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Channel: パンチラ空間に引きずり込め~特撮子役の白いものハケーン~
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トトメス#40「ペットの悪魔」(1991年)

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空間のあるじ
公園で遊ぶ子供(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(岩原直樹監督/浦澤義雄脚本)
和服の女が、ナイルの悪魔労働組合本部の洞窟を訪ねた。
女は神妙な面持ちで、持ち込んだバスケットを門柱の傍に置く。
組合の人に可愛がってもらうように…
懐から成田山のお守りを取り出してバスケットに入れる。
涙ながらに女は走り去った。
一方、ワルサは生あくびしつつチャリで帰宅。
バスケットから鳴り響く泣き声に気がついた。
恐る恐る開けてみると、思いっきり赤ちゃんが納まっていた。
ナイルの悪魔の捨て子…ワルサ呆然…。
どうしようモードのワルサは、慣れない手つきで粉ミルクを溶く。
あばばばば…脅したり宥めたりで大忙し。
人肌に暖めて試飲して…うまい、おいしいですか~
一気に飲み干しておかわり要求。
慌てて2本目を用意しようとしたら、赤ちゃんが急に爆発した。
ワルサがびびりまくっていると…
煙の中から新井礼子登場!
…いや、1年ぶりです…かわいくなったじゃありませんか。
え。なに。どうしたモードのワルサをバックにサブタイふぁふぁっふぁーん。

一方の中島家
最近、ナイルの悪魔が町に潜んでいるらしいとママが噂話を切り出す。
いやもう10ヶ月は潜んでますよ。
いまさらな話と思いきや、マナミの学校でも噂になっているらしい。
パパも成りすまし説は事実じゃないかと同僚の話を切り出す。
根拠は…「メンチカツばかり食べている」
ああね、メンチカツ好きなスクラッチ社員の白犀がいましたね。
ということで、噂の渦中の中川さんは、パパの予想通り肉屋に来ていた。
3枚270円なり、肉屋の大塚さんはメンチ好きを笑う。
で、大塚さんがショーケースを磨いていると、こっそり新井礼子が歩み寄る。
新井礼子は指を回して大塚さんを指す。
大塚さんの背中には「私はナイルの悪魔です」張り紙が現れた。
帰宅した大塚ジュニアは張り紙に気がついた。
大塚ジュニアは速攻でお母さんに知らせる。
ジュニアに呼ばれたお母さんも張り紙を拝見し、大塚さんを詰問する。
あたふたしていた大塚さんだが、観念して帽子を取る。
取って付けたような一本角…ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ
お母さんはシャッターを下ろしてナイルの悪魔を締め出した。
せっかく深く静かに潜伏してたのに…ナイルの悪魔はへたり込む。
一方の新井礼子は…
盆栽の松に気がついた。
くるくる・ぴっ!
そして、新井礼子は道行く人に盆栽の正体を告げる。
4人ほどに睨まれた盆栽は、浮遊して逃げ出した。
追い立てられる盆栽を眺めつつ新井礼子にんまり+あっかんべ~。
激カワですよ新井礼子。
さらに新井礼子は、擬態したナイルの悪魔の正体を暴露していく。
自販機に張り紙をして呼びつけると、人々は自販機に蹴りかかる。
自販機は悲鳴を上げるが、煽った新井礼子は正直つまんなさを覚える。
たまりかねた大塚さんと盆栽と自販機はワルサに詰め寄る。
怒り心頭の大塚さんだが、ぶち壊された日常を思い出して泣けてくる…。
自販機にいたっては、ぼろぼろにぶっ壊されて涙のシャワー。
平謝りのワルサは土下座するばかり。
今度会ったらただじゃおかねえ!
怒りが収まらないお三方を送り出し、ワルサはチャリで捜索に出る。

いつもの公園でワルサは新井礼子を発見する、
一言申そうと詰め寄るワルサだが、新井礼子は柱に寄りかかってたそがれる。
そこに手まりが転がってきた。
拾った新井礼子はお母さんに手渡す。
お母さんはお子ちゃまを連れてブランコへ。
ブランコを漕いでとせがむ女の子と答えるお母さんを新井礼子は見つめる。
ダメ押しに「ママ」と新井礼子が呟いて、ワルサの怒りは吹っ飛ぶ。
ワルサは何も言えないままチャリに戻る。
一方の新井礼子は、遊び終えた親子を見送ると「自分に勝たなくちゃ」と発奮する。
公園を駆け出した途端、例の和服女と出くわした。
ぶちまけた女の手荷物を拾い集めて詫びながら手渡す。
お上品に受けていた女だったが、新井礼子の首にぶら下げた成田山のお守りに驚愕する。
女はお守りをもぎ取ろうとして、新井礼子は女を振り払う。
いやあの成田山て全国に出回るほどお守り売ってますが。
結構粘って追いすがる女を振り切り、新井礼子は組合本部に駆け戻る。
新井礼子は「変なおばさん」のことをワルサに告げる。
ワルサが迎え撃とうと構えていると、女は門まで到達していた。
門から洞窟を伺ううちに、袖でワルサのチャリを倒す。
ワルサは速攻で追い始める。
ついてくる新井礼子からお守りを取り、待機を命じて追跡開始。
熟女の駆け足と青年のチャリでは勝負は明白。
ワルサは先回りで女を止めた。
女が新井礼子を捨てたのはワルサにも察しがつく。
ワルサにお守りを指し示されて、女はうつむく。
ワルサは冷たい母親を罵る。
追いついた新井礼子が木陰から聞いていようとは露知らず。
ところが、女はれっきとした人間であって、ナイルの悪魔ではないと切り返す。
ということは、新井礼子の母親ではないってこった。
女はナイルの悪魔の赤ちゃんをペットとして飼っていただけなんだそうな。
ナイルの悪魔を・ペットに!?
かっちいいいいいいーん!
しかも、新しく引っ越したマンションがペット禁止だそうで…
途方に暮れていたら、ナイルの悪魔労働組合を発見。
渡りに船と捨てさせていただきました…と立て板に水。
あーっはっはっはっはっは
…ここは存分にキレていい場面ですよワルサさん。
ということで人間体解除
ワルサは女をとっ捕まえて、ぶん回して突き飛ばす。
命乞いに耳を貸さず、ワルサは左の爪を振りかざす。
ここに止めに入ったのは…新井礼子。
新井礼子は女に覆いかぶさり、ワルサの左手ガスを浴びる。
思いっきり誤射になり、ワルサは気絶した新井礼子にすがりつく。
おい、しっかりしろ!とワルサと一緒に叫びながらぺぺぺぺぺぺぺん!
CM中ずっと呼んだかいあって、新井礼子はCM明けに目覚める。
というわけで、女は逃げ去ろうとする。
呼び止めるワルサに対し、新井礼子は割り切る。
それでも新井礼子は呼ばずにいられない。
「お願いがございます」
やっぱりセルフパロディやりますか浦澤。
ただ一つ、どこで手に入れたか問いかける。
縁日で、ミドリガメの隣で売られていたと女はあっさり答えた。
斉藤暁ならウミガメだが、ミドリガメじゃグレードが違いすぎて新井礼子気絶…
ワルサが抱き起こすと、新井礼子は吹っ切れた。
人間をペットにするような立派なナイルの悪魔になるという。
 女に犬並みの「取ってこーい」をさせてみたり
 人間ペットショップを経営してみたり
 ゆくゆくは、人間動物園を開いてみたり
なかなかの妄想、ワルサは気に入った。
お取り込み中だが、女は立ち去ろうとする。
新井礼子は呼び止める。
最初のペットは、お前だ!
追いかける新井礼子を見送り、ワルサは成長振りに満足する。

ということで、ろくに出番がなかったサナエが帰宅すると…
案の定、ピラミッドがアラームを発する。
ステッキかざして捜索開始。
かって知ったるいつもの公園、サナエは2人をあっさり発見する。
イブンバツータ・スカラベルージュ!
女を追い詰めた新井礼子は、リングビームを浴びせかける。
女はにゃんこポーズで新井礼子にしなだれかかる。
ナデナデしているところに「何を血迷う、人間をペットにしようとするナイルの悪魔」
てなわけで、美しく戦いたい人参上。
新井礼子のリングビームから戦闘開始。
難なくトトメスがかわすと、新井礼子は岩にリングビームを浴びせる。
岩は浮いてトトメスに飛び掛かり、かわされる。
ならば木臼に向けてサイコキネシス発動。
飛び込んだ木臼をトトメスは蹴返す。
トトメスの反撃開始
と思いきや、新井礼子はテレポートでトトメスをかわす。
2度3度、4度目の正直もならずトトメスはすり抜ける。
5度目に現れた新井礼子は発破を浴びせ、丸太ベンチを吊り上げて襲わせる。
2つのベンチに挟まれて、一気に挟み撃ちの算段
トトメスは不思議時計を召還してストップモーションを掛ける。
挟み撃ち寸前にすり抜けた。
切り札をかわされた新井礼子は逃走する。
ステッキ片手にトトメスは追う。
その道すがら、斉藤さんが新井礼子に出くわした。
お仕置きのチャンス、斉藤さんも新井礼子を追う。
角を曲がった新井礼子は、魚屋の金目鯛に気づいた。
金目鯛に憑依してやり過ごそう。
トトメスは魚屋の前まで追ってきた。
魚に憑依したのは読めたしステッキも反応している。
しかし、どの魚に憑依したのやら…。
困惑するトトメスを影から斉藤さんが確認する。
ナイルの悪魔だからお見通し。
斉藤さんは金目鯛の前に「私はナイルの悪魔です」メモを送り込む。
トトメスはメモに気づいた。
問答無用で縛れ、パピルス。
新井礼子を引っ張り出してピラミッドを開く。
あと、11匹…、

そうとは知らないワルサは、パーティを構想する。
町に出たワルサは、魚屋の金目鯛に目を向ける。
魚屋の大将は、上機嫌なワルサに事情を問う。
ワルサはその鯛が因縁のものとは気づかない。
大将が鯛を持ち去って、スチロールのトロ箱に成田山のお守りが置き去りになってることも。
いつ見ても、ワルサがかわいそすぎます…。

空間の詳細
ということで、久々な田中麻世ちゃんでなくてエキストラの空間発動。
ブランコを漕いでるうちに、ずり下がった瞬間、ブランコの奥に白いお尻部分が滑り出す。


あるじのその他の分布地
いつものことながら、エキストラじゃな。。。

学校の怪談4(1999年)

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空間のあるじ1
安西弥恵(演・豊田眞唯)
イメージ 1
空間のあるじ2
ユキちゃん(演・森安加代子)・サカエ(演・春名美咲)
イメージ 2
おおざっぱでもないあらすじ(平山秀幸監督/奥寺佐渡子脚本)
それは戦前の夏休み、戸野崎で起きたこと。
学校で5人の子供がかくれんぼを始めた。
コウちゃんが鬼になって、4人は隠れる。
進は水屋の上、哲ちゃんは骨格標本の裏、ユキちゃんとサカエは職員室の本棚の中へ…。
難度の高さにコウちゃんが探しあぐねているうちに…
津波を告げる半鐘が鳴り出した。
コウちゃんはみんなを呼ぶが、かくれんぼは続行してしまう。
コウちゃんは学校を飛び出した。
4人が異変を察した時はすでに遅し…津波は学校を飲み込んだ。
戦後の今になっても、かくれんぼは終わらない…。

戸野崎に向かう安西兄妹のお盆は、台風接近の豪雨と重なった。
弥恵は嵐に大はしゃぎだが、恒は車酔いでダウンしていた…さっそく駄目アニキとおませ妹。
防潮堤に圧倒されながら戸野崎へ到着、叔母一家の旅館はまゆり荘に落ち着く。
台風慣れしているあゆむも、この台風は一味違うと感じる。
そんな中に停電…恒はびびりまくる。
あゆむは海の亡霊が暴れていると畳み掛ける。
迷信と強がる恒と興味津々の弥恵に、あゆむは津波の話を…恒は弥恵をダシに枕の段階で中断させる。
嵐に旅館がきしむ音を聞きながら、戸野崎の嵐の夜を見渡すと…お地蔵さんが4体…。
さて台風一過、3人は海に向かう。
漂着物清掃で小学生が大わらわなのはスルーして、弥恵は堤防から海を見つめる松之助師匠に気が付いた。
別に目的がありそうにも見えないし、はてさて…。
一方、清掃班は三馬鹿遊び組が発生して児童会長たちとひと悶着中、ようやく3人は合流した。
そんな中、漂着物の中から、周治会長は古いランドセルを発見する。
開けるか見送るか…周治が蹴ってみたら、みっちり蟹が詰まっていた。
しんがりの大蟹をよく見ると、甲羅には怒り面が…。
周治はランドセルを放り捨てたが、果たしてどうなりますか…。
戸野崎尋常小の表札が打ち上がっていることに、誰も気づいていなかった。
ということで、あゆむは現戸野崎小に兄妹を招いて津波の話を蒸し返す。
お盆に海で写真を撮ると、白い子供の手が写るそうな。
ドン引きしながら恒が歴代生徒の写真に見入っていると、例の4人の写真に釘付けになった。
不意に恒は女の子に「コウちゃん」と呼ばれた。
見回して写真に目を戻すと、直立不動だったはずのユキちゃん像が恒を指差していた。
呆然…だがあゆむに呼ばれ、弥恵の膝かっくんでそれきりになった。

さて、帰宅した周治は、玄関でランドセルに再会して絶句する。
金属バットにぶら下げて、再び海に流しに行く。
一方、三馬鹿は四地蔵さんを的にして石投げをやらかしていた。
三馬鹿は出くわした周治をからかい、石投げ続行…お鼻を砕きやがりました。
やばいと感じたのは護ただ1人…。
一方の周治は、ランドセルをバットで突っついて沈めようとしたのだが…。
バットを海の中から引っ張られた。
手を離したものの、海中から笑いかける男の子に魅入られて、周治も水の中。
そうとは知らないはまゆり荘では、花火と西瓜を堪能中。
そこに須美子が電話して、周治の行方不明を告げる。
須美子はあゆむたちを誘って捜索に乗り出した。
兄妹も同行したが、弥恵は堤防上で取り残される。
帰ろうとした弥恵は、ここで謎の松之助師匠と鉢合わせた。
川のそばの文房具屋だという…。
それはともかく、こっから三馬鹿が消えていきます。
護がチャリで橋を渡ろうとしたら、鼻を砕かれたお地蔵さんが泣きながら待っていた。
避けて欄干にぶつかったところで、お地蔵さんに代わって「もういいよ」
川から男の子がぽかーっと競り上がってきた…。
倫平と恭一が夜道をてくてく歩いていると、ずぶ濡れの護と鉢合わせした。
幽霊話を信じない2人が立ち去ろうとしたら…廃線の踏切が鳴り出して、電車が走り去った。
護が電車に連れ去られたさまを2人は呆然と見送る。
そうと知らないはまゆり荘。
恒は夜のトイレに起き出したが、館内にかくれんぼの気配を感じる。
大浴場に踏み込むと、鏡にユキちゃんが…気づかない。
無人の大浴場で、恒は再び「コウちゃん」と呼ばれる。
同じコウちゃんでも人違いです…。
問答無用で、恒は尋常小に連れ込まれた。
恒は職員室に踏み込む。
コウちゃんを誘っていたユキちゃんは、書棚を少し開けて待っている。
ユキちゃんがみしみし開いてくるのに耐えかねて、恒は大浴場を飛び出した。
恒は無言で布団に飛び込んだ。

翌日のプール開放。
倫平と恭一は幽霊電車の話をしたが、あゆむと須美子をはじめ全員があざ笑う。
立ち聞きした恒だけが、出会った状況を聞き出そうとする。
そんな中、泳いでいた白石さんが足を引っ張られた。
先生が飛び込んで何事もなかったが、あゆむは事故発生ポイント付近に浮かんできた靴を目撃する。
プール帰り、弥恵は恒に幽霊話の確認を取るが、恒ははぐらかす。
先に帰る恒とあゆむに置き去りにされ、弥恵は海を眺めると、やっぱり松之助師匠が佇んでいた。
事情を聞こうと弥恵は声をかけるが、師匠は「やかましい…」の一言ではぐらかす。
弥恵が退散すると、肩を叩いて、振り返ったほっぺに指ぷすっ!
食い下がっているうちに、文房具屋さんは少しずつ種を明かしだす。
「友達を待ってる」のだという。
小学校からの遊び仲間…ということだけ分かった。
さて、突然ながら周治が帰ってきた。
須美子たち4人が訪ねて事情を聞くと、周治は尋常小でかくれんぼしていたことを明らかにする。
鬼が嫌で逃げ出してきたら帰ってきてたそうで…。
という話を信じないママがジュースを1人分余分に持ってきた。
ママは人形を抱いた小さい子をしっかり目視していた…らしい。
ママが退散したあと、あゆむは別の気配を感じた。
須美子の肩にサカエの人形が乗っていて、倫平と恭一は絶句する。
気づくと、余ったジュースは空っぽになっていた。
今度は須美子が魅入られたようで…。
…その夜
弥恵は、恒が4人組について行く夢を見る。
止めても、恒は振り返ったまま足取りを止めない。
あゆむに揺り起こされて、弥恵の悪夢は中断した。
だが、襖を開くと、恒の寝床はもぬけの殻だった。
弥恵は叔母と夜の街を探すと、波止に佇んでいた。
翌日、弥恵は恒に付きまとう。
恒は夢の子供たちを探るために学校へ行く。
まさに写真の子供たちだった。
コウちゃん違いで恒は職員室に引き込まれる。
書棚だけが尋常小のまんま…中からユキちゃんとサカエが扉を開く。
弥恵は咄嗟に恒を引っ張り出す。
学校から遠ざけようとする弥恵に反し、恒は「見つけてやる」と誓ったまま気を失う。
医者は熱中症と見立てて騒ぎは終わった。

弥恵が浜で貝拾いしていると、文房具屋さんが現れた。
桜貝をくれたついでに、弥恵は幽霊の話を振る。
書棚の幽霊をきっかけに、文房具屋さんは津波の思い出を語りだす。
文房具屋さんが案の定「幸ちゃん」本人だった。
弥恵は恒を引き込もうとする幽霊こそ、幸ちゃんが会いたがっている友達と察する。
幸ちゃんは無言で立ち去った。
その夜の灯篭流し…
出発前のあゆむに須美子から電話が掛かる。
須美子はプールで足を引かれた子が高熱に襲われたと聞いた。
須美子は呪いを恐れる。
あゆむははぐらかすが、電話に雑音と笑い声が紛れ込む。
怯える須美子の部屋にサカエの人形が現れて振り返る。
須美子は酒蔵の奥に逃げ込むのだが…
酒樽から水が溢れ、手がおいでおいでする。
二階の倉庫に隠れて足音をまいたのだが…サカエは階段の降り口で「スミちゃん見っけ」。
一方、兄妹は流し場で灯篭の意味を叔母から聞く。
死者の霊は怖いものではないと叔母は言い、恒も同意するが、弥恵にはぴんとこない。
縁日に興じていると、恒の前にお面を被った4柱が現れる。
誘われた恒を弥恵は浜まで追うが、恒は弥恵を突き放す。
灯台に登る恒を弥恵は追うが、恒の姿はどこにもなかった。
ただ、灯火ごしに海底の尋常小が見え、ユキちゃんの気配だけは感じ取れた。
帰宅した弥恵は、文房具屋さんの話を留守番中のあゆむに振る。
ところが、文房具屋さんは去年死んだとあゆむは言う。
じゃあ、浜で話した文房具屋さんは?
……
あゆむが居眠りする頃、弥恵は恒の呟きを耳にする。
…見つからないよ…
帰りを促す弥恵に対し、4柱は窓ガラスを叩き、「ヤエヒトリデカエレ」と障子を濡らして抗議する。
弥恵はひとりで出かけた。

文房具屋に立ち寄った。
帰りを促す文房具屋さんに事情を訴える。
お友達に恒や須美子たちを返すように伝えて欲しい。
…と言われましても、文房具屋さんにはどうしようもない。
弥恵をあしらっているうちに、文房具屋さんの魂がほどけて昇天を始める。
押さえても踏みつけてもほどけていく。
観念した文房具屋さんに対して、弥恵はハンカチでほどける指先を結ぶ。
恒にはこのかくれんぼに終止符は打てない、できるのは本物の幸ちゃんだけだ。
文房具屋さんはしぶしぶ弥恵を連れて出発した。
おめおめ生き残った負い目を持つ文房具屋さんは渋るが、弥恵は無理くり押しとどめる。
磯を進んで、浮上した尋常小に到達した。
にちゃにちゃに腐食した校舎の中へ…
浮遊する亡霊にびびる弥恵を宥めながら、文房具屋さんは4柱を呼ぶ。
呼んで返事が来るわけでなし、また逃げを打つ文房具屋さんを弥恵は炊きつける。
字は違ってもやっぱりコウちゃん、ヘタレを見捨てて弥恵は一人で探すことにする。
見つけたらご馳走をほのめかす文房具屋さんに、弥恵はアイスで手打ちする、どうせ幽霊だし。
…………
弥恵は2階の理科室へ。
泳ぐ魚の骨に怯んでいる頃、文房具屋さんは歩くサカエの人形に出くわした。
そうと知らない弥恵は、勝手に開く骨格標本の扉を押さえる。
ああああ正解なのにスルーした…と判断した1柱は弥恵の背中に降りてくる。
弥恵は振り払って教室へ。
下ばかり見ている弥恵にたまりかねて、亡霊が水屋の上でふよふよ踊って誘う。
よじ登って、進の着衣を発見した。
一方、人形に誘われて理科室に登った文房具屋さんも、亡霊に誘われて哲ちゃんの着衣を発見する。
残るは2柱、弥恵は職員室と確信する。
意を決して文房具屋さんが書棚を開くと、ユキちゃんとサカエが眠っていた。
これにてかくれんぼ完結、霊体が復元した進と哲ちゃんも幸ちゃんを取り囲む。
4柱は怒っていない、やっと見つけたどんくさい幸ちゃんを笑う。
恒たちを返すよう弥恵が願い出ると、幸ちゃんはハンカチをほどいて弥恵に指切りする。
やがて幸ちゃんの霊体がほどけ出し、4柱と一緒に昇天していった。
尋常小は再び水没していく。
窓の外を見れば、譲に須美子に恒が浮上していく。
弥恵も窓を開けて海に飛び込んだ。

目覚めると、磯で叔母に抱かれていた。
まだ恒は発見されていないとあゆむが告げる。
ならば…弥恵は灯台に駆け込む。
あたり、恒は灯台で眠っていた。
ということで、戸野崎に日常が帰ってきた。
弥恵たちがアイスを買いますと…弥恵も恒もあゆむも当たり棒を引いていた。
文房具屋さんからのご馳走だと弥恵は確信し、海に当たり棒を返す。
ぷかぷか浮かんでいた当たり棒は、不意に海底に引き込まれ…
…尋常小の廊下に落ちていた。
幸ちゃんがポケットに隠し、進と哲ちゃんが目ざとく発見した。
ユキちゃんとサカエも混じって校庭に飛び出した
…という話は弥恵は知らない。

空間の詳細
メインの弥恵ちゃんは、学校脱出後の磯で空間発動。兄ちゃんを探しに灯台へ走るカットにて、恥ずかしい布を丸出しにして走り出す。走りながらも、スカートが翻って白いものが現れる。
一方の幽霊の方は、ユキちゃんは隠れた直後に空間発動。扉を閉めて暗転する中で、脛の隙間から白い三角形の一部が見える。サカエは異変に気づいて棚から出てくる瞬間、足を広げて白い三角形が現れる。
でも…
あゆむ皆川優紀と須美子竹島由夏が発動しなかったのが残念至極。


あるじのその他の分布地
豊田眞唯は大阪出身なので、「浪花少年探偵団」など2000年代前半に大阪発の番組にちょい役で出ていたみたいだ。
大幽霊森安加代子は、「エクシードラフト」大天使ミカエルの成れの果て…。浅野温子版「サザエさん」のワカメちゃん役でもあった。
小幽霊春名美咲は2000年代中盤まで活動していたようだ。

ロボコン#89「ウラクララ! 不思議なコロポックル」(1976年)

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空間のあるじ
小川まゆみ(演・蝦名由紀子)/くらら(演・松下実加)
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おおざっぱでもないあらすじ(小西通雄監督/松田寛夫・安倍寿脚本)
北海道ロケ後半篇なのに、東京の町田巡査から話はスタート。
夏バテへろんへろんで小川家を羨ましがる巡査。
新聞郵便牛乳を預かる手はずになっていたのだが…
間違ってお向かいの大川さんとこの牛乳を失敬しようとしたもんで…うらら~
では改めて深川へ。
道央の朝は早い…洒落にならんほどガチで早い。
小川夫婦が起き出した頃、とっくにマミもシシムもロボコンも外出していた。
鹿園で餌付け中。
SL爺さんは休暇を利用して全国の鹿を見に行ってるそうな。
そんな話をしてるうちに、パパさんとママさんも合流して今回の観光めぐりスタート。
農園を駆け抜けて草原へ…さすがでっかいどー北海道と駆け回る。
調子に乗ってるうちに、シシムはマミとごっつんして引っくり返る。
草の上だし、唾付けときゃ治る世代のパパさんはのんびりしたものだが、シシムは痛がる。
膝をぱっくり一文字に切っちゃった。
取り合えず耐えて我慢して、とパパさんママさんが時間稼ぎする間、ロボコンは動揺する。
そこに背後から男の子が呼びかける。
妹連れの男の子は、薬草の葉を差し出す。
有り難い、パパさんは受け取って傷口に貼る。
どうもありが…ママさんが顔を上げた時、兄妹の姿は消えていた。
足首の高さしかない広い草原…パパさんとママさんは兄妹の足の速さに唖然とする。
シシムの痛みはあっさり引いて、また走り出した。
ちゃっかりな回復振りにパパさんとママさんは苦笑する。

では桜山に戻りまして、マミとシシムがモノレールに興じている頃…
由美子が血相抱えてやって来た。
由美子は7歳ぐらいの男の子と5歳ぐらいの女の子を捜していた。
廃園の四半世紀前、そんな子は桜山にたくさんいます。
由美子はロボコンも捜索に借り出そうとする。
ロボコンは久々に大山家に再会しようと計画していたのだが…
大山家は函館です。
深川から函館線で392.9km…東海道線で言うと東京から岐阜越えてますよ!
改めて北海道すげぇ…
ということでロボコンもあっさり断念した。
今となっては大野さんと加藤さん集めるの大変だしね。
…と計算していると、由美子は観覧車に乗った兄妹を発見した。
朝の子です。
由美子いわく、ただ乗りの常習犯だそうで。
由美子は観覧車の周回を待ち受ける。
ところが、兄妹のゴンドラを開いたら、もぬけの空だった。
ぐるりを探しても姿は見えず。
朝の時とおんなじだ。
ロボコンと由美子が不思議がっていると、従業員の土製が聞こえた。
振り向けば、逃げ去る兄妹の後ろ姿。
由美子は気合一発追い始める。
そんなこととは露知らず、マミとシシムはロボデキのエスコートでDC-3へ。
ここで兄妹と鉢合わせするが、お礼も聞かずに兄妹は去ってしまった。
2人+1体が唖然としている間に、由美子とロボコン+αが追ってくる。
兄妹はDC-3の中へ。
鼻息荒く、由美子は宥める園長さんとともに、袋の鼠を追って袋の中…へ?
優雅にお茶中のパパさんママさんは何が何だか。
出口で見張っていたロボコンも、逃げ出す兄妹は見かけなかった。
いつも煙のように消えてしまうらしい。
由美子が地団太踏む間もなく、兄妹はミニ新幹線から手を振っていた。
執拗に追いかける園長さんをパパさんとママさんは宥める。
園長さんはタダ乗りを責めるつもりはなく、ただ兄妹の正体を知りたがっているだけらしい。
だって毎日毎日兄妹だけ…親はいったい何してるのやら。
トンネルの出口に先回りしてミニ新幹線を待つ。
トンネルを抜けると…ああやっぱり兄妹は乗っていなかった。
トンネルの中で飛び降り…てもいなかった。
小川家は捕物を諦めた。
魔法使いなのか隠れ蓑でも持ってるのか、はたまたトリックがあるのやら。
そんな推理をしながら森をあるいていると、兄妹の悲鳴が聞こえてきた。
兄妹を追いかける怪しい2人組が現れた。
子供になんてことしやがんだ、問答無用でロボコンが立ちふさがる。
100馬力で2人まとめてぶっ倒す。
その隙に兄妹はSL広場方面へ。
目的を阻止された2人は、あっさりとコロポックルを捕まえようとしたことをバラす。
コロポックルとは…倉本聰先生に聞い…はニングルだった。
…と言わなくてもママさんは知っていた。
罠籠のリンゴに誘われたものの、寸前で逃げおおせたという。
2人は改めてコロポックルを探しに駆け出した。
マミはコロポックルが本当にいくら疑問に思う。
パパさんママさんははなっから信じちゃいなかった。
だが、シシムは兄妹が助けを呼んだ事情を気にする。
あの兄妹は罠を邪魔して叱られただけとママさんは判断した。
ということで、世代のイマジネーションギャップをぶつけつつ、D51の運転席に隠れた兄妹でCMへ。

ロボコンとマミとシシムは兄妹を探す。
CM中に運転席から降りた兄妹をD51脇で発見。
逃げようとする兄妹をロボコンは呼び止める。
危害を加えるつもりは全くないんだもの。
マミは兄の腕の傷を見つけた。
ハンカチ結んで打ち解けた。
傷の原因を問うと、妹が「罠にかかった」とバラしちゃった。
余計な一言で兄は妹を引いて駆け去っていく。
マミはあの兄妹がコロポックルだと見抜く。
コロポックルは小人、等身大なんてシシムは信じられない。
マミは園長さんにコロポックルの姿を尋ねてみる。
見たことがない園長さんは答えようがない。
誰かコロポックルに詳しい人がいないかな?
佐藤さとる先生でしょ。
…という世間の常識はそっちのけで、ロボコンは深川市長を訪ねる。
真鍋市長じきじきにコロポックルとは何かレクチャーする。
夕張の中田市長といい、どうして北海道の市長さんって…
蕗の葉の下に隠れているというお馴染みの伝説はわかった。
コロポックルが縄文文化の担い手だった仮説も伝えた。
しかし、マミが疑問に感じた伸縮自在なのかどうかは答えられなかった。
ただ、助役さんは隠れ蓑を持っていることは教えてくれた。

桜山にとんぼ返り。
相変わらずバイト中のロボデキに事情を話す。
捕まっては大変とロボデキも保護に乗り出す。
2人+2体で非合理的な捜索開始。
鉢合わせした由美子も目撃していないという。
ようやくロボコン・マミ組とロボデキ・シシム組に分かれて捜索続行。
探しあぐねていると、役に立ちそうにもないのが現れた。
ロボメロに迫られて、ロボコンは言っちゃならんことをぽんぽん言い出す。
そんなことすると…ロボメロはGを投げつける。
胸にぴたーん。
ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ~
ロボコンは森の奥深く突っ込んでいった。
りろんりろん寸前、ロボコンは目の前に釣り下がったものに気づいて我に返る。
網に吊られた子鹿だった。
ロボコンが救出している間に、ロボメロは子鹿に恐れをなして飛び去った。
呆れていると、あの2人組が現れた。
子鹿の引渡しを要求しながら丸太で殴りかかる。
ロボコンが聞くわけないし、丸太なんざポッキリだし。
ロボコンは子鹿をリリースし、2人組を追い回す。
しつこく追いかけたのだが、獣道から転げ落ちた2人組を見失う。
2人組を探すロボコンは、別の悲鳴を聞く。
助けを求めているのだが、いったいどこから…?
足元の罠籠でした。
しゃがんでみれば、まさにあの兄妹だった。
マミとシシムにロボデキも合流して、やっとコロポックルと対面した。
マミは罠籠を開く。
罠を潜り抜けて出た兄妹は、一気に等身大に巨大化した。
兄コロポックルがうらら・妹コロポックルがくららだそうな。
ということで、小川家も自己紹介を返して質疑応答。
コロポックルの国は地底1000mにあり、人は熊を避けているとか。
ジャシンカやチューブより深くありませんか。
コロポックルの使命は、自然を守ることだそうだ…。
小川家やロボコンはコロポックルを遊園地に誘うが、兄妹は帰還が迫っていた。
しかも、兄妹の夏休みは当日一杯、ものすごく任務に忠実だった。
縮小した兄妹は、名残を惜しみながらも木の根の股に去っていった。
事が終わってから、パパさんとママさんがやって来た。
もちろん、面々が詳しく説明したところで、パパさんとママさんが信じるはずもなかった。
大人ってどうして分かってくれないのかね?
ロボコンも呆れ返る。

が…
もっと分からずやの大人が別のところにいた。
テレビ採点を前に、ロボコンは100点間違いなしと自画自賛。
だが…
ガンツ先生のAIにコロポックルのデータはない。
バカモノ! 何をたわけたことを抜かしておるんだ!
100点欲しさの作り話と判断したガンツ先生は、全員0点を申し付けてテレビを切る。
そういえばガンツ先生も大人だったよな…とロボデキが気づいても後の祭り。
一方、小川家でもひと悶着。
パパさんが会議の繰り上げで一足早く帰らなきゃならないそうで。
ぷーぷーに膨れたママさんを宥めすかして、さっぽろ丸は苫小牧を出港する。
一方、千歳から飛ぶパパさんはロボメロに出くわす。
ロボコンが船旅と知って、置いてきぼりのロボメロは大いに悔しがる。
やっぱりママさんはしょんぼりんぐしていた。
往路の赤上げて白上げをバージョンアップ。
何とか盛り上げようという心意気はママさんにも伝わった。

空間の詳細
レギュラーのマミは冒頭の草原シーンで空間発動。くるんくるん回っているうちに、スカートが翻ってお尻部分がチラ見できる。
一方のゲストは、DC-3乗り込み直前のシーンで空間発動。マミとシシムに鉢合わせして逃げる後ろ姿から、例によってブルマのもこもこが丸見えになっている。


あるじのその他の分布地
・秘密戦隊ゴレンジャー#10「赤い風船! 風速100メートル」(1975年)
・アクマイザー3#14「なぜだ!? 一平がふたり」(1976年)
・超神ビビューン#13「ハニワが歩いた? 怪奇な足跡」(1976年)
・5年3組魔法組#24「ガンモの初恋」(1977年) .
・快傑ズバット#29「父母なき子 涙の復讐」(1977年)
・バトルフィーバーJ#5「ロボット大空中戦」(1979年)
さすが70年代後期を代表する子役だけあって、出演作品は多い。79年の映画「ガラスのうさぎ」の入浴シーンは今となっては伝説の域に達している。その後もシャイダー14話やメタルダー12話などのゲスト出演はちょくちょくある。

・秘密戦隊ゴレンジャー#41「黒い大逆転! 鳥取砂丘の攻防戦」(1976年)
・宇宙鉄人キョーダイン#13「どうして?! ダダ星人は団地がお好き」(1976年)
・超神ビビューン#29「願いがかなう? 恐怖の絵ローソク」(1977年)
・バトルフィーバーJ#33「コサック愛に死す」(1979年)
そう、あの謙作殉職を招いたあの子の役で有名な子。キョーダインもブルマ、ゴレンジャーもタイツでしっかりガードされちゃってる。

ペットントン#17「洗たく大好きケンちゃん」(1983年)

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空間のあるじ
公園で遊ぶ子供(演・Uncredit)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(坂本太郎監督/浦沢義雄脚本)
ヨーコのお寺は障子の張替え中。
ヨーコはせっかくの日曜がお取り潰しでご機嫌斜め。
お手伝いのペットントンはまあまあまあと宥めるのだが…。
小百合が駆けつけて、ペットントンの手を取って引きずって行っちまった。
取り残されたヨーコがっくし。。。
一方、ペットントンは草野球の助っ人として待たれていた。
最終回で2-5、ホームランなら逆転サヨナラ
…なんて軽く要求しやがりますネギ太。
それでもあっさり初球を場外に運んでしまうのがペットントン。
ネギ太たちは大はしゃぎ、ホームインして全員ロータッチで迎える。
…のだが…大飛球は?
どんがらがっしゃん!
広場の際をチャリで配送中のケンちゃんに大ヒットしていた。
よろんよろんしながらも、ケンちゃんはネギ太たちに平静を装う。
が、
ペットントンをガン見するや、何かが抜けていった…きゅう!
もう4ヶ月も経つのにペットントンに慣れてない奴がいたのか…ふぁんふぁんふぁんふぁーん。

ケンちゃんのクリーニング店でケンちゃんは目覚めた。
洗濯物を心配するケンちゃんだが、ネギ太とガンちゃんが配達している。
看護する小百合が事情説明、で、ペットントンもむにっと相槌。
耳の遠い婆ちゃんや威嚇するブルちゃんに悪戦苦闘しながらね。
一方の留守番ペットントンは、業務用洗濯機に興味津々。
中身のぐるぐるに合わせて頭をぐるぐる目をぐるぐる…きゅう!
古式ゆかしい蒸気アイロンを手にすれば、指をアイロンしてあーちゃーちゃー
心配で心配で、ケンちゃんは寝ていられずに頭を抱える。
そんなペットントンをトマト母さんは偵察に来る。
まか~せ~な~さい~と大口叩く受付ペットントン。
その様子を垣間見たケンちゃんの何かが壊れた。
トマトさんのお詫びも上の空~
平気平気、たんこぶ隠した絆創膏を引っぺがし、アイロンで頭はたいて頑丈さをアピールする。
ドン引きしながらトマトさんはそそくさと店を出る。
暢気に見送るペットントンと間逆、魂抜かれたケンちゃんはにやにやしながらドアに駆け寄る。
ケンちゃんの顔に指をかざすペットントンに告白
「俺、ああいう人のスカートを洗いたかったんだぁ~!」
やっぱりビーンボール投げてきやがります浦沢。
まあ、タイトルの元ネタのあの某裏ビデオとはまったく似ても似つかないものですが。
そんなわけで、ケンちゃんはペットントンに土下座してお願いする。
困り果てたペットントンは相談を…
公園のわんこさんに持ちかけた。
わんこさんは悩んだ末に、洗わせてあげるようアドバイスする。
ホームランボールぶちかました負い目もあるだろうしね。

もんもんとしながらペットントンは帰宅する。
庭でスイング中の父さんもリビングで読書中の婆ちゃんもスルー。
それでも肩たたきを所望するお婆ちゃんに腕がのびーる。
婆ちゃん頭をどつきましょ~・一撃で轟沈であった。
ということで、ペットントンはクローゼットをあさる。
とまとのすかーと・とまとのすかーと・とまとのすか……見つかれば変態認定です…
ということで、一抱え分のスカートをケンちゃんに届ける。
ひしっと抱きしめて、ケンちゃんは張り切ってクリーニングにかかる。
畑家では、ようやく母さんが異変に気づいた。
父さんに知らせたところで騒ぎは大きく…
なっていようとは露知らず、ケンちゃんは張り切ってプレスからアイロンへ。
下手人はそんなケンちゃんに呆れるのだが、畑家に帰るとまずいぞ。
やっぱり事態を知らないまんま配達へ。
畑家の夕食は、母さんが上の空でへんちくりんな煮物になっていた。
お婆ちゃんが嫁姑戦争を吹っかけて、険悪モードのところにペットントン帰宅…。
ネギ太が迎えに行くと、ケンちゃんがお届けの一言をかけてきた。
身に覚えのないクリーニング、母さんも玄関に飛び出す。
豪華おリボンつき、ケンちゃんは恭しく差し出す。
しばし唖然とした母さんだが、急にうっとりに変わった。
お気に召したようで、ケンちゃんは喜ぶ。
ペットントンもケンちゃんを小突きながら祝福する。
母さんは過剰包装のスカートを仕舞いながらも上機嫌。
父さんに嫉妬させようとケンちゃんの下心を吹っかけようとするのだが…
父さんは鼻で笑ってコトンといってしまった。
何だろうねこの昼も夜も使えない亭主は!
そんな畑家の夜は過ぎていくのであった…。
ネギ太とペットントンのまあまあだらしない寝相でぽっぽろぽっぽんぽんびよ~ん!

案の定、翌朝の母さんは納豆練り練り。
父さんのおかわり要求にもそっぽを向く。
ネギ太にもとばっちりの雷が落ちる。
洗い物を手伝いながら、ペットントンはケンちゃんの下心を暴露する。
母さんの機嫌はあっという間に晴れた。
スキップしながら洗濯物を集める母さんに少々げんなり。
ということで、毎日注文が来ると聞いたケンちゃんは天に昇る気分。
ケンちゃんはペットントンを部屋に上げる。
そして母ちゃんの写真をペットントンに披露する。
「トマトさん、俺の母ちゃんにそっくりだろ?」
……ど・こ・が…? むに…ん~?
男は自分の母親に似た人を好きになるものだとケンちゃんは胸を張る。
ケンちゃんは困惑するペットントンに同意を求める。
むに~?
ヨーコのお寺を訪ねたペットントンは、ママを思い起こす。
むに~?
なのに、何の予告もなくジャーモラー!
あーあ、いつものようにお墓で追いかけっこ開始。
気づいたヨーコが駆けつける。
抱き上げて釣鐘にごちーん!
助かったペットントンはヨーコにすがりつく…代われよ…。
ペットントンは、ヨーコがママに似てるかもしれないと告白する。
まんざらでもないのだが、ヨーコにはケンちゃん理論がぴんと来ない。
その後、ケンちゃんは田舎から送ってきた物をペットントンに披露する。
母ちゃん手製の腹巻に、裏の鎮守様のお守り、それから干し柿。
母ちゃんを懐かしがるケンちゃんにペットントンは圧倒される。
ケンちゃんいわく、母ちゃんは子供好きでとっても優しいそうだ
…が…
回想シーンは、干し柿泥棒の悪ガキを追い回す肝っ玉母ちゃん…
ああああやっぱりビーンボール投げつけます浦沢。

ということで…
ペットントンが預かった母ちゃんの写真と母さんがご対面した。
途端に母さんのご機嫌ががらがらっと傾く。
しわしわのよぼよぼではありません!
写真をポイ捨てして、ペットントンにヒッププッシュして掃除再開。
一方のヨーコ…
ペットントンのママ想像図完成!
…途端にヨーコのご機嫌も傾いた。
馬鹿にされた、くやしーっ!
想像図を塗り潰してヨーコは怒りだす。
…いや十二分にかわいいですよ。
では修羅場その1
母さんはクリーニング店に乗り込んだ。
感覚がズレまくったケンちゃん、怒り狂う母さんにますます惚れ出す。
「母ちゃんと呼ばせてください!」
…もんのすんごい自打球…
母さんはよそ様の洗濯物でケンちゃんをぶん殴って立ち去った。
ケンちゃんはそれでも食い下がって母さんを追う。
契約破棄にもめげずに余計な一言…
母さんは本格的にケンちゃんを追い始めた。
一方の修羅場その2
公園でトモコさんに誤情報を吹き込んでいるところにヨーコが乗り込む。
トモコさんそっちのけで駆け寄るペットントンにまくし立てる。
ペットントンのママに似てるとこって…
「お知りの大きなところ? 目の垂れてるところ?」
意外とチャームポイントはコンプレックスと同じだったりしますね…。
剣幕に押されてペットントンは逃げ出し、ヨーコは一気に責め立てる。
蚊帳の外のトモコさんきょとーん…
さらにもう1組の修羅場もトモコさんの前を通過する。
ますますトモコさんきょとーん…
ペットントンの行く手は大型車2台が並列駐車で行き止まり。
追い詰められたペットントンの前にヨーコ仁王立ち。
…いんや~かわいいですよ
ペットントンは腕のびーるで塀の上に逃げ去った。
合流した2組は一緒に逃げるむに。
追う者も合流して一緒に追う。
追う者は二手に分かれて挟み撃ちを狙う。

2人は資材置場に潜伏する。
残念、見つかった。
後ずさりしてるうちに、土嚢を吊った山のふもとに追い詰められた。
母さんは手ごろな鉄パイプ、ヨーコは手ごろな角材を手にする。
「覚悟ぉ!」
が、鉄パイプと角材は、土嚢を乗せたコンパネに弾かれた。
コンパネもろとも土嚢が雪崩れ落ちる。
やばっ!
ホニホニカブーラ・ターイムステッキ!
土嚢の山が元に戻ったところで、ペットントンは3人を押しやる。
落下点を離れたところでムニムニザボレ!
4人の目前でどんがらがっしゃん!
けほけほになりながらも、互いの砂まみれを笑い合う3人であった…。
土嚢崩れとともに、互いの怒りも崩れ去ったようで…

ボルテージは下がっても、母さんの愚痴は食卓で漏れてくる。
理由はどうあれ、人に好かれるのは悪くないものと父さんは慰める。
丸く収まるかと思いきや、ネギ太は食卓に爆弾を放り込む。
「父さんは、母さんがお婆ちゃんそっくりだから結婚したの?」
何を答えても前門の虎・後門の狼
父さんはお婆ちゃんを敵に回すことにした。
お婆ちゃんの逆襲に手のひらを返そうとしたが、母さんが退路を塞ぐ。
脱兎…お婆ちゃんの差し出した足に躓いて脱出失敗。
さあ本格的にハンティングが始まった。
ということで、蚊帳の外からペットントンとネギ太は爆笑するのだった。

空間の詳細
わんこさんと相談シーンで空間発動。結果発表の頃、わんこさんの背後にある滑り台を2人目が白い三角形を公開しながら滑り降りてくる。ちょっと遠いなぁ…。


あるじのその他の分布地
毎度毎度のことながら、エキストラじゃな。。。

ライブマン#11「頭脳獣を噛んだ男」(1988年)

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空間のあるじ
追いかけられる子供(演・Uncredit)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(山田稔監督/曽田博之脚本)
某所のディスコクラブ…
チャラいバカモノどもはノリにノッていた。
ふとテレビを見ると、水着ねぃちゃんのセクシーなお姿
…に紛れて、バケモンの姿がサブリミナルに映り込む。
異変に気づいたバカモノどもは、古式ゆかしい斜め45度を炸裂させて罵る。
いわく、出て来いバケモノ。
はーい、呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!
頭脳獣ヒヒヅノーはクラブに飛び込んできた。
いざ出てきたら、クラブは大パニック。
馬鹿女どもは逃げ惑い、馬鹿男どもはそれなりに応戦して案の定叩き伏せられる。
そんな馬鹿男の一人は、地下の隠し部屋に逃げ延びる。
ねぇちゃんを侍らせたボスに泣きつく。
見苦しい騒々しさにボスが一喝するやいなや、馬鹿男は傷口を押さえてのた打ち回る。
ボスがいぶかしんで立ち上がる頃、馬鹿男は猿面を被って…いや猿になって立ち上がる。
ボスに掴みかかる猿男をあっさりいなし、ボスは羽交い絞めにフォールする。
誰がこんなふざけた真似を…!
久々に素面の岡本さんアクションが堪能できるサブタイコール!
クラブからぞろぞろ飛び出してきた猿人間たちに、町は騒然となる。
猿人間に襲われた人々も、次々と猿人間に変身する。
そんな光景をモニタリングしているのは、やっぱりバイオ屋オブラー。
ヒヒヅノーはヒトの染色体の一部にストップをかけることができる。
副作用は、見てのとおり退化現象を引き起こす。
バイオに関してはボルト最高のオブラー、マゼンダもケンプも今回に関しては形どおりの讃辞を贈る。
愚かな人間にふさわしい姿とビアス様も鼻で笑う。
ことごとく猿人にしてしまえ、とのことです。
あなたは蛙人間になりますが…ギロギロギロ…

ということで、ヒヒヅノーは猿人間達を引き連れて子供たちを追い回していた。
ライブマンはモトマシーンで現着。
ファルコンはいきなりヒヒヅノーに踊りかかる。
ライオンとドルフィンはモトマシーンで猿人を子供たちから分離して退避させる。
ライオンもヒヒヅノーに殴りかかるが、頑強なヒヒヅノーに弾かれる。
ライブバスターの光弾もヒヒヅノーは平然と叩き落とす。
猿人に取り囲まれたライブマンは、逆にヒヒヅノーの腕ビームを浴びる。
遠距離戦ならドルフィンアロー…だが、ヒヒヅノーは刺さった矢を抜いて投げ返す。
まさかの自打球で変身解除。
立て直す間もなく、ヒヒヅノーはめぐみをチョークする。
と、そこに岡本さんが颯爽とバイクで乱入する。
ヒヒヅノーを跳ね飛ばし、ヒヒヅノーを挑発する。
走り寄るヒヒヅノーを悠然と下車して待ち受ける。
咆哮してダッシュからのライダーキックがヒヒヅノーの頭にヒットする。
着地して鬼の回し蹴り、膝裏への関節狙いのキックに、髪を掴んで連続頭突き。
肩を飛び越しざまにヒヒヅノーを押し倒し、バイクに戻ってチェーンを投げる。
首に巻きついたところで発車オーライ!
手際よくヒヒヅノーを捕獲して、あっさり引きずりながら去っていった。
慌てふためきつつ追い始めた猿人間たちを尻目に、3人は唖然とする。
特にめぐみ大絶賛には丈も絶句…。
…………
ヒヒヅノーをアジトに連れ去った嵐は、徹底的に調教する。
徹底的に顔狙いの蹴りと踏みつけで、ヒヒヅノーの戦意を潰していく。
蹴り捨てられた反動で起き上がったヒヒヅノーはそれでも殴りかかる。
嵐はがっちり受け止めて腕を取り、がぶりと噛り付く。
採血検査で針を刺すところ…反撃もできずにヒヒヅノーはのけ反る。
ぐったり倒れても、嵐は執拗にヒヒヅノーを蹴り潰す。
尾行してようやく追いついた3人も、圧倒的な嵐の責めに絶句する。
嵐は3人に気づいた。
めぐみの謝辞に被せつつ、勇介はヒヒヅノーの引き渡しを求める。
勇介はボルトの素性を明かし、嵐に報復の恐れを伝える。
嵐は嘲笑い、ボルトだかナットだか知らないが、オトシマエ付けるつもりで受けて立つ。
クラブでコケにされたオトシマエ…と話してる間も、ヒヒヅノーの反撃を察して踏みつける。
聞く耳持たない嵐を説得しようと、勇介はボルトの連中の性根をとくとくと語る。
とくとくと語ったが為に墓穴を掘ろうとは、当の勇介には予想できなかった。
ボルトの天才ぶりを嵐は嘲笑う。
嵐は天才秀才の類が大嫌いだそうで、不意に声を荒げる。
嵐は「3+5」を実演してみせる。
小学1年生レベルの整数加法、指を折り折り5秒で自信なさげに正解へたどり着く。
繰り上がりすらない足し算ですら指が必要な学力しか持ち合わせていない。
嵐が年齢不詳のチンピラとして君臨できるのは、誰にも負けない腕っ節と度胸に拠る。
嵐は腕っ節を見せつけようと勇介の襟を取る。
まずいことに、勇介はアカデミアの襟章を付けていた。
嵐も襟章に気づいた。
アカデミアでは落ちこぼれでも、世間一般には雲の上の天才、まして嵐には…
勇介が止める間もなく、嵐は襟章をむしり取ってへし折る。
天才を否定してる勇介そのものが天才の一人とあって、嵐は聞く耳まったくなし。
勇介をぶん殴り、啖呵を切る。
ヒヒヅノーを案じる猿人たちを煽り、嵐は化け物どもを引き連れて去っていった。
手のひらを返して嵐を罵るめぐみを丈は茶化すが、痛い目を見た勇介は嵐の暴走を危惧する。
だーだーだらだーだーだらだっ!

勇介の悪い予感は案の定的中した。
猿人間達は銀行に押しかける。
陣頭指揮のヒヒヅノーに命じられ、行員に向けて「ね」「か」「を」「だ」「せ」の5人フリップ。
いや矢野節止めてまで目が点するほどのボケではありませんが…
次週も言語学クイズの「大阪弁」みたいな絶句するギャグが紛れ込んでますがね。
こっそり警報ベルが鳴らされて、ヒヒヅノーはビームで金庫を破る強攻策で本懐を遂げる。
ヒヒヅノーご一行は、嵐が用意した冷凍車に金を積み込んで逃走する。
ヒヒヅノーをこき使って金目のものは奪い放題…。
嵐は高笑いする。
モニタリングしていたオブラーは驚愕する。
人間ごときにヒヒヅノーを操れるとは…。
ここはケンプとマゼンダには嫌味ぶつけ放題のチャンスなのだが、
カメラはスルーしてビアス様に向かう。
一方のグラントータスでは、コロンが嵐の素行調査を進めていた。
新しい謎の暴力組織ニューマフィアのボス。
経歴は不明…というか、基本データにあるべき学歴職歴がゼロではね。
とんでもない危険な奴が出てきたとあって、勇介は困惑する。
しかも、表社会を震撼させる連続銀行強盗の主犯ときた…。
快哉を叫ぶ嵐の冷凍車を発見し、勇介は歩道橋から飛び乗った。
いつもの採石場へ到着。
屋根伝いに勇介は運転席に飛び込む。
蛇行に蛇行を重ね、勇介と嵐は絡み合って落車する。
アカデミアのお利口さんと高をくくっていたらこのやんちゃ振り。
嵐はそこそこ勇介を別の意味で気に入ったらしい。
助太刀に駆けつけるヒヒヅノーと猿人間を制し、嵐はタイマンを決意する。
嵐の正拳をキャッチして睨み合い。
嵐の企みを勇介は問う。
嵐は暗黒世界の帝王を望む。
ヒヒヅノーを得た嵐は、今こそ望みがかなう時と確信する。
こんだけ明確な奴なのに、勇介は正論で叛意を促す。
ボルトならいつでもヒヒヅノーをコントロール下に戻せる…
…というニュアンスが嵐には気に入らない。
左フックで勇介をふっ飛ばして戦闘開始。
的確な打突に耐えながら、勇介は反撃のチャンスを待つ。
チャンス到来、馬乗りになって攻め立てる。
嵐は勇介の背を蹴飛ばして振りほどく。
起き上がりざまに回し蹴り、息も継がせずラッシュを浴びせて投げ捨てる。
踏みとどまって着地した勇介は一発の鉄拳を狙う。
相打ちで双方吹っ飛んだ。
同時に立て直して組み合った。
…ところでオブラーが抜刀しつつ乱入する。
紙一重で双方離れて剣を交わす。
変なのが出てきたところで、勇介はオブラーを嵐に紹介する。
嵐はヒヒヅノーと猿人間をオブラーにけしかける。
その前に、オブラーは目からビームで連中を足止めする。
棒立ちのヒヒヅノーを中心にお仕置きビーム照射。
こっちのお仕置きの方が嵐よりも効果的と嵐自身が悟った。
裏切り者どもの鉄槌を…嵐は突進する。
モニタリングしていたビアス様は、控えしガッシュに出撃を命じる。
ガッシュに何をさせる気か、ケンプとマゼンダは困惑する。
準備万端整ったオブラーとジンマーの列に嵐は突っ込む。
その手前で、光線化したガッシュは嵐に突っ込む。
吹っ飛ばされた嵐は、ガッシュが実体化した直後に力尽きて倒れた。
遅ればせながらライオンとドルフィン到着。
気絶した嵐をオブラーはあざ笑う。
…笑えない事態に陥るとは予想だにせず…。
勇介はオブラーの計画続行宣言に怒りを覚える。
許さん! レッド・ファルコン!
ということで、後光の発破だけが豪華な簡略名乗りの儀!

ではオブラーのコマンドから戦闘開始。
遠慮の要らないジンマーから片付けていくが、やがて猿人間が助っ人に紛れ込む。
相手は元人間、存分に戦えないライオンとドルフィンは劣勢に立つ。
ならば元凶を倒すのみ、ファルコンは抜刀してヒヒヅノーに向かう。
立ちはだかるジンマーどもを切り開き、ジャンプ一発…弾き飛ばされた。
逆にヒヒヅノーはビーム攻撃でファルコンをたじろがせる。
ファルコンは嵐の戦いぶりを回想する。
生身の嵐が勝てた相手、ファルコンが勝てぬはずがない。
ファルコンは不退転の道標としてファルコンソードを地に突き立てる。
ソードを背に拳へ気合を溜め込んで突撃。
腹への正拳突きで、ヒヒヅノーは煙を吐く。
よろけるヒヒヅノーに問答無用のファルコンブレイク!
続けてバイモーションバスター!
相変わらずがっちょんがっちょんピストン運動でDNAみたいなものを放出してファイアー!
すると、親分を助けようと駆けつける猿人間たちが次々と倒れて元に戻る。
だがしかし、いつもなら神出鬼没のガッシュはとっくに召還済み。
では、ギガファントム!
元猿を逃がしてこちらもマシンバッファロー召還。
ジェットファルコン発進からライブディメンションまでフルバンクで完成ライブロボ!
いきなりライブロボビームで先制する。
ヒヒヅノーのビームに耐えてジャンプしつつ顔面にパンチ。
ダブルカノンを浴びせて超獣剣召還。
はーいスーパーライブクラッシュ!

ようやく目覚めた嵐は、倒木を抱え上げて八つ当たりする。
崖下に3人を発見した嵐は、倒木を投げ下ろして威嚇する。
だが、背後から忍び寄ったガッシュが羽交い絞めにする。
嵐をもってしても、ガッシュは動じない。
まもなく飛来したボフラー戦闘機に、ガッシュもろとも吸引されてしまった。
むざむざと目の前で嵐を攫われ、3人は呆然とする。
嵐が連れ去られた理由は、3人はもとより、ビアス様以外の誰にも理解できなかった。
ビアスの目論見は…あっさりED後の予告で判明します。

空間の詳細
前半の襲撃シーンで空間発動。ビアス様の御託が終わるなり、猿人間たちに追われる子供たちの後ろ姿が映り込む。センターの女の子、ミニスカートが翻って、中のブルマが一瞬丸見えになる。


あるじのその他の分布地
例によって例のごとく、エキストラじゃな。。。

ギャバン#16「初恋は宝石の輝き さようなら銀河特急」(1982年)

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空間のあるじ
校庭で遊ぶ生徒(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(小林義明監督/上原正三脚本)
シャイダー32話の原作登場…。
しんみりと雨の中、わかばのモノローグで雨宮三郎が現れる。
見送りの車の前を通り過ぎたわかばは、まだ降りない三郎と目が合った。
それだけのこと、わかばが通り過ぎた後になって、三郎は車を降りる。
三郎はわかばのクラスに転校してきた。
席はわかばの隣、ということで、袖摺り合うも他生の縁…
…の前に、クラスの馬鹿どもが足掛けの洗礼を試みる。
面白いようにヒットして、三郎は床に這い蹲る。
あっかんべー…顔にめり込むくらいグーくれてやっていいのに。
馬鹿どもは昼休みにも容赦しない。
教室から校庭を見下ろす三郎にちょっかい出す気になった。
わかばも正反対の心境で三郎を気にする。
誘い出そうと教室に戻るわかばより先に、三馬鹿が接近した。
アホなちょっかいを出しつつ、三郎を外に引っ張り出そうとする。
三郎は耐えかねて馬鹿を合気道で投げ捨てた。
3対1で挑みかかる。
鉢合わせしたわかばは三馬鹿を振りほどく。
先生も加わって、三馬鹿は振りほどいたが、三郎は学校を飛び出した。
わかばは正門まで三郎を追う。
三郎を呼び止めたが、三郎は黙して駆け去った。
校庭の脇を曲がったところで、三郎は烈と鉢合わせてもんどり打つ。
烈が詫びているうちに、三郎は立ち上がって去ってしまった。
変な子だとは烈は思ったが、三郎のポケットからこぼれ落ちた結晶に気づいた。
自宅まで走ってきた三郎は、必要以上に周囲を警戒する。
尾行してきた烈はいぶかしむ。
庭で待ち受けていた母も周囲を警戒しつつ家に招く。
自宅を確信した烈は、三郎の怯えを察した。
何かある…
その頃、三郎は父の部屋をノックする。
揺り椅子の父が応えている間に、母が朗報を伝える。
ベン、オヴィワン・レイクパルバ・ベジータ(船と連絡がトレタワ!)
三郎も返す
レイクパルバ・モールベジー(ホントカ!)
何者だ…?

そうと知らない烈が潜入ルートを探っていると、ダブルガールの姿に気づいた。
予定変更、烈はダブルガールを追う。
貨物駅の倉庫を曲がりっぱな、いきなり強烈な一撃を食らう。
見上げればタクラマカン。
襟を取られて吊り上げられる。
ニーキックと正拳突きを浴びせても動じない。
放り捨てられて自由になる。
タクラマカンはH鋼を振るって烈に迫る。
一撃はかわしたが、腹に突きを食らって墜落する。
とうとう脇腹にセンター前のクリーンヒットを食らう。
嵩にかかって迫るタクラマカンを飛び越え、キックで壁に突っ込ませる。
引っくり返ったタクラマカンはカマダブラーに戻った。
今度は鎖鎌を振るって攻撃する。
…鎖鎌って分銅を振って鎌は持つんじゃなかったっけ?
コンテナに飛び乗って、簡略蒸着でギャバン登場!
クラッシャーもぞろぞろ沸いてきて戦闘開始。
クラッシャーはコンテナ上と地上で殲滅、あっさりダブラー戦へ。
カマダブラーは鎌を投げてギャバンを絡め取る。
…いやだから鎖鎌は鎌を振り回す得物じゃないでしょ。
ギャバンを引き寄せてフォール…失敗して投げ飛ばす。
逆にギャバンは鎖の反動でキックを浴びせ、鎌を投げ返す。
ギャバンキックが頭に綺麗に入り、カマダブラーは吹っ飛ぶ。
バンザイしながらちゅどーん!
ギルマンティスやグリーンマンティスに見せられないこのあっさり感。
だが、ギャバンは単なる火遁と判断し、撃破したとはとても実感できなかった。
ドルギラン…
コム長官は例の結晶の分析結果を伝達する。
レイク星の水晶体だ。
バード星からさらに15光年先の星という。
コム長官は、三郎の正体をドクター・バーンズの息子ベンと予想する。
バーンズは放射能クリーンシステムを開発し、放射能汚染を阻止しようとしていた。
マクーの誘いをバーンズは拒否した。
マクーはレイク星の二大国を煽動し、核戦争を勃発させてレイク星を滅ぼした。
バーンズはベンを連れて地球へ亡命した、という。
コム長官は博士父子を保護するよう命じる。

そうと知らないわかばは、上機嫌で外出した。
わかばはいつの間にか探り当てた三郎の家を訪ねる。
監視カメラでモニタリングしていた母子は困惑する。
どうやって声をかけたらいいものか…
わかばが空き缶に八つ当たりしていると、三郎から出てきた。
いつの間にか約束していた待ち合わせだったそうですね上正さん?
ボートに誘うわかばとは関係なく、三郎は「おもしろいもの」を披露するという。
それはそれは、わかばは上機嫌で三郎についていく。
河川敷ですれ違った小次郎さんは「デートかな?」と茶化すのだが…
「まあ、そんなとこ」
腕を組んで去る2人に小次郎さん大ショック…ほら脇見脇見…
ちゅどーん!
…という寂しい大人は置いといて、三郎は河原の廃車に誘い込む。
後部座席のシートを起こすと、水晶体をぷすぷす挿した装置が現れる。
三郎は1本抜いてわかばにプレゼントする。
一方、烈はミミーと雨宮家を監視する。
奥方は警戒しながら外出した。
ミミーは三郎の母と自然に考える。
が、バーンズ夫人が亡命前に他界している情報は烈に届いていた。
じゃああの特撮常連ゲストの安原義人夫人は何者なんだ?
ということで、無人の雨宮邸に潜入。
奥の部屋へ…
踏み込む寸前に発破が起きた。
リビングに押し戻されるや、ダーツの的からビームが飛ぶ。
2発かわして奥の部屋に飛び込む。
バーンズは悠然と揺り椅子に揺られていた。
バーンズの問いに答えて烈は名乗る。
バーンズは烈とミミーの呼びかけを拒絶して振り返る。
だが、ミミーが悲鳴を上げて烈にしがみつく間に、バーンズはくず折れる。
烈はバーンズの覆面を恐る恐る剥がす。
銀ぴかの人形だった。
バーンズもすでに他界し、生存を演出していたことを烈は見抜く。
声もコンピュータが受け答えを予測して発していた。
で、どうなるの…ぱかぱかぱっぱかぱかぱっぱかぱかぱっ!

そうとは知らないわかばは、廃車の助手席に座る。
運転席に鎮座した三郎は、わかばに目を閉じて水晶を握るよう告げる。
この車は、特別急行・銀河行きです。
…東京―大阪間を運行する急行列車に乗り換える特急ですか…なんて無粋なこと言っちゃいけないな。
念ずれば数千数万光年の世界…。
わかばが目を開くと、アンドロメダ星雲が見えてきた。
三郎の運転にあわせて、隕石群の中を突き抜ける。
三郎はブレーキを踏み、正面の宇宙蛍を指し示す。
わかばは扉を開き、眼下の火星を見下ろす。
三郎は注意を促し、もっと面白いところを目指してアクセルを踏む。
ところが、目指す惑星が突然爆発した。
三郎とわかばは思わず伏せる。
窓を叩く音で三郎は目覚めた。
偽母カスミが起こした。
カスミが目配せすると、視線の先にハンターキラーとダブルガールがいた。
もはやこれまで、累がわかばに及ぶ前に、三郎は車を去る。
わかばが目覚めた時、三郎とカスミの姿は小さくなっていた。
わかばが呼んでも、三郎は振り返りもしなかった。

一方、烈とミミーは地下室を発見していた。
放射能クリーンシステムの設計図が貼られていた。
もう完成の域に達している。
バーンズの死後、ベンが継承して完成に漕ぎつけたと烈は確信する。
幼いベンの才能と執念にミミーは感服する。
帰宅したカスミは2人を見咎めて叫ぶ。
烈は宇宙刑事の身分を名乗り、ベンに気さくに呼びかける。
だが、カスミは敵意剥きだしでベンを庇う。
防犯扉が下り、2人は地下室に閉じ込められる。
アラームが鳴り、自爆装置が作動したと烈は悟る。
瞬間蒸着で扉を破って脱出成功。
…政宗さん、コード詠唱もないのにプロセス回想ですか…。
ミミーもインコ化して無事だった。
せっかく完成したシステムを捨てて、ベンとカスミは逃亡する。
マクーの皆さんは貨物駅で待ち受ける。
ハンターキラーはバーンズへの面会を要求して2人を取り押さえさせる。
カスミはクラッシャーを振りほどく。
ここに来て、政宗さんがカスミの正体を明らかにする。
バーンズが作ったベン護衛アンドロイド。
ということで、木村さんに成り代わってJAC影武者がクラッシャーをなぎ倒す。
しょうがないなぁ…ハンターキラーはカマダブラー人間体をけしかける。
カスミの目からビームを浴びてタクラマカンからカマダブラーへ。
カマダブラーは立ち上がって威嚇する。
ベンを促してしんがりに立つカスミの思惑に反し、カマダブラーは退路に立ちふさがる。
カスミはベンを押しのけ、一人でカマダブラーの攻撃を浴びる。
一度転がされ、二の太刀を受けたものの、殴打の隙にバックを取られる。
隠れたベンも思わずカスミを呼ぶが、カスミは天高く放り捨てられた。
落下の衝撃でカスミは炸裂して散る…ダークQお面在庫処分1個完了…
たかがロボット、されど母代わり、駆け寄るベンをハンターキラーとダブルガールが取り押さえる。
ギャバンは高らかに「待てー!」を叫ぶ。
ダッシュから光球化、加速して人垣に割り込み、ベンを奪い返す。
惰力で貨物駅のワム8に飛び乗り、蒸着済みながら名乗りの儀。
ハンターキラーの命令一下より先に、ギャバンが打って出て戦闘開始。
まずはクラッシャーを脚捌きで殲滅。
早々にカマダブラーと対峙する。
鎌をかざして斬りかかるが、ギャバンは懐に飛び込んでキックをかます。
カマダブラーは鎖を飛ばしてギャバンの足首を取る。
引きずられる前に、ギャバンが先に飛び込んでカマダブラーを蹴倒す。
あーあ駄目っぽいなカマダブラー
…ということで、マクー空間に引きずり込め!
察したギャバンはサイバリアンを呼ぶ。
イントロも高らかに、チェイス・チェイチェイ・ギャバン!

カマダブラーは、物陰から鎌ブーメランで攻め立てる。
かわしながら、ギャバンは投擲ポイントを探り当てる。
バレちゃ仕方ない、カマダブラーは現われて格闘戦に臨む。
やっとこ鎌で斬りつけたり鎖で引っ張ったり、互角になってきた…通常の三倍で。
ギャバンは鎖を引きちぎってピンチを脱する。
ギャバンのパンチは受け止められ、廃墟の窓に放り込まれて第2ステージ。
ここは一抱え大の瓦礫が降ってくる廃墟、カマダブラーもターザン攻撃を交える。
うまいことかわしていたギャバンだが、カマダブラーにフォールされて上空の宇宙空間へ。
宇宙船上での押し合いの末、ギャバンは廃墟に放り捨てられる。
着地したギャバンも、Zビームでカマダブラーを撃墜する。
カマダブラーの反撃をまともに食らい、ギャバンは第3ステージの水門に放り出される。
カマダブラーは鎌を剣に持ち替え、一気にギャバンを圧倒する。
ひとしきり耐えたギャバンもOPインストに乗って抜刀する。
一度は弾き飛ばされたが、足技でカマダブラーを蹴ったついでにキャッチする。
そして、レーザーブレードに・火~をつーけろ~!
さらに、光の速さでギャバンダイナミック!

空港の誘導灯の列をベンは行く。
非礼を詫びるベンを烈は気にせず励ます。
レイク星復活のため、旅立つベンを見送る。
握手の後、ベンは結晶をかざしてテレポートしていった。。。
一方、教室に三郎が現われることは二度とない。
わかばは廃車体に走る。
水晶体の装置に代わって、三郎が摘んでわかばに渡した野菊が取り残されていた。
しんみりするわかばを烈が呼ぶ。
涙ぽろぽろのわかばに烈は寄り添う。
やがて、わかばは一番星を見つける。
三郎の星かもしれないと烈は呟く。
わかばの初恋は終わった。またそのうち次の恋が始まるさ。


空間の詳細
三馬鹿の三郎いじり協議シーンで空間発動。三馬鹿の手前で登り棒にぶら下がってる女の子、棒から脚を離した瞬間にぴちぴちの半ズボンの裾から白線が出現する。


あるじのその他の分布地
毎度のことながら、エキストラじゃな。。。

大龍宮城#20「ヒラメ」(1992年)

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空間のあるじ
保育園児(演・Uncredt)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(佐伯孚治監督/浦沢義雄脚本)
いきなりですが、乙姫は丘の上の墓標に向かう。
龍宮城崩壊に巻き込まれた魚と貝の墓標である。
乙姫は花束を捧げる。
一方、鯨大王と珊瑚王女は、遺児たちを預かる保育園の慰問に行っていた。
なんとも、いつもらしからぬしんみりしたスタートだったのだが。。。
墓参を終えた乙姫は、四馬鹿の悲鳴とすれ違う。
「教育熱心」に追われているとか。
新しい女先生は、放課後も居残り勉強を強制する教育熱心だそうで。
高らかに「学びまっしょ~」と教育熱心が追いかけてきた。
四馬鹿は一目散に逃げ出した。
追いかける教育熱心に乙姫は見覚えがあった。
龍宮城の不良少女ヒラメであった。
呼び止められた教育熱心は、すぐに乙姫を思い出す。
ということで、でかでかと「ヒラメ」。
岡部さんはお刺身を推すが…ごめん先にムニエル連想したよ。
ということで、乙姫はヒラメを浦島家に招く。
不良少女が教師になったとあって、ヒラメは意外性を持ちかける。
乙姫にはそうは思えない。
龍宮城では勉強がご法度、非行とはすなわち勉強好きのことだから。
ヒラメは体育倉庫に隠れて勉強していた。
乙姫はヒラメから勉強を強制されたことを思い出す。
そんな教育熱心だから、おかしくはない。
回想終わり。
ヒラメは不意に爆弾な一言を発する。
「龍宮城が崩壊してよかった」
自由に学び教えられるのだから。
乙姫は暗澹とする。
ヒラメは不意に飛び出していった。
ヒラメが自称するほど「教育熱心と愛されている」とは乙姫には思えない。
だって、鉢合わせした子供たちは一目散に逃げていくもの。
それよりも、崩壊をヒラメが喜んでいることが乙姫には残念だった。
悪い事件が起こりそうな予感がした。
起こります。
墓標が闇に包まれて光っていようとは、乙姫には思いもよらず…。

一方、四馬鹿は能天気に♪こ~の世~に~ま~さし~く神様に~
が、ワンコーラス踊ったところで「学~びま~しょ~!」
公園の林まで逃げるし追いかける。
突然の風でヒラメは足止めされる。
辺り一面掻き曇り、「うらめしやー」と魚の骨が現れた。
一目見たヒラメは、ザ・カルシウムと見抜く。
…相変わらず無意味に「ザ」を付けますな浦沢。
幽霊に相当するザ・カルシウムに対峙され、ヒラメは怯える。
ザ・カルシウムはヒラメを恨んで迫ってくる。
腰が抜けて這いながらヒラメは逃げるが、とうとうしゃがみ込む。
が、元非行少女が幽霊ごときにビビッてちゃ名折れと持ち直す。
さ、根性出さなきゃ
ということで、やおら立ち上がって啖呵を切る。
昔勉強したところによると…
「ザ・カルシウムは、科学的には単なる生ゴミである」
とわかれば、ダッシュだ。
ザ・カルシウムはヒラメを追う。
ヒラメは目指すところがあった。
ゴミステーション発見、ポリバケツを開いて待ち受ける。
ザ・カルシウムはのけぞるが、浦沢流の抗議を始める。
ポリバケツの黒ビニル袋は不燃用、私は可燃物、捨ててはならん。
うっせーハゲ。
ヒラメは蓋でぶん殴り、ザ・カルシウムを封印した。
そうとは知らない鯨大王と珊瑚王女は、亀山さんのタクシーで缶ジュース堪能中。
空き缶を捨てようと亀山さんが停車したのが例のゴミステーション。
お優しい鯨大王、空き缶2つ♪空き缶はゴミ篭へ…
とワンコーラス歌い上げてポリバケツを開けまして、ザ・カルシウム…こてん!
珊瑚王女も飛び出して、鯨大王を揺さぶるついでに、ザ・カルシウム…ふらっ…
…さあ亀山さん責任重大です。
覗いてごら…舌出して寄り目でゆっくりしなだれて、びくんと痙攣…よくできました。
ところが、しくしくザ・カルシウムの泣き声にお三方は目を覚ます。
あっちこっち痒いけど…、
ぱーぱーぱーぱーずっちゃ~!
そんなわけで、お三方はキモがりつつもザ・カルシウムを浦島家に招く。
身の上相談は乙姫に押し付けてお清め塩ですがね。

このザ・カルシウムは、崩壊に巻き込まれた魚だった。
一人息子が生き残って保育園にいる。
健気に生きてる息子を思うと、ヒラメの言い草が許せない。
それは乙姫も同意する。
ザ・カルシウムはヒラメの根性に負けて呪い損ねた。
生ゴミ扱いが悔しくて泣けてくる。
ご先祖を生ゴミ…悪い意味で乙姫はヒラメの根性に感心する。
すっきりしたザ・カルシウムは、改めて呪いの成就を誓う。
身を粉にしてヒラメを呪うと誓い、いずこへとテレポート。
ミキサーの中にテレポートしていた。
ザ・カルシウムは「呪いのふりかけ」の儀式を執行。
ミキサースイッチオン。
かわいいぞ回る生ゴミ…
乙姫が止める間もなく、ザ・カルシウムは文字通り身を粉にした。
蓋をぼんと弾き飛ばし、呪いのふりかけはバイオライダー化して飛んでいった。
大変だ!

相変わらず四馬鹿は公園でサッカー中。
キヨシのホームランが生垣の向こうに…
だが、ルーズボールは「学~びま~しょ~」の手中に。
逃げを打つ四馬鹿だが、タローがとっ捕まった。
人質がいるんじゃ従うしかない。
思わず三馬鹿の友情を感じるタローであった。
しぶしぶ4人の青空教室開始なのだが…
聖武天皇と奈良の大仏を朗読してると、バイオライダーが飛んできた。
呪いのふりかけ散布開始。
ヒラメはしこたま浴びてしゃがみ込む。
顔を上げた途端、四馬鹿は悲鳴を上げて逃げ出した。
これは何事…ヒラメは池に向かう。
とろんとした水鏡に映ったその顔には…計算記号の吹き出物がびっしりと。
池の水で洗っても、吹き出物は取れやしない。
きっついオネエ系美人が台無し…恋もできないヒラメは泣き出した。
泣きじゃくるヒラメの対岸から、唐突にラブラブラブ。
神経思いっきり逆撫での選曲に、ヒラメは乙姫に突っかかる。
マントを払って足止め。
「人生は二度ない、三度ある。崩壊した龍宮城の主、乙姫」
さっきの勢いはどこへやら、ヒラメは乙姫に跪く。
勉強の吹き出物は洗っても落ちないと乙姫は指摘する。
取り方を問うヒラメに、ザ・カルシウムの怒りを解くことを乙姫は薦める。
解き方は…
ザ・カルシウムを敬い、崩壊を喜ばぬこと…。
ヒラメはバッハのオルガンに乗せて誓う。
ならば、風薫る五月の風が呪いのふりかけを吹き飛ばすであろう。
ぽーろっぽぽーぽぽぽーぽぽー
はい、呪いのふりかけ飛んでいきましたよ。
水鏡で吹き出物の消失は確認できた。
同時に、勉強を教えたい気持ちも消えてしまったとか。
藤棚の柱から観察する四馬鹿を見ても、「学~びま~しょ~」の気が起きない。
二度と勉強する気も起きないだろうと指摘され、ヒラメは溜息をつく。

乙姫とともに、ヒラメは墓を訪れる。
ザ・カルシウムはヒラメの悔悛を見届けて衝天していった。
ヒラメは勉強する気を失ったということは…
教員辞職
…肝腎なことを忘れていた乙姫の方が衝撃を受ける。
絶句する乙姫に目礼し、ヒラメは去って言った。
タローによりますと、ヒラメはシスターになって保育園で働くことにしたそうな。
そんなヒラメシスターを見送りながら♪グッバーイ・今日はこれで・グッバーイ・お別れです

空間の詳細
もう1件がハミパン止まりなので、全開空間をお届けする。慰安シーンにて空間発動。鯨大王が抱っこした女の子、お臍までミニスカがたくし上がって、もこもこの白無地パンツが丸見えになっている。エドさんGJ!


あるじのその他の分布地
恒例のことながら、エキストラじゃな。。。

ペットントン#25「根本君のガールハント」(1983年)

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空間のあるじ
野原小百合(演・川口智子)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(坂本太郎監督/浦沢義雄脚本)
春間近、母さんは上機嫌。
出前の蕎麦屋のマサトくんが事情を聞きますと…
終業式を終えたネギ太の通知表に過剰な期待中でした…あああ嫌な予感…。
疑問符たっぷりのマサトくんでしたが、母さんはにこやかに洗剤泡泡を顔面にくれてやる。
そんなこと関係なくペットントンは公園を散歩中。
男の子が泣いていた。
むにゅしたのか聞いてみると、飛行機が木に引っかかっちゃったんだって。
ペットントン手がのびーる、あっさり解決。
ところが後ろからホニョホニョ毛をぶちっ。
お婆ちゃんが友達の輪召還。
「若い男の子と知り合いになるには」…あちあちあちちち!
ペットントンくひくひ笑いながらサプタイぱんぱんぱんぱーん。

案の定、ネギ太はどんよりモードで家路に着く。
ガンちゃんはらぶいずお~ば~に慰めるが、ネギ太はガンちゃんの腕にかぶりついて八つ当たり。
電話ボックスに立てこもり、優しさだけでは解決しないことを悶々とする。
米ソ核ミサイルの意問題とか、ヒロミゴーと聖子ちゃんのスキャンダルとか
ということで、Cだらけの通知表に母さんはブチ切れる。
ネギ太はお尻を突き出してお仕置きを志願する。
母さんはフライパンを用意する
…隙にガンちゃんが身代わりを志願して母さんがっくし。
一方、ペットントンは…
喫茶店で若い男に「あの方からの奢りです」のケーキを仕掛ける。
あの人のウィンクに恐れをなして、若い男は逃げ出した。
そりゃただの婆ちゃんじゃなくてセロリ婆ちゃんなんだから…逆ギレされましても…
お婆ちゃんはテニスコートでハンカチ落とし作戦に出る。
テニス青年はハンカチで靴拭いてゴミ箱にポイ。
ネットを引っかいて悔しがるお婆ちゃんをペットントンが盗み見しながら笑ってると…
わーはははははは・ジャーモラー!
森の中を逃げ惑う。
そこにやっと小百合が登場。
ジャモラーを抱き止めて、とくとくにこにこ説得。
…ということでにやけるジャモラーほったらかしでペットントンを連れて行く。
というのも、根本くんは通知表を野原先生に見せ付けていた。
結婚を前提としたお付き合いの許可…と言われましても…。
澄んだ目も見せ付けられましても…。
野原先生もとほとほ困り果てる。
そんな診察室に小百合はペットントンを連れてくる。
根本くんをどっかに捨ててきて欲しいそうな。
むに?
…実行…
ごみステーションまで引っ張ってくる。
そばをチャリでネギ太が通り過ぎるのだが…。
根本くんはポリバケツにまっさかさま。
一方…畑家…
お尻ぺんぺんを待ち望むガンちゃんを前に、母さんは固まっている。
帰ってきた父さんも、事情を聞いて鞄を落とす。
ネギ太のお尻は俺のお尻…だそうで。
父さんもガンちゃんのお尻を叩きたかったそうで…
かいーん・あー! かいーん・いー! かいんーん・うー!
そんなわけで、とどめの蓋を閉める閉めないのところ…
小百合とニケツでネギ太が通り過ぎる。
どこ行くか問うペットントンに小百合は「いいところ」と答えて去っていく。
バケツの中身が気になってノックしてみると…
はっはっはっは…
懲りてないみたいなんで去ろうとすると、バケツの中から泣き声がした。
引き返して開けたらはっはっは、あきれて閉じたらふえええーん。
根本くんは同情を求めるが、よく知ってるペットントンは呆れ返る。
一方、満足したガンちゃんはよろよろしながら去っていく。

結局同情したペットントンは…
おごりのポテチにケチをつける根本くんにむかっ腹。
遠回しにドリンクを求められてむかむかむー。
同情ついでにもう一つ同情を根本くんは要求する。
曰く、素敵な女の子を紹介すること。
ちょこざいな…
ということで…
若者が交番に逃げ込んできた。
バイクで連れ去ろうとする奴がいるらし…やっぱりお婆ちゃんでした。
しつこく誘うお婆ちゃんをペットントンが発見する。
好条件の物件と聞いて、おばあちゃんはUターンするのだが…
あれですからね…
ぽっぽよぽっぽんぽんびよ~ん!
ということで、お互い眼中にないまま探しまくり、仲人に問う。
このガキとこのシワクチャがツープラトン攻撃。
ペットントンを撃破したところで握手…は思いとどまった。
第二回戦は、あっさりお婆ちゃんのビンタ一発で決した。
へろへろの根本くんのそばをガンちゃんが通り過ぎる。
上機嫌のらぶいずおーばー振りに根本くんは嫌味をひり出す。
同意したペットントンほったらかしに、根本くんは妙案を思いつく。
ガンちゃんを呼び止めて…
ネギ太の行方をリークする。
止めるペットントンを押しとどめて、「小百合さんといいところ」
さあ~ジェラシーに火がつきましたよ!
そのころ2人は…
ガチで逗子の海でいい雰囲気。
でもこれ浦沢劇場ですから…。
根本くんはガンちゃんに耳打ちしながら煽り立てる。
ガンちゃんはすっかりゴリラ状態に興奮してしまう。
来ちゃいました…披露山公園…
飛び出したガンちゃんと追うペットントンをよそに、根本くんはほくそ笑む。
展望台でいい雰囲気の2人を発見。
猿舎の木陰から現場を確認させ、駄目押しの一言二言。
ガンちゃんのジェラシー魂を煽り立て、すっかり猿化させる。
ガンちゃんは展望台の2人に迫る。
正気じゃないのは一目でわかる。
ネギ太は小百合を庇いながらガンちゃんに対峙する。
ガンちゃんは小百合そっちのけでネギ太に狙いをつける。
小百合に呼ばれたペットントンはようやく止めに入る。
ペットントンを跳ね除け、ガンちゃんはネギ太に食い下がる。
がぶ!
ペットントンに引き剥がされ、ネギ太は園内を逃げ惑う。
ペットントンも2人を追って、小百合が取り残された。
ということで、根本くんは小百合に迫る。
「小百合さん、君は美しい」
だから何だのビンタ一発きれいに決まる。
空気読めない根本くんは、禁断の比較広告で小百合を口説きにかかる。
アイス食ってるぽっちゃりさん・ほくろさん・ヤンキーさんを指差して
さらに3人追加して、小百合を持ち上げる。
もちろん体重の乗ったいいビンタで報われる。

ガンちゃん猿に対抗して、ネギ太も犬化して海岸で続いていた。
テトラポッドの上と下で威嚇しあっている。
と、小百合が駆けつける。
比較広告に使われた女子高校生たちが、根本くんに絡んできたそうな。
そんなわけで、根本くんは言い訳したり嘘泣きしたり
腹の虫が収まらない女子高校生はそう簡単に許してくれない。
嘘泣き解除で笑ってごまかすと、いうまでもなく逆効果。
そこで3人は波止で対策を練る。
助け無用とネギ太は考える。
ガンちゃんをけしかけたのも根本くんなんだし、自業自得。
ガンちゃんもうまく使われてご機嫌斜め。
元から根本くん大嫌いの小百合も同意する。
3人は野原病院に帰ることにした。
それでもペットントンは踏みとどまることにした。
3人とは逆の方へ…。

さて、根本くんは開き直ることにした。
タイマン張らせてもらいます。
女子高校生の人垣を掻き分けて、根本くんはペンキ屋のバケツを失敬する。
仁王立ちのぽっちゃりさんの顔に黄色ペンキ縦一文字。
ぽっちゃりさんも刷毛を奪ってお返しの縦一文字。
大爆笑の女子高校生に向けてバケツを振れば黄色まみれ。
クシコスポストに乗って、ほくろさんが赤バケツを奪ってぶちまける。
標的をはずして味方に赤マーブル。
ということで、根本くんそっちのけで女子高校生たちはペンキバケツをぶちまけ合う。
ペットントンが到着してみれば、蚊帳の外の根本くんはお囃子中。
ああセーラー服がもったいない…
ということで、ホニホニカブーラ・ターイムステッキ!
巻いて巻いて巻いて巻いて、1対6に睨み合いまで巻き戻し。
よくよく見ると、風船売りを発見した。
風船を拝借しまして、女子高校生のスカートの裾へセット完了。
ついでに根本くんのメガネにも。
それではお楽しみのムニムニザボレ!
きゃあああー…でも画面上は寸止めです…がっくし。
メガネを押さえて煽る根本くんに、風船が取れない女子高校生。
ちょっとしたパニックほったらかしでペットントンは立ち去る。
不意に振り返って「タコ!」
…はて、その捨て台詞の真意は…浦沢のことだから意味はないだろうな。

次の日…
ペットントンは公園で呼び止められる。
飛行機を取っておらった男の子がお仲間を誘ってきた。
ペットントンは飛行機に風船を結んでやる。
子供たちと遊んで平凡なペットントンの一日が続く。

空間の詳細
根本くんをどうしようか協議中のシーンで空間発動。堤防の上で見捨てる決議を取って立ち上がる瞬間に、白い三角形が現れる…のだが、遠目の上に逆光なので、目を凝らさないとスペシャルな空間はお目にかかれない。


あるじのその他の分布地
特撮畑ではない。「うちの子にかぎって…」の芹沢朋子の役で有名。末期にはモモコクラブにも所属していた。引退して今は小学校の先生…いいないいな生徒さん。

恐怖のミイラ#10「瀕死の逃亡者」(1961年)

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空間のあるじ
尾上幸子(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(田村正蔵監督/御手俊治脚本)
板野博士が蘇生させたミイラは、無意味に無差別殺人を繰り返していたが、遂に警視庁の麻酔弾に倒れた。
東都大学病院に収容し、今後の処遇が有識者によって検討され、処刑が決定された。
…のだが…。
蘇生からミイラを追って来た野々宮は小泉博士から決定を聞いて残念がる。
汀たちも最期の別れということで、研究室に向かう。
厳重警戒の研究室にミイラは黙って横たわっている。
が、太郎はまばたきに気づいた。
ミイラは怯える面々の前で首を振る。
ミイラは拘束を引きちぎり、起き上がった。
気絶する汀を案じるうちに、ミイラはひょこひょこ研究室から飛び出していった。
汀を太郎に言づけ、野々宮はミイラを追う。
野々宮の第一声で、今井刑事率いる警官隊は捜索に散る。
ミイラは庭に出て、階段の影に身を潜めて捜索隊をやり過ごす。
広い庭、どこを探してよいものやら…。
単独行動の野々宮が探しあぐねている頃…。
ミイラは送迎車の運転手に目をつけた。
運転手の隙を突き、背後から取り押さえる。
送迎車の運転席に逃げ込む運転手を追って、ミイラも送迎車に乗り込む。
一方、汀を案じて研究室に戻った博士は愕然とする。
予定より1日以上早く麻酔が切れてしまおうとは…。
しかも拘束バンドの金具までも引きちぎってしまおうとは。
一方のミイラは、運転手を威嚇して送迎車を発車させる。
急発進に反応した警官は、車内のミイラに気が付いた。
正面からまんまと逃走成功。
だが…
運転手は車内でミイラの異変に気が付いた。
何事もないのに、ミイラは喉を押さえて呻き声を上げる。
運転手はミイラの気配を探りながら送迎車を走らせる。
脱出のチャンスはきっと訪れるはずだ…。

逃走手段は割れている、送迎車は緊急手配された。
野々宮は草野笠原両刑事に同行してパトカーに同乗して出発する。
緊急手配通告直後、第二京浜前の派出所では、赤信号を突破する送迎車を目視した。
全パトカーに多摩川大橋方面への逃走情報が通知された。
無線を受けた刑事や野々宮たちは、自らの手でミイラを捕らえようと決意する。
先の逮捕と引き換えに病院送りとなった青井警部の悪い予感が的中してしまったことになる。
二度とミイラに人殺しなんかさせられない。
一方の送迎車…
ミイラは胸を押さえて肩で息をする。
運転手は頃合と見て、第二京浜を大きく逸れる。
近所迷惑な喜多見の街中に乗り付ける。
急停止して飛び降りるや、一目散に駆け出した。
無人となった送迎車からミイラはよろよろ降り立って状況確認。
かって知ったる喜多見に舞い戻ったことになる。
運転手が電話ボックスに駆け込むまでのうちに、ミイラは姿をくらませる。
指令を受けた草野車は喜多見にとんぼ返り。
一番乗りの草野は、運転手を同行させて送迎車を検分する。
命からがら逃げるのが精一杯だった運転手、ミイラの行先は眼中になかった。
アバウトな方角は指し示すものの、果たしてどうやら…。
虱潰しに調べしかない野々宮は進言する。
喜多見全町…どんだけ警官隊が必要なのやら…。
難色を示す刑事連だが、運転手は好都合な情報を流す。
ミイラは相当弱っていた様子、遠くへは逃げられそうもないと運転手は予測する。
ヤク中患者の禁断症状によく似た苦しみようだったと言う。
いやあなた病院勤務だけど医者じゃないでしょ…。
野々宮はしばし考え、蘇生直後に隠れていた洞穴に向かったと推測する。
洞穴は喜多見から目と鼻の先。
ミイラの蘇生薬が切れかけて禁断症状に陥っていると野々宮は想像した。
その蘇生薬のフラスコだが、警察が押収して博士に預けてある。
最初の捕物の際に応戦していたミイラは、すでに押収されていることを知らない。
刑事たちは納得し、捕獲隊の到着を待つ。
そうと知らないミイラは、黙々と林の中を洞穴に向かう。
付近を警戒しながら洞穴へ。
確かに洞穴の壁に埋めた…のだが
いくら掘り返しても、すでに抜き取られたフラスコが出てくるはずもなかった。
その間に、捕獲隊は洞穴の入口に到達していた。
銃を抜いて迫る捕獲隊の気配はようやくミイラも察した。
ミイラは不死身、堂々と洞穴を抜けて出る。
準備万端だったはずの捕獲隊、ミイラを目視するなり…散開した。
遠巻きにミイラを取り囲む。
…いや洞穴を出てきた途端にガス弾の飽和攻撃が正攻法でしょうが。
一気に包囲網を詰めて一斉射撃開始。
命中すれど命中すれど、すでに死んでいる者は死にようがない。
笠原は催涙弾投擲を命じるが、増援隊が届けるまでストックがないという。
最も有効な武器の有無を確認しないで追ってきちゃいましたか…。
取り合えず、野々宮は目を狙うように助言する。
結局、有効打ゼロのまんま、捕獲隊はミイラに振り切られた。
ミイラは再び街に下りて来る…。

野々宮や草野たちはミイラを街の中まで追いかける。
その姿を見た住人達は、事態を察して声を上げて逃げ惑う。
町を駆け回る警官の姿やミイラ騒動を聞きつけた住民達は、家に閉じこもって鍵を閉める。
やがて街角から人影が消えた。
笠原に同行した野々宮は、警官隊とミイラが鉢合わせしない状況から鑑みて潜伏を疑う。
別行動の草野は、結局虱潰しを警官隊に命じる。
…という緊迫した外の様子に気づかなかったのが尾上家…。
尾上氏は幸子を抱いて外を伺ったのだが、全町引き篭もりはほぼ完了していた。
何も目撃できなかった尾上氏は、奥方の疑問に答えないままお紅茶の席に戻る。
結局、臨時ニュースの情報を超えるものを尾上氏は見つけられなかった。
…のだが、幸子は真正面から見てしまった。
尾上邸にミイラ侵入済み!
尾上氏は賊に啖呵を切るが、ミイラは悠々と歩み寄る。
尾上氏はミイラと察したものの、果敢に飛びかかって一撃に殴り返される。
ひっくり返った尾上氏を案じて、奥方と幸子が駆け寄る。
うっかりミイラの前を横切った幸子は、軽々とミイラに抱えられた。
尾上氏はミイラに飛びついたものの、あっさりと突き飛ばされる。
泣き叫ぶ幸子を抱えたまま、ミイラは悠然と2階に上がっていく。
追いすがる尾上氏だが、奥方はしがみついて思いとどまらせる。
奥方は通報を思い立ち、尾上氏は飛び出そうとする。
だが、奥方は瞬時に手のひらを返す。
警官隊が踏み込めば、ミイラが逆上して幸子を亡き者にしかねない。
無差別殺人の前科があるのは尾上氏も承知のこと。
尾上氏も思いとどまった。
一方、増援隊は街の封鎖を完了していた。
草野たちは潜伏を確信した。
今度こそ催涙弾もあるし、逃がさない。
とは言うものの、草野は青井が戦線離脱していることが不安でならなかった。
家宅捜索に乗り出すと共に、外出禁止の広報に踏み切った。
広報は通報を求めるが、通報したい尾上家では通報できずにいた。
ベッドルームに立てこもったミイラは、ベッドに幸子を放置して苦悶していた。
下から2階を伺う尾上氏と奥方は、幸子を救い出す方策を考えあぐねていた。
通り過ぎる広報を耳にした尾上氏は、ドスを抜いて乗り込もうとする。
奥方はドスに取りすがって引き止める。
そんなわけで膠着状態。
一方、2階まで上がってきた夫婦は、ミイラの苦しみようを目の当たりにする。
隙ができたら突入…と奥方は尾上氏を煽る。
ミイラが背を向けてうつむく隙に、尾上氏はベッドルームに忍び込む。
尾上氏は幸子を呼ぶ。
すくんだ幸子は尾上氏の思惑に反して身動きできない。
呼んでる暇があったら抱いて持って行きなさい。
その頃、外では、野々宮が通報できない状況を予感していた。
まさにその通り。
結局、振り向いたミイラに気圧されて、尾上氏は引き下がった。
万策尽きた尾上氏は、ようやく通報を決意する。
奥方は食い下がるが、何もアイデアが浮かばない。
尾上氏は意を決して飛び出した。
が、近くの辻に警官隊の姿はない。
尾上氏は警察を探して駆け回る。
ちょうど野々宮と笠原に鉢合わせした。
笠原の手帳を見て、尾上氏はようやく落ち着いた。
「実は…(車到着…
小泉博士の到着とあって、野々宮と笠原は尾上氏を放置する。
博士はフラスコを持ってきた。
蘇生が回復して人間に近づけば、ミイラの理性も戻るかもしれないと博士は考えた。
なるほど、野々宮は博士を安全地帯に招く。
笠原は聞き耳を立てていた尾上氏に帰宅を促す。
いや用件は聞きましょうよ。
もう何も言えなくなった尾上氏を放置し、野々宮と笠原は去った。
残るは博士のみ。
尾上氏は博士の背後からフラスコをもぎ取る。
騒ぎに気づいた警官隊に追われながら、尾上氏は家に走る。
ちょっとした気遣い不足から大騒動、野々宮と笠原は呆然とする。
尾上氏、果たして幸子を救出できますかどうか…次回に続く。


空間の詳細
捕獲シーンで空間発動。ミイラに捕まってから2階に上がるまで、ミイラの腋に抱えられてじたばたしながらスカートの中の白いもこもこがいろんな方向から丸見えになっている。。


あるじのその他の分布地
キャストテロップがレギュラー用の1枚しかないので、結局名前は公開されなかった。

魔女先生#22「恐怖! ホラ穴の悪魔」(1972年)

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空間のあるじ
ヒロコ(演・伊東ひでみ)
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おおざっぱでもないあらすじ(田口勝彦監督/島田寛之・山崎久脚本)
相変わらずひもじひもじいクモンデスは、書割城で痰を絡ませつつ血が欲しい~!
ということで、水晶玉にターゲットを映す。
正夫に進にタケシ…懲りずに激ムズな面々じゃありませんか。
それはクモンデスにも分かりきっていること。
最大の障害、月先生を映し出す。
吠え面かかせる気満々で次の作戦を練り上げるのだった。
はい閉門。
ということで東西学園は下校時間。
正門で見送る用務員さんだが、校庭からのサッカーボールを頭に食らってひっくり返る。
やっちまった正夫はタケシと一緒に用務員さんに駆け寄る。
進からバケツ一杯預かってばしゃ~っとな。
ぶるぶるしながら用務員さん復活。
おちょくりながら正夫たち脱兎…。
3人は路上サッカーを続けながら寄り道先を探す。
が、空地にはでかでかと立入禁止の立て看板…がっくし。
愚痴る3人を月先生はからかいつつ耳を掴む。
用務員さんに侘びがはいってないじゃないか…3人こっそり逃走。
本音を言えば元気で結構、月先生はとりあえず釘を刺して退散した。
とはいえ、3人は思いっきりサッカーができないまんまで悔しい。
正夫はタケシをけしかけてロングシュートを打たせる。
ここは高野くんがチャリでズザーしちゃったあの急坂…やめとけよ。
タケシはボールをトスしてボレーキックを放つ。
ところが、ボールは宙に浮いたまま。
一回転してタケシは正夫もろともひっくり返る。
3人が浮いたボールに唖然としていると、ボールはぽとんと落ちて転がりだした。
3人は慌ててボールを追う。
だから高野くんがざくざくになった例の急坂…走らせんなよ…。
それでも追いついた3人の前で、ボールはまた宙に浮く。
正夫の腕をかいくぐり、ボールは脇のほら穴によろんよろん吸い込まれていく。
3人はほら穴に潜り込む。
暗さに逃げを打つ進を正夫は引き止める。
「俺だって怖いんだからな」
なるほどね。
浮いたボールに招かれて、飛び込んだのは…
遊園地。
何が何だかわからない3人の前に魔術師が現われてボールを受け止める。
思いっきり飯塚声の魔術師は、ここで思いっきり遊べる許可を出す。
魔術師は3人御指名で、ボールに案内させたという。
そりゃあなたならこの3人よくご存知でしょうよ。
タケシはほら穴の中に遊園地があること自体が解せない。
魔術師は疑問に答えず、この遊園地が3人のものと煽り立てる。
正夫はほんとかどうか試そうと魔術師に迫る。
魔術師はマントを振ってテーブルを指す。
豪華なランチがセッティング済み。
疑う進をよそに、タダより安いものはない正夫はがっつく。
あああ契約成立の花火が上がっちゃいましたよ。
クモンデスは皮算用しながらほくそ笑む。

一方の職員室…。
3人の捜索が始まっていた。
例によって正夫の母ちゃんに泣きつかれた管理職、用務員さんに校内巡視を炊きつける。
あちこち電話した旗野先生は、目撃者なしと判断する。
教頭先生は誘拐を心配する。
正夫の母ちゃんは泣き出すし…進の母ちゃんじゃなくてよかったですね。
旗野先生は教頭先生に詰め寄り、母ちゃんたちの不安を煽る教頭先生を責め立てる。
とっぷり…
月先生は夜になっても外回り。
あ~あ泣いちゃった…
3人にもしものことがあったらどうしたらよいのだろうか。
月先生らしからぬ、苦しい時のアンドロメダ大王様に救いを求める。
ところが、頑固親父のはずのアンドロメダ大王様はあっさりと答える。
弱気な月先生を叱咤激励する突き放しをかます。
それでも落胆する月先生に突然の雨…でもしょっぱい!
バルのもらい泣きでした…。
なんだ、バルの声色かと月先生は気づく。
とはいえ、もらい泣きのバルを見てると月先生もふえええ~ん…
…………
そんなこととは露知らず、3人は遊園地をエンジョイしていた。
が、乗っていた回旋塔は急にスピードアップした。
ゼノンドルガブラーのせいです。
高速回転からクモンデスは急停止させる。
3人をここで頂く気はない。
3人を使って餌をどんどん連れ込ませることにした。
ということで、3人に催眠術を施した。
これでクモンデスの意のままに操られるはずだ。
………ということで、紙芝居で次の朝。
立ったまま背中合わせで寝ていた校長先生と教頭先生に用務員さんは唖然。
ぶっ倒しておいて、無事発見の第一報。
ただし、3人を捜索する月先生を、だそうで、ぬか喜びの管理職は逆ギレする。
そんなわけで、月先生を発見した旗野先生は、月先生の嘆き節に付き合う。
川に身投げまで言い出す月先生に、旗野先生は止めるどころかご同行を志願する。
あ~あ見ちゃおれんと、バルは五本松の陰でがっくりする。
こりゃ特殊能力をフル発揮するしかなさそうだ。
バルは空から捜索する。
何やら怪しい霧が地上に立ち込めていた。
クモンデスの仕業と見て、ほら穴の前に着地する。
クモンデスを罵り煽っているうちに、ほら穴からのほほんと3人が現われた
…ってことに気づかないバルでありました。
鬱々と多摩川沿いを歩いていた月先生と旗野先生は、いつもと変わりない3人と鉢合わせする。
旗野先生は大目玉を食らわせたつもりだが、正夫はよもや一晩囚われていたとは気づいていなかった。
月先生も声は大きくしたものの、無事で何より、3人を学校に向かわせる。
これで表面上は事件解決…なのだが、相変わらずバルは叫んでいた。
さすがに話が進まないので、バルはほら穴に念動力を飛ばす。
しょうがないな…クモンデスは期待にこたえて現われた。
クモンデスはバルをけちょんけちょんにおちょくり、バルは怒ったのである。
いきなりクモンデスのペースに巻き込まれて戦闘開始。
クモンデスはバルの背後にテレポートする。
杖で一発殴りつけて、鞭を首に巻いて引きずり倒す。
バルはあっさりダウンするのである。
それでも、月先生へクモンデス出現をテレパシーで伝えることはできた。
月先生は、旗野先生と3人が気づかないうちに茂みに隠れる。
アンドロ仮面~ロー!
面々が気づいた頃には、アンドロ仮面は現場に飛んでいた。
御大書下ろしのアイキャッチ絵もよく見ると怖いよぅ…
ということでアンドロ仮面はCM明けに現着。
お互い啖呵を切りあって対峙する。
クモンデスの杖をかわしながら戦闘開始。
クモンデスの手首を取ってキックが入る。
クモンデスは鞭を伸ばして手首を取る。
引っ張り合いは互角。
間合いが詰まると、アンドロ仮面はクモンデスを放り投げて鞭を解く。
クモンデスは蜘蛛の巣を吐いてアンドロ仮面を取り囲む。
慌てるアンドロ仮面だが、ハイジャンプで蜘蛛の巣を飛び越えた。
着地した時、すでにクモンデスは姿をくらませていた。
アンドロ仮面は3人が狙われていることを確信する。

部屋にこもった正夫を見て、母ちゃんは安心する。
ところがどっこい、正夫は招待状をいっぱい書かされていた。
サッカーボールが跳ね、正夫の机に乗る。
正夫は招待状をボールに貼り付ける。
クモンデスのコマンドに従い、ボールは正夫の部屋を飛び出した。
ボールはクラスメイトの家を次々に訪問する。
「今日は月先生の誕生日、月先生がご馳走してくれる。先生の所に来い 正夫」
ホールインワン祝賀会かよ…。
使命を終えたボールは魔術師の手に戻る。
魔術師は皮算用。
月先生の屋敷に来た生徒の血をことごとく吸い尽くしてやる。
虎穴に入っても虎子を得る確率は格段に低いのでしょうけどね…。
それに、今回ボールが呼んだ新入りは僅か3名。
一方の月先生は、ホラ穴を監視しつつ、クモンデスの通過を待ちわびる。
ところが、バルがテレポートして、生徒の集合を伝える。
なぜ下宿へ? 月先生、声が裏返ってますが…。
ということで、下宿…
玄関前で生徒たちが待ちわびていると、クモンデスは堂々と正門から現われた。
逃げを打とうと卯駿河、クモンデスは正面にテレポートしてくる。
またも蝋燭を見せ付けながらの催眠術。
古株3に加えて新入り3に催眠術が掛かった。
クモンデスは月先生に勝利宣言する。
え~と、1クラス最大40人として、まだ6分の1も催眠かけてませんが。
まあ何にせよ、クモンデスはマントを翻して姿を消す。
そんな折に、月先生とバルは帰ってきた。
下宿周りに気配なし。
バルは戸締り忘れた窓を開けて異変を目視する。
窓枠いっぱいにメッセンジャー大蜘蛛が網を張って手紙を吊り下げていた。
要は、クモンデスからほら穴にお誘いの手紙。
してやられた月先生は愕然とし、上級平和監視員の責務にかけて救出を誓う。

クモンデスは6人をほら穴に招き、さらに最下層の蜘蛛の巣牢に落としこむ。
目覚めた6人は怯えながらも、蜘蛛の糸を引きちぎろうとする。
…そんなんで千切れる荷造りロープではないわ。
クモンデスは蜘蛛の巣の外側から目的を公開する。
吸血鬼と知った正夫は泣き落としに掛かる。
クモンデスは逆に正夫を最初の餌に指定した。
ひいい~ 6人は月先生に救いを求めて叫ぶ。
それはそれは、クモンデスも月先生の始末をつけたいところ。
トラップも用意してるしな。
ということで、月先生の実況を6人に見せ付けるために水晶玉召還。
水晶玉に移った月先生の姿を見て、6人は声を張り上げる。
届きました。
月先生が地下の声を聞き取った途端、床が割れて墜落する。
月先生を落としながら、クモンデスは捕縛の糸を浴びせる。
蜘蛛の巣牢の前に落ちてきた時、すでに月先生はぐるぐる巻き…。
牢に駆け寄る月先生を引き戻しながら、クモンデスは勝利宣言。
月先生の目の前で、生徒を一人ずつ吸い殺してやる…とか。
ということで、クモンデスは予告していた正夫ではなくヒロコを捕まえる。
話が違う…ヒロコを目一杯怯えさせながら、クモンデスは月先生をじらす。
クモンデスの思惑通り、月先生は身代わりを志願して叫ぶ。
それが思惑もの、クモンデスは嘲笑う。
ところがだ。
バルがいきなり降ってきた…落とし穴の始末はしとこうな。
まともにバルに踏んづけられて、クモンデスはぶっ潰れつつヒロコを離す。
バルは月先生の拘束を解きにかかる。
とんだ邪魔が入って計画はおじゃん、クモンデスは火薬玉を投げつけて退散した。
6人をバルに任せて、月先生はクモンデスを追う。
月先生を待ち受けて羽交い絞めにするクモンデスに、月先生は肘打ちを放って振りほどく。
それでは、アンドロ仮面・ロー!
クモンデスのよくわからない蜘蛛の巣2枚を破って戦闘開始。
杖をかわして正拳突き、それに対して鞭を首に巻きつけて力比べ。
アンドロ仮面は手刀で鞭を切る。
変身コンパクトをかざして閃光を浴びせる。
長い長い照射に耐えかねて、クモンデスは姿をくらました。

月先生が牢に戻った時、バルは牢破りを完了したところだった。
月先生と6人は互いに無事を喜び合う。
それではバルの呪文で地上にテレポート。
速やかに帰宅を促す月先生だが、遊び足りない6人は食い下がる。
問答無用、宿題終わってない奴は廊下に整列、嫌なら校庭1000周!
割の合わない商談から6人は慌てて逃げ出した。
何だかんだで無事(?)解決、月先生は上機嫌で帰るのだが…
何だかんだで骨折り損だった方は、月先生を吸い殺そうと悶々するのであった。

空間の詳細
ご招待シーンで空間発動…見たくなくても発動してるの!
招待状を一読して立ち上がる瞬間、ぱっつんぱっつんのワンピースから白い逆三角形がモロ出しになっている。


あるじのその他の分布地
・「ゴジラ ミニラ ガバラ オール怪獣大進撃」(1969年)
・帰ってきたウルトラマン#10「恐竜爆破指令」(1971年)
・帰ってきたウルトラマン#19「宇宙から来た透明大怪獣」(1971年)

ビビューン#16「柱が動く? 何だかヘンなツトム君」(1976年)

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空間のあるじ
モモエ(演・小池朱実)
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おおざっぱでもないあらすじ(田口勝彦監督/長坂秀佳脚本)
古くから、原木を逆さに立てた柱には、妖怪サカサバシラが住み着くという…らしい。
最近の大工さんならやりかねない。
平山さんの新居で、樹齢300年の逆さ柱からサカサバシラが目覚めていた。
…平山さんちより、高寺さんちや白倉さんちで目覚めてくれれば…いやなんでもない。
ということで、逆さ柱を立ててからちょうど1ヶ月目の覚醒を迎えたのであった。
ではサブタイ。
珍しく勉強しているツトムに気づいたお姉ちゃんは、宿題らしきものを掠め取る。
が、何のことはない、モモエちゃんに一大決心で書き上げたラブレター。
お姉ちゃんは茶化して奪い去る。
ツトムはブチキレながら肥後守を手にお姉ちゃんを追う。
肥後守は人に向けてはならぬものと知らんのか。
お母様に見せ付けている部屋の襖を開き、肥後守を突き出す。
お母様は動転しながらも、ラブレターを破り捨てる。
子供は子供らしく、勉強だけやってなさい!
おいババア、そこは肥後守を責めるところだろがよ…。
ちくしょうちくしょうちくしょう!
純情踏み躙られたツトムは、新築の柱に八つ当たりする。
肥後守でぶすぶすしているうちに、柱が呻きだした。
刺し傷から血が溢れる。
びびるツトムの前にサカサバシラが現れる。
少しでも傷つけた者を許さない奴なんだそうで…。
悲鳴を聞きつけたお姉ちゃんが部屋に来て点灯したが、サカサバシラは消えていた。
ツトムは柱を指差すと、当然ながら新築を傷つけたと判断される。
ガツンと叱られた後で、ツトムは首をかしげる。
ツトムは寝静まったが、サカサバシラの呻きで目覚める。
布団に潜り込んだツトムに柱を倒し込んでサカサバシラは威嚇する。
続々と布団の上に柱が倒れ込み、柱に埋まるツトムを押し潰す。
倒れた柱たちは、一斉に青い炎を上げて燃え出した。
痛い・重い・熱い…
ツトムの伸ばした手がスタンドに当たって点灯し、幻は消えた。
夢と考えて安心するツトムだが、サカサバシラの恨み言はまだ続く。
ツトムは本格的に布団の中に逃げ込んだ。

ところ変わって聖蹟…じゃなくて研究所。
いきなり月村のアップから3超神の格闘訓練シーンに切り替わる。
渡部と菅の2人がかりでも、月村を制するのは無理~。
というところに、三太がモモエを連れて帰ってくる。
三太はモモエを超神ルームに招く。
モモエは挨拶に出てきたダイマ博士の書類に興味を示す。
封印の護符ですと。
モモエは勝手に一枚拝借。
変わったポスターをコレクションしてると聞いて博士愕然。
護符をポスター扱いされて呆れ顔で去っていく。
次いでベニシャークを紹介する。
これまた変わった機械呼ばわりされて、ベニシャークは臍を曲げる。
女の子でも関係なしか…ベニシャークはぷんすか飛んでいった。
そこに月村がお客さんを連れてくる。
ということでツトムがルームを覗く。
思いがけないところで運命の出会い
…なのだが、気が弱くて男らしくないツトムはモモエには不評のようだ。
照れて固まったツトムの挨拶にも素っ気ない。
月村は苦笑する。
男らしくドンと行け…何に対して?
よくわからない空気だが、三太は仲を取り持とうとツトムの家に押しかけることにする。
笑って送り出そうとした月村だが、振り返ったツトムの白メイクには気づかなかった。
気づいたのは博士。
博士はツトムの気になる相を指摘するが、月村は片思いの相と茶化す。
博士は妖怪を見た者の目と感じ取る。
月村は疑問視する…妖怪を見たのなら、真っ先に話に出るものだ。
下手に話すと笑われる…気の弱い子を知り尽くした博士はその点を察する。
ということで、月村に内偵を頼み、月村も快諾した。
では平山邸…
新築にはしゃぐモモエを残し、三太は野暮用と称して去ろうとする。
嫌な仲人です…
三太を引き止めようとツトムは食い下がる。
それでは2人そろって「この頃少し変よ」ときた。
言いよどむツトムをほったらかしにして、仲人は駆け去った。
気まずい…
キョドるツトムに呆れたモモエも帰宅をほのめかす。
ようやくツトムは秘密を漏らそうとする。
モモエが問い返す間もなく、暗転して柱が軋む。
ツトムは柱の正体を軽く明かす。
さすが元コンドールジュニア、鼻で笑い、博士から掠めた護符を広げる。
ぺたんと護符を柱に貼ると、サカサバシラは出現できないまま苦しみだす。
サカサバシラの訴えを耳にしたツトムは部屋の隅に退く。
だが、当のモモエには何も聞こえてなかった。
怯えるツトムに愛想を尽かし、帰ろうとする。
食い下がるツトムを振り切って、モモエは飛び出していった。
ガチでモンスター軍団と戦っていた元コンドールジュニアですから…頼りない男じゃあ…。
振られたし怖いし、ツトムは動揺する。
ちょうどその時、月村は平山邸に到着していた。
お姉ちゃんに案内されて部屋に向かう間に激震が起きる。
震源地の悲鳴を聞きつけた月村が飛び込む。
ツトムは気絶して倒れていた。
三太は例の柱が消えているのに気づいた。
護符も真っ二つに破られていた。
ツトムはお姉ちゃんにゆすり起こされてすぐに目覚める。
部屋の変化に愕然としていると、お母さんの悲鳴が聞こえた。
悲鳴に誘われて、月村と三太は外に飛び出す。
庭を突っ切って神社の境内へ。
柱に縛られて突き立てられたお母さんを発見する。
近寄ろうとすると、のっそりシンドが現れた。
シンドは救助を代わろうとする。
というのも、妖怪はまだ平山邸に残っているとビリンが指摘したから。
2人は平山邸にとんぼ返り。
一方、ツトムは押入れに引きこもっていた。
一発で発見したお姉ちゃんに泣きついた。
妖怪がいなくなったものとツトムは安堵する。
後ろから抱っこしようとするお姉ちゃんの手に力がこもる。
めきめきめきっとツトムを押し潰す。
はいサカサバシラが化けてました。
ツトムをチョークしながら、人間体は逆さに立てた下手人を責め立てる。
…立てたのは大工さんです…。
愕然としつつチョークを受けているツトムに関係なく、人間体は苦しみもがく。
本体跡地にふらっと歩み寄り、逆さに立てて傷をつけた恨み言をほざく。
振り返って正体を現した。
ツトムは悲鳴を上げる。
ここでサカサバシラは月村の気配に気づく。
お姉ちゃんに化け、ツトムを背中に隠す。
悲鳴の件を問う月村に、人間体は笑ってごまかす。
だがしかし、襖に映った影は妖怪のシルエット。
おまけに、背中からツトムがはみ出してます。
あっさりバレたサカサバシラは正体を現す。
蹴りで攻め立てる月村をいなし、ツトムを放り捨ててサカサバシラは外に飛び出す。
月村も追跡に飛び出してCMへ。

公園まで追いかけた月村は、ヨウキどもの待ち伏せを食らう。
4人まとめて蹴散らしたところで、超~神・ヤーッ!
一気にサカサバシラの前に飛び降りて名乗りの儀。
サカサバシラは柱の柵を立てて足止めする。
さらに柱に化けたヨウキを降らせる。
ヨウキに取り押さえさせた上で、縛り上げたお姉ちゃんを見せ付ける。
これがサカサバシラの呪い柱だそうで…
超神の力では救出できないと豪語する。
が、ビビューンがヨウキを振り切って反撃に転じると急にトーンダウン。
ヨウキ殲滅完了、呪い柱とサカサバシラの間に割り込んで大将戦。
ぽこぽこ蹴飛ばされたサカサバシラ、立ち木に一体化して逃げおおせた。
お母さんとお姉ちゃんは呪い柱から降ろしたものの、博士でも回復のすべはなかった。
サカサバシラの毒気にあたって弱っている。
サカサバシラを倒すしか回復の道はない。
放置すれば、次はツトムが狙われる。
博士はツトムに強い心を求める。
ツトムはようやくうなずいた。
ということで、3人は手分けして張り込むことにした。
が、博士はもっと深刻な状況に気づく。
破り捨てられた護符を発見した。
サカサバシラは、護符を貼ったモモエも狙うに違いない。

神社を訪れたモモエの前に、ツトムは灯篭の影から現れる。
無事でよかった、ツトムは安堵する。
そっけないモモエを家に帰そうと、ツトムは手を引く。
いつになく男らしいツトムに、モモエはちょっと機嫌が変わる。
張り切るツトムだが、そこに不意にお姉ちゃんが現れる。
お姉ちゃんはモモエをスルーしてツトムの手を引く。
ツトムは手を振りほどく。
お姉ちゃんの言葉遣いがおかしい、偽者だ。
ツトムはモモエの手を引いて駆け出す。
追いかけるお姉ちゃんを振り切れないままモモエが転んだとたん、柱の柵が立つ。
柵はヨウキに変化して2人に迫る。
その頃、関係ないところでバシャーンとズシーンは溶解の気配を感じた。
木を前にして、ズシーンはモンケーンを構えて燻り出そうとする。
ビビリながら燻り出されたのは、ハズレなビリンとシンド。
ススムが消えたことを三太が伝えにきた。
監視員だったはずのシンドとビリンだが、ススムに100円で買収されたそうで。
シンドの足を踏んで八つ当たりのバシャーンであるが、それどころじゃない。
ついでに「いて~よ、もう」と呟くビリン…いや踏んづけられたのシンドだけ。
内輪もめを三太が止める。
ごもっとも…ズシーンとバシャーンは捜索に出る。
そんなわけで修羅場…。
お姉さんはヨウキの群れに挑みかかる。
あああ今回は変身解除して欲しいような欲しくないような…
解除しましたけどね、ではリサ姐さんの太ももを…
と引き画面にはならず、リサはモモエから離れるようツトムに命じる。
ドサクサ紛れに本音をぶつけつつ、ツトムはモモエにくっつく。
だから姐さん、からくりは先に明かしましょうよ。
そのモモエは本人にあらず。
教えるのが遅すぎた…
偽モモエは柱になってツトムにのしかかる。
リサが柱を転がしてツトムを救う。
転がされたサカサバシラは2人に対峙する。
どこに逃げてもテレポートして先回り。
リサはツトムを背に回して匿う。
サカサバシラはあらぬ方の櫓を指し示す。
ヨウキ3体に抱え上げられたモモエが悲鳴を上げていた。
3体がかりで欄干の向こうにモモエを放り投げようと脅しをかける。
2人が打つ手なしで悲鳴を聞いていると、はいいつもの銅鑼が鳴る。
まずはバシャーン参上。
一気に櫓に飛び上がり、ヨウキどもを蹴散らす。
救出成功、リサに託していつにない大活躍。
その後にズシーン参上。
サカサバシラが慌てふためく間に、ビビューンも参上。
では3人そろって名乗りの儀。

台詞の割りに情けない逆立ちでサカサバシラ退散。
超神はジャンプ一発で超神櫓を組んで退路を阻む。
まずはヨウキを蹴散らすビビューンとバシャーン。
続いてズシーンは…柱を抱かされてよろめいていた。
続いてバシャーンも柱を抱かされる。
ビビューンは頭上からサカサバシラを仰け反らせる。
2超神の柱にスカイ剣を振ってヨウキに戻し、撃退させる。
サカサバシラは杭を投げつけて牽制する。
叩き落として避けてことごとく撃退。
この隙に、サカサバシラはビビューンと格闘戦に臨む。
不利になるとテレポートで背後に回る。
ビビューンを放り捨てて、3超神もろとも柱牢獄に閉じ込めて着火。
バシャーンはピピートを放つが、火勢は衰えない。
ならば死角から攻撃だ。
ズシーンは地中からサカサバシラの背後に回る。
サカサバシラを放り捨て、ズシーンボールの体当たりで柱牢獄を破壊する。
ビビューンの指示でバシャーンの飛び蹴りがヒットする。
続いてモンケーンの地鳴りでサカサバシラをひっくり返す。
地面に突き刺さったサカサバシラに向けて、火の玉・ア・ッター・ック!!
サカサバシラ激燃え!

さて、ツトムの一大決心は…
意外や意外にあっさり玉砕!
さすが長坂さん一筋縄ではいきません。
それでもツトムは、強い男になる決心を固めた。
月村はツトムを激励する。

空間の詳細
捕獲脅迫シーンで空間発動。ヨウキに抱え上げられて欄干から放り上げられる瞬間、花柄ロングワンピの中身からお尻部分の三角形が現れる。


あるじのその他の分布地
・正義のシンボル コンドールマン(1975年)準レギュラー・コンドールジュニアの一員

ペットントン#39「一回百円!? オミッチャン」(1983年)

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空間のあるじ
公園で遊ぶ子供(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(坂本太郎監督/浦沢義雄脚本)
普段の畑家…
セロリ婆ちゃんはペットントンの木魚でお題目中。
母さんは洗濯物取り込み中だし、父さんは競馬中継に夢中。
ところが、読経中に婆ちゃんは居眠りぶっこく。
ペットントンはぽくぽく叩き起こして逆鱗に触れる。
ぼっこぼこで痛ってーよ!
仏間から逃げ出したところで母ちゃんと大激突。
洗濯物が吹っ飛んで、母ちゃんからもぼっこぼこ。
母ちゃんから吹っ飛ばされて、リビングに飛び込んでテレビをひっくり返す。
ぷつん…治せよー!
直った時にはレース終了、父ちゃん大負け。
そりゃペットントンのせいじゃないでしょ…。
たかが600円の馬券…小遣い上げろと父ちゃんも八つ当たり。
ということで、ネギ太はオキシフルとっぷりの綿でつんつんする。
ネギ太は宥めすかすが、ペットントンの腹の虫が収まらない。
ペットントンはネギ太に縁切りを薦める。
そりゃ調子に乗りすぎだよ…救急箱でどつきながらサブタイふぁっふぁ~ん。

その頃、公園では長蛇の列…。
ガンちゃんが仕切っていた。
どうやら小百合の彼氏オーディションらしい。
当の小百合は全然乗ってこない。
要は、ネギ太と小百合を引き離しちゃおうというガンちゃんの下心なんだが…。
お見通しの小百合は別にネギ太を取り上げる気もさらさらないんだけど。
ネギ太が小百合にぞっこんなんだから、作戦としちゃ間違ってないな。
責任転嫁もいいところ、小百合はキレはじめる。
行列そっちのけで。
お取り込み中割り込んだ子にまとめてごめんなさいしてお開きになった。
しょんぼりんぐな行列を見せ付けて、ガンちゃんは残酷と言うのだが…
いい迷惑の小百合は去ろうとしてペットントンに鉢合わせする。
小百合はガンちゃんの相手をペットントンに押し付ける。
押し付けられたガンちゃんは、ペットントンと小百合をくっつけようと言い出す。
ペットントンが困っているうちに、小百合は本格的に怒って去っていった。
そりゃそうだ…言いだしっぺも納得して笑い出す。
馬鹿にして~むに!
小石をけったらガンちゃんに命中。
雨かな? まあいいや…効いてなかった。
笑っていると、ペットントンは呼ばれた。
オミッチャンがテレポートして到着。
カメラ目線で自己紹介してる隙に、ペットントンは立ち去る。
気づいて追いすがるオミッチャンに帰国を煽る。
言われなくても…一緒に帰る? やだやだ…
あーあいつもの不毛な会話になりそう。
だが、オミッチャンはぼっこぼこの一部始終を監視していたらしい。
地球人ってあんなもの、宇宙人を馬鹿にしてる。
畑家の皆さんにこき使われるペットントンに同情の嘘泣きなんかかましてみる。
ということで、地球なんか捨てて宇宙に帰ろうと泣き落とす。
人のよすぎるペットントンは悩みだす。
じーっと考え込むペットントンにカウントアップしながら近づいて…
つつじの陰に隠したハンマーで強制催眠だ!
ということで、直りかけのいちごショートにアブダクションだ。
とんかんとんかん修理中の音で、ペットントンは我に返る。
ぐるぐる巻きのまんま、ペットントンは走り出す。
ロープの先は、しーっかりいちごショートに結び付けてある。
オミッチャンはペットントンを煽るのだが…すんーごくいやな予感がします…。
ペットントン猪突猛進!
めきめきめき…ほーらね!
慌ててオミッチャンは止めるのだが、羽がもげて扉が倒れていちごちゃんが転がり落ちる。
あきれながらロープを解き、立ち去ろうとするのだが…
宇宙に帰れなくなったオミッチャンは、いちごちゃんを抱きしめて泣きじゃくる。
むに~…自業自得なのに、なんか悪いことをしたような気になってきた。
しょうがないな~
近寄れば近寄ったで、オミッチャンはペットントンに嫌味たらたら罵る。
さっさとあの家に帰りなさいよ!
あそ、じゃ帰る…
ホントに帰るんじゃない! オミッチャンは先回りして引き止める。
要は、友達の輪でも出してくれと…後ろ砂つきで。
わかったよ…友達の輪。
「地球で生きるには…地球で生きるには……働けばいい」
はぁ?
ぽっぽろぽっぽんぽんびよ~ん!

ということで公園…
ペットントン司会で1回100円オミッチャン乗りを始めた。
何のことはない、砂場一周、オミッチャンがお馬さんになります。
…いや何ぼなんでも手綱のハミはきついでしょ。
ほら、案の定ひっくり返って、もうイヤ…。
じゃあ引き続き、1回100円オミッチャン叩き。
いやいやなんぼピコピコハンマーでも、お子ちゃまは遠慮を知りません。
じゃあ1回100円オミッチャンすくい。
…いや…掬ってるっちゅうより、網でぶん殴られておりますが…。
もういや…ぷはぁ…
という騒動を知らない畑家…。
小百合の話を聞いて、ネギ太はほっとする。
明らかな安堵の色に気づいたガンちゃんは面白くない。
そんなところにオミッチャンとペットントンが戻ってくる。
オミッチャンはペットントンの件で畑家に一言物申しにきた。
どうせペットントンにちょっかい出した報いと無抜いた小百合と睨めっこ。
そもそもオミッチャンの気が済む手は何かガンちゃんは問う。
いちごショートを壊した責任を取って欲しいそうな。
ペットントンが完全に修理を済ませるまで、畑家に居候するそうな。
…やめとけよ…
ネギ太はペットントンをかばって割り込む。
しかし、ネギ太にはいちごショートを直せる技もお金もない。
言われてみればぐうの音も出ない。
しょぼくれるネギ太を見るにつけ、ペットントンは修理する気になった。
ペットントン…ネギ太…(ひしっ)うえええええ~ん。

では修理開始。
一方の畑家…
冷たいものを要求するオミッチャンに、3人組は冷たい無視をくれる。
オミッチャンは割り込んで金を無心する。
痛いものを突かれて、ネギ太は麦茶をしぶしぶ出す。
オミッチャンは麦茶にケチをつけてジュースやビールを要求する。
いいのかな、そんなでかい態度?
全日本居候連盟に訴えると小百合は脅しをかける。
ぎくっとしたところに、ガンちゃんはテレビ局に投稿して社会問題にすると脅す。
たじたじ…
ということで、3人が人生ゲームに興じる前でお掃除開始。
テーブルも汚れてるじゃないの馬鹿嫁!!
あっという間に天国から地獄のオミッチャンであった。
一方のいちごショート…
内部のコンピューターに挑戦中。
ペットントンから見ても安普請のボロUFO。
これでいいかな…さあね?
一方の畑家…
とても野菜炒めに見えない野菜燃やしをせっつかれるオミッチャンであった。
さすがにネギ太は気が引ける。
どうせ地球人の悪口しか言わないんだから、毒食らわば皿までの小百合は知らん顔。
さすがにオミッチャンも堪忍袋が…
ガチ切れとネギ太は悟る。
オミッチャンは宇宙人代表として地球人に恨み辛みを吐き出す。
喉をかきむしって口から謎光線発射。
寸前で避けた3人を外れた不発弾が壁のひょっとこお面に命中する。
お面はちゅるちゅる溶けてしまった。
…ちょっと待て久月のお面そんなにあっさり…
腰を抜かしながら3人は逃げ出すが、ネギ太だけ取り残される。
構いやしないさ、オミッチャンはネギ太を追い詰める。
…なんてこととは露知らず、ペットントンは修理完了。
ボク天才と自画自賛中のところに、ガンちゃんと小百合が事情を告げに来る。
が、ガンちゃんが適当に操作しちゃった。
ぼん…浮揚…
すんごいGに慣れたところで、3人はえらいことになったことに気づく。
宇宙に飛んで行っちゃう前に…壊しちゃえ!
せっかく治したペットントンは止めるが、2人があっちこっち弄っているうちに赤ランプが…
煙も吹いてきたし、落~ち~るうううううう~~~~!
またすんごいGとともに、いちごショートは降下を始める。
一方のネギ太
さっきのうろたえようが嘘のように廃材置き場に逃げ込む。
巨大鳥かごを潜り抜け、追ったオミッチャンは鳥かごにはまる。
巨大卵の前で一休み、といきたかったが、オミッチャンが孵化して休憩終わり。
べろべろばーの余裕だったが、袋小路に飛び込んでしまった。
形勢逆転、オミッチャンは余裕綽々でネギ太を追い詰める。
ところがだ
ここに降下してくるいちごショート発見。
ひょろんひょろんひょろんひょろんちゅどーん!
けほけほの3人が這い出したところにオミッチャンは駆けつける。
へなへなのオミッチャンは、それでも謎光線で復讐に出る。
かわした光線はいちごショート直撃。
オミッチャンは角度を変えて謎光線。
やっぱりかわされていちごショート直撃。
悔しくて悔しくて乱れ撃ちだ。
…いやあの…謎光線遅すぎます…。
乱れ撃ちで動けない3人にほくそ笑むオミッチャンだったが…
かろうじて原形をとどめていたいちごショートは、がらんがらんに崩れ去った。
我に返ったオミッチャンはへなへなへな~
こりゃひどすぎる、ネギ太は何とかするようペットントンに叫ぶ。
それじゃあホニホニカブーラ・ターイムステッキ!
巻いて巻いて巻いて、謎光線発射直前でムニムニザボレ!
オミッチャンは謎光線を吐く。
ペットントンはすっぽ抜けたドアを立てて3人が隠れる。
ドアに反射した謎光線はオミッチャンに自打球あちゃちゃちゃ~!
消防車を求めてかちかち山なオミッチャンを笑うのであった。

ということで、ペットントンは夕食キャンセルの上で修理にかかった。
ペットントンに治せるものか、父ちゃんは疑問視するが…
その腕はネギ太にもわからない。
ちなみに婆ちゃんはプールから帰ってません…。
ということでこちら現場。
オミッチャンはペットントンのお手伝いをお断りする。
直るものも直りません。
しかし気にしていないペットントンでありました。
ペットントンが触れば触るほどひどくなるいちごショート。
いちごちゃんを抱きしめてさめざめのオミッチャンでありました。


空間の詳細
1回100円オミッチャンすくいシーンで空間発動。オミッチャンを虫取り網で掬ってるっつーよりぶん殴ってるうちに、網の柄がスカートの裾に引っかかって大空間が出現

する…のだが、立派な紺ブルマなんだな…。


あるじのその他の分布地
この子、次の40話にも出てませんでしたかね。。。

シャリバン#16「美少女歌手が歌う危険なヒットソング」(1983年)

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空間のあるじ
林田明子(演・持田美保)
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おおざっぱでもないあらすじ(辻理監督/上原正三脚本)
とある砂浜に姉妹が佇んでいた。
妹は姉の復帰を待ち望んでいたが、姉は栄光の日々を呆然と思い起こす。
不意に空が暗転し、沖からサイコが呼びかける。
姉は声に引きずられて海に踏み込む。
妹は引き止めに走るが、姉の姿は波間に消えた。
途方に暮れる妹が泣きじゃくる頃、いつものジムニーが走ってくる。
電は妹の話を聞くや、海に飛び込む。
しかし、電がいくら潜っても、姉の姿は見つからなかった。
…アイドル歌手林田佐世子の死は、謎を孕んだまま広まった。
だだだだー・だだだだだっ・どーん!
佐世子の遺体はポルターのラボに収容された。
数倍のサイ能力がある佐世子に幻夢声帯を移植する手はずが整っていた。
この声帯を使えば、その声はまさに…引っ張るな…
佐世子はデビューの初っ端からヒットチャートを席巻したトップアイドルであった。
なのに、声が出なくなる奇病に襲われて1週間が経過していた。
佐世子の死を自殺と勘ぐるのもむべなるかな…。
改造手術を受けながら、佐世子は死の瞬間を思い出す。
「もう一度歌いたければ海へ入れ」と囁いた奴がサイコだとは知らない。
ただその声に従ったまでのこと。
仕上げの声帯を示しながら、ポルターはレクチャーする。
もう一度スポットライトを浴びるのだ。
アイドルではなく、マドーの宣教歌手として、な。
神になれ、悪の神に…とポルターは言い含める。
サイボーグとして甦る佐世子には、反抗する意志など微塵もなかった。

サプライズのカムバックコンサートが開かれた。
シルエットの佐世子が何者か、観客は疑問を抱きながら演奏開始を待つ。
司会者の美辞麗句に続いて、佐世子の名が告げられる。
驚きの声の中、佐世子に再びスポットライトが降りる。
死亡報道からの大逆転、ざわめきが拍手に変わる。
アイドル路線から大変化、ギター一本で佐世子は「まぼろしブルース」を歌い出す。
ありがちなブルース調の、どよんどな歌詞の暗い音楽がホールに広がる。
その頃、電は珍しく鈴木モータースでバイクの整備中。
明はテレビに佐世子が出ていることを告げに来る。
死亡報道を受けて信じないと思いきや、千秋は一瞬で目の色を変えてテレビに走る。
救出に失敗した当事者は、ありえないニュースに当惑する。
お茶の間では、あまりのイメチェンに千秋が微妙な反応。
千恵も以前のアイドル時代を懐かしんでいた。
お茶の間に入ってきた電は、テレビの佐世子に疑問を抱く。
まぼろしブルースを聴くうちに、電は妙な気分を覚える。
「妙な気分」とは…一般的には千秋を押し倒したくなる衝動ですが上正さん…
何かに体ごとぶつけたくなる衝動…ああやっぱり千秋の服を破りたくなる衝動ですか。
…なわけないな、ゴールデンなんだから。
電がむらむらを発散する前に、明が真っ先に発動した。
おもむろに軟球を投げて窓を割る。
速攻で怒りだす千秋の声を聞いて、明は不意に我に返る。
明自身が何が何だか理解していなかった。
千秋と千恵には異変は起きないまま演奏は終わった。
電は異様なものを感じ取る。
案の定、夜になって異変は発生した。
佐世子のコンサートを聴いた少年少女が各地で暴力事件を引き起こした。
車を壊す者、自分の縫いぐるみの首をもぐ者、大なり小なり荒れていた。
まぼろしブルースは爆発的に売れた。
グランドバース。
ギャバン隊長にも通信を開いて、リリィに曲を聞かせる実験を試みた。
リリィの感想も、「もうどうにでもなれ」という感じになったという。
電はこの曲が多発暴力の元凶と確信する。
一度死んだ人間が生き返るのもおかしな話だとギャバンも考える。
臨死からの生還が高確率で発生するわけもない。
裏にはマドーがいると結論づけた。

電はコンサート会場を探る。
人気者特有のファン殺到に佐世子は迎えられる。
マネージャーが人垣を防いでいる隙に、小次郎さんは強引に握手を成功させる。
感激してる隙に、マネージャーは小次郎さんをひょいと抱えて分離させる。
大の大人を軽々と、電はマネージャーが只者ではないと見切る。
ええ、スリムになったものの、元ゴキブラーですから。
電はマネージャーの正体を暴こうと動き出す。
が、背後で海坊主がマークしていようとは気づかなかった。
電はホールに乗り込む。
扉が閉まり、スポットライトがともる。
ライトの目くらましに紛れて飛んでくる爆弾を避ける。
マドー剣を手にスタッフが襲撃してきた。
2人を返り討ちにすると、階段状からの視線に気づく。
本命のマネージャーだった。
逃げ出すマネージャーを追って屋上へ。
マネージャーは行き止まりの格子戸の手前で消えた。
電が辺りを探っていると、透明化した魔怪獣が先制してきた。
魔怪獣は放り捨てた電を追ってフォールしながら実体化する。
実体化したマボロシビーストに電は飛びつくが、マントを残して消える。
マントにチョークされつつぶん回される。
振りほどけばマボロシビーストに実体化。
飛び込むマボロシビーストをジャンプでかわしつつ赤射。
反撃を透明化でかわし、クライムバスターの一撃を飛んで逃げていった。
やはりマドー、とシャリバンは吠えるが、要は逃げられたのです…。
だだだだだっだ!

電は明子と一緒に佐世子のアパートを訪ねた。
生命反応なし…明子はひどく落胆する。
電はまた来ればよいと慰める。
明子は縫いぐるみを残して立ち去る。
だがしかし、明子を送るジムニーを佐世子は屋上から監視していた。
佐世子はベランダから部屋に戻る。
明子の縫いぐるみに気づいた佐世子は即座に取り上げた。
凝視する隙に、潜伏していた電は明かりをつける。
詫びる電を振り切り、佐世子は電話を取る。
電は「君の方が困るんじゃないか」の一言で佐世子を止める。
電はマドーに佐世子が操られていることまでは読めている。
その先までは知らない電は佐世子の情に訴える。
明子から聞かされたエピソードを振って明子を思い出させる。
怖がりの佐世子は、明子の添い寝がいつもの習慣だったはず。
それが、事件以来の一人住まい。
明子にも会おうとしない。
そこで、明子は縫いぐるみをせめてもの慰めに、と置きに来た。
佐世子は猫とも熊ともつかない縫いぐるみを抱き上げる。
そこで電は真相を聞き出して、マドーの企みを明らかにしようと迫る。
涙ながらに、佐世子は語り始める。
サイコの邪魔立てが早かった。
雷鳴と共に現われたサイコの幻は、佐世子をワイヤー一本で吊り上げた。
電は佐世子に取りすがるが、あっさり振り切られて佐世子は窓の向こうへ消えた。
深夜の街には佐世子の気配はない。
あの窓この窓に、佐世子の歌に踊らされる青少年がどれだけいることか…
電は身を凍らせる。
案の定、日野家(違
俊介(違は母さんからヘッドホンをもぎ取られる。
夜食+小言にぶち切れて、夜食をぶちまける。
そしてイエローターボ…ではないのでBボーガンではなく金属バットを振る。
もっと年長の奴らは、珍走団を組んで交番に手榴弾をぶち込んで爆走する。
ポルターの思惑通り、日本中の青少年は一気に荒れ果てた。
この効果にはガイラー将軍も絶賛する。
さらに増員を持ちかける将軍…はガン無視された。
サイコは明子を「やる」よう命じる。
何をやるんでしょうか…?

下校中の明子を呼び止めたのは、もちろんバラバラギャル。
ポルターは佐世子をダシにして明子をスカウトしようとする。
明子も歌手になれば、佐世子と一緒に仕事ができる、と。
ポルターは自信なさげな明子を篭絡しようと口車を回す。
それを制する声が響いた。
佐世子が現れ、明子の手を引いて走り去る。
ポルターは不穏な予感を感じ取る。
佐世子の猛反対が明子には理解できない。
一緒になれるチャンスと吹き込まれた明子は、歌手になる決意を固めていた。
佐世子もまた明子と一緒にいたいと本音を出す。
それがかなわない事情を明子は問い詰める。
佐世子は明子の前で一回転…
ダークQ…
愕然とする明子に佐世子は本心を告げる。
明子に累が及ばないようにと突き放したのだった。
明子は佐世子に縋りつき、佐世子も抱き締める。
佐世子はマネージャーの視線を検知した。
明子の手を引いて再び逃げ出す。
マネージャーが先回りで待ち受けていた。
2人に迫りながらマボロシビースト化。
2人に到達する直前に電が飛び出す。
マボロシビーストを転がしたところにファイトローが沸いてくる。
格闘しつつ2人を去らせる。
ファイトローに構う隙に、マボロシビーストは矛を投げつける。
紙一重でかわしながら赤射!
「スパーク! シャリバン」をバックに名乗りの儀と赤射プロセスをもう一度!
マボロシビーストはファイトローをけしかける。
続々となぎ倒して大将戦へ。
ダブルのキックはマボロシビーストが耐えて弾かれる。
接近戦はマボロシビーストがバックを取って投げ飛ばす。
放り捨てられながらも、シャリバンはクライムバスターの至近弾を浴びせる。
サイコは幻夢界を開かせる。
モトシャリアンで乗り込むシャリバンは1個戦闘機隊に歓迎される。
撃墜された地上にマボロシビーストの姿はない。
探しあぐねていると、マントが迫ってきた。
実体化とマント化を繰り返し、マボロシビーストはシャリバンを翻弄する。
マントも絡みついたり楯になったり、時には発破を放ったり。
第2ステージに飛ばされたシャリバンは、ようやくマボロシビーストを捕まえる。
お互い殴り合いのドツキ合い。
マボロシビーストを元のステージに放り捨てると、援軍に戦艦が沸いて出る。
艦砲射撃をかいくぐりながらグランドバース召還。
戦闘機隊を殲滅してから駅弁ロボに変形、また戦闘機隊を撃墜して戦艦を撃沈する。
地上戦再開。
第3ステージの巨大CDの飛び石にて、シャリバンは抜刀する。
発動前の抜刀から、勇壮なレーザーブレードのテーマに乗って斬り合い開始。
まだまだマボロシビーストは変幻自在に動いてシャリバンを圧倒する。
ならば発動レーザーブレード!
急に怯んだマボロシビーストは、やけっぱちの特攻に出る。
ざくざく切り裂いて、シャリバンクラッシュ!

電は明子を連れて砂浜に行く。
打ち上げられた縫いぐるみとデビューアルバムに明子は気づく。
拾い上げながら、やはり佐世子が海に召されていったことを思い知る。
電は明子の肩に触れつつ黙って慰める。
それでも明子の涙は止まらない。
電は第二第三の林田姉妹が現れないように、マドーを打倒する誓いを秘めて去る。

空間の詳細
長らく残念空間に入れていたラストシーンで空間発動。縫いぐるみとレコードを拾い上げにしゃがんだ瞬間、ぽちゃぽちゃの太腿の奥に赤いブルマがちらっと見える。さらに右脚の奥には、ソックスではない白い影が…。スリップなら残念、赤ブルからのハミパンならラッキーかもしれない。


あるじのその他の分布地
・超新星フラッシュマン#24「オカルト夏休み」(1986年)
こちらでもスク水からのハミパンをご披露しているこのあるじ。3年でさすがに高学年~中学生らしい女体に変貌しているが、ちっちゃい頃のぽちゃぽちゃ感は言われてみれば残ってる。

ロボコン#57「ワンサカワン! ロボット学芸会に大集合!!」(1975年)

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空間のあるじ
見物客(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(畠山豊彦監督/島田真之脚本)
いきなりですが、ロボットかちぬき戦のトーナメント表が張り出されて怖いBGM。
しかも、木刀が交錯して試合開始…を町田巡査が止める。
木刀片手のロボット生徒を前に、巡査は審査員として正々堂々を申し付ける。
えらい気合にたじろぎながらも、勝負始めの号令一下、止め絵でサブタイぱっぱかぱ。
誰が誰と試合してるのかよく分からないバトロワ状態。
ロボゲラ対ロボプー、ロボゲラの「アレ何だ?」に吊られて隙あり一本。
ロボコンはロボモグを押し倒しながらロボショーと木刀を交わす。
隙を突いたロボワルに背中からぶん殴らてよろんろよん。
勝ちゃあいい主義のロボワルに腕を伸ばして不意打ちの一発
…のつもりが、ロボガキに誤爆した。
キレたロボガキの300馬力を飛んでかわすと、300馬力はロボショーを誤爆する。
ロボショーが焼けっぱちの無差別放水を浴びせていると隙に、ロボコンは空を飛ぶ。
飛びながらみんなに面一本。
あああさっぱりわからん、巡査は水入りにする。
…止まりませんがな…。
それどころか、ロボワルからどさくさ紛れの一発を浴びてよろんよろん。
仕事中のロボカーは呆れる。
やがて、ロビンちゃんとマココが止めに駆けつける。
巡査は事の顛末をマココに教える。
明日のロボット学芸会、みんな王子様役をやりたがってこの始末だそうな。
無条件でお姫様役のロビンちゃんは困惑する。
やがて、ロボガリとロボピョンを皮切りに、ダウン組が続出する。
ロビンちゃんが声を荒げた時すでに遅し、ロボコンとロボガキしか残っていなかった。
やがてロボコンがロボガキを打ち倒す。
当初の目的を忘れ、マココはロボコンの勇姿を喜ぶ。
相手役はロボコンに決定! にゃはははは!

一方、みどりはしょんぼり泣きじゃくり、はじめはどうしたものか困惑する。
そこに凱旋中のロボコンとマココが通りかかる。
どうしてみどりが落ち込んでいるのか、はじめにもわかっていなかった。
ロボコンは殺陣を披露しつつみどりを慰める。
逆鱗にぐりぐりしていようとは思いもよらず…。
ロボコンが主役を射止めたと聞いて、みどりはロボコンを池に叩き落とす。
膝下くらいの池で溺れるロボコンを横目に、したり顔でロボイヌは通り過ぎる。
薄情者・落ち着けの応酬で、ようやくロボコンは我に返る。
なぜみどりが怒ったのやら…。
気にはなったが、マココに促されて練習へ…。
てなわけでバレエ教室。
チンピラに取り囲まれたロビン姫を助けに登場するシーン。
見得を切ってちゃんばらシーンになだれ込むのだが…
ロボワルとロボガキのコンビネーション攻撃に追い詰められる。
話が違~う!
ロボワルはぶん殴られる役どころが気に入らない。
さっそく木刀を放り投げて出て行った。
つられてみんな木刀を放り捨てる。
見かねたゆかり先生は、当初の目的をとくとくと話す。
学芸会を開いて、お世話になった人々を喜ばせることは、ロボットたちが提案したはずだ。
王子役はみんなが決めたルールで選んだものだったはず。
ならば今さら不満を言うべきではない。
…ロボワル兄弟たちは納得しなかった。
ロボトンやロボパーまでもが賛同する。
それでも、ロボガリは賛同して説得に回る。
渋々承知を取り付けた。
ホッとしたゆかり先生の音頭で練習再開。
だが、調子付いたロボコンは遠慮なしに仲間をどつき回す。
空気読めないマココはともかく、ゆかり先生までも死屍累々を前にスマイルですか…。
説得に乗り出したロボガリまでも、やりすぎだと明確に判断した。
さて場面変わって大山家のどよんどな食卓…
相変わらずみどりが沈んでいた。
事情は内々で説明済み。
みどりは学芸会の主役になれなかったという。
パパさんは強めに励ますのだが、みどりはさらに落ち込む。
台詞一つないその他大勢に甘んじていられない。
たまりかねたママさんが席を立つ。
駄目ですよ、日本の誇る磯野家の長女がモンペなんて…
毎年主役を張ってきたみどりがエキストラに降格なんて聞き捨てならない。
ママさんは先生に一言申し立てたいが、パパさんは押しとどめる。
だってね、記録・それはいつも儚いものですから…
パパさんは先生の考えがあろうと考え、ならば問いただそうとママさんは怒髪天。
さすがのパパさんも大黒柱の腹を据える。
大山家に大嵐…みどりよりもママさんが大泣きしながら引き篭もる。
で、こんな時に限って能天気な花沢さんが戻ってくる。
もっと能天気なマココが主役の件を蒸し返す。
もちろんみどりは臍を曲げるし、ロボコンも嫌味で対抗する。
当然ながら八つ当たりの矛先はロボコンに向く。
なのに、パパさんに聞き入れられたロボコンは、バット片手に殺陣を披露する。
しまった…パパさんはしょぼくれるみどりに気づいた。
勢い余ってランプを叩き落とした隙に、パパさんはロボコンを引きずり出す。
二階にえらい剣幕で引っ張って行くや、突然土下座で出てってくれと頼む。
みどりのために…と言われましても、ロボコンは一向に察せなかった。
取り残されたみどりは由美子が引き受けるが、涙涙は止まらない。
こうして時間稼ぎしてる間に、パパさんは事情をようやく伝える。
ロボコンは快諾した。
が、廊下でみどりが聞き耳を立てていようとは知る由もない。
ぱーぱーぱっぱらぱっぱ・たたたたた!
その夜、ロボコンはこれで解決するかロボイヌに問う。
不可とロボイヌはあっさり判断する。
みどりが主役に戻らなければ、根本的に解決できるわけがない。
ロボコンはロボイヌに食い下がるが、ロボイヌにどうこうできることでもない。
こっそりついてきたみどりは、そんな2体のやり取りを聞いて困惑する。
ロボイヌに振り切られたロボコンは、ゆかり先生に尋ねることにした。
舞台セッティング中のゆかり先生とロビンちゃんに主役交代を願い出る。
ゆかり先生はあえてスルー。
余計な手出しで大道具の木をぶっ倒して今夜もうらら~。
…翌朝…
ロビンちゃんはみどりに競演を求めてきた。
ママさんは自分のことのように喜ぶが、みどりはうなだれる。
例によって例のごとくの独り相撲を喜びながら、ロボコンはみどりの手を引く。
みどりは振り切って拒絶する。
しょんぼりんぐ…。

ということで、恐怖ロボペチャが客引きするロボット学芸会の会場…
大山家-みどりは駆けつける。
ロボコンは玄関でみどりを待ちわびる。
会場はとりあえず大入り、なんたってステージ上まで鬼ごっこ状態ですから。
開園時間も迫ってきたし、ロボコンとロビンちゃんは衣装合わせにかかる。
ここでロボペチャが一大事を告げに来る。
競演が誰も来ないのよ!
慌てふためくロボコンに対し、ゆかり先生はきっと来ると信じる。
そんなこんなで開演時間…。
上手からロボコン王子とロビン姫入場です。
だが…
誰も通らない…ガチで…
二人は延々と舞台を往復する。
とうとう野次が飛び始めた。
ロボコンは困り果てるが、他の役が来ないんじゃ話が進まない。
ゆかり先生も巡査も狼狽する。
ブーイングブーイングやっほーやっほー…
で、公園でやさぐれてるロボット連中にみどりは出くわした。
ロボトンはいつもの調子で気さくに呼び止めるが、学芸会そっちのけなのでみどりは問う。
ロボワルを皮切りに、ロボガキやロボプーやロボパーはロボコンを罵りだす。
手加減なしの殺陣でぼっこぼこにされたとあって憤懣やるかたなし。
主役だけで芝居ができないことを思い知らせてやろうとロボガリも怒る。
ロボパーは会場の大騒ぎを妄想して含み笑い、もちろんみんな沸き立つ。
みどりは一同を叱り飛ばす。
芝居は誰の為にするものだ…お客が待ってる、みどりは連中を追い立てる。
ロボコン王子の足取りも止まってしまった。
ワンサイドゲームの8回裏外野スタンド状態勃発。
客を帰してなるものか!
ロボコンは客を呼び止める。
ロボコンは一人語りしつつ抜刀する。
ロボコンは見えない悪漢と殺陣を繰り広げ始める。
気配はすれど姿は見えず、ロボコンは一方的に転がされる…ことにする。
とりあえずギャグには見えたらしく、エア殺陣に客は引き戻される。
事情を知る裏方には悲痛な一人芝居、巡査は敵役を買って出る。
周りが見えない全力のロボコンは、巡査を正拳でダウンさせる。
ウケるにはウケたが、これで殺陣の相手はいなくなった。
ロボコンはひたすら姿なき怪人とエア殺陣を繰り広げる。
みどりに先導された連中が着くまで持ちこたえられますかどうか…。

ロビンちゃんが袖に引いても、ロボコンのエア殺陣は続く。
よろんよろんのロボコンから煙が噴き出す。
ウケる一般客と違って、大山家の皆さんには変調がありありと分かる。
舞台は白煙に煙るし、ロボコンはよろめいて大道具を倒す。
パパさんとママさんは拍手せずにいられない。
エプロンから液漏れが…ゆかり先生は目を伏せる。
姿なき怪人からロビン姫を…実は学芸会を守り通そうと、膝を折ってもロボコンは剣を振る。
巡査も思わずもらい泣き。
ロボコンはよろめきながら立ち上がる。
どんぴしゃりでみどりが到着した。
みどりはロボコンの熱演を見届けた。
そしてロボットをけしかける。
OPインストも高らかに、ようやく本番のスタートだ。
みどりの音頭から、会場は「頑張れロボコン!」コールに満たされる。
大盛り上がりの会場で、思わずパパさんはみどりコールを発する。
気づいて止めたパパさんに苦笑したママさんもつられてしまう。
舞台を降りて客席フロアで大乱闘だ!
…という話だったのさ。
ということで、恐怖の採点。
学芸会の企画そのものには、ガンツ先生も喜ぶ。
好感触に沸き立つ連中を代表して、ロボメカは全員ハートマークを確信する。
ありえん!
ロボコンと学芸会不参加のロボカーを除く男ロボ全員0点!
至極当然です。
ということで、ロボコンは張り切って採点に進む。
ろーぼこん80点!
意外な高得点に喜んだけど肩透かし、なぜ?
ガンツ先生は2つ指摘する。
任務を全うしたこと、そしてみどりを喜ばせたこと。
みどりの件を知ってロボコンは喜んで大山家に戻る。
ロボコンは学芸会の礼を述べる。
みどりも感謝を返す。
みどりは脇役の大切さを知ったという。
そして学校に誘い、ロボコンは参観を約束する。
で、みどりの役は?
みどりは柱の影に隠れて衣装換え。
現れたみどりは
……………………G!……………………
ぎゃぎゃぎゃぎゃーっ!
壁を突き破ってハイそれまでよ!
…止め絵のBGMこわいょぅ…。


空間の詳細
開演前シーンで空間発動。ステージ上で鬼ごっこしてる4人組のいちばんチビちゃんが、常時ワカメちゃん状態の超ミニスカから白いもこもこを丸出しにしている。


あるじのその他の分布地
恒例のことながら、エキストラじゃな。。。

シンケンジャー#13「重泣声」(2009年)

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空間のあるじ
被害者の女の子(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(竹本昇監督/小林靖子脚本)
志葉家の爽やかな一日…は訪れなかった。
彦馬さんは一大事を丈瑠に耳打ちする。
うんざり顔の丈瑠であったが、耳を貸したら湯呑みを取り落とす。
茉子が…
薄ら笑いで包丁を振りかざして一刀両断…失敗…
包丁の刃で玉葱をぶん殴りつつ、玉葱をぶっ潰していく。
茉子が恐怖の晩御飯を作ってくれるということで、ことは「だけ」は大はしゃぎ。
厨房では黒子さん達が救急箱用意してるし…
大広間では千明と流ノ介が戦慄する。
茉子は冷蔵庫に挽肉がないことに気づいて買出しへ。
黒子さん黒子さん、救急箱はともかく消火器は…姐さんならやりかねないか…。
さて肝心の殿が「最大の危機」と落胆する中、ちゃんちゃんばら~ちゃ~んばら~! あっぱれ!
一方の六文船…
薄皮太夫の三味線を口ずさむススワタリにドウコクが八つ当たり中。
シタリは宥めすかすが、ドウコクは志葉の若僧を直々に倒せずに苛立っていた。
船底に昇竜抜山刀を叩きつけて悔しがる。
封印の文字を使えない丈瑠の現状を鑑みて太夫は鎮める。
シタリもみだりに封印の文字の話を出すのを止める…十蔵の件もあるし。
二人は当面のこととして、三途の川を溢れさせる策を優先する。
シタリは「面白いの」を呼んだという。
ほら、赤子の泣き声が聞こえてきた…。

さて、志葉家…。
流さんと千明は、どんな飯でも食える空腹を腹筋運動で製造中。
黒子さんの手伝いをねじこもぅとする彦馬さんを信じて開き直る殿。
そんな男組を不思議がることは…やっぱりねじの5・6本は緩んでます。
千明は姐さんが「お嫁さん」に憧れるのが大いに謎だ。
ことはは茉子ちゃんをお嫁さんにしたいくらい慕ってる。
もちろん無理と諭す流さんに、ことははこの前の夜の話をする。
姉ちゃんの夢を見て寝付けなかったことはは笛を吹いていた。
泣きそうになったことはを茉子は抱き締めて慰めた。
…ちゅか代われ、すぅちゃんとじゃなく臨さんと。
茉子はことはにとって姉さんみたいなもの、という点は殿も納得する。
その茉子は…
スーパーの帰りに泣きじゃくる男の子に声をかける。
男の子が指差したママは…
ああああ~ああ~白い全身タイツの手を引いて車に向かっていた。
茉子はお母さんに声をかけて、男の子を指し示す。
きょとんとしながら、ママは白い全身タイツを「うちの子」と断言する。
え…ママはガチで白い全身タイツをわが子として車に載せて去った。
唖然とする茉子の後ろを、白い全身タイツを肩車したパパが歩いていく。
置いてきぼりの女の子が追っても気づかない。
街のあちこちで、白い全身タイツをわが子と思い込んで連れて回る親が続々と。
置いてきぼりの子供たちがあっちこっちで泣きじゃくる。
何これ…?
茉子が唖然としている目の前で、いずこからバボちゃんが飛んできた。
バボちゃんは女の子に命中すると、白い全身タイツに変わってママと手をつないで去っていく。
バボちゃんに弾き倒された女の子に寄り添いながら、茉子は辺りを探る。
外道衆のアヤカシ発見!
アヤカシ・ナキナキテは腹から分身シロウリコを取り出す。
…どう見てもバボちゃんです…。
ナキナキテがシロウリコを投げつけると、シロウリコは子供と摩り替わった。
茉子は丈瑠に電話する。
街は子供たちの泣き声で満ち満ちて、ナキナキテは哄笑する。
当然、ヘブンファンの旋風で吹っ飛ばされる。
(天 )が責め立てる間にも、ナキナキテはノリノリで挑発する。
ピンク抜刀、戦闘開始。
パワーに勝るナキナキテがピンクを転がして口ビーム。
増援到着、(火 )(土 )が弾き返す。
(水 )(木 )が頭上から奇襲するが、ナキナキテは弾き返す。
殴りつけてアカオニコを2人に投げつける。
アカオニコ2人の背中で実体化した。
きも…
上機嫌のアカオニコを振り解こうとすると、急に泣き出した。
みしみしみし…恐怖子泣き爺状態で(水 )(木 )は地に伏せる。
(火 )が問うと、ナキナキテはアカオニコを紹介して嘲笑う。
引っ張っても取れないなら…(天 )は(水 )のアカオニコに斬りつける。
ダメージはアカオニコをすり抜けて(水 )に直接届く。
なるほど効能は大体分かった。
ナキナキテは棍棒を振るって反撃に出る。
斬り結ぶ(天 )の左脇に棍棒がもろにヒットする。
(土 )は倒れ伏した(天 )に寄り添う。
(火 )は単騎でナキナキテに飛びかかる。
しゃがみながら棍棒をかいくぐって腹を真一文字に切り裂いた
…のに、(火 )の腹にはアカオニコが乗っていた。
抱っこ状態で実体化され、(火 )も押し潰される。
みしみしの男組を前に、アカオニコは泣けば泣くほど重くなることをナキナキテは教える。
余裕綽々で水切れ宣言、ずぶずぶずぶ…
途方に暮れる(土 )に対して、(天 )はナキナキテの挑発を理解した。
あやして笑わせれば軽くなるわけで…
風車にでんでん太鼓にメリーゴーランド。
大広間に似合わないもので、アカオニコはおんぶできる程度まで軽くなった。
ナキナキテを倒さない限りは、アカオニコは離れそうにもない。
丈瑠はやる気満々だが、千明のちっちゃい堪忍袋はブチキレそう。
ついアカオニコにデコピンを…
うえええええええんめきょめきょめきょめきょ!
ついでに殿と流さんのアカオニコもつられてめきょめきょ。
また一からやり直しです…。
流さんはいないないばあで笑わせる。
「おもちろいでちゅね~」「お前が面白ぇよ…」確かに…
と、男組が悪戦苦闘する中、茉子は中座する。
黒子さんたちに子供たちの面倒を任せていたところだ。
ことはも援軍に出る。
さあて、男組の三途の川の石積みはいかに?

某体育館…
棒立ちの子供たちがビー泣き中、黒子さんたちは悪戦苦闘中。
いないないばぁ! ビー泣きからギャー泣きにグレードアップ…駄目だこりゃ…。
黒子さんたちが途方に暮れていると、茉子は海亀着ぐるみで乱入してきた。
朗らかにお猿のことちゃんを呼ぶ。
うっき~! バナナもないのにすってんころりん。
うけた!
怪我の功名ナイス。
ということで、亀さんの音頭と猿さんの笛で大きな栗の~木の下で~
こんな調子で、泣いた烏がまた笑う。
ということは…
シタリは水かさが減ってることに気がついた。
立ち聞きしたナキナキテは慌てふためく。
やることは決まってる。
では、やられる予定の体育館。
あっちこっちでグループができて、茉子とことはは梯子する。
が、鬼ごっこ中の茉子は脇を押さえる。
ナキナキテの棍棒のクリーンヒット…さすがの茉子もことはに後を託して中座する。
泣き言は言わない茉子の弱音に、ことはが心配げに見送りつつCMへ。
結局、ことはは茉子を追う。
茉子は強がるが、ことはは脇に滲んだ血に気づく。
その深手で全力で遊びに付き合っていたとなると…ことはは茉子を案じる。
ことはは休憩を勧める…みんな元気になったし。
茉子は中のままごと女児集団を見つめる。
小さい頃から侍の稽古漬け、お母さんごっこやお嫁さんごっこに憧れていた、という。
茉子ちゃんの「お嫁さん」の夢がことはにも理解できた。
茉子自身、普通にお嫁さん経由で普通にお母さんになりたいと思う時がある。
ことははそんな茉子を応援する。
だが、深手を負った茉子は、戦死の不安を漏らす。
殿にさえ注進できる強い茉子を見慣れたことはには信じがたかった。
冗談めかして誤魔化そうとする茉子をことはは抱き締める。
たまには茉子ちゃんをぎゅっとしてもええな…
頼りきりを詫びつつ、ことはは茉子を包み込む。
いい絵やな~
…と思ったら、案の定ぶち壊しに来た奴がやって来た。
2人は入口に立ちはだかって乱入を防ぐ。
鈴が鳴る志葉家からも、ずっしりアカオニコを抱いたまま男組がよろんよろん出る。
子供たちを黒子さんたちに託し、2人は陣幕と幟を背に立つ。
それでは一筆奏上・ッハ!
たった2人だけど、シンケンピンクと1人のオナジクさんで名乗りの儀!
シンケンジャー・参る!
ナキナキテは分身を惜しんで棍棒一本で攻め立てる。
2対1で互角の力押し。
(天 )のキックでたたらを踏んだナキナキテは、口ビームで2人を吹き飛ばす。
脇の深手には効いたようだ。
うずくまる(天 )の前に(土 )は立ちはだかる。
ランドスライサーの遠投で長距離戦を図るが、ナキナキテは打ち返す。
直撃で吹っ飛んだ(土 )を案じつつも、(天 )は弱気を漏らす。
そんな中、アカウリコの号泣が近づいてきた。
物理的にはかなり役に立ちそうにない援軍が迫ってきた。
一筆奏…失敗、アカウリコに押し潰された。
ナキナキテは哄笑しつつ、2人に口ビームを放つ。
ダウンした2人を前に、ナキナキテは子供を泣かそうと勝ち誇る。
…と言われたら、2人は俄然奮起する。
口ビームを左右に分かれて避け、(天 )はモヂカラ合成を持ちかける。
1+1は2以上、(土 )は了解する。
「風」+「山」=「嵐」!
ナキナキテは竜巻に巻き上げられた。
(天 )は上空に飛び上がり、(土 )は地上で機を待つ。
とどめは上下から一刀両断、シンケンマル天地の舞!
やりました、(天 )は(土 )を抱き締める。
男組のアカウリコもようやく消滅した。

さあて二の目登場!
それじゃあ折神大変化、侍合体・シンケンオー天下統一!
口ビームはシールドで防御するが、ナキナキテはアカウリコを投げつける。
背後のビルで跳ね返り、2体のアカウリコがシンケンオーの背にぶら下がる。
シンケンオーはずっしりの棒立ち、ナキナキテは好きなだけ殴りつける。
(火 )はダイテンクウ召還を思いつく。
侍合体・ダイテンクウ天下統一!
(火 )(水 )(木 )はダイテンクウに乗り代わる。
目には目を、と先走った(水 )は(火 )(木 )の予想の斜め上を行く侍武装!
ダイテンクウをナキナキテの背にのし上げる。
ナキナキテもずっしり押し潰される。
高笑いの(水 )だが…
(火;)「何だこれは?」
d(水*)「これでハンデは同じです!」
q(木#)「意味ねぇだろ、空から攻撃すりゃいいだろ!」
(水iii)あ…
シンケンオーに残った(天 )も目眩がするが、(土 )は好機と見た。
ダイシンケン侍斬り・ハッ!
これにて一件落着!
ただし、ダイテンクウのコックピット以外でね。

正気に戻ったパパママが体育館に駆けつけた。
無事に戻っていく子供たちを茉子とことはは見守る。
その夜の志葉家におろしハンバーグが献じられた。
覚悟を決めて肉だったものをくわえると…うまい!
予想外の大絶賛に、茉子は黒子さんたちの協力を明かす。
…きっと100%黒子さんの協力です。
だが、茉子はちゃんと地雷を用意していた。
「でも、付け合せは私のオリジナル」
一口大の人参を丸かぶりしてしまった殿は…
箸を取り落として後ろにひっくり返ってしまいましたとさ。
大パニック中の男組そっちのけで、ことはは平然と人参を頂く。
何があったか理解できない茉子とことはでありました。
…と思いきや、肉だけ食ってる千明も平然としておりましたとさ。

空間の詳細
ラスト前の再会シーンで空間発動。パパママと子供たちが両サイドから駆け寄ってくるカットの中で事故発生。女の子が転んで、さらに後ろの女の子が乗り上げる事故がパパママの足元に写り込んでいる。最初に転んだ子の白い逆三角形の一部が、ママのスラックスの背後に見えている。インターレス消去しながら探してごらん。


あるじのその他の分布地
毎度のことながら、エキストラじゃな。。。

リュウケンドー#35「狙われたあけぼのステージ」(2006年)

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空間のあるじ
安全教室の参加者(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(原田昌樹監督/猪爪慎一脚本)
あけぼの署が「魔物安全教室」を開くということで、Dr.ウォームは怒り心頭。
特に気に食わないのは、かわいいギジャギジャのイラスト…なんかズレてます…。
魔物の威信にカチンときたらしい。
目に物見せてくれるということで、えらい剣幕で出て行った。
それを見送るブラッディはウォームを愚かな奴と評する。
が、「試運転」には好都合と考えて、新たなる我が下僕を呼ぶのであった。
おいおいジャークムーンじゃないか…。

そんなわけで、あけぼの署は総がかりで安全教室開催。
上機嫌の雪村署長は、声も高らかに防災意識を高めましょう~。
と言うか、早く本題に入りましょう~。
と言うか、寝ますよ~。
と言うことで、会場爆睡ですよ~~~。
…なんて表舞台と関係なく、舞台裏では剣二がギジャギジャ着ぐるみに悪戦苦闘中。
ファスナーが背中の中ほどで止まってしまった。
銃四郎もえらい硬さに悪戦苦闘しながら、首まで一気に閉め上げた。
「あ…」
銃四郎は近い将来の破局を予感するが、しれっとオッケーする。
暑いし臭いしギジャギジャの役だし、剣二はぶーぶー。
30分語り続けた署長は上機嫌、月岡課長はおべんちゃら。
「もうみんなぐったり…いやいやいや、うっとり」と花田課長は本音をぽろり。
さらに高笑いの署長だが、作業中の大道具さんに気づく。
勅使河原町長の御曹司と知って、署長は止めるのだが、御曹司は楽しんでる。
かつて鈴と見合いして失敗した御曹司だし、世間知らずそうで頼りなさそうで…
そう酷評する剣二は通りすがりの鈴にはたかれる。
御曹司と剣二では育ちが違うの世界が違うの次元が違うの…とまでは言ってない。
鈴はアトラクの段取りを剣二に再確認、ヘマしたら承知しないと脅しつける。
それから鈴は御曹司とにこやかに御談笑…。
いい感じと茶化す銃四郎だが、剣二は物好きな御曹司と素直じゃない評価。
それよりアトラクに向けて緊張感が押し寄せてきた。
すると必然的に股間がきゅーんとしてくるものでして…。
…………
死屍累々の会場に鈴が立つ。
総員爆睡の真っ最中、鈴は「起きろ(きゅいいいいいーん!」で司会進行開始。
鈴はあけぼの町の特徴をステージに問う。
繁が真っ先に手を上げて、「マモノがギジャーって出てきます」
模範解答に鈴は大きなマル!
「こんなふうに!」
鈴が舞台上手を指しますと…
マモノ出ません…シッコ出そうですから。
ということで、剣二はトイレまで駆けつけたのだが…。
着ぐるみに前開きがないことに気がついた。
剣二はファスナーに手を伸ばして届かない。
じたばたしていると、スッキリした御曹司と鉢合わせする。
剣二は渡りに船とファスナーを示す。
早くしないと鈴に殺される!
…さもなくば、屈辱のじょじょじょじょ~が待っている。
舞台袖では、三馬鹿幹部がはらはらしつつ舞台を覗く。
通りかかった銃四郎に剣二を呼びに…連行させる。
生返事の銃四郎が振り向くと、、、
廊下はギジャギジャに塞がれていた。
署長の「まままマモノ~!」絶叫をスタンバイと判断した鈴は、上手に呼びかける。
本物のマモノがギジャギジャ沸いて出る。
追って銃四郎も舞台上で戦闘開始。
すっかり不動銃四郎オンステージで会場割れんばかりの拍手~!
一方、本物のニセマモノは、御曹司を急かせるのだが。
ぶち!
ああやっぱり…恥辱のじょじょじょじょ~への道まっしぐら。
一方の会場は、銃四郎に蹴落とされたギジャギジャが繁の傍に転がってきた。
繁は本物のマモノだと気づく。
それを聞いた猪股のおじさんおばさんをきっかけに騒然となる。
銃四郎は全員避難を呼びかける。
一足遅かった。
ウォームが出口の方から円盤に乗って現れた。
会場はジャマンガが占拠済み、ということで、ウォームは銃四郎に戦闘放棄を命じる。
さもないと…やっぱり切っ先向けられるのは猪股のおじさんおばさんなわけで。
やむを得ない、銃四郎はギジャギジャに取り押さえられる。
邪魔者がいなくなったので、ウォームは演説をぶち始める。
マモノを愚弄することは大魔王グレンゴーストを愚弄するに等しいそうな。
三馬鹿幹部は揃って侘びを入れる。
鈴は取り押さえにきたギジャギジャに肘打ちをくれて自ら捕虜コーナーに移る。
ウォームは大魔王の恐ろしさをとくと教えてやろうと豪語する。
こんな時にどこで油売ってやがるのか、鈴は剣二に舌打ちする。
相変わらず着ぐるみ地獄の中におりました…。
さて会場では、繁が質問の挙手をしていた。
大魔王の強さを問うと、ウォームは高らかに地上が恐怖の魔界と化すことを預言する。
きょと~ん。
予想外のノーリアクションに驚くウォームに、繁はリアリティゼロと冷静に突っ込む。
いつもSHOTに倒されてることを蝶野が野次ると、みんな同調した。
図星を突かれたウォームは逆ギレする。
調子こいて花田課長も捕虜コーナーから興奮し、署長が慌てて止める。
シュプレヒコールの中、ウォームは不意に姿を消し…
ホール全高に達するどでか顔で現れて観衆をのけ反らせる。
ウォームは巨大顔にグレンゴーストの姿を写して見せつける。
リアリティありすぎて凄い迫力、と繁は認める。
ウォームは不意に妙案を思いついた。
全員、特別に魔界へ招待。
要するに拉致です…
ようやく会場大パニック、マイナスエネルギーが湧き出してきた。

一方の着ぐるみ地獄…
なのに、御曹司は鈴と剣二の関係を本人に問いただす。
あっさり「ただの同僚だけど」と返ってきた。
そんなこととは露知らず、銃四郎はギジャギジャを振り切り、鈴に後を託す。
バックステージで剛龍銃召還。
マグナ龍銃キー発動・マグナ龍銃王来神!
気合十分120%と剛龍銃も上機嫌。
ちょうどエレベーターから出てきたギジャギジャと鉢合わせ。
「いらっしゃ~い!」
ということでCMへ。
CM中にロビーまで逃げ出した常連の町の衆を追って、ギジャギジャが溢れてきた。
剣二と御曹司は鉢合わせ。
慌てふためく御曹司を押しやり、剣二は階段の踊り場に飛び込む。
ゴッド激龍剣召…k…不能。
激龍剣もゴッド龍剣キーも着ぐるみの中…どがんすっと?
剣二はギジャギジャ着ぐるみでこっそり現れた。
本物ギジャギジャがきょとんとしてる隙に戦闘開始。
素体はやっぱり鳴神剣二なわけで、完全勝利・ぎじゃ~。
中身が剣ちゃんと気づいた猪股のおばちゃんは見直すのであった。
繁から鈴の状況を聞き取り、剣二はホールに向かう。
御曹司も同行を志願する。
剣二はちょっと考えたが、自分のみは自分で守ることを条件に承諾した。
その鈴だが、花田課長と一緒に血路を開いて、こっそりホールから三馬鹿を逃がす。
…ちゅか、花田課長が初めて警官らしいことしてる。
そんな署長と剣二が鉢合わせした。
びびりまくる署長に代わって、課長が腰の入った突きをぼすぼすと…。
ダウンを取って踏んづけたら、着ぐるみが取れて剣二の顔が出る。
謝る花田課長に対し、月岡課長は油売りを責め立てる。
が、御曹司が駆けつけてこの話はそこまで。
そんな立ち話も、ギジャギジャが現れてそれどころじゃなくなった。
変身不能に気づいた鈴も踏み止まろうとするが、剣二は御曹司に鈴+三馬鹿を託す。
不満たらたらの鈴だが、御曹司は剣二の勇敢さを褒め称える。
ついでに剣二と鈴がいい仲と褒めちぎるものだから、鈴は軽く否定する。
と、三馬鹿は「鈴はお転婆」「剣二は色気より食い気」「ロマンスのロもない」
あーっはっはっは…
さすがにひどくない?と鈴はムッとするのだが、ギジャギジャに鉢合わせした。
一気に屋上へ退避だ。
一方、マグナ龍銃王の交戦状況は、ジャマンガがモニタリングしていた。
悔しがるウォームに対し、ブラッディは予測済みと余裕を見せる。
見てるだけの奴に言われたくないウォームは膨れるが、ブラッディは布石を打っていた。
布石のメカギジャをマグナ龍銃王が発見する。
マグナ龍銃王は布石と知らずメカギジャを追っていく。

一方の剣二は、倒しても倒しても沸いてくるギジャギジャに苦戦していた。
とうとう背中をさっくし斬られた。
痛く…ない…
サナギマンは待った、着ぐるみファスナーが切り裂かれるまで。
剣二とゴッド激龍剣は久々の再会を喜ぶ。
それじゃあ満を持して、ゴッド龍剣キー発動!
激龍変身・ゴッド龍剣童・来神!
一方の屋上では、さすがの花田課長もダウンしていた。
月岡課長と御曹司が収容…鈴は剣二を呼ぶ。
御曹司は到着まで鈴の前に立ちふさがる。
月岡課長は町長のお怒りを察知して止めるが、御曹司は腹を据えた。
「鈴さんは、僕が守ってみせる!」
御曹司戦闘開始、鈴は完全なる告白に立ち尽くす。
到着したゴッド龍剣童も御曹司に感動する。
「男は度胸・女は愛嬌・見せてもらったぜ心意気!」
ということで、ギジャギジャをばったばった斬り倒し、「これでステージ閉幕だ!」
立ち去るゴッド龍剣童に御曹司は感謝する。
調子こいてるゴッド龍剣童の中の人に、鈴は「バーカ」と呟いて見送る。
だが一方のマグナ龍銃王は…

地下駐車場でメカギジャを見失った。
背後から忍び寄るメカギジャ…の気配は読めていた。
銃殺完了。
…と思いきや、ブラッディの薄ら笑いが聞こえてきた。
ブラッディは「私の実験場」と呼び、剛龍銃も謎の気配を察知した。
柱の陰から現れたジャークムーンにマグナ龍銃王は軽く驚く。
ブラッディは撃破されたジャークムーンを回収し、魔的メカに改造した。
ということで、ブラッディ直々に現れてメカニムーンを紹介する。
ジャークムーンの意思を持たないメカニムーンはブラッディの号令に従って構える。
剛龍銃の計算能力を超える未知数のパワーが感じ取れた。
それでも戦わねばならないとマグナ龍銃王は腹を決める。
マグナ龍銃王から仕掛けるが、メカニムーンはことごとく耐えて返す。
ならば火力はどうだ、ダブルショット…の直撃もよろめくだけで攻め立てる。
メカニムーンはマグナ龍銃王を壁に押し潰し、拳一発で吹き飛ばす。
駐車場の奥行ぶん吹っ飛ばされたものの、マグナ龍銃王はマグナウルフを召還する。
バイクモードに変形したマグナウルフに騎乗し、マグナ剛龍銃にファイナルキーセット。
ファイナルキー発動とともに、マグナウルフは砲塔を展開する。
三位一体マグナドラゴンキャノン発射!
メカニムーンは直撃寸前にシールドを張る。
さてどちらが制したか…。
爆煙が晴れると、メカニムーンが現れた。
三位一体攻撃を凌がれて、マグナ龍銃王は愕然とする。
それでもダメージは与えたようで、スパークを起こしてうなだれる。
満足はできなかったが試運転としては上々…ブラッディはメカニムーンごと消えた。
ブラッディの引き笑いに慄然としながら、マグナ龍銃王はメカニムーンを警戒する。

今回のエンディングは後日談。
別館で安全教室は再開された。
お客に迫る着ぐるみを月岡課長はドツく。
調子に乗った剣二と思い込んでの一発だったが、剣二は制服姿でひょっこり現れる。
頭がもげて出てきたのが御曹司だったので、課長は態度をひっくり返して平謝り。
剣二は御曹司と握手し、イベント成功を誓い合う。
そんな2人を見つめる鈴に、繁が耳打ちする。
「どっちにするの?」
にこやかに迷いながら、鈴は「こっち」と指差す。
がっちり組み合った握手を指差し、玉虫色の結論を出すのだった。

空間の詳細
グレンゴーストお披露目後のマイナスエネルギー放出シーンで空間発動。放出しながら逃げ惑う人々の中に、左端で立ち上がって走り出す子がいる。立ち上がる時に白い富士山を斜めから覗き見ることができる。


あるじのその他の分布地
毎度毎度のことながら、エキストラじゃな。。。

ブースカ#45「魔法の帽子」(1967年)

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空間のあるじ
チコ(演・近藤美智子)
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おおざっぱでもないあらすじ(鈴木俊継監督/市川森一脚本)
奥日光にやってきた面々だが、ブースカはいつもの元気がない。
初めての親子キャンプだが、大作は大人の事情で途中参加。
メチャ太郎の婆ちゃんは、そんなブースカの空気を読んで釘を刺す。
婆ちゃんが仕切って親子ゲームを始めるが、ブースカはチャメゴン以外に身内がいない。
チャメゴンは無邪気に応援するが、ブースカは溜息ばかり。
湖でスケッチしたブースカだが、風景ではなく快獣を描いていた。
突っ込むチャメゴンには「湖に写ったブースカの顔」と言い張る。
帽子も眼鏡もスカートも、ブースカが身に着けてみたかったことにする。
お母さんの発想がまるで浮かばないチャメゴンにはおかしな絵だ。
そんな折、湖に浮かぶ船から歌が聞こえてきた。
降り立った東西学園の校長先生を、ブースカは魔法使いと勘違いする。
マジシャンは南間ホテルに向かう。
お食事ということでホテルは迎え入れた。
ブースカの話を聞いたメチャ太郎たちは、魔法使いを見に行こうとする。
そのマジシャンは、食い逃げとみなされてホテルマンとトラブっていた。
フルカン国王に手品を披露したと豪語するマジシャンは、やっぱり金がなかった。
国王から賜ったというシルクハットを使って一稼ぎする約束を取り付けた。
そんなわけで、鎖にじゃらじゃらつながれてマジシャンは奥日光の町に出た。
ブースカたちはあっさりマジシャンを見つける。
正体を一発で見抜いたメチャ太郎だが、ブースカはとにかく行ってみる。
マジシャンは10円をせびりながら、紙のステッキを伸ばしてみせる。
種も仕掛けも筒抜け、メチャ太郎もチャレンジして成功する。
ふて腐れたマジシャンは気を取り直し、シルクハットにタバコを放り込む。
変わりに出てきたのは定番の色とりどりスカーフに白い鳩。
とりあえず拍手する面々の中にガチ感動した約1匹。
ところが、次のマジックで噴水がハットから噴き出して、面々は散り散りになった。
取り残されたブースカは、堂々とハットを持ち去っていく。
マジシャンは追いかけようとしたが、鎖につながれて置いてきぼり…。

いつもと逆の展開で、チャメゴンは帽子を奪おうとしたブースカを質問攻めにする。
どうやら帽子は取れなかったようだ。
ブースカはようやく重い口を開いた。
チャメゴンはさっそく面々に告げ、ブースカの描いたお母さん想像図を見せる。
大作を呼び出そうと面々は考えるが、メチャ太郎はナイスアイデアを思いついた。
メチャ太郎は想像図の拡大図を描き上げた。
そして、婆ちゃんに声色を頼む。
チコがブースカをエスコートすることにした。
その頃、ブースカはマジシャンに懇願していた。
帽子を死守しながら、マジシャンは警戒する。
ブースカはお母さんを出してくれるように頼む。
マジシャンは明日出直すことを約束する。
今ひとつ信用できないブースカはしょぼくれる。
そこにチコがやってきた。
チコに連れられ、絵の側にやってきた。
飛びつこうとするブースカをチコは引き止めるし、婆ちゃんも釘を刺す。
声色を使いながら、婆ちゃんはもらい泣き。
とうとうチコが止める間もなく走り寄って…
絵を貫通。
お母さんが破れたあああああああ~!
違うけどびー泣きで飛び出していった。
作戦大失敗でメチャ太郎もわー泣き…。

翌日…
結局、奥日光くんだりまで大作強制召集。
困り果てながら荷卸しする。
朝からお母さんを探しに行方不明になっていた。
まずは手分けして捜索から。
約束どおり訪ねてみたが、ブースカが心配したとおり、マジシャンはいなかった。
マジシャンは現金327円と質草に鳩を置いてホテルを去ろうとしていた。
町を去るマジシャンを待ち伏せしていたブースカは、ナイナイのパ。
馬車に乗ろうとしていたマジシャンの頭からハットを取り上げる。
マジシャンはハットを追いかける。
ナイナイのパが解けて、マジシャンは本格的にブースカに食い下がる。
追いかけっこの様子は大作たちにも見つかった。
大作が呼んでも知らん振り。
風船売りにぶつかりながら、ブースカは逃げ惑う。
やがて修道院に迷い込んだ。
シスターが道を教えてくれたが、ハットが他人の物だとあっさり見透かされた。
何もかもお見通しのシスターに諭され、大願成就の後に返すことを約束する。
ということで、追いかけっこ再開。
様子を知ったチャメゴンは、ブースカを助けることにした。
飛び出して空に逃げるようアドバイス。
そしてチャメゴンはひよっとハットに変身。
マジシャンは偽ハットを拾い、追いかけっこを終えて歩き去った。
追ってきた大作たちは、ブースカの行方を引き続き探し回る。

牧場に逃げ込んだブースカはハットを探る。
出てくるのは種のスカーフとマジシャンの褌ばかり。
ブースカはハットの中に叫ぶ。
返事はない…。
しょぼくれるが、ブースカがハットに入ることにした。
かいぐりかいぐりちょーん!
そしてハットの中にダイブする。
…………
居眠りから目覚めたブースカの前に、マフラーを編む母さんが現れた。
にじり寄りながら、なぜ出てこなかったのかブースカは問う。
マフラーが冬に間に合いそうにないからだそうな。
まだつくつくほーし鳴いてますが。。。
寂しがるブースカに、母さんはやんわりと弱虫ぶりを諭す。
弱虫じゃないと言い張るブースカを母さんは認める。
それでも、膝枕を望むブースカを母さんは許す。
目が覚めるまでにマフラーが編み上がるだろう…。
ぐっすりお休み…瞬眠!
その頃、大作たちは牧場で本物のハットを発見した。
一方、偽ハットは馬車に乗り込む寸前に正体を現した。
猛ダッシュで逃げるチャメゴンをマジシャンはいきり立って追いかける。

ハットの中からブースカのいびきが聞こえてくる。
メチャ太郎がほじっても、ハットの中は空っぽ。
マジシャンに出してもらうことをミー子は考えた。
折りよくなのか折悪しくなのか、マジシャンがやって来た。
マジギレのマジシャンだったが、確かにハットのいびきを聞き取った。
だが、手品を馬鹿にしたメチャ太郎たちのリクエストなんか聞きたくない。
臍を曲げたマジシャンは、ほったらかしでハットをかぶる。
マジシャンはとうとう馬車を走らせた。
置いてきぼりの大作はブースカを呼ぶ。
しばらくして…
マジシャンはハット越しにお母さんと対話する。
あんないい友達とブースカを別れさせていいんですか?
OKが出たようだ。
マジックでブースカは空高く舞い上がった。
着地したブースカはマフラーを巻いていた。
ブースカは大作のところに帰る約束をした。
弱虫じゃないから寂しがらないことにした。
マジシャンはお母さんの素晴らしさを教え諭し、今度こそ別れを告げた。

空間の詳細
マジシャン発見報告シーンで空間発動。見物人がわらわら飛び出すカットの中で、チコも飛び出した瞬間に裾が跳ね上がって中の白いものが丸見えになる。


あるじのその他の分布地
・ウルトラマン#4「大爆発五秒前」(1966年)
・ウルトラマン#37「小さな英雄」(1967年) いずれも別の役。

魔女先生#22「恐怖! ホラ穴の悪魔」(1972年)

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空間のあるじ
ヒロコ(演・伊東ひでみ)
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おおざっぱでもないあらすじ(田口勝彦監督/島田寛之・山崎久脚本)
相変わらずひもじひもじいクモンデスは、書割城で痰を絡ませつつ血が欲しい~!
ということで、水晶玉にターゲットを映す。
正夫に進にタケシ…懲りずに激ムズな面々じゃありませんか。
それはクモンデスにも分かりきっていること。
最大の障害、月先生を映し出す。
吠え面かかせる気満々で次の作戦を練り上げるのだった。
はい閉門。
ということで東西学園は下校時間。
正門で見送る用務員さんだが、校庭からのサッカーボールを頭に食らってひっくり返る。
やっちまった正夫はタケシと一緒に用務員さんに駆け寄る。
進からバケツ一杯預かってばしゃ~っとな。
ぶるぶるしながら用務員さん復活。
おちょくりながら正夫たち脱兎…。
3人は路上サッカーを続けながら寄り道先を探す。
が、空地にはでかでかと立入禁止の立て看板…がっくし。
愚痴る3人を月先生はからかいつつ耳を掴む。
用務員さんに侘びがはいってないじゃないか…3人こっそり逃走。
本音を言えば元気で結構、月先生はとりあえず釘を刺して退散した。
とはいえ、3人は思いっきりサッカーができないまんまで悔しい。
正夫はタケシをけしかけてロングシュートを打たせる。
ここは高野くんがチャリでズザーしちゃったあの急坂…やめとけよ。
タケシはボールをトスしてボレーキックを放つ。
ところが、ボールは宙に浮いたまま。
一回転してタケシは正夫もろともひっくり返る。
3人が浮いたボールに唖然としていると、ボールはぽとんと落ちて転がりだした。
3人は慌ててボールを追う。
だから高野くんがざくざくになった例の急坂…走らせんなよ…。
それでも追いついた3人の前で、ボールはまた宙に浮く。
正夫の腕をかいくぐり、ボールは脇のほら穴によろんよろん吸い込まれていく。
3人はほら穴に潜り込む。
暗さに逃げを打つ進を正夫は引き止める。
「俺だって怖いんだからな」
なるほどね。
浮いたボールに招かれて、飛び込んだのは…
遊園地。
何が何だかわからない3人の前に魔術師が現われてボールを受け止める。
思いっきり飯塚声の魔術師は、ここで思いっきり遊べる許可を出す。
魔術師は3人御指名で、ボールに案内させたという。
そりゃあなたならこの3人よくご存知でしょうよ。
タケシはほら穴の中に遊園地があること自体が解せない。
魔術師は疑問に答えず、この遊園地が3人のものと煽り立てる。
正夫はほんとかどうか試そうと魔術師に迫る。
魔術師はマントを振ってテーブルを指す。
豪華なランチがセッティング済み。
疑う進をよそに、タダより安いものはない正夫はがっつく。
あああ契約成立の花火が上がっちゃいましたよ。
クモンデスは皮算用しながらほくそ笑む。

一方の職員室…。
3人の捜索が始まっていた。
例によって正夫の母ちゃんに泣きつかれた管理職、用務員さんに校内巡視を炊きつける。
あちこち電話した旗野先生は、目撃者なしと判断する。
教頭先生は誘拐を心配する。
正夫の母ちゃんは泣き出すし…進の母ちゃんじゃなくてよかったですね。
旗野先生は教頭先生に詰め寄り、母ちゃんたちの不安を煽る教頭先生を責め立てる。
とっぷり…
月先生は夜になっても外回り。
あ~あ泣いちゃった…
3人にもしものことがあったらどうしたらよいのだろうか。
月先生らしからぬ、苦しい時のアンドロメダ大王様に救いを求める。
ところが、頑固親父のはずのアンドロメダ大王様はあっさりと答える。
弱気な月先生を叱咤激励する突き放しをかます。
それでも落胆する月先生に突然の雨…でもしょっぱい!
バルのもらい泣きでした…。
なんだ、バルの声色かと月先生は気づく。
とはいえ、もらい泣きのバルを見てると月先生もふえええ~ん…
…………
そんなこととは露知らず、3人は遊園地をエンジョイしていた。
が、乗っていた回旋塔は急にスピードアップした。
ゼノンドルガブラーのせいです。
高速回転からクモンデスは急停止させる。
3人をここで頂く気はない。
3人を使って餌をどんどん連れ込ませることにした。
ということで、3人に催眠術を施した。
これでクモンデスの意のままに操られるはずだ。
………ということで、紙芝居で次の朝。
立ったまま背中合わせで寝ていた校長先生と教頭先生に用務員さんは唖然。
ぶっ倒しておいて、無事発見の第一報。
ただし、3人を捜索する月先生を、だそうで、ぬか喜びの管理職は逆ギレする。
そんなわけで、月先生を発見した旗野先生は、月先生の嘆き節に付き合う。
川に身投げまで言い出す月先生に、旗野先生は止めるどころかご同行を志願する。
あ~あ見ちゃおれんと、バルは五本松の陰でがっくりする。
こりゃ特殊能力をフル発揮するしかなさそうだ。
バルは空から捜索する。
何やら怪しい霧が地上に立ち込めていた。
クモンデスの仕業と見て、ほら穴の前に着地する。
クモンデスを罵り煽っているうちに、ほら穴からのほほんと3人が現われた
…ってことに気づかないバルでありました。
鬱々と多摩川沿いを歩いていた月先生と旗野先生は、いつもと変わりない3人と鉢合わせする。
旗野先生は大目玉を食らわせたつもりだが、正夫はよもや一晩囚われていたとは気づいていなかった。
月先生も声は大きくしたものの、無事で何より、3人を学校に向かわせる。
これで表面上は事件解決…なのだが、相変わらずバルは叫んでいた。
さすがに話が進まないので、バルはほら穴に念動力を飛ばす。
しょうがないな…クモンデスは期待にこたえて現われた。
クモンデスはバルをけちょんけちょんにおちょくり、バルは怒ったのである。
いきなりクモンデスのペースに巻き込まれて戦闘開始。
クモンデスはバルの背後にテレポートする。
杖で一発殴りつけて、鞭を首に巻いて引きずり倒す。
バルはあっさりダウンするのである。
それでも、月先生へクモンデス出現をテレパシーで伝えることはできた。
月先生は、旗野先生と3人が気づかないうちに茂みに隠れる。
アンドロ仮面~ロー!
面々が気づいた頃には、アンドロ仮面は現場に飛んでいた。
御大書下ろしのアイキャッチ絵もよく見ると怖いよぅ…
ということでアンドロ仮面はCM明けに現着。
お互い啖呵を切りあって対峙する。
クモンデスの杖をかわしながら戦闘開始。
クモンデスの手首を取ってキックが入る。
クモンデスは鞭を伸ばして手首を取る。
引っ張り合いは互角。
間合いが詰まると、アンドロ仮面はクモンデスを放り投げて鞭を解く。
クモンデスは蜘蛛の巣を吐いてアンドロ仮面を取り囲む。
慌てるアンドロ仮面だが、ハイジャンプで蜘蛛の巣を飛び越えた。
着地した時、すでにクモンデスは姿をくらませていた。
アンドロ仮面は3人が狙われていることを確信する。

部屋にこもった正夫を見て、母ちゃんは安心する。
ところがどっこい、正夫は招待状をいっぱい書かされていた。
サッカーボールが跳ね、正夫の机に乗る。
正夫は招待状をボールに貼り付ける。
クモンデスのコマンドに従い、ボールは正夫の部屋を飛び出した。
ボールはクラスメイトの家を次々に訪問する。
「今日は月先生の誕生日、月先生がご馳走してくれる。先生の所に来い 正夫」
ホールインワン祝賀会かよ…。
使命を終えたボールは魔術師の手に戻る。
魔術師は皮算用。
月先生の屋敷に来た生徒の血をことごとく吸い尽くしてやる。
虎穴に入っても虎子を得る確率は格段に低いのでしょうけどね…。
それに、今回ボールが呼んだ新入りは僅か3名。
一方の月先生は、ホラ穴を監視しつつ、クモンデスの通過を待ちわびる。
ところが、バルがテレポートして、生徒の集合を伝える。
なぜ下宿へ? 月先生、声が裏返ってますが…。
ということで、下宿…
玄関前で生徒たちが待ちわびていると、クモンデスは堂々と正門から現われた。
逃げを打とうと卯駿河、クモンデスは正面にテレポートしてくる。
またも蝋燭を見せ付けながらの催眠術。
古株3に加えて新入り3に催眠術が掛かった。
クモンデスは月先生に勝利宣言する。
え~と、1クラス最大40人として、まだ6分の1も催眠かけてませんが。
まあ何にせよ、クモンデスはマントを翻して姿を消す。
そんな折に、月先生とバルは帰ってきた。
下宿周りに気配なし。
バルは戸締り忘れた窓を開けて異変を目視する。
窓枠いっぱいにメッセンジャー大蜘蛛が網を張って手紙を吊り下げていた。
要は、クモンデスからほら穴にお誘いの手紙。
してやられた月先生は愕然とし、上級平和監視員の責務にかけて救出を誓う。

クモンデスは6人をほら穴に招き、さらに最下層の蜘蛛の巣牢に落としこむ。
目覚めた6人は怯えながらも、蜘蛛の糸を引きちぎろうとする。
…そんなんで千切れる荷造りロープではないわ。
クモンデスは蜘蛛の巣の外側から目的を公開する。
吸血鬼と知った正夫は泣き落としに掛かる。
クモンデスは逆に正夫を最初の餌に指定した。
ひいい~ 6人は月先生に救いを求めて叫ぶ。
それはそれは、クモンデスも月先生の始末をつけたいところ。
トラップも用意してるしな。
ということで、月先生の実況を6人に見せ付けるために水晶玉召還。
水晶玉に移った月先生の姿を見て、6人は声を張り上げる。
届きました。
月先生が地下の声を聞き取った途端、床が割れて墜落する。
月先生を落としながら、クモンデスは捕縛の糸を浴びせる。
蜘蛛の巣牢の前に落ちてきた時、すでに月先生はぐるぐる巻き…。
牢に駆け寄る月先生を引き戻しながら、クモンデスは勝利宣言。
月先生の目の前で、生徒を一人ずつ吸い殺してやる…とか。
ということで、クモンデスは予告していた正夫ではなくヒロコを捕まえる。
話が違う…ヒロコを目一杯怯えさせながら、クモンデスは月先生をじらす。
クモンデスの思惑通り、月先生は身代わりを志願して叫ぶ。
それが思惑もの、クモンデスは嘲笑う。
ところがだ。
バルがいきなり降ってきた…落とし穴の始末はしとこうな。
まともにバルに踏んづけられて、クモンデスはぶっ潰れつつヒロコを離す。
バルは月先生の拘束を解きにかかる。
とんだ邪魔が入って計画はおじゃん、クモンデスは火薬玉を投げつけて退散した。
6人をバルに任せて、月先生はクモンデスを追う。
月先生を待ち受けて羽交い絞めにするクモンデスに、月先生は肘打ちを放って振りほどく。
それでは、アンドロ仮面・ロー!
クモンデスのよくわからない蜘蛛の巣2枚を破って戦闘開始。
杖をかわして正拳突き、それに対して鞭を首に巻きつけて力比べ。
アンドロ仮面は手刀で鞭を切る。
変身コンパクトをかざして閃光を浴びせる。
長い長い照射に耐えかねて、クモンデスは姿をくらました。

月先生が牢に戻った時、バルは牢破りを完了したところだった。
月先生と6人は互いに無事を喜び合う。
それではバルの呪文で地上にテレポート。
速やかに帰宅を促す月先生だが、遊び足りない6人は食い下がる。
問答無用、宿題終わってない奴は廊下に整列、嫌なら校庭1000周!
割の合わない商談から6人は慌てて逃げ出した。
何だかんだで無事(?)解決、月先生は上機嫌で帰るのだが…
何だかんだで骨折り損だった方は、月先生を吸い殺そうと悶々するのであった。

空間の詳細
ご招待シーンで空間発動…見たくなくても発動してるの!
招待状を一読して立ち上がる瞬間、ぱっつんぱっつんのワンピースから白い逆三角形がモロ出しになっている。

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あるじのその他の分布地
・「ゴジラ ミニラ ガバラ オール怪獣大進撃」(1969年)
・帰ってきたウルトラマン#10「恐竜爆破指令」(1971年)
・帰ってきたウルトラマン#19「宇宙から来た透明大怪獣」(1971年)

ビビューン#16「柱が動く? 何だかヘンなツトム君」(1976年)

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空間のあるじ
モモエ(演・小池朱実)
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おおざっぱでもないあらすじ(田口勝彦監督/長坂秀佳脚本)
古くから、原木を逆さに立てた柱には、妖怪サカサバシラが住み着くという…らしい。
最近の大工さんならやりかねない。
平山さんの新居で、樹齢300年の逆さ柱からサカサバシラが目覚めていた。
…平山さんちより、高寺さんちや白倉さんちで目覚めてくれれば…いやなんでもない。
ということで、逆さ柱を立ててからちょうど1ヶ月目の覚醒を迎えたのであった。
ではサブタイ。
珍しく勉強しているツトムに気づいたお姉ちゃんは、宿題らしきものを掠め取る。
が、何のことはない、モモエちゃんに一大決心で書き上げたラブレター。
お姉ちゃんは茶化して奪い去る。
ツトムはブチキレながら肥後守を手にお姉ちゃんを追う。
肥後守は人に向けてはならぬものと知らんのか。
お母様に見せ付けている部屋の襖を開き、肥後守を突き出す。
お母様は動転しながらも、ラブレターを破り捨てる。
子供は子供らしく、勉強だけやってなさい!
おいババア、そこは肥後守を責めるところだろがよ…。
ちくしょうちくしょうちくしょう!
純情踏み躙られたツトムは、新築の柱に八つ当たりする。
肥後守でぶすぶすしているうちに、柱が呻きだした。
刺し傷から血が溢れる。
びびるツトムの前にサカサバシラが現れる。
少しでも傷つけた者を許さない奴なんだそうで…。
悲鳴を聞きつけたお姉ちゃんが部屋に来て点灯したが、サカサバシラは消えていた。
ツトムは柱を指差すと、当然ながら新築を傷つけたと判断される。
ガツンと叱られた後で、ツトムは首をかしげる。
ツトムは寝静まったが、サカサバシラの呻きで目覚める。
布団に潜り込んだツトムに柱を倒し込んでサカサバシラは威嚇する。
続々と布団の上に柱が倒れ込み、柱に埋まるツトムを押し潰す。
倒れた柱たちは、一斉に青い炎を上げて燃え出した。
痛い・重い・熱い…
ツトムの伸ばした手がスタンドに当たって点灯し、幻は消えた。
夢と考えて安心するツトムだが、サカサバシラの恨み言はまだ続く。
ツトムは本格的に布団の中に逃げ込んだ。

ところ変わって聖蹟…じゃなくて研究所。
いきなり月村のアップから3超神の格闘訓練シーンに切り替わる。
渡部と菅の2人がかりでも、月村を制するのは無理~。
というところに、三太がモモエを連れて帰ってくる。
三太はモモエを超神ルームに招く。
モモエは挨拶に出てきたダイマ博士の書類に興味を示す。
封印の護符ですと。
モモエは勝手に一枚拝借。
変わったポスターをコレクションしてると聞いて博士愕然。
護符をポスター扱いされて呆れ顔で去っていく。
次いでベニシャークを紹介する。
これまた変わった機械呼ばわりされて、ベニシャークは臍を曲げる。
女の子でも関係なしか…ベニシャークはぷんすか飛んでいった。
そこに月村がお客さんを連れてくる。
ということでツトムがルームを覗く。
思いがけないところで運命の出会い
…なのだが、気が弱くて男らしくないツトムはモモエには不評のようだ。
照れて固まったツトムの挨拶にも素っ気ない。
月村は苦笑する。
男らしくドンと行け…何に対して?
よくわからない空気だが、三太は仲を取り持とうとツトムの家に押しかけることにする。
笑って送り出そうとした月村だが、振り返ったツトムの白メイクには気づかなかった。
気づいたのは博士。
博士はツトムの気になる相を指摘するが、月村は片思いの相と茶化す。
博士は妖怪を見た者の目と感じ取る。
月村は疑問視する…妖怪を見たのなら、真っ先に話に出るものだ。
下手に話すと笑われる…気の弱い子を知り尽くした博士はその点を察する。
ということで、月村に内偵を頼み、月村も快諾した。
では平山邸…
新築にはしゃぐモモエを残し、三太は野暮用と称して去ろうとする。
嫌な仲人です…
三太を引き止めようとツトムは食い下がる。
それでは2人そろって「この頃少し変よ」ときた。
言いよどむツトムをほったらかしにして、仲人は駆け去った。
気まずい…
キョドるツトムに呆れたモモエも帰宅をほのめかす。
ようやくツトムは秘密を漏らそうとする。
モモエが問い返す間もなく、暗転して柱が軋む。
ツトムは柱の正体を軽く明かす。
さすが元コンドールジュニア、鼻で笑い、博士から掠めた護符を広げる。
ぺたんと護符を柱に貼ると、サカサバシラは出現できないまま苦しみだす。
サカサバシラの訴えを耳にしたツトムは部屋の隅に退く。
だが、当のモモエには何も聞こえてなかった。
怯えるツトムに愛想を尽かし、帰ろうとする。
食い下がるツトムを振り切って、モモエは飛び出していった。
ガチでモンスター軍団と戦っていた元コンドールジュニアですから…頼りない男じゃあ…。
振られたし怖いし、ツトムは動揺する。
ちょうどその時、月村は平山邸に到着していた。
お姉ちゃんに案内されて部屋に向かう間に激震が起きる。
震源地の悲鳴を聞きつけた月村が飛び込む。
ツトムは気絶して倒れていた。
三太は例の柱が消えているのに気づいた。
護符も真っ二つに破られていた。
ツトムはお姉ちゃんにゆすり起こされてすぐに目覚める。
部屋の変化に愕然としていると、お母さんの悲鳴が聞こえた。
悲鳴に誘われて、月村と三太は外に飛び出す。
庭を突っ切って神社の境内へ。
柱に縛られて突き立てられたお母さんを発見する。
近寄ろうとすると、のっそりシンドが現れた。
シンドは救助を代わろうとする。
というのも、妖怪はまだ平山邸に残っているとビリンが指摘したから。
2人は平山邸にとんぼ返り。
一方、ツトムは押入れに引きこもっていた。
一発で発見したお姉ちゃんに泣きついた。
妖怪がいなくなったものとツトムは安堵する。
後ろから抱っこしようとするお姉ちゃんの手に力がこもる。
めきめきめきっとツトムを押し潰す。
はいサカサバシラが化けてました。
ツトムをチョークしながら、人間体は逆さに立てた下手人を責め立てる。
…立てたのは大工さんです…。
愕然としつつチョークを受けているツトムに関係なく、人間体は苦しみもがく。
本体跡地にふらっと歩み寄り、逆さに立てて傷をつけた恨み言をほざく。
振り返って正体を現した。
ツトムは悲鳴を上げる。
ここでサカサバシラは月村の気配に気づく。
お姉ちゃんに化け、ツトムを背中に隠す。
悲鳴の件を問う月村に、人間体は笑ってごまかす。
だがしかし、襖に映った影は妖怪のシルエット。
おまけに、背中からツトムがはみ出してます。
あっさりバレたサカサバシラは正体を現す。
蹴りで攻め立てる月村をいなし、ツトムを放り捨ててサカサバシラは外に飛び出す。
月村も追跡に飛び出してCMへ。

公園まで追いかけた月村は、ヨウキどもの待ち伏せを食らう。
4人まとめて蹴散らしたところで、超~神・ヤーッ!
一気にサカサバシラの前に飛び降りて名乗りの儀。
サカサバシラは柱の柵を立てて足止めする。
さらに柱に化けたヨウキを降らせる。
ヨウキに取り押さえさせた上で、縛り上げたお姉ちゃんを見せ付ける。
これがサカサバシラの呪い柱だそうで…
超神の力では救出できないと豪語する。
が、ビビューンがヨウキを振り切って反撃に転じると急にトーンダウン。
ヨウキ殲滅完了、呪い柱とサカサバシラの間に割り込んで大将戦。
ぽこぽこ蹴飛ばされたサカサバシラ、立ち木に一体化して逃げおおせた。
お母さんとお姉ちゃんは呪い柱から降ろしたものの、博士でも回復のすべはなかった。
サカサバシラの毒気にあたって弱っている。
サカサバシラを倒すしか回復の道はない。
放置すれば、次はツトムが狙われる。
博士はツトムに強い心を求める。
ツトムはようやくうなずいた。
ということで、3人は手分けして張り込むことにした。
が、博士はもっと深刻な状況に気づく。
破り捨てられた護符を発見した。
サカサバシラは、護符を貼ったモモエも狙うに違いない。

神社を訪れたモモエの前に、ツトムは灯篭の影から現れる。
無事でよかった、ツトムは安堵する。
そっけないモモエを家に帰そうと、ツトムは手を引く。
いつになく男らしいツトムに、モモエはちょっと機嫌が変わる。
張り切るツトムだが、そこに不意にお姉ちゃんが現れる。
お姉ちゃんはモモエをスルーしてツトムの手を引く。
ツトムは手を振りほどく。
お姉ちゃんの言葉遣いがおかしい、偽者だ。
ツトムはモモエの手を引いて駆け出す。
追いかけるお姉ちゃんを振り切れないままモモエが転んだとたん、柱の柵が立つ。
柵はヨウキに変化して2人に迫る。
その頃、関係ないところでバシャーンとズシーンは溶解の気配を感じた。
木を前にして、ズシーンはモンケーンを構えて燻り出そうとする。
ビビリながら燻り出されたのは、ハズレなビリンとシンド。
ススムが消えたことを三太が伝えにきた。
監視員だったはずのシンドとビリンだが、ススムに100円で買収されたそうで。
シンドの足を踏んで八つ当たりのバシャーンであるが、それどころじゃない。
ついでに「いて~よ、もう」と呟くビリン…いや踏んづけられたのシンドだけ。
内輪もめを三太が止める。
ごもっとも…ズシーンとバシャーンは捜索に出る。
そんなわけで修羅場…。
お姉さんはヨウキの群れに挑みかかる。
あああ今回は変身解除して欲しいような欲しくないような…
解除しましたけどね、ではリサ姐さんの太ももを…
と引き画面にはならず、リサはモモエから離れるようツトムに命じる。
ドサクサ紛れに本音をぶつけつつ、ツトムはモモエにくっつく。
だから姐さん、からくりは先に明かしましょうよ。
そのモモエは本人にあらず。
教えるのが遅すぎた…
偽モモエは柱になってツトムにのしかかる。
リサが柱を転がしてツトムを救う。
転がされたサカサバシラは2人に対峙する。
どこに逃げてもテレポートして先回り。
リサはツトムを背に回して匿う。
サカサバシラはあらぬ方の櫓を指し示す。
ヨウキ3体に抱え上げられたモモエが悲鳴を上げていた。
3体がかりで欄干の向こうにモモエを放り投げようと脅しをかける。
2人が打つ手なしで悲鳴を聞いていると、はいいつもの銅鑼が鳴る。
まずはバシャーン参上。
一気に櫓に飛び上がり、ヨウキどもを蹴散らす。
救出成功、リサに託していつにない大活躍。
その後にズシーン参上。
サカサバシラが慌てふためく間に、ビビューンも参上。
では3人そろって名乗りの儀。

台詞の割りに情けない逆立ちでサカサバシラ退散。
超神はジャンプ一発で超神櫓を組んで退路を阻む。
まずはヨウキを蹴散らすビビューンとバシャーン。
続いてズシーンは…柱を抱かされてよろめいていた。
続いてバシャーンも柱を抱かされる。
ビビューンは頭上からサカサバシラを仰け反らせる。
2超神の柱にスカイ剣を振ってヨウキに戻し、撃退させる。
サカサバシラは杭を投げつけて牽制する。
叩き落として避けてことごとく撃退。
この隙に、サカサバシラはビビューンと格闘戦に臨む。
不利になるとテレポートで背後に回る。
ビビューンを放り捨てて、3超神もろとも柱牢獄に閉じ込めて着火。
バシャーンはピピートを放つが、火勢は衰えない。
ならば死角から攻撃だ。
ズシーンは地中からサカサバシラの背後に回る。
サカサバシラを放り捨て、ズシーンボールの体当たりで柱牢獄を破壊する。
ビビューンの指示でバシャーンの飛び蹴りがヒットする。
続いてモンケーンの地鳴りでサカサバシラをひっくり返す。
地面に突き刺さったサカサバシラに向けて、火の玉・ア・ッター・ック!!
サカサバシラ激燃え!

さて、ツトムの一大決心は…
意外や意外にあっさり玉砕!
さすが長坂さん一筋縄ではいきません。
それでもツトムは、強い男になる決心を固めた。
月村はツトムを激励する。

空間の詳細
捕獲脅迫シーンで空間発動。ヨウキに抱え上げられて欄干から放り上げられる瞬間、花柄ロングワンピの中身からお尻部分の三角形が現れる。

イメージ 2
あるじのその他の分布地
・正義のシンボル コンドールマン(1975年)準レギュラー・コンドールジュニアの一員

ペットントン#39「一回百円!? オミッチャン」(1983年)

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空間のあるじ
公園で遊ぶ子供(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(坂本太郎監督/浦沢義雄脚本)
普段の畑家…
セロリ婆ちゃんはペットントンの木魚でお題目中。
母さんは洗濯物取り込み中だし、父さんは競馬中継に夢中。
ところが、読経中に婆ちゃんは居眠りぶっこく。
ペットントンはぽくぽく叩き起こして逆鱗に触れる。
ぼっこぼこで痛ってーよ!
仏間から逃げ出したところで母ちゃんと大激突。
洗濯物が吹っ飛んで、母ちゃんからもぼっこぼこ。
母ちゃんから吹っ飛ばされて、リビングに飛び込んでテレビをひっくり返す。
ぷつん…治せよー!
直った時にはレース終了、父ちゃん大負け。
そりゃペットントンのせいじゃないでしょ…。
たかが600円の馬券…小遣い上げろと父ちゃんも八つ当たり。
ということで、ネギ太はオキシフルとっぷりの綿でつんつんする。
ネギ太は宥めすかすが、ペットントンの腹の虫が収まらない。
ペットントンはネギ太に縁切りを薦める。
そりゃ調子に乗りすぎだよ…救急箱でどつきながらサブタイふぁっふぁ~ん。

その頃、公園では長蛇の列…。
ガンちゃんが仕切っていた。
どうやら小百合の彼氏オーディションらしい。
当の小百合は全然乗ってこない。
要は、ネギ太と小百合を引き離しちゃおうというガンちゃんの下心なんだが…。
お見通しの小百合は別にネギ太を取り上げる気もさらさらないんだけど。
ネギ太が小百合にぞっこんなんだから、作戦としちゃ間違ってないな。
責任転嫁もいいところ、小百合はキレはじめる。
行列そっちのけで。
お取り込み中割り込んだ子にまとめてごめんなさいしてお開きになった。
しょんぼりんぐな行列を見せ付けて、ガンちゃんは残酷と言うのだが…
いい迷惑の小百合は去ろうとしてペットントンに鉢合わせする。
小百合はガンちゃんの相手をペットントンに押し付ける。
押し付けられたガンちゃんは、ペットントンと小百合をくっつけようと言い出す。
ペットントンが困っているうちに、小百合は本格的に怒って去っていった。
そりゃそうだ…言いだしっぺも納得して笑い出す。
馬鹿にして~むに!
小石をけったらガンちゃんに命中。
雨かな? まあいいや…効いてなかった。
笑っていると、ペットントンは呼ばれた。
オミッチャンがテレポートして到着。
カメラ目線で自己紹介してる隙に、ペットントンは立ち去る。
気づいて追いすがるオミッチャンに帰国を煽る。
言われなくても…一緒に帰る? やだやだ…
あーあいつもの不毛な会話になりそう。
だが、オミッチャンはぼっこぼこの一部始終を監視していたらしい。
地球人ってあんなもの、宇宙人を馬鹿にしてる。
畑家の皆さんにこき使われるペットントンに同情の嘘泣きなんかかましてみる。
ということで、地球なんか捨てて宇宙に帰ろうと泣き落とす。
人のよすぎるペットントンは悩みだす。
じーっと考え込むペットントンにカウントアップしながら近づいて…
つつじの陰に隠したハンマーで強制催眠だ!
ということで、直りかけのいちごショートにアブダクションだ。
とんかんとんかん修理中の音で、ペットントンは我に返る。
ぐるぐる巻きのまんま、ペットントンは走り出す。
ロープの先は、しーっかりいちごショートに結び付けてある。
オミッチャンはペットントンを煽るのだが…すんーごくいやな予感がします…。
ペットントン猪突猛進!
めきめきめき…ほーらね!
慌ててオミッチャンは止めるのだが、羽がもげて扉が倒れていちごちゃんが転がり落ちる。
あきれながらロープを解き、立ち去ろうとするのだが…
宇宙に帰れなくなったオミッチャンは、いちごちゃんを抱きしめて泣きじゃくる。
むに~…自業自得なのに、なんか悪いことをしたような気になってきた。
しょうがないな~
近寄れば近寄ったで、オミッチャンはペットントンに嫌味たらたら罵る。
さっさとあの家に帰りなさいよ!
あそ、じゃ帰る…
ホントに帰るんじゃない! オミッチャンは先回りして引き止める。
要は、友達の輪でも出してくれと…後ろ砂つきで。
わかったよ…友達の輪。
「地球で生きるには…地球で生きるには……働けばいい」
はぁ?
ぽっぽろぽっぽんぽんびよ~ん!

ということで公園…
ペットントン司会で1回100円オミッチャン乗りを始めた。
何のことはない、砂場一周、オミッチャンがお馬さんになります。
…いや何ぼなんでも手綱のハミはきついでしょ。
ほら、案の定ひっくり返って、もうイヤ…。
じゃあ引き続き、1回100円オミッチャン叩き。
いやいやなんぼピコピコハンマーでも、お子ちゃまは遠慮を知りません。
じゃあ1回100円オミッチャンすくい。
…いや…掬ってるっちゅうより、網でぶん殴られておりますが…。
もういや…ぷはぁ…
という騒動を知らない畑家…。
小百合の話を聞いて、ネギ太はほっとする。
明らかな安堵の色に気づいたガンちゃんは面白くない。
そんなところにオミッチャンとペットントンが戻ってくる。
オミッチャンはペットントンの件で畑家に一言物申しにきた。
どうせペットントンにちょっかい出した報いと無抜いた小百合と睨めっこ。
そもそもオミッチャンの気が済む手は何かガンちゃんは問う。
いちごショートを壊した責任を取って欲しいそうな。
ペットントンが完全に修理を済ませるまで、畑家に居候するそうな。
…やめとけよ…
ネギ太はペットントンをかばって割り込む。
しかし、ネギ太にはいちごショートを直せる技もお金もない。
言われてみればぐうの音も出ない。
しょぼくれるネギ太を見るにつけ、ペットントンは修理する気になった。
ペットントン…ネギ太…(ひしっ)うえええええ~ん。

では修理開始。
一方の畑家…
冷たいものを要求するオミッチャンに、3人組は冷たい無視をくれる。
オミッチャンは割り込んで金を無心する。
痛いものを突かれて、ネギ太は麦茶をしぶしぶ出す。
オミッチャンは麦茶にケチをつけてジュースやビールを要求する。
いいのかな、そんなでかい態度?
全日本居候連盟に訴えると小百合は脅しをかける。
ぎくっとしたところに、ガンちゃんはテレビ局に投稿して社会問題にすると脅す。
たじたじ…
ということで、3人が人生ゲームに興じる前でお掃除開始。
テーブルも汚れてるじゃないの馬鹿嫁!!
あっという間に天国から地獄のオミッチャンであった。
一方のいちごショート…
内部のコンピューターに挑戦中。
ペットントンから見ても安普請のボロUFO。
これでいいかな…さあね?
一方の畑家…
とても野菜炒めに見えない野菜燃やしをせっつかれるオミッチャンであった。
さすがにネギ太は気が引ける。
どうせ地球人の悪口しか言わないんだから、毒食らわば皿までの小百合は知らん顔。
さすがにオミッチャンも堪忍袋が…
ガチ切れとネギ太は悟る。
オミッチャンは宇宙人代表として地球人に恨み辛みを吐き出す。
喉をかきむしって口から謎光線発射。
寸前で避けた3人を外れた不発弾が壁のひょっとこお面に命中する。
お面はちゅるちゅる溶けてしまった。
…ちょっと待て久月のお面そんなにあっさり…
腰を抜かしながら3人は逃げ出すが、ネギ太だけ取り残される。
構いやしないさ、オミッチャンはネギ太を追い詰める。
…なんてこととは露知らず、ペットントンは修理完了。
ボク天才と自画自賛中のところに、ガンちゃんと小百合が事情を告げに来る。
が、ガンちゃんが適当に操作しちゃった。
ぼん…浮揚…
すんごいGに慣れたところで、3人はえらいことになったことに気づく。
宇宙に飛んで行っちゃう前に…壊しちゃえ!
せっかく治したペットントンは止めるが、2人があっちこっち弄っているうちに赤ランプが…
煙も吹いてきたし、落~ち~るうううううう~~~~!
またすんごいGとともに、いちごショートは降下を始める。
一方のネギ太
さっきのうろたえようが嘘のように廃材置き場に逃げ込む。
巨大鳥かごを潜り抜け、追ったオミッチャンは鳥かごにはまる。
巨大卵の前で一休み、といきたかったが、オミッチャンが孵化して休憩終わり。
べろべろばーの余裕だったが、袋小路に飛び込んでしまった。
形勢逆転、オミッチャンは余裕綽々でネギ太を追い詰める。
ところがだ
ここに降下してくるいちごショート発見。
ひょろんひょろんひょろんひょろんちゅどーん!
けほけほの3人が這い出したところにオミッチャンは駆けつける。
へなへなのオミッチャンは、それでも謎光線で復讐に出る。
かわした光線はいちごショート直撃。
オミッチャンは角度を変えて謎光線。
やっぱりかわされていちごショート直撃。
悔しくて悔しくて乱れ撃ちだ。
…いやあの…謎光線遅すぎます…。
乱れ撃ちで動けない3人にほくそ笑むオミッチャンだったが…
かろうじて原形をとどめていたいちごショートは、がらんがらんに崩れ去った。
我に返ったオミッチャンはへなへなへな~
こりゃひどすぎる、ネギ太は何とかするようペットントンに叫ぶ。
それじゃあホニホニカブーラ・ターイムステッキ!
巻いて巻いて巻いて、謎光線発射直前でムニムニザボレ!
オミッチャンは謎光線を吐く。
ペットントンはすっぽ抜けたドアを立てて3人が隠れる。
ドアに反射した謎光線はオミッチャンに自打球あちゃちゃちゃ~!
消防車を求めてかちかち山なオミッチャンを笑うのであった。

ということで、ペットントンは夕食キャンセルの上で修理にかかった。
ペットントンに治せるものか、父ちゃんは疑問視するが…
その腕はネギ太にもわからない。
ちなみに婆ちゃんはプールから帰ってません…。
ということでこちら現場。
オミッチャンはペットントンのお手伝いをお断りする。
直るものも直りません。
しかし気にしていないペットントンでありました。
ペットントンが触れば触るほどひどくなるいちごショート。
いちごちゃんを抱きしめてさめざめのオミッチャンでありました。


空間の詳細
1回100円オミッチャンすくいシーンで空間発動。オミッチャンを虫取り網で掬ってるっつーよりぶん殴ってるうちに、網の柄がスカートの裾に引っかかって大空間が出現

する…のだが、立派な紺ブルマなんだな…。

イメージ 2
あるじのその他の分布地
この子、次の40話にも出てませんでしたかね。。。
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