2人を止めているうちに、待ちに待った森山がスプレー銃と新さおりさんを届けに来た。
これを光太郎に届けたいのだが…
上野が志願するが、見つかればおしまいだ。
そこで健一が志願する。
めっちゃ知り合いながらめっちゃ民間人、副隊長は躊躇する。
そうこうしてる間に、ムカデンダーが迫るのを新さおりさんが察した。
とうとう副隊長が健一にスプレー銃を…竹雄が横取りして飛び出した。
囮の援護射撃の隙に、竹雄は火の見櫓を登り切る。
固縛された光太郎に溶解スプレーぷしゅ~。
自由になった光太郎は感謝するのだが、ムカデンダーは根っこから火の見櫓を引き抜いた。
触手で殴った末に放り捨てる。
空中にてタロ~ゥ!

竹雄を地上に降ろす隙を突いた体当たりから戦闘開始。
突き飛ばされたタロウが立て直す間もなく、ムカデンダーは踏み躙る。
足を抜いて組み付いたタロウの膝裏にかじりついて引きずり回すツインテール戦法。
足払いで脱したタロウは、キックで首を吹っ飛ばす。
逆に頭部と胴部の挟み撃ちを食らう。
胴部の拘束を抜け出したタロウは、胴部と頭部の結合を待ち受ける。
首を踏んで転がして、再び首チョップで分離する。
今度はタロウの制御下での分離、頭部を捕獲したタロウは頭部だけを殴打する。
頭部にコントロールされた胴部は、頭部のダメージを受けて右往左往する。
とどめのチョップで胴部は気絶。
タロウは頭部を空高く投げ捨てる。
胴部は本能だけで追いかける。
光線で頭部を撃破、墜落する胴部を待ち受けて粉砕した。

後日…
公園に立つ父ちゃんに向けて竹雄が真っ先に駆け寄った。
列に割り込んでくる馬鹿発見。
竹雄は拍子木を健一に預ける。
竹雄は馬鹿に抗議する。
やる気満々の馬鹿に竹雄は組み付く。
驚く健一だが、父ちゃんは放置する。
今度は南原とパンダで通りかかった光太郎。
予想外の取っ組み合いを一喝するものの、拳を握って竹雄の健闘を讃えた。


空間の詳細
ムカデンダー出現直後シーンで空間発動。逃げる観衆が縁日の屋台を踏み倒して走るところで、画面を横切って現れるのが、パパに抱っこされたお嬢ちゃん。ワンピの裾から白いもののサイドがちょろっとはみ出している。。


あるじのその他の分布地
いつものことながら、エキストラじゃな。。。

ペットントン#38「テレビは注射がお好き!」(1984年)

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空間のあるじ
野原小百合(演・川口智子)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(冨田義治監督/浦沢義雄脚本)
今日もお婆ちゃんはペットントンにお掃除させて楽隠居。
こき使われながらも、「じゃまだ、どけぇ」とささやかな抵抗。
そんな働き者をバックにサブタイふぁんふぁんふぁーん。
それでも、階段の雑巾がけにケチつけられてムッカ~!
晩御飯のおかずナシに雑巾顔拭きで反撃。
仲良く喧嘩してなさいこの畑家め。
ということで、物干し中のペットントンにママさんは留守番を申し付けて買い物へ。
人使いの荒さに愚痴りながら、誰もいないリビングでテレビ見るむに。
天気予報のアナウンサーが咳き込んでいた。
むに~? リモコンぷち。
メロドラマのクライマックス、プロポーズ中の男優がくしゃみする。
受けた女優もくしゃみする。
あやや~ ぷち。
コマーシャルの女優も鼻をすする。
はに~? OFF。
怪現象を前に、ペットントンはホニョ毛を抜いて友達の輪!
「どうしたむに? どうしたむに?」…「テレビが風邪を引いたトントン」
きたよ浦沢得意の無生物擬人化…
テレビに触れてみると熱がある。
おでこべた~…むにゅ~。
ペットントンは熱があると確信した。
台車牽き牽き電気屋へ。
電気屋さんは修理を引き受ける。
ペットントンは風邪を訴える。
からかってると判断した電気屋さん、なぜか極秘のヅラを取って怒りまくる。
修理お預け…
ペットントンはテレビに氷タオルを当てる。
マイクジャックに体温計を刺してみても、熱は引かない。
変ねぇ…。
氷嚢を乗せたところでネギ太が帰ってきた。
何してんの?
事情を聞いてネギ太ぽか~ん…。

事情を聞いた小百合とガンちゃんは、ペットントンの方がイカれたと判断する。
野原先生に診せることにしたが、素直に聞くはずもナシ。
ペットントンがテレビに布団かぶせてるとこに、3人はしれっと入ってくる。
口笛吹き吹きダイニングに着席、ペットントンに聞く耳持たず。
ふてくされて背中を見せたところで一気に取り押さえる。
もごー!むごー!むぎむぎむー!
台車に乗せて一目散。
しかし…野原先生の見立てでは異常なし。
それでも3人は食い下がる。
野原先生は2~3日入院させることにした。
ガンちゃんに「根が馬鹿だからすぐに立ち直る」と言われちゃね。
2~3日も待てるかぁ。
拘束と猿轡を自力ではずし、テレビの風邪を治す誓いを立てる。
野原病院脱出…ということは…。
4人まとめて診察台に拘束むに~。
帰ってみると、テレビは真っ赤になっていた。
テレビどころか、電灯は点滅して踊ってるし、冷蔵庫も咳き込んで扉を開くし
炊飯器も蓋が開くほど咳き込んでるし、掃除機は鼻水噴出するし。
ほら感染した…
ペットントンは感染した家電に濡れタオルを当てる。
そんな中、テレビが誤作動してスイッチオン。
症状は悪化しているのに、アナウンサーも男優女優もペットントンに感謝する。
ぷつん!
ブラウン管にしずくが流れる。。。
やば…
ペットントンは薬箱を抱えてテレビに突っ込む。
弾かれた。
どうしよう…みんなを助けられない…。
そこで、2度目の友達の輪!
「テレビの中に入るには?」…「テレビ局に行けばいい」
むにゃ~。
その頃、野原病院の3人は、ようやく拘束から脱出していた。
そう、3人…野原先生さよ~なら~。
ということで、3人が畑家に向かっているうちに、ペットントンはACTVへ。
もぬけの殻の畑家に着いた3人は、ペットントンの行方をちょっと気にする。
空き地に遊びに行っちゃったものとガンちゃんは判断する。
熱心にやってたことをすっぽかすペットントンじゃないので、ネギ太は納得しない。
どっちにしても、ペットントンがいないんじゃ話が進まない。
ガンちゃんはテレビでも見て時間潰しすることにした。
スイッチオン。
天気予報の前を横切って、風邪菌を追っかけるペットントンが映った。
カメラも天気予報ほったらかしでペットントンを追う。
3人はブラウン管に呼びかけてみると、ペットントンが返事する。
おいおい…3人はあんぐり…
小百合ちゃん、眉間眉間…
ぽっぽよぽっぽんぽんびよ~ん!
CM明け、いきなり風邪菌はブラウン管から外に逃げ出してきた。
「風邪、参上!」
3人は引っくり返って気絶する。
…なぜキャプターのショックブリッジ?
迷惑だ、ペットントンはブラウン管の中から手を伸ばす。
びっぐ・ぷりいず…ってほどでもないか。
ペットントンは風邪菌を捕まえ、ブラウン管の中と外で綱引きする。
力比べは風邪金の勝ち、ペットントンはブラウン管から飛び出した。
ペットントンは3人を叩き起こす。
目覚めた小百合は夢と即断した。
ペットントンがテレビの中にいるはずがない。
だが、ペットントンは事実を告げて怪しまれる。
やっぱりペットントンがおかしいと結論付けた。
小百合は野原病院より大きい動物病院を口走る。
しっかり聞こえてますよ。
ペットントンは大学病院を拒絶する。
3人は常識を盾にペットントンを責める。
でもこれ浦沢の本だから…。
険悪な空気の前を風邪菌が走り去る。
あかんべーして、ブラウン管の中に飛び込んだ。
3人は決定的瞬間を見た。
ペットントンもブラウン管の中に飛び込む。
こりゃ、おかしいのは自分たちだと思い込み始めた。
3人はあはははは乾いた笑いを浮かべてさまよっていった。

無人になったリビングに2人は帰ってくる。
追いかけっこ続行。
風邪菌は金属ザルで殴ったりペットントンを飛び越えたり。
また入って、また出て。
風邪菌はペットントンを抱えて振り回す。
叩き落として時間稼ぎ、また入ってまた出て。
箒ではたかれてまた中へ…。
一方、出かけたっきり立ち話中のママさんであったが…
その背後を呆けた3人が通りかかり、八百屋の売り物をかじって放り捨て始めた。
信じる・信じない・信じる・信じないの野菜バージョン。
八百屋さんが止めてもママさんが止めても…こわっ…
区役所帰りのパパさんも、道端で木の枝をむしる3人に出くわす。
やめなさい、やめな…こわっ…。
帰宅したパパさんとママさんには何が何だか。
事情を知ってるかもしれないペットントンを呼んでみる。
パパさんとママさんは気づかなかったが、ペットントンはブラウン管の中で聞き取った。
風邪菌も取り押さえたとこだし。
捜索中のパパさんとママさんは、見てはいけないものを見る…。
ペットントンはブラウン管を飛び出した。
パパさんとママさんもへにゃへにゃ~。
かろうじて事情説明はできたけど…きゅう…。
となれば、ホニホニカブーラ・ターイムステッキ「!
巻いて巻いて、パパさんバスに乗る・ママさん立ち話に戻る・3人畑家に戻る。
覚醒!
この隙に、ペットントンは畑家の出口にUターン標識を立てる。
そんな標識ないわ!
ムニムニザボレ!

3人は常識を盾にペットントンを責める。
ペットントンはテレビに入れることを実証してみせる。
飛び込んだ。
3人は決定的瞬間を見た。
こりゃ、おかしいのは自分たちだと思い込み始めた。
3人はあはははは乾いた笑いを浮かべてさまよっていった。
玄関を出て、標識に従って玄関を逆戻り。
風邪菌をフォールしているリビングに舞い戻る。
3人があんぐりする前で、風邪菌は消滅した。
ペットントンはテレビの風邪を信じるか問う。
3人はうなずいた。
何事もなく帰ってきたパパさんとママさんは唖然とする。
ペットントンと3人は、手分けして風邪ひき家電の看病をしていた。
今度はパパさんとママさんが悪い夢を見る番かもしれないね。
ところで注射は?


空間の詳細
ペットントンと風邪菌の追いかけっこシーンで空間発動。へなへなになって呆然と眺めている間、キュロットの隙間から白いものが覗ける。


あるじのその他の分布地
特撮畑ではない。「うちの子にかぎって…」の芹沢朋子の役で有名。末期にはモモコクラブにも所属していた。引退して今は小学校の先生…いいないいな生徒さん。

マシンマン#25「ミイラ男の挑戦」(1984年)

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助けられた女の子(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(奥中惇夫監督/松本功脚本)
のっけからベーシックなよみうりランドのお化け屋敷の中からスタート。
結構な脅かし具合のお化け屋敷だが、ミイラ男はお客さんに手を出した。
ミイラ男は子供グループの中からたった一人だけトオルを捕まえては消えていた。
仲間の子供たちは、お化け屋敷を出てからようやくトオルが消えたことに気づく。
仲間たちは途中ではぐれたと思われるトオルを探しにお化け屋敷へ駆け戻る。
しかし、ついにトオルは見つからなかった。
そんなわけで、よみうりランド大観覧車をバックにサブタイぱらっぱっぱぱ!

オクトパス本部ビルに歩み寄る謎の赤頭巾…。
お化粧もばっちり、鼻の調子も良くて上機嫌のレディMを赤頭巾は訪ねた。
鏡越しに赤頭巾を見つけたレディMは、ミイラ男を上機嫌で迎え入れる。
ミイラ男はプロフェッサーKからのメッセンジャーとしてスペインからやって来た。
プレゼントほどは嬉しくない手紙を受け取って開いてみると…びっしり謎の公式。
自称理系大嫌いのレディMは渋い顔でミイラ男を睨む。
ミイラ男いわく、ボーリョクガスの製造法だという。
吸った人間はたちどころに暴力人間と化す…らしい。
メカオウムも焚きつけるし、トンチンカンも試作してみる気になったし。
自称理数系オール5のトンチンカンはあっさり公式を読み取る。
いやな自慢はさておき、レディMは製造を指示する。
ミイラ男は実験台としてトオルを献上する。
いい泣きっぷりにレディMはさらに上機嫌。
ミイラ男は実験台の調達を約束する。
トオルはそんな自慢話の隙を突いて飛び出す。
だがしかし、相手はミイラ男…。
縛れ、パピルス(違
トオルをぐるぐる巻きにしたミイラ男は、特殊包帯の効能を披露する。
強靭な布に終わらない、硬化して剣にもなる。
一振りでトンチンカンを前掛け一枚に剥いてみせた。
レディM絶賛の中、ミイラ男は包帯を剥いで坂田祥一朗が顔を出す。
ここまで豪華悪役を色仕掛けで手駒にしてきたレディM、今回も包帯の下は色男です。
ミイラ男の啖呵にレディMはうっとり感激しながら期待する。

一方の呑気な学生は、真紀のマイティボーイを洗車中。
ホース片手に振り返ったら真紀にジャストミート。
着替えなきゃと強制脱衣を試みてどつかれた。
真紀は強制日曜出勤に呼ばれて飛び出した。
見送った直後に(*@@)が偵察から戻ってくる。
遊園地で行方不明2名。
健は不審を抱く。
一方の日曜出勤は、遊園地のお化け屋敷のお化け取材だった。
お化け屋敷にお化けがいるのは当たり前と真紀は呆れる。
これまで3人攫われたとあって、編集長はきな臭いものを嗅ぎ取っていた。
そんなわけで、現場押さえて来い!
ということで、真紀は公園に立ち寄って勝に留守番を頼む。
うっかり行き先を告げたものだから、勝たちは同行願い。
もちろん真紀は却下して行ってしまう。
もちろん勝たちは諦めない。
真紀はお化け屋敷に入ったが、普通に肝試しを堪能して終わってしまった。
無理もない、ミイラ男は包帯を取って真紀とすれ違っただけだった。
そのころ、勝たちも遊園地に乗り込んでいた。
駄目と言われたら行きたくなるのが人情さ。
あれ乗ろうこれ乗ろうと思案していると、健と亀太も現れた。
こんなこともあろうかと…だ。
勝たちの安全が確保され、上空警戒の(*^^)は安堵する。
ところが悲鳴が聞こえ、(;@@)は捜索する。
ミイラ男はお化け屋敷の裏口から女の子を連れ去ろうとしていた。
赤頭巾を健に通報!
健はこっそり勝たちから離れて現場に走る。
ドルフィン召喚はしょって瞬間変身。
そうと知らない勝たちは、真紀と合流した。
頼りない健に真紀はげんなりだが、変身ヒーローの宿命です。

トンチンカンの待つ車にミイラ男が到達する寸前、マシンマンが割り込む。
問うミイラ男に名乗ったところでトンチンカンも下車する。
一発でオクトパスの関与確定。
ミイラ男は先制の包帯でマシンマンを拘束する。
振り回して電ショック…離脱成功しましたが。
立て直したマシンマンは、ミイラ男と知って計画の一部を悟る。
「ミイラおとこ」呼ばわりされたミイラ男は「ミイラマン」と名乗り直す。
…すでにジャイアントロボで「ミイラーマン」がいましたが…円谷ヒーローに紛らわしいのが…。
目的を問うマシンマンに答えず、ミイラ男は女の子をトンチンカンに託して戦闘再開。
ミイラ男は怪力にものを言わせて殴りかかり、ドラム缶でジャンプを撃墜する。
女の子をゲットしたトンチンカンの車が出る。
追いすがるマシンマンだが、包帯に足首を取られる。
ミイラ男は包帯を硬化して斬りかかる。
横なぎの殴打一発で済んだからよかったものの、マシンマン劣勢のまま火遁の術を使われた。
マシンマンは目的を知ることすらできず取り残された。
とりあえず実験台6人が投獄された。
6人の泣くさまをモニタリング中のレディMは終始上機嫌。
ボーリョクガス実験開始。
黄色いガスでみんな気絶した。
5分もすれば暴力人間として目覚めるだろう。
レディMは壮絶で一方的な親子喧嘩に期待する。
…ということで、トオルは公園に帰って来た。
サッカー中の仲間と鉢合わせ。
ルーズボールをフルスイングのシュートで返す。
ひどい仕打ちだが、一見無事そうに帰って来た安堵感で仲間たちが問いかける。
トオルはガン無視し、ルーズボールを取るや女の子の頭に投げつける。
止める男の子にも続けざまにドッジ連打。
泣く子を慰めたりトオルを責めたり、だがトオルの豹変ぶりには首をかしげる。
トオルは帰宅しても、家じゅうの物をひっくり返してママを困らせる。
ところが、ママに椅子を振りかぶったところで効能が切れた。
トオルは何も覚えていなかった。
同様に、マシンマンが助け損ねたサチコもバットを振り回して庭を荒らしていた。
やっぱりパパに振りかぶったところでガスが切れた。
鉢合わせした健は、騒動の結末を見て困惑する。
あっさり仲直りしたパパとサチコをモニタリングしていたレディMはおかんむり。
せっつかれて公式を再確認したトンチンカン、1文字読み間違えていた。
すっかり笑い物のトンチンカンに代わり、ミイラ男自ら製造し直すことになった。
面目丸つぶれのトンチンカン、また子供の集め直しと愚痴る。
レディMは手っ取り早く子供を集める手を伝授する。
それは…だだっ・ぱっぱっぱぱっ!

レディMは通学路に現れた。
地味にビラ配りセールスです。
「アスレチック無料ご招待 ハンバーガー大食いコンテスト 優勝パソコン」
天下のNEC様には無断のイベントです。
勝が持ち帰ったビラに真紀は興味を持った。
編集長に取材を持ちかけるが、お化けの件が片付いてない。
渋る編集長にアスレチック取材を持ちかけ、結局真紀の思惑通りとなった。
編集長は主催者に妙なきな臭さを感じる。
スパクトオ産業
…マコリアKKとかMOGU-ROGとかおなじみのペーパーカンパニーです。
ということで、真紀は黒幕をあっさり見破った。
マイティボーイをすっ飛ばすと、交差点でカタナのようなものと鉢合わせ。
事情を問うと、真紀は健に事情を告げる。
健も同行することにした。

ハンバーガー大食いコンテストが始まった。
司会トンチンカンに加え、小学生コスプレ亀太もバレバレの潜入中。
そんなわけで、大食い開始
…木陰でミイラ男が監視中とはつゆ知らず…。
途中はしょって、コンテストは全員KO寸前の終盤へ。
勝者気分の亀太だが、トンチンカンはようやくここでダメ出しして一同を笑わせる。
だが、もちろん一服盛られたハンバーガーの効能が発揮されてきた。
トンチンカンは食べ過ぎに効くメイン商品のケースを開く。
ボーリョクガスのボンベ4本セット…どう見てもビール樽ですが。
スプレー胃薬と見せかけてボーリョクガス発動…トンチンカンはほくそ笑む。
そのテカテカ頭をよーく知ってる(;@@)が寸前で発見した。
通信を受けた健は、先行するマイティボーイをほったらかしに急停止。
そしてドルフィーン!
その頃、わくわくするトンチンカンと正反対に、勝たちは自浄能力に頼ろうとしていた。
運動すれば腹もこなれるさ…ごもっとも。
見かねたミイラ男が飛び出して子供たちを包帯で拘束する。
ということで目的宣言、トンチンカンがノズルを向ける。
ハイこのタイミングでドルフィン到着!
マシンマン櫓に立つ!

やる気満々のミイラ男をけしかけ、トンチンカンはガスのケースを抱えてトンズラを図る。
それでは恒例のヤアヤアヤアヤア三三三(#@@)
後頭部に大ヒット、吹っ飛んだケースにスロットルガンちゅどーん!
マシンマンは勝たちの包帯を解き、ミイラ男と交戦開始。
トンチンカンは丸太を振って援護する。
丸太に飛び乗って間合いを詰め、キック一発でトンチンカンは逃げにかかる。
再びミイラ男にキック、しかし包帯で足首を取られて撃墜される。
再び電ショックで池渡しに飛ばされる。
間髪いれず包帯爆弾で叩き落とされる。
ジャンプで攻めかかるミイラ男をターザンロープで叩き落とす。
ミイラ男は剣で斬りかかる。
ことごとくかわしてレーザーサーベル召喚。
電光・電光・アクション・アクション・マーシーンー・マンー!
劇剣の末にジャンプ間際のマシンサンダーでミイラ男の包帯を斬り裂いた。
上半身剥かれたミイラ男にMマーク。
では、カタルシス・ウェーブ。ぱちん!
元ミイラ男は平謝り、ボーリョクガスの公式をマシンマンに差し出す。
軽くうなずき、勝たちに見送られてマシンマンは去っていく。
ただし、救出し忘れた亀太の包帯はそのまんまだったけど。
ようやく乗り込んできた真紀は、無事を確認した勝を抱きしめる。
健は間に合わなかった振りをして飛び込んできた。
一方
鼻が真っ赤でレディMはおかんむり。
トンチンカンはやっぱり公式をさっぱり覚えていなかった。
ということで、ボーリョクガスは永遠に失われた。

今回のお便りは、「(*@@)の身長体重」だってさ。
じゃあ測ってみよう。
950g・10cmだ。
そんなわけで、アスレチックを堪能しての一日でしたとさ。

空間の詳細
救出シーンで空間発動。一斉にマシンマンに駆け寄るカットで、右端の子が木の根っこを飛び越えた瞬間にスカートが翻って、白い逆三角形が一瞬出現する。


あるじのその他の分布地
いつものことながら、エキストラじゃな。。。

魔女先生#6「僕の弟はロボットだ!」(1972年)

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空間のあるじ
ついてくる女の子たち(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(佐伯孚治督/市川森一脚本)
信夫は登校時間ぎりぎりまで、ガラクタでロボットを作り続けていた。
バケツの頭に酒箱の胴にお徳用缶詰の腕に…等身大ロボットまもなく完成。
信夫の脳裏には、月先生のお叱りの言葉がよぎる。
一人っ子の信夫が書いた作文には、「ぼくの弟」のことが書いてあった。
それでも、信夫は弟ケータローの存在を主張する。
嘘つきを責める月先生に向けて、信夫は明日ケータローを連れてくることを宣言した。
ということで、腹の回路をいじりながら、信夫はロボットに学校行きをお願いする。
ママに遠まわしに促されて作業終了。
信夫はロボットの胴にロープを巻いて東西学園に引っ張っていく。
ロボットは両脇をクラスメイトの地味な女の子2人にエスコートされつつ微動だにせず…。
そんな正門の様子を眺めながらサブタイぱっぱ~。
ということで、ケータローを紹介された月先生は面食らう。
絶句する月先生をよそに、進は製作者の努力は褒め称える。
…となれば、正夫は当然のように茶々を入れる。
動け動け、右腕を取ってぶん回し、お約束のように右腕が肩からもげた。
やっちゃったものの、正夫は右腕を抱えて逃げ回り、信夫は必死で追い立てる。
食い下がる信夫を蹴たぐりでひっくり返す喧嘩巧者…。
もう見ちゃいられない、月先生はムーンライトパワーを発動する。
右腕は(見た目上は)自力で正夫に反撃する。
顎をしゃくられ、引き剥がしたかと思ったら裏拳突き。
アオデンキウナギですか…。
信夫が唖然とする前で、右腕はとどめのフックを浴びせて正夫を振り切った。
右腕は取り戻したものの、信夫は腹の虫が納まらない。
始業のベルに合わせて生徒を送り込んだ月先生は、信夫の情熱を認めることにした。
認められたついでに、信夫はケータローの教室入りをお願いする。
また破壊されてはたまらない…月先生は承諾した。
ケータローを引きずっていく信夫を見送った旗野先生も、信夫に同調する。
旗野先生が理解を示す事情は、職員室で旗野先生が明かした。
信夫には本物の人間の弟がいた。
交通事故で去ったのは去年のことだ…。
いきなり王手飛車取りの事情では、月先生に返す言葉はない。

月先生のいない教室では、相変わらず正夫がちょっかい中。
今度はマルタンボをけしかけて、動かない木製ロボットを罵る。
煽られた信夫は、腹のボタンを押して動かしてみせる。
アンテナと目は点滅した。
基礎的なデコレーションは完璧。
つかみはOKということで、信夫はケータローに歩くよう命じる。
腕を掲げたケータローは、ローラースケートを履いた足を交互に出す。
歩いた、には歩いたが、数歩で前のめりに転ぶ。
正夫はもとより、進までもハリボテ感に手のひらを返す。
教室は嘲笑の渦だが、歩行はロボットにとっては最高度の難度だぞ。
信夫は鼻をすすりながら悔しがる。
小窓から覗き込んで思案投げ首の月先生だったのだが…
不意にバルがテレポートしてきた。
目撃されたらと思うと大慌ての月先生だが、当事者はお構いなし。
よくできたロボットだし、バルも信夫に同情する。
バルはケータローに命を与えることを提案する。
信夫が喜ぶし、人の役に立つ超能力の用途だ。
月先生もナイスアイデアに同意した。
ということで、ムーンライトパワー。
突っ伏していたケータローは振り返りながら手を突く。
ヒトリデオキラレルカラダイジョウブ
立ち上がったケータローに信夫は飛びつき、教室は一転して拍手に満たされる。
月先生もご満悦
…だったのだが、これ東映特撮コメディなのよね…
ついでにブースカ書いた人の脚本だし…

授業の途中なのに、ケータローはもぞもどがしゃがしゃ動きたがる。
動くたんびにクラスメイトはざわざわがやがや。
たまりかねた月先生は、厄介払いついでに外出を許可する。
ロボットはいいよな…とボヤく正夫にいきなりのラリアット。
一同大爆笑の中、大恥食らった正夫は精一杯のアカンベー。
さあこれで月学級は平穏無事になった。
…月学級はね。
ということで、犠牲者は旗野先生か用務員さんか教頭先生か校長先生か…
最初の犠牲者は玄関で鉢合わせして吹っ飛ばされた教頭先生でした。
いやいや第二の犠牲者候補の用務員さんは、昼間からジョニ黒を堪能していたが…
ケータローにもぎ取られ、一口飲まれて放り捨てられてしまった。
ジョニ黒があああああああ…実際の中身は麦茶か紅茶でしょうけどね。
千鳥足よろんよろんのケータローを、足腰立たない用務員さんが追いかけ…無理ぽ。
では校長先生どうぞ。
乱暴な校長室のノックにも悠然と一服中だったのだが…
ドアをぶち抜いて乱入したケータローにワンテンポ遅れてあたふたする。
神様仏様にお祈りしたり、机をはさんで追いかけっこしたり…
窓から飛び出した校長先生をよそに、ケータローは校長先生の傘にご満悦だった。
と思いきや、即効で飽きて書棚をぶちまける。
ああああいやな予感の後半へ…
ということで、体育中の校庭で騒ぎが起きているのを月学級の生徒も察知した。
よくわからないが授業続行を強行する月先生だが、生徒は授業どころじゃない。
授業をあきらめた月先生が窓から外をうかがうと…
ずぶ濡れの旗野先生が教室に飛び込んできた。
案の定「ロボットの反乱」勃発。
月先生そっちのけで、生徒たちは教室を飛び出した。
校庭では、犠牲者お三方が放水ケータローに対峙していた。
その背後で逃げ惑う生徒たち…白トレパンの東西学園なのにちょうちんブルマっ子がおるのう。
月学級の生徒たちも乱入するが、晩秋のホース水には怯むものです…。
それでも信夫は先頭でずぶ濡れになってケータローを制する。
わんぱくの範疇を超えている…
月先生は強制停止のためにムーンライトパワー!
あれ?
何の変化もないまま、ケータローはホースを放り捨てて校外に逃げ出した。
正夫に煽られた生徒たちとお三方は、嵩にかかって追い始めた。
置いてきぼりの月先生は、パワー不発に動揺する。
はい種明かしにバルがテレポート。
月先生はバルに飛びついて事情を伝える。
バルはさも当然と即答する。
アンドロメダの惑星監視員の超能力はほとんどのことが可能である。
浮遊術や物質変換術とテレポートを実演しながら、超能力を見せ付ける。
バルは滑り台の頂上に現れ、唯一不可能な能力を明かす。
それは「生命を奪うこと」だ。
うっかり与えたケータローの命、二度と奪うことはできなくなった。
取り返しがつかない軽はずみをやらかしたと月先生は悟る。
暢気なバルに煽られた軽はずみ、月先生は滑り台を逆走してバルを責める。
寸前でテレポート。
ずっこけた月先生ぱんつ豪快に見えてますよ~
下まで滑り降りた月先生の前に、ゲバ棒振り振り旗野先生が全学連装束で現れた。
相当出遅れているのに「遅れてなるものか!」とケータロー狩りに飛び出した。
月先生も旗野先生を追う。

のんびりナベタケ節で、ケータローは町を走る。
カーブを曲がりきったところで、すし屋の出前チャリと鉢合わせ。
吹っ飛ばされた出前持ちは、ケータローを宇宙人と勘違い。
東西学園ご一同に町の人を巻き込み、追っ手は続々増えていく。
ケータローは八百屋に乱入する。
売り物ぶちまけ、ケータローは裏口から飛び出した。
もう追っ手もうじゃうじゃすぎて何がなんだか…。
多摩川の河川敷に逃げおおせたケータローだが、堰のどん詰まりに追い込まれる。
追っ手は進を先頭に、手に手に石を取って投げ始める。
見かねた信夫は人垣を縫ってケータローの前に立ちはだかる。
ケータローが何したっていうんだよ!
水ぶちまいて体育潰しましたが
…と突っ込むのがかわいそうな「怪獣使いと少年」状態。
一般市民は伝言に告ぐ伝言で、宇宙怪獣退治と勘違い。
いつの間にか人殺しロボットに仕立て上げられていた。
そうと聞いた主婦までもが石を手にする。
ブラウン管の外側では、もうすっかり市川先生の術中に嵌った視聴者が大激怒だ。
目と耳を覆いたくなる罵声と投石を浴びせられながら、ケータローと信夫は耐える。
惨状に駆けつけた月先生は人垣を掻き分ける。
制する校長先生も、ここまで大騒ぎになろうとは思いもよらず、困惑していた。
なすすべなく信夫はケータローにすがりつく。
ケータローも涙をこぼして立ち尽くす。
月先生は収拾を決意してムーンライトパワー。
ケータローと信夫は宙に浮き、投石の届かない遠くに飛び去った。
帰宅した月先生はバルに八つ当たり。
バルもこんなことになろうとは思いもよらず。
月先生は兄弟のその後を案じる。

五本松まで逃げ延びた信夫は野宿を決意する。
本物のケータロー以上に腕白なロボットが本当の人間だったらどんなに嬉しいか。
そんなぼやきを込めた立ちションをケータローはぼんやり見守るしかない。
遊びに誘う信夫にケータローは四股を踏んで四つに組むのであった。
そんな信夫にケータローは花を持たせて勝ちを譲る。
ばればれの気遣いを信夫は察する。
やがて腹もすいてきた。
途方にくれる信夫を見かね、ケータローは通りかかったチンドン屋に気づく。
信夫の手を引き、ケータローはチンドン屋を買って出る。
……結果オーライ、ケータローのチンドン屋は子供たちに受けた。
影から活躍を覗く信夫は感謝する。
待ち合わせの五本松に、ケータローは博文1枚を連れてきた。
高度成長末期、子供の手には大金だ。
信夫はいい弟に感謝し、パン屋に走る。
買い物を終えた信夫はケータローを呼ぶ。
ケータローは団地の道を渡る。
ところがだ…
減速しないで右折してきたマイクロバスが突っ込んできた。
信夫の警告は間に合わなかった。
ケータローはばらばらに砕け散る。
路肩に乗り上げて停車したマイクロの運転手は、轢いたのがロボットと知って安堵する。
ケータローの頭を蹴って乗り込もうとした添乗員を信夫は止める。
頭をかざし、信夫は弟を轢き殺した運転手を責める。
とりあえず交番行きをほのめかす運転手はともかく、添乗員は嘲って罵る。
食い下がる信夫は添乗員に振りほどかれた。
走り去るマイクロに追いすがる信夫だが、マイクロは二度と止まろうとはしなかった。
さすがに、マシンドルフィンで追跡…と突っ込むのも不躾すぎる…。
信夫は砕け散ったガラクタを抱えてとぼとぼと家路を辿る…。

月先生はひそかにムーンライトパワー発動…。
透明化して家の前で待ち受けていた。
信夫の帰宅を見届け、子供部屋で泣きじゃくる信夫を見守る。
やがてママが入ってきた。
またケータローを殺された信夫は突っ伏して泣き続ける。
どうしたものか、月先生は困惑する。
しかし、ママはケータローの帰りを告げる。
それは、おめでたのお知らせだった。
ママは信夫の耳をおなかに誘う。
ケータローの鼓動が聞こえるはずだ。
月先生はリングに口付ける。
新しいケータローの鼓動に、砕けたケータローの起動音を重ねる。
信夫はケータローの転生を確信した。
めでたしめでたし、と月先生は去るのであった。

空間の詳細
チンドン屋のシーンで空間発動ケータローと並んで歩いてるちっちゃい子2人が、ワカメちゃん状態で白い逆三角形を披露している。


あるじのその他の分布地
いつものことながら、エキストラじゃな。。。

鎧武#01「変身! 空からオレンジ!?」(2013年)

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CM出演中の子役(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(田崎竜太監督/虚淵玄脚本)
ヴォーン…ガ・イ・ム~うぉおおおおおおお!…ってどう聞いても湘南乃風やろがavex。
ということで、激鬱まどマギで有名な虚淵がライダーに参戦の第1話、どうなりますやら…案の定でしたが。

町の商店街で迷子の男の子に紘汰は出会った。
泣いたら負けのゲームと考えて戦おうと励ます。
紘汰はママと会えた男の子を勝者と讃える。
その頃…
紘汰が足を洗ったビートライダーズ・チーム鎧武の面々は、ステージでパフォーマンス中。
そこそこに固定ファンもついたヒップホップチームで、面々は乗りに乗っていた。
唐突にミュージックが止まる。
チームバロンのサブリーダー・ザックがプレイヤーパスを抜いて乗っ取りを宣言する。
パスを抜くのはビートライダーズ抗争の宣告だ。
乱闘が始まるかと思いきや、中継中のぐっさんDJサガラは、沢芽市のローカルルールを紹介する。
謎の錠前ロックシードで時空の切れ目クラックからモンスター・インベスを召還して争わせるインベスゲーム。
ビートライダーズ抗争はインベスゲームで決着をつける習慣が固定化されていた。
バロンみたいにダンスより勢力拡大を図る本末転倒チームも多いんだがね。
固定ファンのブーイングもむべなるかな。
ミッチはリーダー裕也の到着を待とうとするが、舞はザックの挑発を受けて立つ。
インベスゲームスタート。
観客大盛り上がりの中、ザックは下っ端に不正のアイコンタクトを送る。
下っ端はパチンコを構え、舞を狙う。
ゴム弾は舞の手に命中、舞はロックシードを弾き落とされる。
コントロール不能、舞のインベスは結界のリングを引き裂いて飛び出した。
何が何だか分からないうちに、インベスの暴走でステージはパニックになる。
蹴飛ばされたロックシードに駆け寄る舞だが、インベスが飛び込んで威嚇する。
逆に舞へ飛びつこうとするインベスだが、通りかかった紘汰が出前バイクで弾き飛ばす。
紘汰がロックシードを拾ってクラック解放、インベスはクラックの向こうに去った。
無事で何より、紘汰の登場にチーム鎧武は喜ぶ。
だが、インベスゲームはリングアウトでバロンの勝利、舞は煽るザックを睨み据える。

紘汰は終始不機嫌の舞を追う。
ビートライダーズを子供の遊びと言い捨てて卒業した紘汰にわだかまりはあった。
鉢合わせした裕也にも自重を促され、申し訳ない舞は逃げるように駆け去る。
そんなわけで、沢芽市民はモバイル投票でバロンを支持する。
バロンは快進撃に沸くが、リーダー戒斗は弱肉強食の成り行きと考えて動じない。
一方の鎧武はお通夜状態。
舞は強がるが、ミッチ以下メンバーは紘汰の復帰を希望する。
一方、紘汰は裕也からドルーパーズに呼ばれる。
紘汰が足を洗ってから、ビートライダーズはインベスゲームに現を抜かし、パフォーマンスは競わない。
ドルーパーズにも、錠前ディーラーのシドが入り浸るようになっていた。
ちゅか相変わらず怪しいですデモンナイト。
インベスゲームといいながら、ロックシードの質量の差でしかない。
紘汰は気に入らないが、マスター阪東さんは喧嘩でもするわけでもなく平穏と割り切る。
そりゃあなたミラーモンスターのデッキより安全…と思わせてそうじゃなかったんだな。
紘汰はやっぱり気に入らない。
インベスって何者なんだ、誰があんな錠前流行らせてやがるんだ?
…という答えを告げるように、テレビはユクドラシルコーポレーションのCMを流す。
沢芽市はユグドラシルの企業城下町
…聞こえはいいが、メガゾーン23並みにユグドラシルの手のひらの上にある…。
気落ちしたまま帰宅すると、姉ちゃんは心配する。
紘汰は「大人になる」ってどういうことか問う。
姉ちゃんは「自分で自分の面倒を見られる」と即答する。
紘汰を立派な大人と認める姉ちゃんだが、自分の面倒しか見ていない自覚が紘汰にあった。
仕事ばかりで手一杯、ほかにもあるはずの大事なことに手が回らない。
紘汰はもっと強く「変身」したがっていた。
姉ちゃんは腹パンチを浴びせながら、急に違う自分になれるわけがないと地道な努力を求める。
出前や土方を梯子しながら、紘汰は親代わりを務めて来た姉ちゃんからの自立を模索していた。

そんな折、シドは裕也に商談を持ちかける。
鎧武は壊滅の危機、シドは取って置きの秘密兵器を切り出す。
またロックシード…溜息交じりの裕也の前に、シドは否定して謎のアイテムを差し出す。
戦極ドライバー…見たこともないアイテムに裕也は目を見開く。
裕也は紘汰にメールする。
「秘密兵器」を見せるために待ち合わせを指定する。
添付されたドライバーの写真に紘汰は困惑する。
紘汰は待ち合わせの倉庫街に向かうと、たまたま舞と出くわす。
だが裕也の姿はない。
探していると、倉庫の壁に等身大のクラックが発生していた。
クラックの前には、この世のものとは思えない謎の植物が繁茂していた。
舞がいぶかしんでいると、紘汰はクラックの奥に森を確認した。
紘汰はクラックの中に足を踏み入れる。
舞も成り行き上ついていく。
原色のまがまがしいヘルヘイムの森へ…。
異様な森を進むうちに、舞は気配を感じて紘汰を止める。
インベスが木の実を食らっていた。
紘汰も引き寄せられるように2つの木の実をもぎ取る。
何だか美味そうに感じた紘汰は木の実に口を寄せる。
食っちゃいかーん!
それを見つめていた舞は、背後に虎のインベスの咆哮を聞く。
寸止めで木の実を我慢した紘汰は舞の手を引いて走り出す。
ビャッコインベスの追撃を振り切り、一息ついた木陰で、舞は裕也のドライバーを発見する。
裕也がこの森に踏み込んだと2人は考える。
何となくベルトのバックルに見えたので、紘汰は腹に当ててみる。
勝手にベルトになった。
すると、握り締めていた木の実は、オレンジとイチゴのロックシードに変化した。
この森の木の実がロックシードの正体
…と詮索する間もなく、ビャッコインベスが追いついた。
クラックを通じてもとの世界へ…ビャッコインベスも飛び出してくる。
廃工場の物陰に紘汰は舞を匿う。
インベスにしては上級そうな新手とあって、紘汰も当惑する。
紘汰は改めてオレンジロックシードを観察する。
ドライバーに挿入できそうな形状だ。
一方、ビャッコインベスは指向性無視のビームを放って2人を燻り出す。
紘汰は共倒れ防止の囮を買って出る。
ビャッコインベスを煽りながら飛び出すが、退路はフェンスに阻まれていた。
紘汰は鉄パイプで抵抗するが、ビャッコインベスは動じない。
フェンスもろとも紘汰はなぎ倒された。
紘汰は立ち上がりながら、思わずオレンジロックシードを解錠する。
すると、頭上にクラックが開き、メット大のオレンジが下りてきた。
どんな行動原理か分からないが、紘汰はオレンジロックシードをドライバーにセットする。
ロック・オン! ぼおお~ぼおお~
よくわからないが、刀パーツを押し下げて、オレンジロックシードをカットするように蓋を開く。
そいや! オレンジがかぽっと紘汰の頭に被さる。
…どの果物でも間抜けな姿だな…
オレンジアームズ・花道・オンステージ
紘汰があたふたしている間に、紘汰はオレンジの鎧武者の甲冑をまとっていた。
オレンジアームズ展開、え…え…ええええーっ!

把握していないうちに、ビャッコインベスが飛びかかって戦闘開始。
振りほどいて逃げる間もなく、ビャッコインベスは立て直す。
鎧武は無我夢中で大橙丸を振るって反撃する。
斬れるには斬れるが、耐えるビャッコインベスに押し切られる。
渾身の突きを弾き飛ばされ、大橙丸が吹っ飛ぶ。
丸腰のところチョーク攻撃を受けるが、腰に挿した無双セイバーに気づいた。
無双セイバーを抜刀して十字に切り裂いて難を逃れる。
大橙丸を取り戻して二刀流を確認。
型もヘッタクレもない連打にビャッコインベスは怯んで逃げ出す。
サイロに飛び乗ってビームで反撃。
至近弾をかわし、鎧武もサイロに飛ぶが、ビャッコインベスが突き落とす。
螺旋階段を駆け上がるが、待ち受けられて押し切られる。
二刀を十字に構えて耐えるうちに、無双セイバーのトリガーに気づく。
鞘と思いきや拳銃の銃口、思いもよらぬ零距離射撃で引き剥がす。
拳銃つきと知って調子こいて乱射したらあっさり弾切れ。
ビャッコインベスの長い爪をかわしていると、大橙丸の柄に継ぎ目を発見した。
物は試しと無双セイバーを挿してみたら、ナギナタモードに結合した。
行けると思って前進するが、接近戦のもみ合いの末にサイロから突き落とされた。
必死に這い起きていると、螺旋階段から降りてくるものに気づく。
舞…ってわけないだろこの白装束の金髪ねえちゃん。
始まりの女は警告する。
紘汰は運命を選ぼうとしている。
踏み込めば後戻りはできない。
最期まで戦い続けることになる。
世界を己の色に染め上げる。
始まりの女を舞と疑わない紘汰は、始まりの女を庇ってビャッコインベスに対峙する。
舞を守るため今は戦う。
溜息と共に、始まりの女はオレンジロックシードをドライバーから抜く。
始まりの女は困惑する鎧武の手にロックシードを握らせた。
隙を突いて飛びかかるビャッコインベスを鎧武は投げ落とす。
飛び降りて追った鎧武は、始まりの女を見上げてロックシードを無双セイバーに付け替える。
用途を確認しようと再び見上げたが、始まりの女は消えていた。
ビャッコインベスはビームを浴びせるが、鎧武はナギナタを回して弾き飛ばす。
鎧武はナギナタをV字に振ってビームを浴びせ、爆発せしめる。
それではオレンジチャージ!
大橙丸側で一刀両断!
ビャッコインベス散る
…その恐るべき正体が明かされるのは、1クール待ってからのことだ…。

変身解除した紘汰は手の震えが収まらない。
案じて駆けてきた舞にさっきの警告を問いかける。
だが、そんなこととは露知らず、舞は矢継ぎ早にさっきの怪物の行方を問う。
何が何だか…
紘汰はロックシードをドライバーから取り外す。
これが、俺の、変身…
オレンジロックシードを見つめ、紘汰は呟く。。。

空間の詳細
ユグドラシルのCMシーンで空間発動。
CMの中、パパに抱き上げられた女の子のスカートの中がチラ見できる。
黒いもの…ということで、一見重ね履きに見えるのだが、よく見ると白いドットがちょこちょこ入ってる。自前の白い水玉な黒カラーショーツ…だったら嬉しいなああ…。


あるじのその他の分布地
いつものことながら、エキストラじゃな。。。

大龍宮城#35「アカガイ」(1992年)

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空間のあるじ
偏差値の低そうな女子中学生(演・誰?)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(岩原直樹監督/浦沢義雄脚本)
放課後…
四馬鹿が公園の水飲み場にたむろっていると、見覚えのあるUFOが飛んでいた。
四馬鹿はまたUFOが乙姫にちょっかい出しに来たと勘ぐる。
ろくなことがないので、乙姫に知らせることにした。
走る三馬鹿に反し、タローはランドセルを開く。
新アイテム巻貝の笛参上。
ぽわ~ぽわ~ぽわぽわぽ~
ということで、物干し完了の乙姫は笛の音を聞き届ける。
何か起きそうな予感がしていると、UFOは浦島家の庭に着陸してちゅどーん!
乙姫は窓を施錠してUFOを締め出す。
窓をどんどん、鯨大王と珊瑚王女は五目並べしつつお茶程度のもてなしを促す。
うんざりしながらおとしめは窓を開く。
予想外にUFOは乙姫をスルーして、珊瑚王女と蛸じゃなくて鯨大王にお目通り。
さっさと追い出したい乙姫は冷たくUFOをあしらう。
が、UFOはおとしめをスルーして、惑星を買い取って不動産屋を開業した旨報告。
アタッシュケースを開いて早速セールスを開始した。
温泉つき惑星、別荘に最適…その写真思い切り地球です。
この惑星に龍宮城再建…と鯨大王は乙姫に振る。
唖然とする乙姫に反し、珊瑚王女はあっさり乗り気になる。
UFOは早々に契約を切り出した。
はーい契約書奪って乙姫は止めに入る。
胡散臭いったらありゃしない。
そんなところに四馬鹿が返ってきた。
乙姫は四馬鹿を集める。
契約阻止のために見張りを依頼、乙姫はUFO不動産の正体を探りに外出する。
ということで、亀山さんのタクシーで乗り付けたのは占い師…。
まっとうに占い師やってましたかミスタートンチンカン。
そんなわけで素人にお勧めできないサブタイふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁん!
岡部さん、食い方レクチャーぞんざいです。
アカガイは占いを快諾した。

UFOは四馬鹿も丸め込もうと営業トーク炸裂中。
乙姫はアカガイを連れて帰ってきた。
乙姫に促され、アカガイはUFOに対峙して筮竹を出す。
気合一発、お答えします。インチキです。
証拠を求めて食い下がるUFOだが、アカガイはパンフを指し示す。
筮竹ではたくと、コラージュした可住エリアの写真が落ちて不毛の惑星に戻った。
ばれたか…ということで、アカガイの音頭を合図に四馬鹿はUFOを追う。
…て言うか、鯨大王と珊瑚王女も行きますか。
案の定…一人残った乙姫はげんなりしながら読書に入る。
一番の騒音源たちはUFOを見失った。
成り行き上、外を探すことになった。
だがしかし、UFOは押入れに身を潜めていた。
ほとぼりが冷めたかと押入れを開きかけたら足音が…
アカガイだけが戻ってきた。
UFOは押入れに隠れ直す。
アカガイは筮竹振り振り家探し開始。
UFOに見られているとはつゆ知らず、アカガイは反対側の押入れを開いて宝石箱を拝む。
宝石箱を抱えたアカガイを見かね、UFOは押入れを飛び出した。
あわわわわなアカガイを問い詰めると、アカガイは宝石箱を取り落とす。
ゴージャスに真珠みっちりこんな宝石箱が開いてぱーぱーぱーぱーずっちゃ~
宝石泥棒を働こうってことで、UFOはアカガイを責め立てる。
もはや言い訳無用、アカガイは泣きながらくず折れる。
どんなに苦しくったって、泥棒しちゃおしめーよ。
…めっさ目糞鼻糞ですが、そんなわけでUFOは事情を問う。
もんごもんごのアカガイだが、UFOに促されて回想スタート。
 馬鹿な女子中高生6人組に、アカガイは龍宮城の魚介類だと見破られた。
 なんかわからんが認めると、女子中高生の目の色が変わった。
 なんの魚介類か問われて答えると、予想外に好感触。
 回転寿司の絵皿ってことで大受け…たいていサルボウガイですが。
 大受けの女子中学生は、真珠ができる貝と思い込む。
 アカガイ自身はアコヤガイの勘違いと不貞腐れる。
 が、謙遜と誤解した女子中高生は真珠見せてとまとわりつく。
 おにゃのこいっぱいおにゃのこいっぱいえへへへへ…
…ということで、見栄を張ることになったんだってさ。
UFOは…よーくわかった、団塊オヤジ同士だもんな。
ということで、UFOはどんとこいモードで一計を案じる。
アカガイは居眠りモードの乙姫をすり抜けて脱出。
一方のUFOは…ああやっぱり宝石は懐へ。
こっそり脱出したUFOだが、ブローチがこれ見よがしに転げ落ちたのは気づかない。
アカガイの道案内で六馬鹿のもとへ向かうのであった。
ほら、窓から日差しがブローチに跳ね返って乙姫を起こす。

UFOとアカガイは占いごっこ中の六馬鹿に歩み寄る
…前にぱんつ丸見え状態でわらわら寄ってきた。
UFOうっちゃってアカガイにまとわりつく。
くやしー! UFOは六馬鹿を引き剥がして対峙する。
君たちは間違っている。アカガイは真珠を作れない! ご一緒に、はい!
そんなわけで、一番~街に(JASRAC
ということで、UFOを先頭に六馬鹿は歌い歩く。
極めのポーズではい解決!
…と思いきや…
「私達を騙したのね!」
ほらやっぱり浦沢だ。
美しい純粋な心を騙したと自らほざきやがります浦沢。
言い訳するアカガイだが思いっきり墓穴を掘る。
そんなわけで、やっちゃうことになった。
UFOを振り払い、六馬鹿は鞄でアカガイをぼっこぼこに追い立てる。
空っぽの宝石箱を抱えて思案中のおとしめに、UFOは惨状を伝えに来る。
宝石箱を突き出された下手人は思わず「宝石を盗んだのは…アカガイです…」
あーあ。
ということで、ピーカンの公園から雨上がりの駐車場にアカガイは追い詰められた。
機械室に逃げ込もうにもがっちり施錠済み。
六馬鹿に詰め寄られて万事休す?
というところで美しい心のイントロが…
正装の乙姫は給水塔の階段から下りてくる。
「人生は二度ない、三度ある。崩壊した龍宮城のあるじ・乙姫」
醒めきった六馬鹿にムッとしながらも乙姫は対峙する。
階段に駆け寄る六馬鹿の背後に降り立ってマントをひと振り。
六馬鹿は吹っ飛んでひっくり返る。
笛をひと吹きぽろろろ~。
雨上がりの駐車場はよ~く滑ります…あーあセーラー服ねちょねちょで転げ回る。
とどめは6人まとめてごっつんこ。
助かった…アカガイは乙姫に駆け寄って頭を下げる。
UFOに騙されている乙姫は戒めようとした。
が、六馬鹿が割り込む。
全国の馬鹿な女子中高生たちに連絡して、アカガイの占いを貶めることにした。
馬鹿な女子中高生の方が普通の女子中高生より圧倒的に多い…んだそうで…。
六馬鹿はご立腹のまんま走り去って行った。
商売上がったり間違いなし、アカガイは泣き崩れる。
高みの見物中のUFOは、アカガイに惑星を売りつけようと考えた。
日本がダメでも宇宙で商売すりゃいい。
宇宙人になって宇宙で占いすればいい。
困ったアカガイは乙姫に問うが、乙姫は本人の決断次第と投げる。
アカガイは即断した。
そこでUFOはアカガイを連れ去る。
おっと、乙姫は所期の目的を思い出した。
返したはずの宝石を吹っかけられ、アカガイはUFOに詰め寄る。
シラを切るUFの肩をゆっさゆさすれば…
ちゃりんちゃりんちゃりん!
あの説教何なの! アカガイはUFOを追いかける。
ほわんほわんほわんほわん、UFOは円盤モードで逃げようとする。
アカガイは円盤をとっ捕まえた…まんま飛んで行ってしまった。
取り残された乙姫は、宇宙人になる生き方があってもいいと呟くのであった。

そんなわけで、アカガイは未確認飛行物体や宇宙船を呼び止める。
宇宙の占い師…なかなか立ち止まってもらえないようですが。
♪ グッバーイ・今日はこれで・グッバーイ・お別れです

空間の詳細
アカガイの六馬鹿再会シーンにて空間発動。
アカガイとUFOに駆け寄る瞬間、段差を飛び越えたら、制服のスカートが翻ってお尻部分が丸見えになる。


あるじのその他の分布地
六馬鹿のキャストそのものはクレジットされている。
平山美花・梶衣澄・山口梨詠・滝口美穂・鈴木由香・角田朋子のいずれかなのに、絞り込めない。
中高生の混成チームなので、あるじが中学生か確信は持てないが、靴がローファーじゃなくてスニーカーだから中学生かな…と。

10-4・10-10#21「怪鳥ラゴンの襲撃!」(1972年)

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空間のあるじ
須川マキ(演・斉藤菜保子)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(本多猪四郎監督/藤川桂介脚本)
和美に中軽井沢への招待状が届いた。
心当たりのない招待を気にし、早苗に相談する。
早苗は行くべきでないと強く勧めるが、和美は行くつもりであった。
悪戯なら何者の招待なのか突き止めてやろうと和美は決心していた。
それでは信越線へ…
思案する和美の前に生島と須藤が現れる。
生島は亡父の部下で、以前から親しく和美の世話をしている男であった。
にもかかわらず、怖いBGM…。
中軽行きは生島にも黙っていたはずなのに…和美は不審がる。
さらに車掌が和美宛のメッセージを届ける。
謎の手紙には、顔合わせに期待する旨、生島たちに接触しないように、と書かれていた。
もうとっくに生島と須藤はボックス席の反対側に。
生島は手紙に興味を示すが、和美は破って隠蔽する。
そんな和美の動向を心配する毛利チーム。
先生が和美の叔父から依頼された身辺警護だ。


軽井沢駅に降り立った和美の背後に、さっそく物騒な連中がついてくる。
生島たちは和美の車をハイヤーに追わせる。
やがて和美はホテルに着いた。
出迎えたのはホテルマンに扮した早苗と一平だった。
一平は続行する生島も迎え入れた。
ベルガール早苗は部屋に和美を招き入れてネタ晴らし。
それから壁の絵を指し示す。
招待者からのプレゼントだそうだ。
一方、一平は生島たちを和美の向かいの部屋に案内した。
生島は和美に電話する。
和美にはありがた迷惑な生島だが、生島は傍若無人にボディガードを志願する。
生島は須藤を和美に付きまとわせる。
そんな2人を気にした一平は尾行することにした。
外を散策する和美を遠く須藤が追う。
不意に木立に隠れ、追ってきた一平を襲う。
しばし森の中で乱闘。
やがて一平が押し負ける。
乱闘騒ぎに和美が気づいて息を呑む。
と、そこに鷲サイズの鳥が現れた。
一平にのしかかって拳を振るう須藤に鳥が襲いかかる。
かいくぐって逃れた一平は和美をかばう。
標的を須藤に絞った鳥は、眉間に一突き食らわせて飛び立った。
須藤は息絶えていた。
一平は10-34、通信で事情を知った岩城も軽井沢に向かった。
一方、生島も部下に連絡しつつ須藤の最期を知った。
生島は計画を早めることにする。
電話を気にする和美をあしらいながら、生島はそ知らぬふりを続ける。
様子を見ていた早苗は、生島の素性を気にする。
和美には生島に裏があるとは思えないようだが…。
思いっきり裏があった。
軽井沢の仲間を集め、生島はミーティングを始めた。
ボスが軽井沢に潜伏し、ブツを相当数隠していると読んでいる。
たった4人の部下だが、虱潰しに探すよう命じる。
しかし…
生島がこっそりアジトを抜け出したそばで、部下2人が鳥に襲われていた。
もう1人増えた3人が襲撃を伝える。
2人の死体を始末するよう命じるのが精一杯だった。
その夜、岩城が到着した。
先に警察で須藤の仏さんに会見してきたという。
計画的な殺人と岩城は見抜く。
目撃者の一平は信じないが、その「鳥」が曲者だった。
鳥はロボットで、誰かが操っていると岩城は睨む。
なぜなら…須藤の死体には毒針が刺さっていた。
一見、撲殺か刺殺、しかし実は毒殺だ…そんな鳥はいない。
早苗は岩城に生島の調査を持ちかける。
そんなチームの様子を生島は扉の外から探っていた。
三郎が気づいたが、暢気な一平は気のせいと取り合わなかった。
そこへ先生から通信が入る。
須藤はかなりの前科者、生島にも要注意だ。
その生島は、12年越しの野望を達成しようと企んでいた。
チームの始末を急ごうとする手下どもを押さえ、ボスの燻り出しに全てをかける。
和美を使ってボスを捕まえる気だ。
今日明日が勝負と生島は発破をかける。
その世、寝付けない和美は明かりをつける。
ふと見ると、贈られた油絵が溶けていた。
油絵には手紙が塗りこめられていた。
…藤川センセ、それ怪奇大作戦でやりました…。
亡父からの手紙だった。
事情があって死んだ振りをして軽井沢に潜伏しているが、一目会いたい一心を綴っていた。
ボスが…いや、お父さんが生きている!
愕然とする和美をアップしてCMへ…。

翌朝、和美は出発した。
察した生島たちも三郎も動き出す。
…三郎…氏素性まるわかりです…。
案の定、生島の車を抜こうとした途端、体当たりを食らって転がされた。
三郎の10-34に岩城は追跡続行を命じる。
今度は距離をとって、要所でナビの通信を送る。
岩城が通信に従って追跡する中、先生から通信が入る。
生島は12年前に銀行を襲ったギャング団の一員だった。
そんな後ろの大騒ぎはいっさい知らず、和美は橋のたもとでハイヤーを降りた。
神社の脇から山に入る。
待ち合わせの沢に男が現れた。
父と名乗ったが、和美には信じがたかった。
本当に父なら、12年もほったらかしに何をしていたのか。
男は詫びるだけで核心に触れない。
ただ、今後の心配が要らないことは強調する。
そして和美を招く。
岩陰に埋めたトランクを掘り起こして開く。
聖徳太子みっちり。
当然、和美は大金の出所を心配する。
そこへ生島たちが現れた。
生島は手下に和美を捕らえさせる。
そして大金の出所をあっさりばらす。
和美には信じられない。
生島には知ったこっちゃなにので、ドスを抜いてブツの引渡しを迫る。
ドスの切っ先は和美に向けられた。
杉山は応じなかった。
代わりに怪鳥ラゴンを呼ぶ。
飛び出したラゴンは生島に飛び掛かる。
生島と杉山の脅しあい…。
和美を取り押さえられたまま、手下どもはとんぼ返りした。
杉山は総崩れの一団にラゴンを放つ。
振り返った和美は、ラジコンセスナで遊んでいた父の姿を思い出す。
いつの間にかプロポを構えた杉山を父と認識した。
散り散りだった連中は再び和美にドスを向ける。
ラゴンは旋回するのみ。
やがて、岩城は橋のたもとに到着した。
三郎の案内で現場に駆けつける。

一方、杉山はついにラゴンを去らせた。
生島の命じるままに、トランクを放り投げる。
和美を連れたまま、生島たちはとんずら。
その前にチームが立ちふさがる。
「貴様ら銀行強盗にそいつを渡すわけには行かない」
岩城の啖呵から戦闘開始。
一平がさんざん苦労してるのに、早苗があっさり和美を解放。
一方、一人でとんずらした生島を岩城が待ち受ける。
ぶん回すトランクを蹴落とし、ドスをかいくぐる。
転がり落ちたトランクは杉山が拾い上げる。
一部始終を観察していた先生は、生島を引き受けて岩城を杉山の追撃に向かわせる。
トランクを振り回し、木の枝をしならせて杉山は抵抗する。
岩城は木の上からの攻撃で反撃する。
逃げ惑う杉山に和美は自首を訴える。
応えない杉山は終に岩城に捕まった。
一平に生島を譲ってやってきた先生は和美を促す。
和美を前に、先生は再び自首を薦める。
杉山は応えず、再びラゴンのプロポをつかむ。
ラゴン再び飛来。
しかし、先生がレシーバーで混信した。
ラゴン制御不能!
慌てふためく杉山の前で、ラゴンは沢に墜落して火柱となった。
すべて終わった…杉山はへたり込む。
それでも、和美は駆け寄って杉山を抱きしめる。
事件解決、チームは軽井沢を去っていく。

空間の詳細
常連にゃん太氏からのいただきもの。回想シーンで空間発動。ラジコン飛行機を飛ばす杉山の横で天に手を伸ばす幼児期のあるじはつんつるてん。ミニスカートから白いパンツが丸見えにはみ出している。


あるじのその他の分布地
ぐぐっても情報が出てこない…。
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